LINEで使えるAI機能は日々追加されています。
会話機能のチャットボットやAIでプロフィール画像を作れるAIセルフィーなどがあり、最近では動画作成もできるようになりました。
この記事ではLINEで使えるAI機能と連携サービスについて紹介します。
動画編集ソフトのFilmoraでもAI機能は追加されており進化している機能について解説します。
動画編集でFilmoraの利用を検討している方は、最後までご覧ください。
目次
Part1.LINEで利用できるAI会話機能
LINEは友だちやグループ同士で会話をするだけではなく、公式ラインアカウントやオープンチャットなど多種多様な機能が備わっています。
最近ではLINEBOTなどのメッセージ自動返信機能や、トーク画面から手軽にAI機能を活用できるサービスも登場しました。
LINEで活用できるAIは以下のものがあります。
● AI搭載チャットボット
● 画像生成
● AIアシスタント
● LINEBOT
AIサービスは事前にアカウント登録を必要としないケースがほとんどです。
しかし、LINEに備わった機能だと、スマートフォンで手軽に利用できるのが魅力的です。
AI搭載チャットボット
LINEの公式アカウントでは、チャットボット機能が備わっています。
しかし、管理画面に備わっているチャットボットでは、質問に対する回答を事前に設定しなければならず、一問一答のシンプルな回答になりがちです。
Messaging APIを活用したチャットボットシステムを導入すると、シナリオ型やAI搭載型のチャットボットの組み込みが可能です。
チャットボットの種類 | 概要 |
シナリオ型 | ・会話のシナリオを想定し、事前に回答を設定する ・あらかじめ質問内容が想定できる場合に活用できる |
AI搭載型 | ・質問内容をAIが判断しアルゴリズムをもとに回答する ・質問内容を想定できない場合に活用できる |
画像生成
LINEでは画像生成できる公式アカウント「AIイラストくん」も登場しています。
画像生成AIサービス「Stable Diffusion」を活用しており、公式アカウントにメッセージを送るだけで、瞬時に画像を生成してくれるサービスです。
トーク画面で生成したい画像のイメージをテキスト入力すると、AIが画像を生成し表示します。
自分の顔写真を登録して画像を生成するタイプの、AIセルフィーも人気があります。
AIアシスタント
LINE AIアシスタントは、LINEのトーク画面でOpenAIのAPIを活用できるサービスです。AIアシスタントを友だち登録して、質問したい内容を入力します。
OpenAIのIDを持っていない場合でも、LINEアプリでメッセージを送信できます。主な使用例は以下のとおりです。
● 調べものを依頼
● 画像やファイルの翻訳や要約
● 画像の解析
LINEのトーク画面でChatGPTのようにAIが質問内容を理解し、回答を提示します。
LINEで完結するので、ログインやブラウザの起動が必要ないためとても便利です。
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LINEBOT
LINEユーザーがトーク画面で発言した内容に対し、自動でテキストメッセージを送るサービスです。
LINEBOTでできることは3つあります。
● テキストメッセージを送付
● スタンプを送付
● 画像付きメッセージを送付
送付できるテキストメッセージは、事前に設定しなければならない点には気をつけましょう。
Part2.LINEで会話利用できるAIチャットとは?
LINEにはさまざまなAIチャットサービスが登場しています。
LINEのトーク画面で使用できるAI機能が搭載されたチャットサービスを2つ紹介します。
● AIチャットくん
● 相棒チャットくん
AIチャットサービスは、ChatGPTの機能を活用できるものや、キャラクター設定可能なものまで多種多様です。
AIチャットくん
AIチャットくんはChatGPT(GPT3.5)を搭載しています。
検索画面でAIチャットくんと入力するか、ID検索「ai_chat」で友だち登録するとトーク画面から使えるので便利です。
特徴 |
LINEのトーク画面で手軽にChatGPTを使える |
機能 |
よく使用する質問内容がカードタイプで表示されている |
OpenAIのChatGPTのアカウントがなくても利用可能です。
しかし無料版を使用する場合、質問回数が制限されます。
相棒チャットくん
相棒チャットくんは、ChatGPTを活用したチャットサービスです。
特徴 |
LINEでテキストや音声で質問すると、回答もテキストや音声で返ってくる |
機能 |
オリジナルの相棒キャラクターを作成できる |
有料版に登録するとGPT4モードをオンにできます。
フリープランだと回答するまでの時間が少しかかるところが難点です。
Part3.LINEで使えるAI|会話を楽しくするそのほかの機能
LINEでは、チャットサービス以外にも画像や動画を生成できるサービスもあります。
● AIイラストくん
● AI画王
● LINEセルフィー
イラストや画像の生成サービスを中心に紹介します。
AIイラストくん
AIイラストくんは、LINEで活用できる画像生成AIです。
特徴 |
・無料版は1日3回まで |
機能 |
人物やイラストと風景の3種類に特化した学習モデルを用意 |
画像を動画で使用したい場合は、AI機能を活用できる動画編集ソフトを利用した方が費用を抑えられるでしょう。
AI画王
AI画像もLINEで活用できる画像生成AIです。
特徴 |
・無料版は1日5枚まで |
機能 |
人物やイラストと風景の3種類に特化した学習モデルを用意 |
画像生成には時間がかかるため、予約機能が備わっています。
サーバー混雑時は空いた時間に生成し回答してくれます。
LINE AIセルフィー
LINE AIセルフィーは自分のAI生成画像を作れるサービスです。
特徴 |
画像の生成時間により使用するLINEコイン数が変動する |
機能 |
・ビジュアルイメージは5種類用意 |
支払いはLINEコインで、プロフィール画面から利用できます。
Part4.AI会話はLINEだけじゃない!Filmoraで使えるAI機能
Filmoraには動画編集に役立つChatGPTやAI CopilotなどAI機能が備わっています。機能は次のとおりです。
● AI Copilot
● AI テキストベース編集
● AI 画像・動画生成
● AI コピーライティング
ChatGPTだけでなく複数のAI機能を活用した動画編集が可能です。
AI Copilot
AI Copilotは、質問した内容にAIが回答してくれるサービスです。FilmoraにもAI Copilotの機能が含まれています。
Filmoraを起動し、新しいプロジェクトを作成します。
真ん中の部分にFilmora Copilotのアイコンが表示されているのでクリックします。
アイコンは下記の画像のとおりです。
AI Copilotは、AIアシスタント機能で質問した内容にAIが応えてくれます。
動画や画像の作成や機能面の質問にも回答してくれます。
AI テキストベース編集
FilmoraのAI テキストベース編集機能は、動画の話し言葉などの音声をテキストに変換してくれる機能です。
Filmoraを起動すると、トップ画面にAIテキストベース編集のメニューが表示されています。こちらをクリックすると、音声の文字起こしをしたい動画をアップロードするように指示されます。
AIテキストベース編集は、話声だけでなく歌声の書き起こしも可能です。さらに書き起こしたデータは多言語に翻訳可能です。
AI 画像・動画生成
Filmoraでは、AIで文章を入力して画像や動画を生成する機能も備わっています。
画像生成をする場合には、編集画面にあるAI画像生成をクリックし、画面の指示にしたがって入力をしましょう。
動画を生成する際は、Filmoraを起動し「AI動画生成」をクリックします。AI動画生成の画面に遷移するので、作成したい動画の文章を入力してください。
文章のテーマと詳細を簡単に入力し、「文章を生成」ボタンをクリックしましょう。
入力した文章はAIによって生成された文章に置換されます。
こちらでよければそのまま「動画生成」ボタンをクリックして、動画の内容を決定してください。
AI コピーライティング
FilmoraのAI コピーライティング機能はAI機能を活用し、動画タイトルなどのアイディアをえられる機能です。
AIコピーライティングをクリックすると別窓が開きます。
先ほど動画生成で作成した、日本の名山を紹介する動画のタイトルのアイディアを調べてみましょう。
動画についての説明を入力し、結果の数を5と選択すると5つのタイトル案が表示されました。
【まとめ】LineとFilmoraの魅力的なAI会話機能を体験しよう
LINEでAI機能を活用できるサービスを紹介しました。AI機能は日々進化しており、新しい機能が登場しています。
現時点でLINEはセルフィーの作成や動画作成までできるようになりました。
しかし動画編集ソフトは編集用にさまざまな機能が搭載されています。FilmoraではChatGPTとの連携やAI Copilotの活用も可能で、有料版を利用していると無制限で利用できるので、ぜひご検討ください。
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