「AIのテキスト読み上げ機能は不自然さが気になる……」と思っていませんか? そんな方に試していただきたいのが「ElevenLabs(イレブンラボ)」です。自然なイントネーションと、声音に感情を加えられる「オーディオタグ」によって、まるで人間が話しているような聞き心地を実現。この記事では、ElevenLabsの機能や活用例・具体的な使用手順を紹介します。さらに動画編集ソフト「Filmora」と併用して、高品質な動画を作る方法もわかります。
Filmora-Veo3 AI DJコンテンツの生成方法
目次
1. ElevenLabs(イレブンラボ)とは?概要と特長を紹介
まず、ElevenLabsとはどんなツールなのか、何ができるのかを簡単に見ていきましょう。
1.1 ElevenLabsの基本情報
ElevenLabsは、2023年創業のスタートアップ企業、ElevenLabsが提供する、音声AIプラットフォームです。新しいサービスながらその評価は高く、マスメディアや大企業ともパートナーシップを結んでいます。日本にも2025年4月に本格進出を果たし、サービスも完全日本語対応されています。
サービスはウェブブラウザ(https://elevenlabs.io/ja)から利用できるほか、iOS・Androidアプリも用意されています。
1.2 ElevenLabsが革新的である、6つの理由
ElevenLabsが他のAI音声ツールと一線を画す理由は、その対応範囲の広さと品質の高さにあります。ここではElevenLabsのメリットを、具体的にご紹介します。
日本語の方言にも対応する、豊富な音声データベース

ElevenLabsには、総数1,000種類以上のボイスライブラリが用意されています。日本語対応のボイスは約150種類。その中には標準アクセントに加えて、関東・関西・東北といった方言を扱えるものまであります。
高速音声生成:長文でも短時間で処理が完了

ElevenLabsは、高品質な読み上げをわずか短時間で生成します。ためしに「テキスト読み上げ」の上限いっぱいである5,000字のテキストを入力してみたところ、2分足らずで処理が完了しました。
動画音声の差し替え機能で、吹き替え版を簡単に作成

動画ファイルをアップロード、もしくはYouTubeなどの動画プラットフォームのURLを指定して、多言語版のダビングを簡単に作成できます。元動画の音声の雰囲気も保たれます。
高精度ノイズ除去:プロ品質のクリア音声実現

ElevenLabsには、ボイスチェンジャーやボイスクローン、ダビング(吹き替え)など、音声を入力して使う機能もあります。それらの音声にノイズが交じっていたとしても高度な処理技術でカットされ、アウトプットにはノイズを残しません。
Wondershare FilmoraのAIノイズ除去は、風音・キーボード音・残響(リバーブ)・ハム/ヒスなどの背景雑音を自動で抑え、会話やナレーションをクリアに仕上げます。ローカル処理のため圧縮劣化やプライバシー面の不安を抑えつつ、編集~書き出しまでを同一ツールで完結できます。:
Filmoraでできること
- 風・キーボード・リバーブ・ハム・ヒスなどの背景ノイズを自動除去し、声を際立たせる。
- 強度スライダーで調整しながら試聴でき、最適な除去量を素早く決定。
- AI音声補正でスピーチの明瞭度を向上し、聞き取りやすい音に。
- ローカル処理で圧縮劣化なし&機密コンテンツも安心。
- 音楽・効果音・ダイアログのマルチトラック調整まで一括で行えるオールインワンワークフロー。
自然なイントネーション:人間らしい抑揚や感情表現をサポート

ElevenLabsに搭載されているAIエンジン「Eleven v3」では、オーディオタグを指定することで、声に豊かな感情を込められます。使えるタグは[laughs](笑い)、[whispers](ささやき)などをはじめ、20種類以上におよびます。
関係記事: 動画にナレーションを入れる方法
多言語対応:日本語含む30以上の言語をサポート

ElevenLabsは日本語や英語はもちろん、中国語・韓国語や各ヨーロッパ言語、アラビア語、ヒンディー語、タミル語など30以上の言語に対応しています。動画の多言語対応を進めたい、知らない言語の動画をネイティブのように楽しみたいというニーズにも応えてくれます。
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2. ElevenLabsの主要機能を完全解説
高度なAIでテキスト読み上げの可能性を押し広げるElevenLabsには、どんな機能があるのでしょうか? ここでは主な機能として5つをご紹介。どれも日常生活やビジネスに役立つものばかりです。
2.1 テキスト読み上げ

テキスト読み上げ機能は、ElevenLabsの目玉機能といってもよいでしょう。
基本的な使いかたは、テキストを入力し、「ボイス」で好みの声質を選んで「音声を生成」をクリックするだけ。さらに最新のAIモデル「Eleven v3」を選んだ場合は、テキストにオーディオタグを追加することで、より豊かな感情表現ができるようになります。
生成された音声は、WAVやMP3形式でダウンロードが可能です。
2.2 ボイスチェンジャー

アップロードした動画・音声ファイルや、マイクで録音した声を、別人のものに変えてくれる機能です。男声/女声の変換など、大きく声質を変えても自然な聞き心地が保たれるのが特長。「バックグラウンドノイズを除去」機能も付いているので、環境を気にせず録音できるのも嬉しいポイントですね。
2.3 サウンドエフェクト

テキストプロンプトを入力して、オリジナルのサウンドエフェクト(効果音)を作ることができます。無限ループ対応の有無、サウンドの長さ、プロンプトの影響などを設定すれば、イメージや用途によりフィットする結果を得られるでしょう。
なお、現時点ではテキストプロンプトは英語で入力する必要があります。英語に自信がない場合は、他のユーザーが作ったサウンドエフェクトのライブラリから、イメージに近いものを探すのがおすすめです。
2.4 ボイスクローン

有料プラン限定の機能ではありますが、ElevenLabsでは自分の声のクローンを作ることも可能です。
「インスタントボイスクローン」なら、自分の声をわずか10秒録音するだけで、精巧なクローンを生成。30分以上の音声を使って生成する「プロフェッショナルボイスクローン」は、よりリアルで本物と聞き分けられないほどのクリアな音声ができあがります。
生成したボイスクローンは、テキスト読み上げなどの機能で利用可能。あなたの声のトーンを全世界に届けられます。
2.5 ボイスアイソレーター

アップロードしたオーディオファイルや録音した音声からノイズを除去し、音声だけをクリアに抽出します。背景ノイズはもちろん、街のざわめき、音声のひずみ、入り込んでしまった音楽などを高速かつ高精度でカット。
屋外での動画撮影は、ノイズが混入したり、意図しない音楽が入り込んで著作権侵害のリスクが発生したりといった悩みがつきものですが、この機能を使えば伝えたい声だけを視聴者にくっきりと届けられます。
3. 料金プランを詳細比較!ビジネス利用ができるのは?
ElevenLabsには、無料プランと5種類の有料プラン、そして大企業向けのエンタープライズプランが用意されています。ここでは各プランを価格・使える機能・向いているユーザーといった観点から比較。ぜひ、最適なプランを選ぶヒントにしてください。
3.1 全プラン比較表と特徴
ElevenLabsの公式サイトをもとに、各プランを一覧表にまとめてみました。
無料 | スターター | クリエイター | プロ | スケール | ビジネス | エンタープライズ | |
月額料金 | なし | $4.17〜 | $18.33〜 | $82.5〜 | $275〜 | $1,100〜 | カスタム |
付与クレジット(月間) | 10,000 | 30,000 | 100,000 | 500,000 | 200万 | 1,100万 | カスタム |
クレジットの追加購入 | 不可 | 不可 | $0.30/1,000クレジット | $0.24/1,000クレジット | $0.18/1,000クレジット | $0.10/1,000クレジット〜 | $0.03/1,000クレジット〜 |
テキスト読み上げ | 約10分まで | 約30分まで | 約100分まで | 約500分まで | 約2,000分まで | 約11,000分まで | カスタム |
ボイスチェンジャー | 10分まで | 30分まで | 100分まで | 500分まで | 2,000分まで | 11,000分まで | カスタム |
サウンドエフェクト | 250秒まで*共有されたサウンドエフェクトのダウンロードは不可 | 750秒まで | 2,500秒まで | 12,500秒まで | 50,000秒まで | 275,000秒まで | カスタム |
インスタントボイスクローン | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
プロフェッショナルボイスクローン | × | × | 最大1種 | 最大1種 | 最大1種 | 最大3種 | カスタム |
ボイスアイソレーター | 10分まで | 30分まで | 100分まで | 500分まで | 2,000分まで | 11,000分まで | カスタム |
外部公開時の帰属表示 | 必須 | 任意 | 任意 | 任意 | 任意 | 任意 | 任意 |
商用利用 | 不可 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
用途・対象ユーザー | お試し個人的な趣味で利用 | 必要に応じて利用成果を共有・公開したい個人 | 定期的に利用コンテンツの多言語展開をねらう個人クリエイター | 日常的に利用特に利用頻度の高いクリエイター・プロジェクトチーム | ビジネスとして利用中小企業 | ビジネスとして利用中小企業〜大企業の一部部署(サブ的利用) | ビジネスとして利用自社のメイン事業・サービスに組み込みたい大企業 |
3.2 商用利用・著作権に関する注意点
ElevenLabsで作った音声データを外部に公開したり、ビジネスや収益目的で使ったりしようと考えている場合、利用可能範囲を確認しておくのは必須です。ここでは、特に注意しておきたい点をお知らせします。
商用利用・帰属表示について
上記の表にも挙げた通り、無料プランでは生成物を利用する際に、ElevenLabsの帰属表示が必須となっています。さらに商用利用は認められていません。
有料プランの場合は商用利用ライセンスが含まれているため、ElevenLabsで生成した音声データ等は、商用・非商用を問わず自由に利用できます。
著作権について
ユーザーがインプット・アウトプットしたデータについては、ユーザー自身に権利があります。ただし、それらのデータはElevenLabsのAI学習等の目的で利用される可能性があります。
また、当然ながら、他者の権利を侵害するようなデータをインプットしてはいけません。不適切な利用の一例を下記に示します。
許可なく他人のボイスクローンを作る
他人が著作権を持つテキストの読み上げデータを作って共有・公開する
より詳しい情報については、ElevenLabsの利用規約やヘルプセンターをご参照ください。
4. ElevenLabsの始めかた&活用のヒント
いよいよ、ElevenLabsの具体的な使いかたを見ていきましょう。ここでは「テキスト読み上げ」と「ダビング(吹き替え)」機能の使用手順をご紹介します。
4.1 アカウント登録・基本設定
下記URLにアクセスします。アプリ版を使う場合はアプリのダウンロードも行ってください。
- ブラウザ版:https://elevenlabs.io/ja
- OSアプリ:https://apps.apple.com/us/app/elevenlabs-ai-voice-generator/id6743162587
- Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=io.elevenlabs.coreapp
ここから先はブラウザ版の画面を例に説明を進めていきます。アプリ版の場合、画面レイアウト等が一部異なる場合がありますが、同様に操作を進めてください。

Google またはメールアドレスを使って、アカウント登録を進めましょう。画面表示に従って、メールアドレスの認証・表示スタイルの選択・ユーザー情報の設定・アンケート回答などを行っていきます。

最終的に下記のような画面が表示されたら、初期設定は完了です!

4.2 テキスト読み上げ機能の使いかた
スキマ時間の情報収集や動画制作に便利な、テキスト読み上げ機能。その使いかたは下記の通りです。
サインイン後のダッシュボードページから「プレイグラウンド」内の「テキスト読み上げ」をクリックします。

左側のパネルに読み上げさせたいテキストを入力します。続けて、右側のパネルからボイスやAIモデルの選択、読み上げ設定の調整を行います。
最新のAIモデル「Eleven v3」を選んだ場合は、テキストにオーディオタグを追加することで、より感情豊かなボイスを生成できます。

設定ができたら「音声を生成」ボタンをクリックします。
しばらく待って音声が生成されたら、再生して確認します。
音声は共有・ダウンロードが可能です。

もし読み間違いやイメージとの相違があった場合は、テキストを修正して再生成してみましょう。
4.3 ダビング(吹き替え)機能の使いかた
海外の動画を楽しみたい、コンテンツをグローバル展開したいという場合には、次の手順でダビングを作成しましょう。
サインイン後のダッシュボードページから「コンテンツ」内の「ダビング(吹き替え)」をクリックします。

「新しいダビングを作成」をクリックします。

表示されたウィンドウに従って、ターゲット言語の指定、音声・動画のアップロードなどの設定を行います。「元の言語」のデフォルト状態「Detect」は、元音声の言語を自動で検知します。

設定ができたら「ダビングを作成」をクリックします。
しばらく待ってダビングが生成されたら、再生して確認します。ダビングはダウンロードは可能です。

なお無料プランの場合、動画には透かしが入ります。
4.4 イメージ通りの読み上げ音声を得るコツ
「読み上げ機能を試してみたけど、期待した品質が得られない……」と感じる場合には、次の対策をお試しください。
難しい漢字は簡単な表記に変更する、もしくはひらがなにする
漢字は種類も読みかたも多いため、AIが正しい読みを判断できない場合があります。そんなときは、たとえば「総て」→「全て」のようにより簡単な漢字表記にしたり、「葉書」→「はがき」のように漢字をひらがなに変更したりしてみましょう。
声の安定性を調整する
声のトーンが一貫しない、または一本調子にすぎるという場合は、「テキスト読み上げ」右側のパネルから「安定性」の値を調整してみましょう。左側の「クリエイティブ」に寄せるとより表情豊かに、右側の「安定」に寄せるとより落ち着いた雰囲気になります。
視聴者にアピールしたい動画なら「クリエイティブ」に寄せ、企業の公式アナウンスで使うなら「安定」に寄せるなど、シーンに合わせて使い分けるのもおすすめです。
5.【特集】 高品質なナレーションを動画に組み込み!動画編集ソフト「Filmora」との併用術
ElevenLabsの高品質な音声を使って、動画を作りたいと考える方は多いのではないでしょうか。そこで、ここからは動画編集ソフト「Wondershare Filmora」とElevenlabsとを併用して、クオリティの高い動画を作る方法をお伝えします。初めて動画制作にチャレンジする初心者も、動画をブラッシュアップしたいと考える中級者も、ぜひ参考にしてください。
5.1 Filmoraとは?|オールインワンの動画編集ソフト
Filmoraは、Wondershare社が開発・提供する動画編集ソフトです。直感的なユーザーインターフェースとAIをはじめとする高度な機能を兼ね備え、初心者でも迷わず高品質な動画を作れるのが特徴。もちろん動画・画像・音声のそれぞれをきめ細かく編集できるので、プロクオリティを求めるクリエイターにもおすすめです。
Filmoraの主な機能・特徴は下記の通りです。

- 動画・画像・音楽・効果音など、あらゆるものをAIで生成可能
- 動画の画質・音質を1クリックで補正
- クリック操作中心の直感的・視覚的なユーザーインターフェース
- アセットライブラリから、合計230万点以上のロイヤリティフリー素材を利用可能
- Windows/Mac対応のデスクトップ版・iOS/Android対応のモバイルアプリ版を備え、時間や場所に縛られないシームレスな動画編集が可能
Filmoraの新機能「AIでアイデアから動画生成」
簡単な1文を入力するだけでAIがストーリー仕立ての動画を生成!
おすすめの音楽・効果音生成ツールFilmora
(PCでもスマホでも対応可能)
【AI音楽生成】Filmoraで生成した音楽を試聴する☟
【AIサウンドエフェクト】Filmoraで生成した効果音を試聴する☟
5.2 音楽やBGMを自動生成! オリジナルの楽曲で動画の魅力をアップ
Filmoraには数々の便利な機能がありますが、この記事ではオーディオ生成機能にフォーカスします。「1クリックでBGMを追加したい」「思い浮かべているイメージに沿った楽曲を作りたい」というニーズに合わせて機能・モードを使い分けられます。
5.2.1 とにかく簡単にBGMを付けたいなら「スマートBGMジェネレーター」
「スマートBGMジェネレーター」は、1クリックで動画にオリジナルのBGMを付けられる機能です。AIが映像を解析するため、長さも雰囲気も動画にぴったり。ループやフェードイン・アウトも自動で処理してくれます。
「スマートBGMジェネレーター」を使うには、タイムライン上の画像・動画クリップを選択して、「スマートBGMジェネレーター」アイコンをクリックするだけ。自動的にBGMがタイムラインに追加されます。

5.2.2 「AI音楽」機能は2種類の生成モードを搭載
「こんな音楽がほしい」というイメージがあるときにおすすめなのが、「AI音楽」機能。次の2つのモードが搭載されており、利用シーンやニーズに合わせて使い分けられます。
通常モード:「ムード」「テーマ」「ジャンル」から1つずつタグを選んで音楽を生成します。オリジナルの音楽を手早く作りたいときにおすすめです。
高度モード:テキストプロンプトを入力して音楽を生成します。具体的なイメージから音楽を作りたいときにおすすめです。
「AI音楽」は下記の手順で利用できます。
Filmoraのプロジェクトページから「オーディオ」タブを選択します。
「AIオーディオ」下部の「AI音楽」をクリックし、「通常」または「高度」のモードを選んでください。

「通常」を選んだ場合は、「ムード」「テーマ」「ジャンル」から1つずつタグを選択します。
「高度」を選んだ場合は、テキストプロンプトを入力します。「ジャンル」「ムード」「楽器」のカテゴリに分かれたプロンプトライブラリからキーワードを追加することもできます。

必要に応じて曲の長さなどを設定し、「生成」をクリックします。
生成された音楽を再生して確認し、気に入ったものをタイムラインにドラッグ&ドロップして配置します。
5.3 ElevenLabs&Filmoraの併用例|高クオリティな動画を効率的に制作
ElevenLabsで生成した読み上げ音声と、Filmoraの編集・AI生成機能をフル活用して、高品質なボイス・BGM付き動画を作りましょう。
ElevenLabsの「テキスト読み上げ」機能で、ナレーション音声を作成し、ダウンロードしておきます。

Filmoraを起動し、「新しいプロジェクト」をクリックします。

「メディアをインポート」をクリックし、ダウンロードしておいたElevenLabsの音声ファイルを読み込みます。
続けて、そのファイルをタイムライン上にドラッグ&ドロップします。

同様に、お手持ちの動画や画像、またはストックライブラリの素材をタイムライン上に配置していきます。

「Ctrl」+A(もしくは「command」+A)キーを押して、タイムライン上のクリップを全選択します。
続けて、タイムラインツールから「スマートBGMジェネレーター」をクリックします。

生成されたBGMは自動的にタイムラインに配置されます。再生して動画全体のバランスを見てみましょう。BGMが大きすぎる/小さすぎるという場合には、オーディオクリップをクリックすれば調整が可能です。

これで動画の作成は完了です! 今回は「スマートBGMジェネレーター」を使いましたが、もちろん「AI音楽」機能でもBGMの生成が可能です。
ElevenLabsとFilmoraは、アイデア次第でさまざまに組み合わせられます。ぜひクリエイティビティを発揮して、自分だけの使い方を見つけてください!
6. よくある質問
ElevenLabsで機能が使えない場合は、どうすればよいですか?
音声生成ができない原因としては、下記のものが考えられます。
クレジットが不足している
現在のプランでは使えない機能を使おうとしている
生成件数が上限に達している
この場合はプランのアップグレードや、クレジットの追加購入をご検討ください。
ElevenLabsで生成したテキスト読み上げの品質を改善するには、どうすればよいですか?
より正確でイメージ通りのボイスを生成するには、下記の対策をお試しください。
読み間違えている漢字を、より簡単な漢字やひらがなに変更する
選んだボイスが、テキストの言語に対応していることを確認する
「安定性」「スタイルの誇張」などのパラメータを調整する
「アカウント設定」から「発音辞書」を開き、特定の単語に対する発音を指定する
ElevenLabsで生成したデータは商用利用できますか?
有料プランを使っていれば、ElevenLabsで生成したデータを帰属表示なしで商用利用できます。
無料プランの場合、生成したデータの商用利用は禁じられています。また、生成物をElevenLabsの外部で公開する場合は、「elevenLabs.io」や「11.ai」の文言を含む帰属表示が必要です。
Filmoraで生成したデータは商用利用できますか?
はい、Filmoraで生成したデータは商用利用が可能です。アセットライブラリ内の素材についても同様にライセンスフリーで商用利用できます。
なお、無料プランをご利用の場合、エクスポートした動画にはウォーターマークが表示されます。
まとめ:ElevenLabs × Filmoraで、コンテンツ作りは次世代へ!
この記事では、高品質なAIオーディオ生成プラットフォーム「ElevenLabs」をくわしくご紹介しました。さらに動画編集ソフト「Filmora」と併用すれば、BGM・ナレーション付きの動画を手軽に制作できます。
自然なボイス付きの動画を効率的に作りたい、全世界にコンテンツを届けたいとお考えなら、どちらのツールも使っていいとこどりをするのがおすすめです!
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