動画内のオーディオを置き換える方法

インターネットの発達やスマートフォンなどの普及によって、日常生活の中で映像に触れる機会が格段に増えました。現在は、一般の人でも気軽に動画を撮影できるようになっていますが、自作の映像作品をもっと魅力的にしてくれるのが、BGMなどのオーディオ編集です。しかし、映像内に音声や音楽を追加したり、編集するのは難しいと考えている方もいらっしゃるでしょう。難しそうに見える編集作業も、専用のソフトさえあれば自由に編集することができます。しかも、Wondershare 「Filmora」なら、複雑な設定をしなくてもハイレベルな編集が可能になります。そこで今回は、「Wondershare Filmora」を利用して動画内のオーディオを置き換える方法をご紹介します。

動画内のオーディオを置き換える方法・手順

「Filmora」は有料の編集ソフトですが、無料版を使って操作性を試すことができる点が魅力です。無料版は、filmoraのサイトから利用できます。

動画内のオーディオを削除して置き換える

ステップ1：まずはFilmoraのソフトをインストールして、ソフトを起動すると、編集モードの選択画面が出ます。この画面で「高度編集モード」を選びましょう。

ステップ2：動画内にある背景音などのオーディオを削除して置き換えるには、 まず「追加」を選んでオーディオのファイルを「メディアライブラリ」に取り込みます。

ステップ3：続いて、動画ファイルを動画トラックへドロップアンドドラッグしましょう。次に、タイムライン上の動画を選んだら、右クリックで 「オーディオ分離」を選びます。こうすると、音声部分と動画部分を切り離すことができます。

ステップ4：音声を削除したい場合は、オーディオファイルを選んで「削除」しましょう。そして、メディアライブラリから置き換えたい音声のファイルを選び、オーディオトラックへドラッグしていきます。オーディオの細かい調整を行ったら、目的の位置まで移動すれば置き換えが完了します。

オーディオの調整

ちなみに、Filmoraではオーディオの調整も簡単に行うことができます。

ステップ1：タイムライン上の音声ファイルをダブルクリックして、再生速度やボリューム、ピッチの調整をしたり、スライダーを使ってフェードインやフェードアウトの設定ができます。調整した結果が思わしくない場合には、「リセット」を選ぶとすぐ元に戻すことができるようになっています。撮影した映像作品の音声を編集したり、BGM音楽を挿入するには専門知識が必要と思われがちですが、Filmoraを使えばシンプルなステップを踏むだけで、音声の編集も自在に行えます。例えば、先程ご紹介した手順で編集すれば、元の動画内のオーディオをナレーションに置き換えることもできます。

ステップ2：Filmoraには、ナレーションを録音する専用マイクが手元にない方でも、ナレーションを録音できる機能が備わっているからです。ナレーションを録音するには、メディアライブラリから「録画」を選び、「ナレーションを録音する」を選択すれば、「オーディオの録音」画面が表示されます。マイクのマークをクリックすることで録音を開始できますので、録音が終わったら音声ファイルとして保存できます。

さらに、「Filmora」では、音楽をオーバレイすることが可能です。基本的に、3つまでのオーディオをオーバーレイという形で同時再生できます。また、BGM音楽を付ける場合、フェードインとフェードアウトの編集を行うことで、動画内の音楽を違和感なく流すことができます。

動画編集にFilmoraをお勧めする理由は、音楽の挿入や特殊効果の追加といった作業も、直感的に施せるインターフェイスになっていることです。編集作業に慣れない人でも、ファイルをドラッグアンドドロップしたりスライダーを調整するといったシンプル操作で、自分好みの映像に仕上げることができます。