動画に手書きの文字を入れるのは難しいと思っていませんか?あたたかみやオリジナリティを与えてくれる手書き文字、実は簡単に動画に入れられます。
今回は動画に手書きの文字を入れたい方のために、手書き文字のメリットから入れ方、おすすめのツールまで紹介します。具体的な手順も解説するので最後までご覧ください。
手書き文字を動画に入れる方法 ~母の日や誕生日のメッセージ動画を作ろう~|Wondershare Filmora
目次
Part1.動画に手書きの文字を入れるのにおすすめのツール3選
動画に手書きの文字を入れるのにおすすめのツールとして紹介したいのは、「Filmora」「CapCut」「Premiere Pro」の3つです。
Filmora | CapCut | Premiere Pro | |
操作性 | ◎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
個人向け | ◎ | ⚪︎ | △ |
手書き風アニメーション | ⚪︎ | ◎ | ◎ |
手書き画像の取り込み | ◎ | ◎ | ◎ |
手書き風フォント | ◎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
素材・テンプレート | ⚪︎ | ⚪︎ | ◎ |
各ソフトの詳細を解説します。
ツール1:Filmora

FIlmoraは、Wondershare社が提供する動画に手書き文字が入れられる編集ソフトです。
初心者でも直感的に操作しやすいのが特徴で、知識が少なくても簡単に高クオリティの動画を作成できます。
動画に手書き文字を入れるには、スキャンとブレンドモードを使用します。手書き文字風のテンプレートも多数用意されているため、素早くぬくもりのある動画を作りたい方にもおすすめです。また、搭載されている音声ノイズ除去やAI機能などの便利機能を使えば、さらに高度な編集も可能です。エフェクトが非常に充実しているので、飽きのこない動画を作成できます。
用途が個人向けに寄っているので、プロ向けのツールに比べてシンプルで扱いやすい操作性を実現できます。動画に手書き文字を入れる編集を始めてみたい方にはぴったりです。
Filmoraで動画に手書き文字を取り込む方法
- 白い紙に黒いペンで文字を書いたものを用意したら、スキャナ取り込みもしくは画像で撮影してください(文字になるべく影が乗らないようにする)。画像をあらかじめ動画を読み込んだFIlmoraのタイムラインに読み込むことも忘れず行いましょう。
- 「ベーシック」の「合成」から「ブレンドモード」を選択し、「通常」から「スクリーン」や「乗算」に変更します。

- 「色」から「ベーシック」を選択し、文字以外が真っ白になるように画像の明るさを調節しましょう。

- 「カーブ」を選択し、最初の線の傾斜に対して×を描くようにポイントを移動させると、黒文字を白文字に反転させられるのも魅力です。
手書き文字を動画に入れる方法~|Wondershare Filmora
ツール2:CapCut

CapCutはByteDance社が提供する動画に手書き文字が入れられる編集ソフトです。モバイル端末でも利用でき、SNSとの連携に強みがあるので、ショート動画作成によく用いられます。基本無料で利用できますが、有料版に移行される機能が増えている点には注意が必要です。
CapCutで動画に手書き文字を取り込む方法

- 画像を、あらかじめ動画を読み込んだCapCutのタイムラインに読み込みましょう。
- 「オーバーレイ」から「はめ込み合成を追加」を選択したら、「スプライス」の選択肢を一つずつ試し、うまく文字が透過できるものを探してください。
ツール3:Premiere Pro

Premiere ProはAdobe社が提供する動画に手書き文字を入れられる編集ソフトです。
活用の幅が広く、プロ顔負けの高度な編集ができますが、基本は有料となります。月額3,000円程度のランニングコストがかかるので、7日間の無料体験をうまく活用しましょう。
Premiere Proで動画に手書き文字を取り込む方法
- 「エフェクト」を選択してPremiere Proの画面を切り替えたら、動画や手書き文字の画像をあらかじめPremier Proのタイムラインに読み込んでおきましょう。

- 「エフェクト」から「ポスタリゼーション」を選択し、動画内の手書き文字画像に適用します。
- 文字が透明化するため、明るさを調整して透けるように加工してください。
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Part2.スマホで動画に手書きの文字を入れるのにおすすめのアプリ3選
動画に手書きの文字を入れられるツールはスマートフォンにもあります。
Filmora for Mobile | VITA | VLLO | |
操作性 | ◎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
初心者向け | ◎ | ⚪︎ | △ |
手書き風アニメーション | ⚪︎ | ◎ | ◎ |
手書き画像の取り込み | ◎ | ◎ | ◎ |
手書き風フォント | ◎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
今回はiPhone対応アプリに絞って「Filmora for Mobile」「VITA」「VLLO」の3つを紹介します。
アプリ1:FImora for Mobile

Filmora for MobileはFilmoraのモバイル版で、iOSおよびAndroid向けに提供されている動画に手書き文字が入れられる編集アプリです。
豊富なテンプレートやBGM、エフェクト、トランジションが用意されており、高クオリティな動画が簡単に作れるでしょう。
手書き風アニメーションや自動字幕挿入なども可能で、表現の幅が広いのが魅力です。縦画面・横画面の切り替えや、YouTube、TikTokなどへの直接出力も対応しているので、SNS投稿向けの動画制作にも適しています。
無料版でも機能は充実していますが、有料版ではさらに素材が拡張します。外出先でも動画に手書き文字が入れられる編集をしたい方、スマホ1台でクリエイティブに挑戦したい方にぴったりです。
Fimora for Mobileで動画に手書き文字を取り込む方法
- あらかじめ動画を読み込んだ編集画面から「PIP」を選択し、手書き文字の画像をFIlmoraのタイムラインに読み込む

- 画像を選択した状態で「背景の削除」を選択しクロママットを選択


- 画像を選択した状態で「調整」を選択し、文字以外が真っ白になるように画像の明るさを調節すると、透過が成功しやすくなります。編集に成功すると、下記のように文字が完全に透過します。

アプリ2:VITA

VITAは世界で2,000万ダウンロードを達成している、動画に手書き文字が入れられる編集アプリです。
入門・初心者向けからプロ向けまですべての機能が無料で使えて、誰でもオシャレな動画が作れます。
100種類以上のテンプレートと写真・動画を組み合わせれば、Vlog・旅行・誕生日動画などが一瞬で完成します。
豊富なトランジションや倍速・逆再生機能などでさらにレベルアップした動画を作ることが可能です。
VITAで動画に手書き文字を取り込む方法
- 編集画面から「コラージュ」を選択し、画像や書き文字をタイムラインに読み込む

- 画像を選択した状態で「ブレンド」をタップし、カラー比較(暗)を選択。これで文字が完全に黒い部分を残し、背景のない状態になります。

アプリ3:VLLO

VLLOは手軽に使える、動画に手書き文字が入れられる編集アプリです。
「初めてのビデオエディター」を銘打っており、初心者でも簡単に操作できます。
動画の分割、字幕の追加、BGMの挿入などをスムーズに行えるのはもちろん、プレミアム有料機能を使えばクロマキー合成、PIP、モザイクといった高度な編集も可能です。
編集中の動画は自動保存され、有料版でなくてもロゴは表示されません。
VLLOで動画に手書き文字を取り込む方法
- 「PIP」を選び、タイムラインの「画像」の箇所に手書き文字を追加する

- 画像を選択した状態でカーソルとバーを動かして文字の周りが透明になるようにする

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Part3.動画に手書きの文字を入れる4つのメリット
動画に手書きの文字を入れるメリットは、主に以下の4つです。
動画にあたたかみが出る | 手書きの文字は人の体温を感じさせてくれるので、動画にあたたかみが増します。 |
動画に親近感を持ってもらえる | 文字に人の存在が足されることで、動画が無機質になるのを防ぐ効果があります。 |
動画にオリジナリティが出る | 手書きの文字には個性が出るので、動画全体にもオリジナリティを足してくれます。 |
動画の内容が印象に残りやすい | 手書き文字の個性が作品全体を記憶に残してくれる効果も期待できます。 |
Part4.動画に手書きの文字を入れる編集に関するよくある質問
Q1:手書き文字はどうやって動画に入れるの?
基本的に、手書き文字を動画に入れる時にはスキャナーなどで取り込みをします。
しかし、ペンツールでお絵かきが可能なアプリなら、直接文字を動画に書くことが可能です。
Q2:手書き風フォントで代用できる?
手書き風フォントで代用が可能です。Fimoraなら多数の個性的な手書き風フォントのなかから雰囲気に合ったものを選べます。
Part5.Filmoraでオリジナリティのある動画を簡単に
Fimoraを使えば、動画に手書きの文字を簡単に入れることができます。
手書きの文字を入れれば、動画にオリジナリティとあたたかみが出せるでしょう。
ぜひ手書き文字で、観た人の印象に残る動画を作りませんか?
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