AI動画生成は、私たちの生活にも身近なものとなりました。今でもGoogle Geminiをはじめ、個性豊かな動画生成AIが絶えず開発・改良されています。この記事ではその中から、多様な生成方法と豊かな表現力で評価の高い「Pika(ピカ)」をピックアップ。さらに「Pika」で生成した動画にBGMを付けて、魅力をさらに高める方法もお伝えします。
いま話題のAI動画生成を試してみたい方、高品質な動画を効率的に作りたい方は、ぜひ参考にしてください。
Filmoraの新機能テキストから動画生成!Google Veo 3で高品質動画を作ろう!
目次
1. 「Pika(ピカ)/ Pika Labs(ピカラボ)」とは?概要と革新性
まず「Pika」を初めて知ったという方に向けて、その概要と特徴をご紹介します。
1.1 Pika/Pika Labsの基本情報

Pika(https://pika.art/)は、Mellis, Incが運営するAI動画生成サービスです。もともとはDiscord上で提供されていましたが、現在ではサービスの拠点をウェブブラウザやiPhoneアプリに移しています。
また「Pika Labs」は同社が持つブランド名で、公式YouTubeチャンネル名などに使われています。なおウェブ上では、動画生成サービス「Pika」そのものが「Pika Labs」とよばれていることもあります。
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1.2 Pikaの革新的なところは?【6つの特徴】
多くの動画生成サービスがあるなかで、特にPikaが注目を集める理由はどこにあるのでしょう? ここでは品質や機能、サービスの使いやすさといった観点から、Pikaの特徴を6つご紹介します。
特徴1:映画レベルの高品質な生成動画

Pikaの最大の強みは、背景や細部に至るまで自然な動画が仕上がること。生成した動画をきめ細かく編集できるのも特長です。AI生成動画には見た目に違和感が生じるものも多いですが、Pikaならそのリスクを大幅に軽減できます。
Filmoraの新機能「AIでアイデアから動画生成」
簡単な1文を入力するだけでAIがストーリー仕立ての動画を生成!
特徴2:直感的な操作性

Pikaには「Pikaframes」、「Pikascenes」、「Pikaswaps」など多くのモードがありますが、使い方はどれもシンプル。元の動画をアップロードして、どんな変更を加えたいかを説明するだけです。動画編集の経験がない方でも、すぐに使いこなせます。
特徴3:多様な入力方法に対応

AI動画生成の方法は、テキストプロンプトを使う、既存の画像・動画をアレンジするなどさまざまです。ツールによってはそのうち1種類にしか対応していないものもありますが、Pikaはテキスト・画像・動画のお好きなものから動画の生成が可能です。頭の中のイメージを形にしたいとき、撮った写真にアレンジを加えたいときなど、さまざまなニーズに応えてくれます。
Wondershare FilmoraのAI動画生成 は、テキストやキーワード、台本から数分で動画を自動生成。Google Veo 3対応で、プロンプト一つから音声付きのショート動画まで作れます。SNS最適化・AIナレーションにも対応し、発想から公開までを一気通貫で効率化します:
Filmoraでできること
- テキストから動画生成(Veo 3モード): たった一つのプロンプトから音声付きのバイラル対応動画を生成。
- アイデアから動画生成: 思いついたアイデアを、視聴者の目を引く動画に自動変換。
- スクリプトからビデオへ: 台本を貼り付けるだけで、すぐに公開できる動画を作成。
特徴4:ユニークな視覚効果を得られる「Pikaffects」

Pikaの機能「Pikaffects」を使えば、写真や動画をさまざまに変身させられます。たとえば人物やペットの写真をアニメキャラクターやぬいぐるみ風にしたり、映画の1シーンに自分を登場させたり。Pikaffectsは約70種類にも上り、あれこれ試すのも楽しい機能です。
さらに2つのシーンをつないで新しい映像を作る「Pikaframes」、動画の中に新しい要素を加える「Pikadditions」など、多様な動画生成モードも用意されています。
特徴5:PROプラン以上なら商用利用も可能

Pikaは商用利用の可否についても明確な基準を設けています。月額28$〜のPROプランなら、ウォーターマークのない動画をダウンロードでき、商用利用も可能です。広告やマーケティング動画を作るためにPikaを使いたいユーザーにとって、商標利用の条件がわかりやすく示されているのは嬉しいですね。
特徴6:無料プランでも高性能のAIをしっかりお試し可能
まずは使い勝手や生成品質を試してみたいという方、面白い動画を気軽に作って楽しみたいという方にぴったりな無料プランも用意されています。無料プランでも基本的な生成機能を使えるのに加えて、AI生成に必要なクレジットが毎月付与されます。
2. Pikaの主要機能・モードを完全解説
上でも少し触れたように、Pikaにはさまざまな生成モードや機能が用意されています。ここでは、具体的にどのようなことができるのかをまとめました。
2.1 Text-to-Video(テキストから動画生成)

テキストプロンプトを入力すると、Pikaがそれに従って動画を生成してくれる機能です。Pikaの画面表示は英語ですが、日本語でプロンプトを入力しても動画の生成は問題なく行えます。
イメージ通りの動画を手に入れるには、被写体と動きを具体的に指定することが重要。さらに「タイムラプス」「スローモーション」「ズームイン」など、カメラの動かし方をプロンプトに盛り込むことで、動画のインパクトをさらに高められます。実写以外のスタイルで動画を生成したいときは「アニメ風」「3DCG」といったキーワードを含めるとよいでしょう。
2.2 Image-to-Video(画像から動画生成)

写真や画像をアップロードし、動かしたいものとその様子を入力することで動画を生成します。「Pikascenes」を使えば、複数の画像やテキストを組み合わせて1シーンの動画を作り出すことも可能です。
元画像には、明るいところで撮ったポートレートなど、被写体がわかりやすくて輪郭がはっきりしたものを選ぶのがおすすめです。
Filmora画像から動画生成機能で生成したもの
- 手作りの愛 Filmora
- さくらプロミス Filmora
- 漫画式カップル Filmora
2.3 Video-to-Video(動画から動画生成)
動画に新たな要素を加える、一部を変更するなど、動画にアレンジを加える機能です。Pikaでは次のモードが用意されています。
Pikaffects

動画にさまざまな視覚効果を加えます。スマートフォンで撮った動画をアニメ・CG風にしたり、映画のヒーロー・ヒロインに変身させたり、質感をガラッと変えてしまったりと、ユニークなエフェクトが約70種類もそろっています。
Pikatwists

テキストプロンプトを使って、動画をさまざまに変形させます。元の動画のライティングやブレ、画角の変化にも対応する、リアルな動画ができあがります。ぬいぐるみやおもちゃを動かす、自撮り動画にCGのような演出を加えるなど、思いついたことは何でも試してみましょう。
Pikaframes

複数の動画をつなぎ合わせて、新しい1シーンを作り出します。自然なトランジション(切り替え)を表現したり、変身シーンを表現したりするにはぴったりの機能です。ループ動画にも対応しています。
Pikaswaps

動画内の被写体を、別のものに置き換えるモードです。どんなものに置き換えるかは、参照画像のアップロードやテキストプロンプトによって指定します。ユーモアあふれる映像作品はもちろん、製品紹介動画にも活躍するでしょう。
Pikadditions

動画に、まったく新しい要素を登場させます。追加するものは「Pikaswaps」と同様に参照画像のアップロード・またはテキストプロンプトで指定します。また、Pikaのライブラリから選ぶことも可能です。
2.4 生成後の動画に対する編集
生成後の動画に手を加えて、よりイメージに近づけられる点もPikaのメリット。たとえば下記のような編集が可能です。
- 生成した動画の延長
- アップスケーリング(解像度の向上)
- 動画の部分的な修正
- 動画の比率の変更
動画生成AIを使うときには「このプロンプトでいいのかな……」「思い通りの動画を作れるかな……」と不安になりがちですが、このように生成後の編集機能が充実していると、気軽にチャレンジできますね。
3. Pikaの料金プランを詳細分析!
Pikaを使い始めるにあたって気になるのが料金体系ではないでしょうか。無料版でも基本的な機能と高性能な生成性能を楽しめますが、有料版にアップグレードすることで活用の幅がより広がります。
3.1 全プランの比較表
Pika公式サイトをもとに、全プランの料金と特徴をまとめました。プランによって商用利用の可否が異なるため、ビジネスでPikaを使おうと考えている方は特に必見です。
BASIC | STANDARD | PRO | FANCY | |
料金 | 無料 | 8ドル/月〜 | 28ドル/月〜 | 76ドル/月〜 |
クレジット数(毎月) | 80 | 700 | 2,300 | 6,000 |
クレジットの追加購入 | × | ◯ | ◯ | ◯ |
|
・Pikadditions ・Pikaswaps Pikatwitsts |
・Pikadditions・Pikaswaps・Pikatwitsts・Pikaframes・Pikascenes |
・Pikadditions・Pikaswaps・Pikatwitsts・Pikaframes・Pikascenes |
|
Pikaffects | 一部のみ | すべて | すべて | すべて |
AIモデルの選択 | × | ◯ | ◯ | ◯ |
ダウンロード時の透かし(ウォーターマーク) | あり | あり | なし | なし |
商用利用 | × | × | ◯ | ◯ |
なお、プランのグレードが上がるにつれて処理の優先度も高まるため、より高速で生成を行えるようになります。
3.2 用途別最適プラン選択ガイド
上記の表を踏まえて、Pika利用シーンに応じたプランの選び方をご紹介します。
個人で利用したい、友達に送ったりSNSにアップしたりして楽しみたい
個人の趣味としてPikaを使うなら、無料で使えるBASIC、または安価なSTANDARDプランがおすすめです。使用頻度や使いたい機能に合わせて、有料プランに申し込むかどうかを検討するとよいでしょう。
Pikaを使った動画で収益を得たい、プロモーション動画等に使いたい
広告・製品紹介・プレゼンテーション・プロモーションなど、ビジネス目的でPikaを使うなら、規約に定められている通りPROプラン以上への登録が不可欠です。また、ダウンロード時の透かし(ウォーターマーク)が入らないため、生成した動画をより自由に使えるようになります。
ビジネスで継続的にPikaを使いたい
Pikaを使って、大量の動画をコンスタントに生成し続けるなら、FANCYプランの利用を検討しましょう。月々付与されるクレジット数が増えるだけでなく、生成処理が最優先で行われるようになるため、効率が格段に高まります。
関係記事: 【日本語対応】動画生成AIツール5選!
4. Pika実践活用ガイド
Pikaの特徴を押さえたところで、具体的な使用手順を見ていきましょう。ユーザーインターフェース(UI)は英語ですが、使い方はシンプルです。
4.1 アカウント登録〜動画生成までの手順
まずは https://pika.art/login にアクセスしましょう。Google・Facebook・Discordのアカウント、またはメールアドレスを使ってユーザー登録を行います。

ログインができると、下記のような画面が表示されます。画面の上のほうにはPikaffectsや他のユーザーによる作例が並び、生成ツールは下のほうにまとまっています。

テキストプロンプトから動画を生成する手順
テキストプロンプトから動画を生成するには、「Describe your story(ストーリーを説明してください)」と書かれた欄に作りたい動画のイメージを入力して、右のダイヤ形の「生成」アイコンをクリックします。

生成中の動画・生成済みの動画は「Library」タブに表示されます。

画像から動画を生成する手順
画像から動画を生成するには、コマンドプロンプト右隣のアイコンをクリックして、参照画像をアップロードします。

続けて、コマンドプロンプトに画像からどんな動画を作りたいかを入力し、ダイヤ形の「生成」アイコンをクリックします。

動画生成が完了したら、「Library」タブに切り替えて確認しましょう。

Pikaのツールから動画を生成する手順
Pikaframes、Pikadditionsなどのツールを使って動画を生成する方法は次のとおりです。
1.https://pika.art/ にログインした後、画面下から使いたいツールをクリックする

2.ベースにする画像または動画をアップロードする
「UPLOAD YOUR VIDEO(動画をアップロード)」または「UPLOAD YOUR IMAGE(画像をアップロード)」をクリックして、ファイルを選択してください。

3.テキストプロンプトを入力する
「Describe …」と書かれている欄に、どのような動画を作りたいかを入力します。入力は日本語で問題ありません。

4.テキストプロンプト入力欄の右側にある、ダイヤ形の「生成」アイコンをクリックする

5.「Library」タブに切り替えて、生成状況や生成された動画を確認する

これでツールを使った動画生成は完了です!
4.2 Pikaffectsを使う手順
Pikaffectsを使えば、画像をアップロードするだけで高品質なAI動画ができあがります。
1.Pikaにログインした後、「Pikaffects」タブから使いたいエフェクトを選び、「Try it」をクリックする

2.表示されたウィンドウに画像をアップロードする

しばらく待てば、選んだ画像にPikaffectsが適用されます!
クオリティの高い動画を手に入れるには、人の顔がはっきり写った、明るい画像を選びましょう。
4.3 他のユーザーのプロンプトを利用する手順
Pikaにログインして最初に目を引くのは、ユニークな動画の数々ですね。同じような動画を作りたい! と感じたなら、次の手順をお試しください。
1.Pikaにログインした後、「Inspiration」タブから真似したい動画を選び、「Make it yours」をクリックする

2.画面の下部に、動画の生成に使われた画像やプロンプトが表示されるので、お手持ちの画像への置き換えや、コマンドプロンプトの調整を行う

3.テキストプロンプト入力欄の右側にある、ダイヤ形の「生成」アイコンをクリックする

これで、Pikaに載っているのと同じような動画を生成できました! 作例のプロンプトはほとんど英語で書かれていますが、翻訳ツールで日本語にすれば、プロンプトの書き方の参考にもなりますね。
5. 【特集】Pikaで作った動画をさらにアレンジ!Wondershare Filmora「AI音楽」機能との連携術
Pikaで生成した動画をもっと魅力的に見せたいなら、音楽をつけて聴覚からもアピールするのがおすすめ。そこでここからは、Wondershare Filmoraを使って、あっという間に動画に音楽をつける方法をお伝えします。
Wondershare FilmoraのAI音楽 は、ワンクリック/動画の雰囲気を選ぶだけで数秒で最適BGMを自動生成する機能。通常/高度(ToMoviee 2.0)の2モードで、ムード・テーマ・ジャンルに合わせて動画にぴったりのサウンドトラックを用意できます:
Filmoraでできること
- 2つの方法で素早くBGM作成:AI音楽ジェネレーター/スマートBGMジェネレーター。
- 自由に収益化 & 完全な所有権:YouTubeや商用プロジェクトでも安心して利用可能。
- 細かなカスタマイズ:音量・バランス・フェードイン/アウトを編集して最適化。
- 多形式に対応:MP3・AAC・OGG・AIFF・WAV・FLACなどのオーディオに対応。
5.1 Wondershare Filmoraとは?Pikaとの相性が抜群な理由は?

Wondershare社が開発・提供する「Filmora(フィモーラ)」は、動画・音楽・画像を扱える、オールインワンの動画編集ソフトです。高度なAIと直感的な操作で、動画編集が初めての方でも効率的に高クオリティの動画を作れます。
PikaはAI動画生成専門ツールとして、品質の高い動画を作り出してくれます。そしてFilmoraは、統合的な動画編集ツールとして視覚・聴覚の両方に訴える多様な機能をそろえているのが強み。Pikaで作った動画にさまざまなスパイスを加えて、魅力をいっそう高めてくれるツールといえるでしょう。
関係記事: 「Udio vs. Filmora」完全比較:2025年最新AI音楽生成ツールの選び方と使い分け術
5.2 Filmoraの「AI音楽」機能を解説!シーンに応じて選べる2つの生成モード
Filmoraには多くの機能がありますが、特にPikaとの相性がいいのは「AI音楽」。Pikaで生成した高品質な動画に、あっという間にオリジナルのBGMを付けられる機能です。
Filmoraの「AI音楽」には、「通常」と「高度」の2種類のモードが用意されています。
気軽に音楽を作るなら「通常」モード

「通常」モードでは、「ムード」「テーマ」「ジャンル」から、タグを1つずつ選んで音楽を生成します。テンポや曲の長さも設定できるので、動画の長さや雰囲気に沿った音楽を手軽に作れますね。
曲のイメージが浮かんでいるなら「高度」モード

「高度」モードでは、テキストプロンプトをベースに音楽を生成します。音楽のジャンルや雰囲気、利用シーンを具体的に指定すれば、イメージ通りの音楽を生み出せます。よく使われるキーワードを厳選したプロンプトライブラリも用意されているため、「何を書けばいいかわからない……」という方も安心です。
「高度」モードでも、「設定」から曲の長さを指定できます。
5.3 統合ワークフロー実践ガイド
Pikaで作った動画にFilmoraで音楽をつける具体的な手順は、次のとおりです。
1.Pikaで動画を生成し、ダウンロードする
Pikaでお好みの動画を生成し、ダウンロードしておきます。具体的な生成手順については、「5. Pika実践活用ガイド」をご参照ください。

2.Filmoraで「新しいプロジェクト」を開始する
Filmoraを起動し、「新しいプロジェクト」をクリックします。

3.Pikaで生成した動画をインポート・配置する
「インポート」をクリックして、Pikaで生成した動画を選択します。

続けて、読み込んだ動画をタイムラインにドラッグ&ドロップして配置します。

4.「AI音楽」でBGMを生成する
「オーディオ」タブに切り替え、「AIオーディオ」内の「AI音楽」をクリックします。お好みに応じて「通常」または「高度」からモードを選んでください。

「通常」モードの場合は「ムード」「テーマ」「ジャンル」からタグを1つずつ選択します。「高度」モードの場合は、作りたい音楽のイメージをコマンドプロンプトに入力します。
その後「設定」から曲の長さ等を調整し、「生成」をクリックします。

音楽が生成されるまで、しばらくお待ちください。
5.生成された音楽をタイムラインに配置し、調整する
生成された音楽のうち気に入ったものについて、「ダウンロード」「プロジェクトに追加」ボタンをクリックしてタイムライン上に配置します。

このままだと映像に対してBGMが長いので、AIにアレンジしてもらいましょう。
まずタイムラインツールから「オーディオストレッチ」アイコンをクリックします。マウスカーソルが音符の形に変わったら、オーディオクリップの終点をドラッグして、映像の終点に合わせます。その後、再び「オーディオストレッチ」アイコンをクリックして、編集を終えます。

それでもBGMが余ってしまう場合は、音楽クリップのカット、映像の再生速度変更、写真の追加などを行って調整しましょう。トランジションやエフェクト、字幕を追加することも可能です。
6.完成した動画を保存・エクスポートする
編集が完了したら、右上の「エクスポート」ボタンをクリックします。

利用シーンに合わせてフォーマットや解像度・保存先などを選択したら「エクスポート」をクリックします。

これで、作業は完了です! なお、YouTube・TikTok・VimeoのアカウントをFilmoraに紐づけている場合、それらのプラットフォームに動画を直接アップロードすることも可能です。
なお、今回作成した動画の完成形は下記の通りです。
6. よくある質問・トラブルシューティング
Pikaで動画が生成できないのはなぜですか?
Pikaで動画が生成できないケースとしてよくあるのは、サーバが混み合っていて処理に時間がかかっている場合です。有料プランに登録すると処理の優先度が上がるため、生成がスムーズにできるようになります。
また、技術的な問題によりPikaにエラーが発生していることも考えられます。もしサービスの挙動がおかしいと感じた場合は、Pikaの公式Xアカウント(https://x.com/pika_labs)を確認してみましょう。
Pikaで生成できる動画の長さや解像度はどのくらいですか?
プランや使うモードによって、動画の長さや解像度は異なります。
無料版の場合、解像度は720p、動画の長さは5秒に固定されます。有料版では解像度で1080pを選べるようになり、さらに10秒の動画も生成可能です。また有料版限定のモード「Pikaframes」なら、25秒までの動画を生成できます。
Pikaで生成した動画は商用利用できますか?
PROまたはFANCYプランに登録していれば、Pikaで生成した動画を商用利用できます。BASIC(無料)またはSTANDARDプランでは、商用利用は禁じられており、動画のダウンロード時にはPikaのウォーターマークが入ります。
Pikaで生成した動画の著作権はどうなりますか?
Pikaの利用規約上で、ユーザーがインプット・アウトプットしたものについてPikaは権利を主張しないと定めています。ただし、Pikaが生成したコンテンツやそれに使われたプロンプトは、Pikaのサービス向上のために利用されたり、Pikaのツール内で紹介されたりする可能性があります。
なお、当然ながら他者の著作権を侵害するようなコンテンツをインプット・アウトプットすることは明確に禁止されています。
まとめ:Pika × Filmoraで実現する次世代の動画制作
高品質な動画生成で評価の高いPikaについて、その特徴や使いかたをくわしく説明してきました。さらにFilmoraを使えば、音楽をつけたりエフェクト・字幕を加えたりと、動画をより楽しく演出できます。
Pikaをはじめとする動画生成AIは現在もますます進歩を続けており、活用の幅もどんどん広がっていくでしょう。Filmoraで一手間加えた動画は、そんな中でも注目を集められるはず。ぜひお気に入りの機能や組み合わせを探してみてください!
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