新盆、初盆とは?
1.新盆・初盆とは
告別式を終え49日が過ぎてから初めて迎えるお盆のことを「新盆(にいぼん、しんぼん、あらぼん)」又は「初盆(はつぼん)」と言います。49日よりも前にお盆が来た場合には、新盆の法要は翌年に行ないます。
新盆の時は、親戚・知人・近親者を招き、仏前やお墓の前で僧侶に読経してもらいます。読経後は、仏への供養のため参会者全員で食事をして、仏壇には盆の期間中、朝・昼・晩の3度、家族と同じように食事を供えます。これを「霊供膳(りょうぐぜん)」と言います。故人が仏になって初めて里帰りするということで、より丁寧に供養してあげる必要がありので、遺族や生前に付き合いのあった人達にお集まり頂き、盛大に供養するのが良いでしょう。
2.春のお中日、秋のお中日を紹介
主催者の服装は、お招きする立場として喪服を着るのが常識ですが、暑い時期なので地味な服装でも良いでしょう。招かれた場合も葬儀の時と同じ喪服を着たほうが良いですが、暑い時期ですので地味な服装でも大丈夫です。
僧侶へのお布施は、新盆の場合は1万円~3万円です。(普段のお盆の場合は3000円~10000円位です。)これも地方や宗派によって様々です。菩提寺と自宅が離れている場合は、お寺で供養してもらっても大丈夫です。白い提灯は、新盆が終わったら送り火で燃やしたり、菩提寺に納めて下さい。
次に、御仏前の金額と供え物ですが、亡くなった方の近い親族は、新盆には盆提灯を送るしきたりがあります。しかし最近は住宅事情等から飾らないところも増えてきていますので、先方に聞いてから贈ると良いでしょう。
法要に招かれた場合は、「御仏前」「御供物料」として、現金をお供えします。また故人の好物だったお菓子や季節の果物、贈答用の御線香を「供物」としても良いでしょう。御仏前の金額の目安は、故人との関係によりますが、大体5000円から10000円でしょう。
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