花火大会の思い出を綺麗に残そう!夜の撮影のワンポイント
夏の風物詩、花火大会。友達や恋人と行って、思い出にと写真を撮っても夜の写真撮影はなかなか難しいものです。スマホやデジカメでも綺麗に撮るためには、しっかりポイントを押さえる必要があります。今回はオートモードだけではなく自分である程度設定を変更できるカメラについて、夜の撮影を成功させるためのコツをお伝えしたいと思います。
1.明るく撮る
きらびやかに光る夜景を撮った時に暗くなってしまうのは、電灯などの強い光にセンサーが反応し、自動的に明るさが抑えられてしまうからです。
このような場合は、露出補正をかける必要があります。+1、+2などと表示されているところを変えましょう。大きい数字に設定するほど明るくなりますが、明るすぎると逆に白く光りすぎてしまうので何度か撮影してみましょう。
2.ブレ対策①
カメラのセンサーは、シャッターが開いている間に入ってくる光のデータを記録します。夜は当然昼間よりも光が少ないので、シャッターを長い間開けないと被写体をはっきり写すための光が確保できません。
しかしこのシャッターを開けている間にカメラが動いてしまうと、写真はブレてしまいます。夜に撮った写真がブレやすいのはこのためです。
ブレを抑えるためには、三脚を用いるかカメラをどこかに置くなどして固定することが最も効果的です。人ごみで大きな三脚を広げるのは邪魔ですが、小さな三脚をつけてどこかに置いて撮ると手軽に綺麗な写真が撮れます。
3.ブレ対策②
少し高度になりますが、カメラを固定せずにブレを抑えるにはシャッタースピードを変えるという方法もあります。設定できるところがあれば、シャッタースピードを短めに設定してみましょう。ただし、明るさなどとのバランスが重要になるので適切なシャッタースピードを決めるのはそれほど簡単なことではありません。
4.人物も背景も明るく撮る
夜景を背景に人物の写真を撮ると、夜景は明るくても人物が暗く写ってしまうことがよくあります。これは人が光を発していないためです。人物と背景の両方を明るく撮るためには、フラッシュを使います。フラッシュは短い時間に強い光を発します。これで人を明るくするのです。
フラッシュの光は遠くには届かないので、背景は元と同じように写ります。稀にフラッシュを使用することで目が赤く光る「赤目」が起きてしまうことがありますが、赤目防止機能があらかじめ入っているカメラも多いです。
また、画像編集ソフトで簡単に赤目を補正することもできます。
5.花火を撮るポイント
最後に、夜の撮影の中でも特に花火を撮るポイントを説明します。ここでは人ごみの中で、三脚を使わずに手持ちで撮影する場合について考えます。
まず、シャッタースピードは「1/10秒」または「1/20秒」に設定します。このような低速ではカメラをわずかに動かすだけでも手ブレが生じてしまうので、コツが必要です。カメラを構えるときは、脇をしっかり締めてできれば肘をどこかに置いて固定します。
また人間は呼吸をする際にも体が動いてしまうので、シャッターを切る瞬間は息を止めておきましょう。
いかがでしょうか。基本的に、クオリティの高い夜の写真を撮るためには様々な設定を自分で変えられる一眼レフカメラなどが最も適していますが、スマホやデジカメでもちょっとしたことに気を付けたり、一部の設定を変えるだけでずっと良い写真が撮れるようになります。持っている機材を最大限活用して夏の夜の思い出をバッチリ残しましょう!
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