動画を回転する最適なソフトと方法(Windows 10を含む)

動画を回転するには

動画の編集作業の一つに、回転があります。動画の向きを90°、180°、270°回転させる操作です。このようなビデオ回転の操作ができるソフトフェアやアプリは、有料のもの、無料のもの共に数多くあります。人によっては頻繁に使う機能というわけではありませんが、使いやすくて安全性の高いソフトウェアを選んでおいて損はありません。

今回動画の回転をするのにおすすめするソフトは、Wondershare 「Filmora(旧名:動画編集プロ)」Windows版です。動画編集の初心者から上級者まで幅広い熟練度の人にとって使いやすく、Wondershare社は他にも多数のソフトウェア製品を販売しており、安全に使うことができます。

   

「Filmora(旧名:動画編集プロ)」で動画を回転する方法

その「Filmora(旧名:動画編集プロ)」を使って動画を回転させるには具体的にどうすればよいのかを以下で簡単に説明します。

Step 1 回転したい動画ファイルを追加する

まずはWondershareのホームページから「Filmora(旧名:動画編集プロ)」をダウンロードします。指示に従ってインストールし、ソフトを起動させてください。

「高度編集モード」を選択すると、編集画面が開きます。画面左上の「追加」ボタンをクリックして、編集したい動画ファイルを選択してください。このソフトが対応しているファイル形式は、AVI、FLV、WMV、MP4などをはじめとして多数あります(詳しくは製品ページの「動作環境」をご確認ください)。

追加したファイルのサムネイルをクリック&ドラッグして、画面下段のタイムライン上に配置してください。時刻の目盛りの間隔は、下段右上の虫眼鏡のゲージを操作することで変えられます。

Step 2 動画を回転させる(動画の向きを変える)

画面右上でプレビューを確認し、動画を回転させる必要があるときは、タイムライン上に配置した動画素材のボックスをダブルクリックします。

すると左上の画面が切り替わります。「回転」と書かれている横に4つのアイコンがあるので、回転させたい方向によって適切なアイコンをクリックしてください。右回り、左回りの矢印はそれぞれの方向に90°回転、三角形と線のアイコンはそれぞれ左右反転と上下反転です。最後に「OK」を押して、念のためプレビューを確認します。

Step 3 回転させた動画を出力する

動画回転が終わったら、画面中央の「作成」をクリックしてください。保存画面が開きます。保存形式を直接指定するほか、iPhone、PS4などの再生機器からも選択することができます。また、YouTubeなどの動画サイトに直接アップロードしたり、DVDを作成したりできます。用途に応じて出力方法を選択したら、タイトルやコメントなどを入力して画面右下の「作成」をクリックしてください。

これで全ての作業は終了です。

「Filmora(旧名:動画編集プロ)」を使った動画の回転方法には特に高度な知識や技術は必要ないので、動画編集を経験したことがない人でも簡単に動画の向きを変えることができます。動画の向きを変える必要があるのは、主に携帯電話やデジカメなど、ビデオカメラ以外の機器で縦長構図の動画を撮影したときです。縦長の動画をパソコンに取り込んでそのまま再生すると、横倒しになって再生されることがあるのです。このような場合には編集ソフトなどを使って本来の向きに直す必要があります。

   

トリミング・回転・クロップー動画の基本編集