動画に文字入れするとメッセージが視覚的に伝達されるため、伝わりやすくなります。Macユーザーにとって、使いやすい文字入れソフトや具体的な操作方法を知ることは重要です。
本記事では、Macで利用できるおすすめの動画文字入れソフト5選を紹介し、Filmoraを使った文字入れの具体的な手順やコツについて詳しく解説します。初心者でも簡単にプロ級の仕上がりを目指せる内容となっています。
Part1.Macで動画に文字を入れる無料・有料ソフトランキング5選
今回はMac動画文字入れソフトのオススメを5つご紹介します。動画に文字入れをする機能を中心に、それぞれのソフトの特徴・メリット・デメリットの比較を表にまとめました。
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ソフト名 |
機能・特徴 |
メリット |
デメリット |
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Filmora |
・ドラッグ&ドロップで操作可能 ・字幕自動生成・ノイズ除去などのAI機能が豊富 |
初心者でも扱いやすい操作性 |
・無料版ではウォーターマークが入る |
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Capcut
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・テキストの追加が直感的におこなえる・ ・AI自動字幕生成 |
・無料でも多機能 ・テキストの読み上げなどの独自機能 |
・無料版では動画編集の時間が限定的 |
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Light Works
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・VFXやキーフレーム制御も可能 |
・タイトルや字幕のアニメーションのほかアウトライン ・シャドウなどの装飾も豊富 |
・日本語のUIに対応していない |
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Adobe Premiere Elements |
・初心者向け ・テロップや字幕挿入機能あり |
・買い切り ・Adobe製品の中では初心者向け |
・文字のデザインの調整の自由度が少ない |
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iMovie |
テンプレートを使ってタイトルや字幕挿入ができる |
無料で透かしが無い Apple製品と連携しやすい |
文字調整やフォントの自由度は少ない |
それぞれのソフトの特徴や使い方も紹介しますので参考にしてください。
1-1.おすすめソフト①(Filmora)|AI機能を活用し初心者でお扱いやすい

Wondershare Filmora(Mac版)は直感的な操作画面なので使いやすい特徴のあるソフトです。
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機能 |
特徴 |
メリット |
デメリット |
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・多彩なテキストや字幕のテンプレート ・縦書き・横書きの両方に対応 ・AIでの自動字幕生成やテキストベース編集が可能 |
・Mac版はApple Silicon(M1/M2/M3)に最適化 ・MacBook Air/Proでの使用に最適化 ・MacBook ProのTouch Barに対応している |
テキストの細かい調整が可能なのでYouTubeやSNS用の動画にも最適 |
・無料版では書き出しの際にウォーターマークが表示される ・細かいテキスト調整(例えばカーニングや行間のミリ単位調整など)は少し弱い傾向 |
機能や特徴とメリット・デメリットを表にまとめました。続いて、文字入れの使い方を見ていきましょう。
▶Filmoraの使い方
Filmoraで動画に文字入れする方法を紹介します。次の手順に沿って実行してください。
まず、動画をプロジェクトのメディア画面にインポートし、タイムラインにドラッグ&ドロップしてください。上部のメニューバーのタイトルタブをクリックしましょう。いくつかのカテゴリに分けて様々なタイトルテンプレートが揃っています。

タイムライン上にドラッグしたテキストのタブを右クリックすると、テキストの編集画面に遷移します。さらに高度編集機能を使用すると、縁取りやアニメーションなどの追加設定も可能です。

なお、Filmoraには以下のような多彩な文字入れ機能が揃っています。
- テキストパス:パスに沿ったアニメーションテキストを作成
- ビートテキスト:オーディオを解析し文字をリズムに合わせたアニメーション化する
- オートキャプション:音声から字幕を自動生成する
AIを活用したテキスト読み上げ機能を活用すると効率よい文字入れも可能です。
1-2.おすすめソフト②CapCut| ほかのソフトとの連携も簡単

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機能 |
特徴 |
メリット |
デメリット |
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・テキストのアニメーション(フェードやバウンド)や動きの追加 ・テキストを自由に配置でき、回転や拡大縮小できる ・AIを活用した自動字幕生成や手動での字幕入力、歌詞の自動認識も可能 |
フォントも豊富で色やサイズ、透明度、縁取り、影、グラデーションなどの細かなカスタマイズもできる |
・無料でも多機能 ・AI自動字幕生成機能があるため作業時間を短縮 ・SNSやYouTubeなどの動画作成にも適している ・テキスト読み上げなどの独自機能も豊富 |
・無料版は、15分までの動画のみ編集可能 ・エフェクトやテンプレートには有料のものもある |
完全無料で利用できる字幕ファイルを追加したりカットするなどの基本的な編集操作が可能です。ソフトの機能やメリット・デメリット・特徴を表にまとめました。続いて文字入れの方法を説明します。
▶CapCutの使い方
CapCutで動画の文字入れをするために、新しいプロジェクトを作成しましょう。
続いて文字入れしたい動画をインポートしてください。
左上のメニュータブのテキストをクリックし、テキストを入力しましょう。

デフォルトテキストと表示されている部分にカーソルを合わせると+ボタンが表示されます。
クリックすると右側にテキストの編集画面に遷移します。
エフェクトの選択や、太字などの文字スタイル、サイズ、アニメーションなどの追加設定もこちらの画面から操作可能です。

関連記事:CapCut(キャップカット)で文字入れする方法を詳しく解説!
1-3.おすすめソフト③Light Works | 複数テキストレイヤーの編集も可能な高性能ソフト

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機能 |
特徴 |
メリット |
デメリット |
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・文字入れに関するフォントやサイズ、色、太字・斜体・下線、アウトライン(縁取り)、シャドウ、透明度などの細かい調整ができる ・テキストの位置や表示時間、アニメーションに対応している |
・無料でプロ仕様のタイトル・テロップ・字幕編集が可能 ・日本語テキスト自体は入力可能だが、UIは英語のみ |
・VFXや合成機能との組み合わせも可能で、凝ったタイトル ・テロップの文字入れが可能 |
・字幕ファイルが手動でしかインポートができない ・無料版は最大720pまでの書き出し制限がある |
実際にどのように文字入れするのか説明します。
▶Light Worksの使い方
まず、新規プロジェクトを立ち上げて編集したい動画をタイムラインにドラッグ&ドロップしてください。
画面hidariue上部の「VFX」タブをクリックします。もしくは、VFX画面の「+」ボタンから「Titles」を選びましょう。

画面右側のFX SettingsパネルにSample textと表示されるので、ここに入力したいテキストを入力してください。
Lightworksは日本語キーボード入力に対応しておりません。
日本語を使用するには、メモ帳などにあらかじめ入力しておきコピー&ペーストしましょう。
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1-4.おすすめソフト④Adobe Premiere Elements |高度な編集機能

引用:https://www.adobe.com/jp/products/premiere-elements/whats-new.html
有名なAdobe社がリリースしている編集ソフトで、エフェクトやトランジションなどの数が充実していて幅広い世代の人が利用しています。
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機能 |
特徴 |
メリット |
デメリット |
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・タイトルやテロップなどを簡単に追加 |
・Adobe製品ですが初心者から中級者向けに作られている ・ガイド編集やテンプレートを活用して簡単に文字入れができる |
・買い切り型なのでコストパフォーマンスに優れている ・トランジションや他の編集機能と組み合わせが手軽にできる |
ほかのAdobe製品と異なり、行間やカーニングなど文字の細かな調整はできない |
Adobe製品のなかでも初心者にも使いやすいソフトです。
▶Adobe Premire Elementsの使い方
Adobe Premiere Elementsで動画に文字を入れる手順は以下のとおりです。
まず、画面左上にあるテキストまたはタイトルとテキストを選択し、タイムライン上で文字を挿入したいところにドラッグ&ドロップしましょう。

文字入力を追加したい場合は、プレビュー画面上のテキストを追加で文字の追加も可能です。
右側にあるクリップ調整や調整パネル、スタイル、アニメーションタブで、文字の位置調整やデコレーションも簡単におこなえます。
関連記事:動画に手書きの文字を入れる方法!メリットやおすすめアプリは?
1-5.おすすめソフト⑤iMovie | MacやiPhoneでも使える
Macに標準で搭載されている純正動画編集ソフトで、分割や音楽・トランジションの追加といった編集機能があります。操作性が良いので初心者も凝った作品を製作することができるでしょう。
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機能 |
特徴 |
メリット |
デメリット |
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・「タイトル」テンプレートを使った文字入れ ・テンプレートを活用して簡単に挿入できる |
・MacやiOSユーザーなら手軽に使える |
・完全に無料で利用可能で透かしが無い ・初心者でも直感的に使用できる |
・テロップは指定した位置から移動できない ・複数の字幕・テロップの挿入はできない |
iMovieは、MacやiPhone、iPadなど様々な機種で利用できるのも魅力的です。
▶iMovieの使い方
iMovieはApple製品に標準搭載されており、使い方も簡単です。ほかのソフトと同様にプロジェクトを作成し、文字を追加したい動画をインポートしましょう。


PC版であれば画面上部のタイトルをクリックし、テンプレートから好きなものを選択してタイムライン上にドラッグ&ドロップしてください。
スマートフォン版は動画を追加した後、タイムラインの動画をタップすると「T」マークが表示されます。こちらをクリックするとテキストの入力画面に遷移します。
さらに、タイムライン上にあるテキスト部分を右クリックすると、フォントの調整やアニメーション、文字の追加などをおこなえます。
Part2. Macで動画の文字入れに関するよくある質問
Q1.Macの標準アプリ(iMovie)で、動画に凝ったデザインの文字を入れることはできますか?
フォントの種類やサイズ、色味の変更は可能です。しかし文字の自由な位置調整や回転、複数のテキストの同時重ね表示はできません。
Q2.Macで動画に字幕を効率的に追加する方法はありますか?
AIの自動字幕生成機能がついている動画編集ソフトを活用すると、動画内の音声の字幕を自動生成してくれるので効率よく動画作成をおこなえます。Filmoraの自動字幕起こし機能や、AIテキストベース編集機能を活用してみましょう。
【まとめ】Macで動画に文字入れをするならFilmoraがおすすめ!
Macで動画文字入れや字幕作成に挑戦するなら、自分に合った編集ソフト選びが鍵となります。Filmoraは直感的な操作性と豊富な機能で初心者にもおすすめです。
さらにフォント選びやタイミング調整などのコツを押さえれば、より魅力的な作品が完成します。ぜひ動画制作に挑戦してみてください!
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