歌ってみたを始めるにはカラオケ音源が必要ですが、注意すべき点があることをご存知でしょうか。
ネット上にはたくさんのカラオケ音源が出回っていますが、どれを使っても良いというわけではありません。
場合によっては、厳しく罰せられるため、カラオケ音源の取り扱いには気を付けなければなりません。
この記事では、歌ってみたで使用するカラオケ音源の選び方や、注意点について解説しています。
最後までお読みいただき、楽しい創作活動の参考にしてください。
目次
Part1.カラオケ音源の入手方法3選
カラオケ音源を入手するには様々な方法がありますが、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
カラオケ音源の入手方法は、主に下記の3つです。
1. YouTubeやニコニコ動画、カラオケ会社サイトからダウンロードする 2. 自分でオリジナルの伴奏を作成する 3. オリジナル伴奏の制作を依頼する
各ポイントをこれから解説します。
①YouTubeやニコニコ動画、カラオケ会社サイトからダウンロードする
YouTubeやニコニコ動画からダウンロードする場合、使いたい曲の概要欄に添付されているURLをクリックします。
ただ、利用規約やルールが記載されているものもあるため、ダウンロード前に確認しなければなりません。
また、カラオケ会社のサイトでも音源をダウンロードできるため、無料会員登録しておくと良いでしょう。
②自分でオリジナルの伴奏を作成する
自分で楽器が弾け、また録音機材が使える・揃っているのであれば、オリジナルの曲を作成すると良いでしょう。
オリジナルの曲であるため、著作権などを気にする必要がありません。
また、自分のキーやテンポに合わせられ、大幅な編集をする必要もなく時間短縮に繋がります。
ただ、初心者にはハードルが高いため、すぐに音源が欲しい方には不向きです。
③オリジナル伴奏の制作を依頼する
自分で楽曲が作れない、あるいはより高いクオリティで楽曲を仕上げたい場合は、専門家に楽曲制作を依頼すると良いでしょう。
音楽制作会社への依頼だけでなく、個人のクリエーターも増えているため、気軽に制作を依頼できます。
楽曲のクオリティが上がれば、動画配信で注目を集めやすくなるのは間違いありません。
Part2.カラオケ音源と歌声をMIXするならWondershare Filmora
カラオケ音源を入手すれば、歌声の録音・MIXや動画と組み合わせるための編集ソフトを準備しなければなりません。
Wondershare Filmoraなら、音声編集と動画編集が1つのソフトでできるため、すぐに歌ってみた動画を制作できます。
歌ってみた動画の制作に便利なFilmoraの特徴を3つ紹介します。
特徴①マイク録音時のノイズをカットできる
低音質のマイクやポップガードの無いマイクを使う場合、ノイズや破裂音、吐息を拾ってしまうのは避けられません。
高性能なマイクを使用すれば解決しますが、一般的に高性能マイクを使えないケースが多いでしょう。
高性能マイクが使えない場合は、Filmoraのノイズ除去機能が便利です。
録音前に設定しておくとノイズの少ない録音が可能で、さらに録音後にもノイズ除去ができるためより高音質な音声編集ができます。
特徴②イコライザー機能で音質調整やMIXができる
イコライザーとは、特定の周波数帯域を増減させて声質の調整をする機能です。
マイクの性能によっては録音の質が低下するため、イコライザーで音質調整やMIXをおこない、マイク性能をカバーしなければなりません。
Filmoraのイコライザー機能は、きめ細かい音質調整ができるため、初心者でもクオリティの高い音源が制作できます。
特徴③曲から歌声と伴奏を分離してくれる
Filmoraのボーカルリムーバー機能は、曲や動画から歌声を抜き出し、伴奏のみにすることが可能です。
AIによる高度な処理技術は、歌声を抜き出した伴奏部分を高音質にするため、クオリティの高いカラオケ音源となるでしょう。
弾き語りなどでは伴奏部分だけを残したうえで、歌声だけを別撮りするなどのより自由度の高い制作が楽しめます。
Part3.Wondershare Filmoraでカラオケ音源と歌声をMIXする手順
Wondershare Filmoraの操作は簡単で、直感的に動画・音源の編集ができます。
ここでは、Wondershare Filmoraで歌ってみた動画を作る手順は、下記の4ステップです。
ステップ 1音源を準備する
まず、自分が歌いたい歌のカラオケ音源を探します。
YouTubeやニコニコ動画などは、利用可能な音源が豊富にあるため、お目当ての曲を探すのも難しくありません。
ただし、著作権や利用規約などを守る必要があるため、あらかじめチェックしてからダウンロードしておきましょう。
また、カラオケ会社のサイト上の音源から、お気に入りの楽曲をダウンロードしておくと良いでしょう。
ステップ 2歌声を録音する
歌声を録音するには、マイクやポップガード、オーディオインターフェースなどの機材を揃えなければなりません。
スマホのマイクでも録音はできますが、あまり高音質は望めないため、最低限マイクは用意しておくと良いでしょう。
Filmoraではあらかじめ音量レベルの調整、ノイズ除去などの設定ができ、高音質の録音が可能です。
ステップ 3カラオケ音源と歌声をMIXする
歌声の録音ができたら、カラオケ音源と合成(MIX)して楽曲全体を仕上げていきます。
Filmoraには様々な編集機能があるため、録音した歌声の気になる部分を調整し、自然な楽曲になるようにMIXします。
MIXは慣れないと難しく時間もかかるため、MIXの専門家に依頼するのも良いでしょう。
ステップ 4動画編集してアップロードする
MIXした音源と動画を合成するには動画編集ソフトが必要ですが、Filmoraは動画編集もできるため買い足す必要がありません。
さらに、編集直後にそのままYouTubeや配信サイトなどへのアップロードが可能です。
Filmoraの動画編集は、ワンクリックやドラッグアンドドロップの簡単操作で初心者でも安心です。
Part4.カラオケ音源と著作権の関係
カラオケ音源を利用する際は、著作権に注意しなければなりません。
厳しく罰せられることもあるため、知らないでは済まされない著作権について解説します。
カラオケ音源と著作権については、下記の3つを理解しておくと良いでしょう。
①著作権とは
引用:公益社団法人著作権情報センター『著作権って何?』
楽曲の場合では、メロディや詞を作る作曲家や作詞家に与えられる権利が著作権です。
著作権のある楽曲を使用する場合は、作曲家や作詞家など、著作権者に許可を取らなければなりません。
使用したい楽曲の著作権の有無を調べるには、JASRAC・NexToneなど、著作権管理団体のHPを確認すると良いでしょう。
YouTubeは、JASRAC・NexToneなど国内の主要な管理団体と包括契約を結んでいるため、問題なく動画の投稿が可能です。
②著作隣接権とは
引用:公益社団法人著作権情報センター『著作隣接権とは?』
演奏者個人やレコード会社、音楽出版社、プロダクション、カラオケ会社などに与えられた権利が著作隣接権です。
市販のCDや、ネットからダウンロードした音源、またカラオケボックスのカラオケ音源を利用する場合は注意しなければなりません。
YouTubeでは利用許諾のあるカラオケ音源が公開されているため、楽曲選びはあまり難しくありません。
ただし、使用上の規約やルールがあるため概要欄の確認は必須です。
③著作者人格権とは
著作者人格権は、著作者だけが持つ権利で、譲渡したり、相続することはできません。
したがって、著作者人格権は、著作者の死亡によって原則的には消滅します。
著作者人格権の例としては、替え歌が挙げられます。
曲のイメージを大幅に悪化させるような歌詞、誹謗中傷と捉えられるような場合は著作者人格権に触れる可能性があるでしょう。
面白半分での制作や注目を集めたいための利用など、楽曲の趣旨から大きく外れないようにしましょう。
参考:公益社団法人著作権情報センター『著作者にはどんな権利がある?』
まとめ|歌ってみたのカラオケ音源は著作権などに注意しよう!
歌ってみたで使用するカラオケ音源は、ネット上にあふれているため誰でも簡単に入手ができます。
しかし、個人で楽しむのであれば問題ありませんが、動画配信サイトなどに公開する場合は著作権などに注意しなければなりません。
歌ってみた初心者がカラオケ音源を探す場合、著作権管理団体と包括契約しているYouTubeやニコニコ動画から探すのがおすすめです。
カラオケ音源の著作権を確認しながら、歌ってみた制作を楽しみましょう。
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