ＭKV動画を無劣化に結合する方法

各利用者の異なる作業環境に合うよう動画には色々な形式があり、MP4やAVIなどと共に数えられるのがMKVという形式で、表面上としては適切な情報かと思います。表面上の情報を厚くするべく補足しておくとMKV形式は動画に限らず、字幕や音声にも柔軟に対応するので各利用者の作業環境へ、より合うといったメリットがあります。

また、MKV形式の動画は結合する場合に注意点がある為、先にそちらを紹介することとし、その上で異なる動画編集ソフトによる結合の手順をご紹介いたします。MKVの動画結合を予習せずに行ってしまい、皆さんが悲しい気持ちにならないよう、形式としての注意点を把握されてから作業へ移っていただければ幸いです。

　　

Part1. MKV形式の動画を結合する場合の注意点について

MKV形式の動画は結合するにあたり、再エンコードすると品質の劣化を起こしてしまい、結果的に本来持っていたはずの良さが薄れるので注意が必要です。
ちなみにエンコードとは形式やサイズなど、動画の構成に関係するものへ変更を加えて、利用者が無理なく扱えるようにする工程のことを指します。

動画の結合と品質維持を両立させるのは、難しく思えるかも知れませんが、それも動画編集ソフトが間に入ると話は変わり、皆さんが目的の達成に困る心配は無くなります。その為、動画編集ソフトのWondershare Filmora、Renee Video Editor Proについて特徴を交えつつ、結合までの工程を順番にご紹介いたします。

Part2. 特徴を踏まえた動画編集ソフトによる動画の結合工程

● Wondershare Filmoraの特徴

入力と共に出力もMKV形式に対応しており、さらに編集が完了した動画をVimeo、YouTubeといったWebサイトへアップロードすることができます。Webサイトを通じての動画視聴は日常的になっているので、こちらの動画編集ソフトは時代の流行に遅れず、乗れているとそう言えるでしょう。

　　

Step1.Wondershare Filmoraでの動画結合の工程

工程の大元をプロジェクト開始、結合したい動画をファイル入力からそれぞれ選択するので、端末の起動後は順番通りに進んでください。ちなみに動画についてファイル入力からの選択が慣れなければ、マウスを用いた直接的な入力によっても選択でき、馴染みやすい方法で先へ進められます。

Step2.Wondershare Filmoraでの動画結合の工程

先ほどの工程に引き続き、動画の結合も含める編集をタイムライン、編集が行き届いた動画の出力を文字通り、出力から行うと全工程が終了です。
編集時における結合が簡単なことに加えて、出力時における設定ではMKV形式の動画が品質劣化を起こさないよう、本来の良さを持ったままにできます。

　　

● Renee Video Editor Proの特徴

字幕やBGMの追加といった機能を複数備えている為、MKV形式の動画を結合する以外でも目的達成に役立ち、日本語への適正を欠いてはいません。動画編集ソフトに限った話ではありませんが、目的の用途に合わせて必要なものに機能、言語などの適正があるとやはり安心感が違うでしょう。

Step1.Renee Video Editor Proでの動画結合の工程

工程の始まりをToolbox、結合したい動画をファイル追加にて選択となるように進むのが、端末を起動した後の順番になります。
ここでオプションの全ファイル結合を有効にしておくと、Wondershare Filmoraのタイムライン上で見られたような、動きをすることができます。

Step2.Renee Video Editor Proでの動画結合の工程

前の工程から流れを止めずに結合したい動画の出力における形式、保存場所をプルダウンメニューにて、それぞれ選択すれば全工程が終了です。
出力の形式や保存場所については良いとして、それら以外でMKV動画の構成を変更する場合は、設定から品質に影響を与えられます。

Part3. 異なる動画編集ソフトによる動画の結合工程を終えて

MKV形式動画の結合と品質維持を両立は、動画編集ソフトを間に入れることにより難しさが緩和されるので、まずはWondershare Filmoraから試していただければ幸いです。