エフェクトの活用実例:テキストにアニメーションを加えるには

Oct 26,2019 • カテゴリ: 動画編集のスキル

1. はじめに

FilmoraPro(フィモーラプロ)のキーフレーム機能を使うと、テキストや画像にアニメーションをつけたり、フェイドイン・アウトのエフェクトをつけたりすることができます。素材の時間軸にキーフレームを打ち、各種の値にマークをつけることで、時間の経過に伴って変化する映像が作れます。「キーフレームを打つ」とは、ビデオ・オーディオ素材の特定の位置に、特定の状態を記録することで、動きやエフェクトの基本となる作業です。文字を含む全ての動画用素材は、位置、大きさ、回転、不透明度などの値(パラメータ)をプロパティーとして持っています。今回は、文字のプロパティーにキーフレームを打つことで、テキストを自由にアニメーションさせる方法をご紹介します。

テキストにアニメーションを加える編集ソフト FilmoraPro

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2.FilmoraProのキーフレームアニメーション

素材をアニメーションさせるには、移動・拡大・回転などで、少なくとも二つの時間軸に、異なった値のキーフレームを打つことが必要です。 コントロールパネルのトランスフォームの▼をクリックすると、[ポジション][スケール] [回転] [不透明度]などのパラメータが現れます。 その頭に○があり、これがキーを打つツールで、クリックすると◇のマークになります。

例えば、文字をくるくると10回転させたいときは、最初のフレームで [回転(Z)]の横の○をクリックして◇にします。

FilmoraProのキーフレームアニメーション

回転するアニメーションをつけるには、10フレーム時間を進めて、回転数のところに「10」を入力します。 すると、2点の時間軸の間で、文字が10回転するアニメーションができます。 このようにアニメーションを作るときは、最低でも2箇所に、プロパティーの値を変えてキーを設定する必要があります。

【拡大・縮小】

拡大するアニメーションでは、テキストファイルを選択して、コントロールパネルのトランスフォームでスケールの横の○をクリックしてキーを打ちます。 キーが打たれると○が◇に変化して、スケールのその時の大きさが記録されます。

【拡大・縮小】

そして、時間軸のインジケーターを移動させて、スケールの大きさを200%の倍の値に変更します。 再生すると文字が二倍の大きさまで、どんどん大きくなっていくアニメーションができます。

【スムーズイン・アウト】などの動きの微調整

右上のグラフマークをクリックして、時間軸のグラフとキーマークを表示します。

微調整

◇のマークを右クリックして、[時間補間]から[スムース]を選び、アニメーションの動きをなめらかにします。

微調整

すると、文字のアニメーションが、自然でなめらかな動きになります。

[スムーズアウト] [スムーズイン]の動きは、イメージとしては、バスがゆっくりと発車して、またゆっくりと停車するアニメーションです。 [リニア]に切り替えると、曲線的なゆったりとした動きを、直線的に均一にすることができます。

微調整

[選択したキーフレームをリニアに変換]をクリックし、キーから出るハンドル操作で、動きを示すモーションパスを曲線から鋭角なラインに切り替えます。

微調整

[一定]を選ぶと、緩やかな色の変化を、チカチカとしたメリハリのある点滅色に変更さす効果などをつけることができます。

微調整

エフェクトで正方形のプレーンに [色相シフト] を適用し、20フレームずつにキーを打ち、[一定]に変換すると、電飾のような鮮明な色変化が作れます。 素材のパラメータに様々なキーフレームを打ち、動きのある動画編集にチャレンジしてみましょう。

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3. FilmoraPro遠近法ワープエフェクトのテキスト・アニメーション

それでは実際にFilmlraProの遠近法ワープのエフェクトを使って、広告などで使えるキーフレーム・アニメーションを作ってみましょう。

ステップ1:テキストの作成

[ビューアパネル] で[T]をクリックして文字を入力し、[コントロールパネル] の[トランスフォーム] を開けて、アンカーポイントを中央に移動させます。

遠近法ワープエフェクト

次に、[レイアウトパネル]に切り替えて、[整列]アイコンの[水平/垂直の方向の中央揃え]をクリックして、画面の中央に文字を持っていきます。

ステップ2:遠近法ワープのエフェクトの適用

[エフェクト] の [ワープ] から [遠近法ワープ] を選択するか、[検索窓] に「遠近法ワープ」と入力して、「遠近法ワープ」のエフェクトを表示させます。 そのエフェクトをタイムライン上の、文字のサムネイルにドラッグ&ドロップします。 すると、画面上の [コントロールパネル] の [エフェクト] [遠近法ワープ] の文字が表示されます。 ドロップダウンメニューを開けて、まず、[ラップX] [ラップY]を、[いいえ] に切り替えます。

遠近法ワープエフェクト

ステップ3:遠近法ワープのアニメーションの設定

テキストを3次元に回転させるには、時間の経過に合わせて、[ラティチュード]にキーを打ちながらアニメーションをつけます。 まず、最初の位置でフレームにキーを打って値を記録し、少し進めて[-75]、また進めて [75]、また進めて[-75]と、数値入力しましょう。 すると、再生ボタンを押すと、文字が前後に回転しながらワープするアニメーションが出来上がります。

ステップ4:動きをなめらかにする

動きをなめらかにするには、[コントロールパネル]の上部のスムース アイコンを使って、キーの特性を変更します。 [-75]、[75]、[-75]に設定したキーフレームを、ドラッグでまとめて選択し、[選択したキーフレームをスムーズに変換する]をクリックします。

ステップ5:アルファチャンネルで書き出して動画と合成

作成したテキストアニメーションは、背景を透明にしたアルファチャンネルで書き出すと、他の動画と重ねて、動くテキストとして使用できます。

遠近法ワープエフェクト

4.まとめ

テキストにキーフレームアニメーションをつけると、文字が時間の経過に従って変化し、映像全体に動きのある効果的なムービーが作れます。 アニメーションは、[トランスフォーム]の[ポジション][スケール] [回転] [不透明度]の、2点以上の時間軸にキーフレームを打って作成します。 FilmoraProでは、移動、拡大縮小、回転、フェイドイン・フェイドアウトなどのアニメーションが、キーフレーム機能で簡単に作れます。 また、[エフェクト]の[ワープ]にある[遠近法ワープ]のエフェクトを使えば、テキストに3Dアニメーションをつけることも可能です。 YouTube広告などの文字に動きをつけながら、より躍動的で説得力のある映像作りにチャレンジしてみましょう。

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アニメーション入門編:キーフレームの使い方【FilmoraPro動画チュートリアル】

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fukuda

編集長

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