オーディオダッキングを使って背景音を自動調整
Dec 05, 2024 • カテゴリ: 動画編集の基本とコツ
目次: |
Part1.オーディオダッキングとは?
動画編集に精通していない人は聞き慣れない言葉かもしれませんが、オーディオダッキングは動画の中で人の会話などがしっかりと聞こえるように、BGMなどの音量を一時的に下げることです。
例えば、スケートボードのテクニックを集めた動画があるとします。テクニックを披露する最中は激しくカッコいいロックミュージックをBGMにしたいと思っていますが、最初の部分だけ口頭でテクニックを説明します。しかし、音楽がまったくないのも寂しいです。このような時に適しているのがオーディオダッキングの機能です。
Part2.Wondershare Filmora Xを用いたオーディオダッキング
Filmora XはWondershareから発売中の動画編集ソフトです。必要な機能がオールインワンで入った非常に便利なソフトです。後ほど詳しく紹介させていただきます。以下にオーディオダッキングのやり方を示します。
Step1:動画素材をインポートする
Filmoraを起動して、インターフェースに「インポート」をクリックして、編集したい動画ファイルをインポートします。
Step2:タイムラインに動画素材を配置
オーディオダッキングをかけたい動画ファイルを好きな位置にドラッグ&ドロップします。ファイルは一つでも複数でも大丈夫です。
Step3:ファイルを選択
オーディオダッキングするファイルを選択状態にします。右クリックでメニューを表示し、コマンド「オーディオを調整する」を選びます。
Step4:オーディオダッキングを行う
下の方にダッキングの項目があります。「他のクリップの音量を下げる」のチェックを入れ、左右に動くスライダーで調整ができます。
※うまく調整するコツ
一度に思った通りに調整するのは至難の業です。調整してはプレビューウィンドウで確認するという作業を繰り返します。面倒だとは思いますが、時間をかけてやることで動画全体の質が高くなります。
Part3.Wondershare Filmora Xの優れたところ
想像力に翼を。|Wondershare Filmora
・インターフェースが分かりやすい
動画編集に不慣れな人でもサクサク操作できるほど、編集画面がシンプルです。メディアライブラリとプレビューウィンドウ、タイムラインの3つがどこにあって、それぞれ何の役割があるかさえ理解できていればオリジナル動画が作れます。
・価格がリーズナブル
中級・上級者まで満足させる実力があるFilmora Xですが、驚くほど安く手に入ります。なんと1PCの永久ライセンスが1万円以内です。1年間のライセンスもあります。
・基本的な機能がすべて備わっている
動画クリップのトリミング、分割、結合、回転、クロップはもちろんのこと、コピーやリサイズも可能です。これらの操作は直感的でとてもスムーズです。さらに、グループ編集の機能を駆使することで、作業が効率化されます。
・高度な編集
高度な機能も充実しています。ズームイン・アウト&パン、画面分割、クロマキー合成などがあります。新バージョンに追加された機能としてキーフレームとモーショントラッキングがあります。キーフレームは編集点のようなもので、通常動画クリップ全体に影響するエフェクト効果を部分的に適用できます。各種パラメータは回転、サイズ、ポジション、不透明度です。
モーショントラッキングは動画のある部分に文字やエレメントを付けて、移動しても追跡させられる機能です。例えば、衝撃的なニュースを聞いて膝から崩れ落ちる人の頭上に「ガーン!」という文字を表示したり、オフロードを疾走するモトクロスバイクの車輪部分に土ぼこりを模したエレメントを追加したりできます。
どちらも使用すると動画のクオリティをかなり上げられます。簡単ではないかもしれませんが、一度理解してしまえば初心者でもできると思います。
Part4.まとめ
今回はオーディオダッキングの概要と使い方、そしてリニューアルした動画編集ソフト「Filmora X」をご紹介しました。
オーディオダッキングは言葉としては難しくても、動画に施す効果としては分かりやすいです。人の会話やオリジナルの音声を活かしたい時に、使ってみていただければと思います。初めての機能でも失敗を恐れずにチャレンジすることが大切です。
Filmora Xはかなりパワーアップしているので、今までFilmoraシリーズをお使いになった方も、そうでない方もこの機会にお買い求めください。
新機能ーオーディオダッキングの使い方|Wondershare Filmora
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