広角レンズとは？魚眼レンズとの違いは？特徴や使い方をご紹介！

Part1.広角レンズの定義とは？

広角レンズとは、広範囲の撮影ができて、35㎜フィルム換算で焦点距離が35㎜以下のレンズを指します。35㎜フィルム換算という注釈をつけるのは、同じ焦点距離のレンズであってもセンサーの大きさによって撮影範囲の違いが生まれるため、35㎜フィルムを基準として焦点距離を表示する決まりがあるからです。

広角レンズの定義一つとっても初心者の方には理解し辛いと思うので、今回は広角レンズについてわかりやすく説明していきます。

Part2.魚眼レンズと広角レンズの相違点

広角レンズと同じく広範囲の撮影が可能なレンズの一つに、魚眼レンズが存在します。
そこで、広角レンズと魚眼レンズの違いについて簡単に説明したいと思います。

そもそも魚眼レンズは広角レンズの一種で、超広角レンズに分類されます。魚眼レンズの方がより広範囲の撮影ができます。

レンズで広範囲を撮影すると、画面の端に近づくにつれて歪みがきつくなります。この歪みをどうにかして補正しようとするのが広角レンズで、広範囲を撮影するために歪んだ状態のままにしておくのが魚眼レンズです。この「歪み」が、魚眼レンズの最大の特徴です。

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Part3.広角レンズの用途

それでは、これから実際にどのような写真を撮影する時に広角レンズを使用すべきか、広角レンズの具体的な使い方について述べていきます。

まずは、街の風景や橋の全体像というような広範囲の撮影に向いています。この時、余りにも広範囲を撮影できるが故に、余計な物まで撮影してしまったり、レンズフードが写り込んでしまったりといった失敗が起こりやすいです。撮影前にファインダーを隅々まで確認するようにしましょう。

次に、被写体を誇張した接近写真にも向いています。広角レンズで接近写真を撮影すると言うと疑問に感じるかもしれません。広角レンズでは近くの物は大きく、遠くの物は小さく写ります。これを利用して接近写真を撮影すると、遠近感が強調された写真になります。

さらに、テーブル写真の撮影にも利用できます。SNSやブログで自分が食べた料理の画像をアップロードしている人は多いですが、広角レンズは焦点距離が短いため、仰け反ることなく撮影できます。撮影上級者になると、ラーメンや鍋料理の湯気を上手く取り込んで撮影しています。

Part4.広角レンズで撮影した映像を補正したいならWondershare Filmora

魚眼レンズと比較すると歪みは少ないですが、広角レンズでも広範囲の撮影で歪みは出てしまいます。歪みを補正したい時におすすめの動画編集ソフトが Wondershare Filmoraです。

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Filmoraにはレンズの歪みを補正してくれる機能が搭載されています。これから、Filmoraでレンズの歪みを補正する方法を説明します。

Step1.Filmoraを起動し、編集画面のタイムラインに撮影した映像をアップロードします。

アップロードした映像をドラックしてタイムラインに追加します。

Step2.タイムラインでにある映像をダブルクリックし、「ビデオ」→「レンズ補正」にチェックを入れます。「モデルを選択」で撮影当時のカメラのモデルと解像度を選択します。「調整レベル」のバーを左右にスクロールしてお好みの補正レベルにできます。

レンズの歪み補正以外にも、動画の速度変更機能やフリーズフレーム作成機能といった、カメラでの映像編集に役立つ機能が揃っています。

動画編集ソフトと聞くと、何やら難しく聞こえるかもしれませんが、Filmoraは動画編集初心者の方でも気軽にお使いいただけるソフトです。ワンクリックで音声にエコーをかける機能、音声のオートノーマライズ機能、カスタマイズでテキストキーフレーム機能、モザイクのモーショントラッキング機能やカラーマッチ機能、動画の逆再生機能といった高度な編集機能を備えていて、時短編集もしやすいことから、初心者の方のみならず動画編集上級者の方にもご満足いただけます。

また、FilmstockというFilmora用のフリー素材サイトの存在や、Windows/Mac両対応である点もおすすめしたい要素です。説明を読んで気になった方は、まずは無料体験版をお試しください。

いかがでしたでしょうか？今回は、広角レンズの概要について解説しました。初心者の方で、どのレンズを選べば良いのかわからない場合は、スマートフォン用の広角レンズを購入してみるのも良いと思います。スマートフォン用の広角レンズで撮影のコツを掴んだら、本格的な広角レンズに挑戦してみましょう。