SNSのプロフィール写真に似顔絵を使用したい場合、プロの方に依頼するなどの方法が必要でした。
しかし、AIの技術が発展した最近では、専用アプリやソフトウェアを使用すると誰でも手軽に似顔絵が作成できます。
この記事では、写真から似顔絵を作成できるアプリやソフトウェアを紹介します。
また、動画編集ソフトのFilmoraのバージョン13からは、AIを活用して写真から似顔絵の作成が可能です。
これから似顔絵を作成したい方は、参考にしてください。
目次
Part1.似顔絵を作成できるアプリやソフトの種類
似顔絵は、アプリなどで写真から簡単につくれます。
しかし、アプリの種類によっては、写真から作成する以外の方法もあります。
作成方法 | 概要 |
写真を撮影する | 人物像の写真を撮影しAIを活用してアバターを作成 |
アバターを活用する | おしゃれな手書きイラスト風、3Dで質感があるものなどパーツを選んでアバターを作成 |
元々ある写真を活用 | すでにある風景や人物写真から、スケッチや似顔絵を作成 |
人物の似顔絵を作成する際、自分の写真を使うのを迷う方も多いのではないしょうか。
写真を活用しても素材が豊富に揃っているソフトだと、希望どおりの似顔絵が作成できます。
Part2.写真から似顔絵ができる無料アプリ・ソフトならFilmora
WondershareのFilmoraは、動画編集ソフトですが写真を活用して似顔絵を作成できます。
Windows・Macの両方に対応しているだけではなく、スマートフォンやタブレットなどにも対応しています。さらにオンラインサイト上でも動画編集が可能です。
有料ですが、編集に使用できるクリエイティブアセットも豊富に揃っているのが特徴です。
最新版はFilmora13で、無料体験版もあります。まず、Filmoraの特徴を3つ解説します。
● 無料で1日20枚の似顔絵を作成できる
● ChatGPTやAI画像生成機能などのAI機能を搭載している
● 動画や写真の本格編集機能も搭載
さまざまな特徴のあるFilmoraについて見ていきましょう。
特徴①無料で1日20枚の似顔絵を作成できる
Filmoraの特徴1つめは、無料でAIを活用した似顔絵を作成できる点です。
通常のツールであれば、1ヶ月で使用できる枚数に制限が決められている場合が多いでしょう。
しかしFilmoraは無料で利用でき、1日20枚まで作成できます。
使用枚数のカウントは翌日になるとリセットされるので、また20枚作成できます。
また、写真素材だけでなく動画素材を用いての似顔絵作成も可能です。
特徴②ChatGPTやAI画像生成機能などのAI機能を搭載している
Filmoraには、複数のAI機能が搭載されています。
最近流行しているCopilotやChatGPTの機能も備わっています。
AI機能で備わっているものは次の5つです。
機能 | 概要 |
AI Copilot編集 | 動画を分しチャットボットのボタンから機能を利用できる |
AIテキストベース編集 | テキストデータで動画編集ができる |
AI動画生成 | 動画作成や編集をサポートしてくれる |
AIスマートマスク | 背景除去や色調補正が手軽にできる |
AI音楽ジェネレーター | ロイヤリティフリーの音楽を数秒で作成できる |
特徴③動画や写真の本格編集機能も搭載
AIを活用して写真から似顔絵を作成するだけでなく、それを活用したコンテンツの作成も可能です。
さまざまなエフェクトや素材、AI機能などを搭載しているため、Youtubeやtiktokなどの動画編集にも使えます。
Filmoraは動画編集ソフトなので編集機能も豊富です。
機能 | 概要 |
AIコピーライティング | ChatGPTを活用し動画の台本の作成や概要欄を作成できる |
イラスト機能 | プロンプトを入力しスタイルを指定すると希望通りのイラストを作成できる |
ビート検出機能 | 動画の音声ビートをAIが検出し、シーンの切り替えを簡単にできる |
文字起こし機能 | 動画内での会話などをAI機能で文字起こしができる |
Filmoraにはイラスト作成や自動で文字起こしなど、動画の編集に役立つAI機能が備わっています。
Part3.Filmoraで写真から似顔絵を作成する方法
実際にFilmoraを活用し、写真から似顔絵を作成する方法を3つの手順に分けて解説します。
1. 【PC版】AI画像スタイライズ
2. 【モバイル版】AIを活用して似顔絵作成
3. 実写の動画素材をイラスト化する方法
これから写真の加工を検討している方は、参考にしてください。
【PC版】AI画像スタイライズ
Filmoraで画像を作成するAI機能に、AI画像スタイライズがあります。
画像をタイムラインに読み込ませたあと、AIツールをクリックし、AI画像スタイライズを選択します。
選択をオンにすると画像を絵画風へアレンジ・加工が簡単にできるため簡単です。
また、AI画像スタイライズを用いて編集した写真は、エクスポートをクリックすれば無料でウォーターマークなしにて保存ができます。
なお、AI画像スタイライズ以外にもテキスト入力でAI画像生成できる機能も備わっているのでぜひご利用ください。
【モバイル版】AIを活用して似顔絵作成
Filmoraにはモバイル版もあるため、スマートフォンでも手軽に似顔絵を作成できます。
モバイル版でAI似顔絵を作成するためには、「スタイル」を選択し好みの効果を施せばOKです。
生成には顔がはっきりした写真を使いましょう。
作成完了後にはエクスポートで保存ができますが、無料版の場合ウォーターマークが入ります。
実写の動画素材をイラスト化する方法
FIlmoraはコストパフォーマンスに優れており、多くのファイルサイズに対応している多機能な動画編集ソフトです。
バージョン13では動画にエフェクトをかけられるBCC機能が追加され、イラスト風動画の作成がより簡単になりました。
フィルターを追加するだけで、線や色の雰囲気を簡単にイラスト調にできます。
特におすすめなのは、アートルックというフィルターです。
BCC素材の多くは追加購入が必要なため、お試しして必要に応じ自分の作風に合った素材を購入しましょう。
Filmoraモバイル版の無料ダウンロードはこちら:
Part4.写真から似顔絵を作成できるそのほかのアプリ・ソフト3選
Filmoraのほかに写真から似顔絵を作成できるアプリやソフトウェアを3つ紹介します。
● ToonMe
● Picsart Ai
● ZEPETO
それぞれのアプリやソフトウェアの特徴やメリット・デメリットから比較検討に役立ててください。
ToonMe
ToomMeは、スマートフォンに対応しているAI似顔絵作成アプリです。
特徴 |
スマートフォン(iOS、Android)に対応している |
メリット |
無料で利用できログインも不要なので手軽に作成できる |
デメリット |
作成したい似顔絵のスタイルを自由に選べない |
無料で手軽に利用できるのは魅力的です。
海外のアプリのため、編集画面の表記が英語なので操作しづらいのはデメリットといえるでしょう。
Picsart AI
Picsartは、画像編集ツールでパソコンの場合、オンラインサイト上で使用できます。
特徴 |
ブラウザ版、iOS版、Android版が存在している |
メリット |
AI機能は画像ジェネレーター、背景、GIFジェネレーターは制限がなく無料で利用できる |
デメリット |
AIアバターや写真の補正、背景削除などは有料 |
作成したい画像のイメージをプロンプトに入力し、作成したい似顔絵のスタイルを選択して画像を生成します。
一部はブラウザのみやスマートフォンのみなど、限定された機能もありますが多機能かつ無料で利用できる範囲が広いのはメリットといえるでしょう。
ZEPETO
インスタでアバターが作成できると話題になっているアプリが、ZEPETO(ゼペット)です。
特徴 |
スマートフォン対応(iOS・Android)アプリで、アニメのようなアバターを作成できる |
メリット |
手持ちの写真との合成や写真加工アプリのSNOWで加工もできる |
デメリット |
料金は基本的に無料だが、アプリ内で課金が必要なものもあり |
写真から似顔絵を作るのとは少し異なるアプリです。
AIを活用してアバターを作成可能で、写真加工アプリでさらに加工できるのも魅力的です。
まとめ.Filmoraで写真から似顔絵を無料で作成しよう
今までは似顔絵を作成するには、プロに描いてもらう必要がありました。
しかし現在はAIの発達により写真から似顔絵やイラストを手軽に作成できるようになりました。
無料や有料のアプリはたくさんありますが、動画編集ソフトFilmoraを使うと、動画素材からも似顔絵やイラストの作成が可能です。
これから似顔絵を作成したい方は、ぜひFilmoraの活用を検討してください。
役に立ちましたか?コメントしましょう!