Logitechウェブカメラを使って動画を作成していて、次の企画にぴったりのアイデアがあるとします。ところが、そのアイデアを形にするにはウェブカメラの背景を変える必要があり、思ったより簡単ではないと感じているかもしれません。
すでに高性能なカメラを持っているなら、準備は半分できています。残りの部分も心配はいりません。この記事では、Logitech CaptureソフトウェアとLogitechウェブカメラの背景削除機能について、知っておきたいポイントをまとめて解説します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
目次
Logitech Captureとは?仕組みも解説
Logitech Captureは、録画ボタンを押す前に動画の見え方をあらかじめ設定できるウェブカメラ用ソフトウェアです。きれいな映像に整える基本設定に加えて、コンテンツ制作者が自分らしいスタイルを作れる「スタジオ風コントロール」も用意されています。
たとえば、Logitech Captureではテキストオーバーレイの作成、トランジションの追加、フィルターの適用ができます。解像度をカスタマイズしたり、2つのソースから同時に録画したりすることも可能です。もちろん、Logitech Captureを使ってウェブカメラ背景を削除することもできます。
では、Logitech CaptureはすべてのLogitechカメラで使えるのでしょうか。残念ながら、答えは「いいえ」です。
公式サイトによると、Logitechのウェブカメラ録画ソフトは、一部のカメラモデルと特定のOSにのみ対応しています。1080pかつ高FPSで録画したい場合、Captureは優れた選択肢ですが、高性能なプロセッサーとGPU、さらに8GB RAMが必要です。
Logitech Captureの仕様と必要条件は、以下の表で確認できます。
| 対応 ウェブカメラ |
OS要件 | 1080p録画の 要件 |
720p録画の 要件 |
| C920 HD Pro C920s HD Pro 1080P Pro Stream C922 Pro Stream C922X Pro Stream C930e C930s StreamCam StreamCam Plus BRIO 4K Pro BRIO Stream 注:BRIO 4K ProまたはBRIO StreamはUSB 3.xポートに直接接続する必要があります。StreamCamはUSB 3.1 Gen 1 Type-C以上のポートに直接接続する必要があります。 |
Microsoft Windows 10 macOS 10.14 macOS 10.15 macOS 11(Big Sur) 注:Logitech Captureバージョン2.06以降を使用するIntel Macでのみ利用できます。 |
Windows OSの場合: CPU:第7世代 Intel Core i5プロセッサー以降 GPU:Intelのディスクリート/専用グラフィックカード、またはIntel HD Graphics 620以上の内蔵グラフィックス RAM:8GB MacOSの場合: 第8世代 Intel Core i5プロセッサー以降 |
Windows OSの場合: CPU:第6世代 Intel Core i5プロセッサー以降 GPU:ディスクリート/専用グラフィックカード、またはIntel HD Graphics 510以上の内蔵グラフィックス RAM:8GB MacOSの場合: MacBook Pro/Air:第7世代 Intel Core i5プロセッサー以降 Mac Mini/iMac Retina:第8世代 Intel Core i5プロセッサー以降 |
Logitech Captureで背景を削除する方法
ウェブカメラ背景を削除するには、Logitechウェブカメラのグリーンスクリーン機能であるChroma Keyを使います。Logitech CaptureとChroma Keyを使い始める手順は以下のとおりです。
- まず、Logitech CaptureをLogicool公式ページからダウンロードし、パソコンにインストールします。カメラとOSがソフトウェアに対応していることも確認してください。

- 推奨ポートを使ってLogitechウェブカメラを接続し、アプリを起動します。
- 次に、カメラをLogitech Captureのソース1として追加します。対応ウェブカメラが2台ある場合は、両方を接続してソース1とソース2として追加できます。

- ソース1タブで下へスクロールし、Chroma Keyを探します。オンにして、背景に合う色を選択します。選べる色は緑と青です。

Logitech Captureの正しい設定方法や録画機能をもう少し詳しく確認したい場合は、以下の公式ガイドも参考にしてください。
Logitech Captureで背景を変更する方法
Logitech Captureでウェブカメラ背景を削除する手順は難しくありません。では、その後はどうすればよいのでしょうか。2つのソースから同時に録画している場合は、映像を重ねてウェブカメラオーバーレイ用の背景を作れます。チュートリアル、リアクション動画、スクリーンキャストに便利です。
ただし、ウェブカメラだけを録画し、散らかった背景を隠したい場合はどうでしょうか。
この場合は、XSplit VCamという追加ツールが必要です。Logitech Captureには、実際の背景の代わりに使える仮想背景が用意されていないためです。XSplit VCamは背景削除ツールで、Logitechの公式パートナーでもあり、この用途でLogitechから推奨されています。
XSplit VCamをLogitech Captureと組み合わせて背景を変更する手順は以下のとおりです。
- カメラの代わりに、XSplit VCamをLogitech Captureのソース1として選択します。

- XSplit VCamを開き、カメラとしてLogitech Captureを選択します。

- 右側のパネルには複数の背景オプションが表示されます。背景を変更するには、ギャラリーから画像を選択します。

- 画像タイル右上のペンアイコンをクリックすると、Edit Backgroundオプションにアクセスできます。ここでは、新しい背景のズーム、移動、反転、色設定の調整ができます。

- 用意されている背景が気に入らない場合は、Add New Backgroundをクリックします。このオプションでは、デバイスから画像・動画・HTMLを読み込んだり、オンラインで無料写真を検索したり、YouTube動画やウェブページを背景として追加したりできます。

Logitech Captureで背景をぼかす方法
Logitech CaptureでLogitechウェブカメラの背景ぼかし機能を探している場合は、いったん探すのを止めてもよいかもしれません。Logitech Captureには、Chroma Key以外の背景ツールが用意されていないためです。この場合も、XSplit VCamが必要になります。
Logitech Captureで背景をぼかしたい場合は、以下の手順に従ってください。
- 前のセクションで説明したように、Logitech CaptureとXSplit VCamを接続します。
- Background Blur オプションは右側のパネルにあります。背景全体を強くぼかしたくない場合は、好みに合わせて強度を調整できます。

プロ向けの録画・動画編集ソフトとして検討したいFilmora
ウェブカメラ背景を削除して、より整ったプロらしい背景に置き換えたい、あるいは少なくとも背景をぼかしたい場合もあるでしょう。Logitech CaptureとXSplit VCamでも対応できますが、創作の幅を広げていくと、いずれ制限を感じることがあります。
本格的な動画録画・編集が必要な場合は、Filmoraの利用も検討してみてください。
Filmoraは、動画クリエイター向けのオールインワンソフトで、自由度の高いクリエイティブ編集ができます。Logitechユーザーに特に便利なのが、高精度なAIポートレート機能です。人物のシルエットを、髪の毛の細部まで背景から切り離せます。
Wondershare Filmoraには、ほかにも背景削除に役立つ機能があります。たとえば、オブジェクトを背景から分離できるスマートカットアウトや、ぼかしエフェクト、背景差し替え素材、その他のクリエイティブ素材がそろったストックメディアギャラリーなどです。
Filmoraでウェブカメラ背景を削除・変更する方法
FilmoraとLogitech Captureを使って背景を削除する手順は以下のとおりです。
- まだウェブカメラ録画がない場合は、Logitech CaptureまたはLogitechウェブカメラをFilmoraに接続して録画できます。Filmoraを開き、スクリーンレコーダーを選択します。次に、カメラアイコン下のメニューからLogitech CaptureまたはLogitechカメラを選びます。音声も収録したい場合は、マイクとシステムオーディオを有効にし、必要に応じてほかの録画設定も調整します。

- すでにLogitech Captureで録画した動画がある場合は、Filmoraに読み込み、Filmoraの動画編集で背景を削除できます。新しいプロジェクトを選択し、インポートをクリックしてデバイスから録画ファイルを追加します。

- ウェブカメラ録画がFilmoraのライブラリに追加されたら、下のタイムラインへドラッグ&ドロップします。
- 右側のパネルでAIマットツールをクリックし、AIポートレート機能を有効にします。きれいに仕上げるため、エッジの太さとエッジフェザーを調整します。

- 次に、ストックタブをクリックします。左側のサイドバーでは、Filmora独自のライブラリから好きな画像を選べます。GIFを使って動きのある背景を作ることもできます。また、パートナーをクリックして、PexelsやPixabayなどの外部サイトからメディア素材を検索することも可能です。

- Filmoraには、プロンプトに基づいてウェブカメラ背景に合う画像を作成できるAI画像生成機能もあります。

Filmoraでウェブカメラ背景をぼかす方法
FilmoraでLogitechウェブカメラ背景をぼかすには、以下の手順に従います。
- 前のセクションで説明したように、新しいウェブカメラ動画を録画するか、既存の動画をFilmoraにインポートします。
- 右側のパネルでベーシックタブを開き、バックグラウンド機能を有効にします。ぼかしスタイル(方向、カラーなど)を選び、ぼかしのレベルを調整します。

Logitechウェブカメラ動画に役立つその他の編集テクニック

Logitech Captureやその背景削除用パートナーソフトと比べると、Filmoraはより高度な動画編集ソフトで、さまざまなアイデアを試せるツールと自由度を備えています。基本的な編集機能に加え、プロレベルの機能も利用できます。
たとえば、カット、クロップ、サイズ変更、ズーム、合成、オーディオ編集などに加えて、Filmoraにはキーフレーム、オートハイライト、オートリフレーム、シーン検出、クロマキー、手ブレ補正などがあります。これらは、手動編集向けに設計されたFilmoraの動画編集ソフト機能の一部にすぎません。
Filmoraのもう一つの魅力は、豊富なクリエイティブ素材です。ストックメディア、エフェクト、トランジション、フィルター、ステッカー、テンプレートは、そのまま使うことも、好みや目的に合わせてカスタマイズすることもできます。ウェブカメラ背景に飽きた場合でも、選べる背景素材は非常に豊富です。
また、FilmoraでLogitechウェブカメラ背景を隠す方法は、ぼかしエフェクトだけではありません。録画時にカメラの傾きを利用して背景をぼかしたり、SNS向け動画に合わせて左右だけをぼかしたり、動画内の一部分だけをぼかしたりすることもできます。
まとめ
Logitech Captureには周囲を隠すための背景ぼかし機能がないと分かると、不便に感じるかもしれません。しかし、より使いやすい代替手段を知れば、解決は難しくありません。XSplit VCamを使えば、Logitech Captureの背景を簡単にぼかしたり変更したりできます。
さらに創造性を広げられる本格的なソリューションが必要な場合は、Wondershare Filmoraを試してみてください。この強力な動画編集・録画ソフトなら、Logitechウェブカメラ背景をさまざまな方法で削除、ぼかし、変更でき、動画を完成度高く仕上げる編集まで行えます。
よくある質問(FAQ)
-
Logitech Captureで背景をぼかせますか?
いいえ。Logitech Captureには標準の背景ぼかし機能はありません。XSplit VCamのようなソフトウェア、またはFilmoraのような動画編集ソフトと組み合わせて使う必要があります。 -
Logitechウェブカメラでグリーンスクリーンを使うには?
Logitech Capture内の「Chroma Key」機能を使用できます。自分の後ろに実際のグリーンスクリーンまたはブルースクリーンを設置し、ソース設定でChroma Keyを有効にすると、背景を透明にできます。 -
おすすめのウェブカメラ背景変更ツールは何ですか?
簡単な背景変更や背景ぼかしには、Logitechが推奨しているXSplit VCamが人気です。よりプロらしい仕上がり、AIによる背景削除、幅広い編集オプションを求める場合は、Wondershare Filmoraのようなオールインワンソフトがより強力な選択肢になります。

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