結婚式の第一印象を決める「入場シーン」。
ゲストの視線が新郎新婦に集中するこの瞬間、流れるBGMは特別な意味を持ちます。
感動的なバラードから、華やかで盛り上がるナンバー、おしゃれで印象的な楽曲まで、どんな曲を選ぶかで式全体の雰囲気がガラッと変わるもの。
本記事では、結婚式の入場にぴったりなBGMを50曲厳選してご紹介します。
ジャンル別に「感動系」「おしゃれ系」「盛り上がり系」などに分類しているので、自分たちのテーマや演出に合った曲がきっと見つかるはずです。
曲選びに悩む新郎新婦の皆さまは、ぜひ参考にしてください。
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結婚式の「入場曲」とは?
「入場曲」とは、新郎新婦がゲストの前に姿を現すときに流れるBGMのことです。
主に披露宴のスタート時、または再入場(お色直し後)などの場面で使われます。
ゲストの期待感が最高潮に達するタイミングでかかる曲だからこそ、選曲には特別な意味が込められるのです。
明るく軽快な楽曲なら会場を一気に華やかにできますし、しっとりとしたバラードなら感動的な雰囲気に包まれます。
いずれにせよ「これから物語が始まる」という印象を与える、結婚式において非常に重要な演出ポイントです。
どのタイミングで流す曲なの?
入場曲を使用するタイミングは主に以下の2つです。
1.披露宴の最初の入場
ゲストが着席した後、新郎新婦がメイン扉から登場するタイミング。
披露宴全体のスタートを飾る瞬間として、華やかでインパクトのある曲が選ばれることが多いです。
2.お色直し後の再入場
新婦が衣装チェンジを終え、再びゲストの前に現れる場面。
ここではガラッと雰囲気を変えるため、最初とは違うジャンルやテンポの曲を使うのも一般的です。
このほか、ガーデンウェディングや人前式などの場合には、挙式の入場(バージンロード)にも入場曲が使用されます。
その際は厳かなクラシックやピアノのインストゥルメンタルが選ばれる傾向にあります。
入場曲が式の印象を左右する理由
結婚式は視覚だけでなく「聴覚」からも印象が形成されるイベントです。
とくに入場曲は、ゲストが最初に耳にするBGMとして記憶に残りやすいポイント。
例えば感動的なバラードが流れる中で扉が開けば、自然と会場に「涙」が誘われます。
逆にアップテンポな楽曲なら、「これから楽しい時間が始まる!」というワクワク感を演出できます。
選ぶ曲によって新郎新婦の個性やテーマ性が際立ち、結婚式そのものの印象が大きく変わることもあり、入場曲が「式の顔」ともいえるほど重要視される理由です。
入場曲とオープニング曲の違い
混同されがちですが、「入場曲」と「オープニング曲」はまったく別の役割を持っています。
オープニング曲:披露宴開始前に流れる映像(オープニングムービー)のBGM
入場曲:新郎新婦が実際に登場する瞬間に流れるBGM
オープニング曲は、ムービーを通してゲストに「これから披露宴が始まる」という期待感を与えるもの。
一方で入場曲は、その期待感を受けて、新郎新婦がリアルに現れるという「盛り上がりの頂点」を作るものです。
この2つを上手く組み合わせることで、披露宴の冒頭に一貫したストーリー性が生まれ、より印象深い演出が可能になります。
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- 漫画風結婚式
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おすすめの入場 結婚 式 曲50選
結婚式の印象を大きく左右する入場曲には新郎新婦の個性やセンスが大きく現れます。
ここでは主に3つのジャンルに分けておすすめの曲を紹介していきます。
感動系
家族になろうよ/福山雅治 定番中の定番。歌詞の一言一言が結婚式にぴったり。
糸/中島みゆき 人生の出会いとつながりを感じさせる名曲。
Wherever you are/ONE OK ROCK 感情を揺さぶるロックバラードで静かに盛り上げる。
愛をこめて花束を/Superfly お色直し入場にも使われる感動系の代表。
The Gift/Blue 海外ウェディングでも人気の洋楽バラード。
奏(かなで)/スキマスイッチ 別れと新しい門出の両方を感じさせる名曲。
I Will Always Love You/Whitney Houston 力強くも切ない、圧倒的な歌唱力に包まれる入場。
ありがとう/いきものがかり 親への感謝を表現したいときに最適。
幸せをフォーエバー/MISIA ドラマチックで壮大な感動系の一曲。
Marry You/Bruno Mars(アコースティックver) 原曲よりもやさしい雰囲気のカバーを使うのも◎。
Everything/MISIA 王道の感動系。披露宴だけでなく挙式にも合う。
手紙~愛するあなたへ/藤田麻衣子 新婦のソロ入場や感謝演出にも向いています。
Can’t Help Falling in Love/Elvis Presley クラシカルな洋楽バラードで格式ある雰囲気を演出。
My Heart Will Go On/Celine Dion 映画『タイタニック』の主題歌。壮大な愛を表現したい方に。
君とつくる未来/ケツメイシ 等身大の感謝と希望を感じさせる歌詞が魅力。
おしゃれ系
ゲストの耳に残るスタイリッシュな楽曲は、センスの良さが際立ちます。
カフェ風、ナチュラル系、モダンな会場にも合うBGMを集めました。
Luv Letter/DJ OKAWARI インストゥルメンタルでありながら情感が深い一曲。
Stand By Me/Ben E. King 時代を問わず愛される不朽の名曲。
Happiness/Che'Nelle おしゃれで明るい雰囲気の洋楽。
恋/星野源(インストver) ポップで軽快、かつ品もあるアレンジが人気。
La La Love Song/久保田利伸 90年代R&Bの名曲をおしゃれに使いこなす。
You Are The Reason/Calum Scott & Leona Lewis 洋楽バラードの中でも洗練された雰囲気。
ベイビー・アイラブユー/TEE(英語カバーver) 日本語よりもおしゃれに響く英語版が人気。
Treasure/Bruno Mars レトロでファンキーな雰囲気を演出。
Everything Has Changed/Taylor Swift & Ed Sheeran 自然体な2人の関係を描く温かな曲。
Best Day Of My Life/American Authors 開放感あふれるポジティブなナンバー。
Sunflower/Post Malone, Swae Lee おしゃれな洋楽を好むカップルに最適。
What A Wonderful World/Louis Armstrong 結婚式らしいやさしさと余裕を感じさせる一曲。
Shape of You/Ed Sheeran(アコースティックver) 軽やかでモダンな印象に。
Brand New Day/安田レイ 新しい人生の始まりを明るく彩る曲。
I Like Me Better/Lauv おしゃれなカップルの定番BGM。
盛り上がるアップテンポ系
披露宴の最初をパッと明るくしたいなら、元気でテンポの良い曲がおすすめです。
会場全体のテンションを引き上げてくれる楽曲を中心にセレクトしました。
シュガー/Maroon 5 結婚式のサプライズ入場動画で人気に。
Love so sweet/嵐 明るく前向きな歌詞が好印象。
Happy/Pharrell Williams ハンドクラップが自然と起こる名曲。
Pop Star/平井堅 ダンサブルでインパクト大。
スターラブレイション/ケラケラ テレビドラマ主題歌としても有名。
恋するフォーチュンクッキー/AKB48 ゲストもノリやすい定番ナンバー。
Dynamite/BTS グローバル感と華やかさを両立。
One Love/Blue 爽やかさと熱さが融合した王道BGM。
TT -Japanese ver-/TWICE K-POP好きなら盛り上がること間違いなし。
スターライトパレード/SEKAI NO OWARI 幻想的かつ明るく楽しい世界観が魅力。
Magic/Coldplay 中毒性のあるリズムで軽快に入場。
WAになっておどろう/V6 年齢問わず口ずさめる名曲。
GIFT/Mr.Children 爽やかな中にも感動があるミスチルの人気曲。
On Our Way/The Royal Concept スポーツ系BGMとしても人気の高揚感ある一曲。
Beautiful Now/Zedd EDM調で盛り上がりたい新郎新婦に。
Love Never Felt So Good/Michael Jackson 王道だけど意外と使われていない穴場BGM。
ハッピーエンド/back number(アップテンポver) おしゃれさと感動を両立したアレンジが映える。
High Hopes/Panic! At The Disco ポジティブな歌詞と高揚感が魅力。
I Gotta Feeling/The Black Eyed Peas 開宴前からテンションを最高潮に。
We Found Love/Rihanna クラブライクに会場を一体感で包む一曲。
関係記事: 結婚式のエンドロールにおすすめの曲10選!邦楽・洋楽別に紹介!
入場曲の選び方ガイドと注意点
入場曲は基本的には新郎新婦が好きな曲を選ぶのが順当ですが、いくつかコツと注意点があります。
結婚式のテーマとマッチさせる
まずは、自分たちの結婚式がどんな雰囲気をテーマにしているかを明確にしましょう。
クラシカル雰囲気:バイオリンやピアノ中心のインストゥルメンタル
ナチュラル・アットホーム系:アコースティックや邦楽バラードがおすすめ
スタイリッシュ・都会的な雰囲気:洋楽ポップやR&Bでスマートに演出
ポップ・カジュアル系:ゲストも口ずさめる明るめの邦楽やアニメ系も有効
雰囲気に合ったBGMを選ぶことで、演出の完成度が一気に高まります。
ゲスト層(年齢・関係性)を意識する
入場曲は、新郎新婦だけでなくゲストにとっても印象に残る場面です。
特に以下のようなゲスト層を考慮しましょう。
年配の親族が多い場合:激しすぎるロックや洋楽は避け、落ち着いた雰囲気を意識
友人中心の披露宴:トレンド感のある曲やSNSで話題の楽曲もアリ
会場の空気が冷めないよう、選曲でゲストを巻き込む配慮が大切です。
式場やプランナーに確認すべきこと
実際に使用可能かどうかは、式場や担当プランナーに必ず確認しましょう。
以下の点を事前に押さえると安心です。
音響機材で再生可能な形式(CD/スマホ/USBなど)
式場の音源持ち込みルール
タイミングや秒数に合わせた編集の可否
照明やドア開閉のタイミングとの連携
また、「式場が契約している著作権管理団体(ISUMなど)」によっては使用制限があるため、具体的な曲名を伝えて事前にチェックしましょう。
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NG・注意点
入場曲では以下の点には注意が必要です。
著作権・使用可否の注意点
特に市販の音源をそのまま使用する場合は、著作権管理団体(ISUMなど)の許可が必要になります。
ISUM未登録の楽曲は使用不可なケースも多く、YouTubeやサブスク音源は「私的利用」以外での再生は基本NGです。
【対策】
ISUM登録楽曲の中から選ぶ
オルゴール版やピアノアレンジの市販音源を使う
使用許可のあるフリーBGMを活用する
歌詞の内容が結婚にふさわしくないもの
雰囲気が良くても、実は「失恋」や「別れ」がテーマになっている曲も存在します。
【対策】
歌詞を一度全文確認する
不安な場合はインストゥルメンタル版を使用する
著作権フリーで安心!Filmoraで結婚式の入場曲を自作する方法
Filmoraは著作権フリーの楽曲を5000曲以上集力しているので、面倒な申請などの手間なく入場曲を作ることができます。
Filmora画像から動画生成機能で生成したもの
- 手作りの愛 Filmora
- さくらプロミス Filmora
- 漫画式カップル Filmora
Filmoraの3大メリット
結婚式の入場ムービーを自作するなら、動画編集ソフトの選定は重要なポイント。
中でも「Filmora(フィモーラ)」は、初心者から中級者まで幅広く支持されている人気ソフトです。
ここでは、結婚式ムービー制作におけるFilmoraの3大メリットを解説します。
メリット1:著作権フリーBGMが5,000曲以上
Filmoraの最大の強みは、商用利用OKの著作権フリーBGMを5,000曲以上搭載している点です。
ISUM申請が不要な楽曲も多く、入場ムービーやプロフィールムービーにそのまま使用できます。
ジャンルもバラエティ豊かで、感動系・ポップ系・クラシック調など式の雰囲気に合わせて選べるのが魅力。
「音源選びで著作権に悩みたくない」という方には特におすすめです。

メリット2:AIが自動で曲を生成(オリジナル曲作成可能)
これは「映像に合ったBGMを自動で作曲してくれる」機能で、完全オリジナルの楽曲を生成可能です。
著作権フリーで安心なうえ、誰ともかぶらない入場演出をしたい人にぴったり。
テンポや雰囲気も自分好みに調整できるため、オリジナリティを重視するカップルに支持されています。
メリット3:そのままムービー編集可能(入場映像とBGMを同時制作)
Filmoraは動画編集ソフトとしての完成度も高く、BGM選びと映像制作を一括で進められるのが大きなメリット。
画面分割・テロップ挿入・フェードイン・BGMの音量調整など、入場ムービーに必要な機能がすべて揃っています。
他のBGMサイトから音源を探してダウンロード→別のソフトに取り込むという手間が不要。
すべてFilmora内で完結するから、結婚式準備の時短にもつながります。
FilmoraでAI音楽を生成する手順
Filmoraでは雰囲気や場面に合わせた音楽をAIが生成してくれます。
実際の手順を簡単に紹介してきます。
ステップ1:テーマやムードを選ぶ
Filmoraのメニューにある「オーディオ」からAI音楽→ツールをクリックしていきます。
右側にムードやテーマが表示されるので、ムービーに使用する写真や場面に合わせたものを選択していきます。
選択し終わったら、右下の「生成」をクリックします。

ステップ2:好みの曲を選ぶ
生成をクリックすると下記の画面になり、音楽が生成されます。

しばらく待つと数曲候補が作成されるので、聞き比べて好みのものを使いましょう。
思っていたのと違うという場合は、再度テーマやムードを設定して生成し直します。

このFilmoraのAI音楽生成機能を利用すれば著作権を気にすることなく、印象的なムービーを作ることが可能です。
ぜひ活用してみてくださいね。
よくある質問
Q1.BGMに著作権料は必要ですか?
A.はい、市販のCDやダウンロード音源を結婚式で複製・編集して使用する場合は「複製権」の申請と使用料の支払いが必要です。
これを代行してくれるのが「ISUM(アイサム)」という団体で、式場や映像会社が申請を行うケースが一般的です。
ただし、著作権フリー音源やISUM登録済の楽曲であれば追加費用なしで使えることもあるため、選曲時に確認しましょう。
Q2.SpotifyやYouTubeの曲は使えますか?
A.基本的にNGです。
SpotifyやYouTubeの音源は個人の視聴を目的としたものであり、結婚式などの商業的な場面での使用は著作権違反となる恐れがあります。どうしても使いたい場合は、正式な音源(CDや公式配信)を入手し、ISUM経由で申請する必要があります。
Q3.Filmoraで作ったBGMを式場で流すのはOK?
A.FilmoraのAI音楽生成機能や内蔵BGMは、基本的に著作権フリーとなっており、複製権の申請なしで使用できる場合が多いです。
ただし、念のために式場や映像制作会社に「Filmoraで作った音源を使いたい」と伝えて確認しておくと安心です。
フリーBGMの使用範囲やライセンスは、Filmoraの利用規約ページも確認しておきましょう。
まとめ
結婚式の入場シーンは、新郎新婦がゲストの前に初めて登場する大切な瞬間です。
選ぶ曲ひとつで、感動的にも華やかにも演出でき、式全体の印象を大きく左右します。
本記事では、雰囲気別におすすめの入場曲50選をご紹介し、さらに選び方のコツや注意点、著作権に関する基礎知識まで解説しました。
特に音楽の使用には「複製権」や「著作権」の問題が絡むため、ISUM登録楽曲やフリーBGMを活用するのが安心です。
また、Filmoraのような便利な編集ソフトを使えば、BGMの選定からムービー制作まで一括で進めることができます。
音楽と映像をうまく組み合わせて、ふたりらしい入場シーンをぜひ実現してください。
役に立ちましたか?コメントしましょう!