「せっかく良い写真が撮れたのに、通行人が写り込んでしまった…」
「Picsartで人を消してみたけど、なんだか不自然な仕上がりに…」
「無料で使えると思ったら、実は有料だった!」
こんな経験、ありますよね?
この記事では、Picsartで人物や不要なものを消す基本テクニックから上級者向けの応用技術、さらに無料で使える裏ワザまで、すべて詳しく解説。さらに、Picsartでは限界がある場面で活躍する、プロ級の仕上がりを実現できるアプリも紹介します!
編集初心者の方でも今日から実践できる具体的な手順と、ワンランク上の"自然な仕上がり"を実現するためのコツを、分かりやすくお伝えします。
この記事を読めば、もう「消し跡が目立つ…」と悩むことはなくなりますよ!
目次
Filmoraの新機能テキストから動画生成!Google Veo 3で高品質動画を作ろう!
Part1. 【基本】まずはここから!Picsartアプリで人を消す3つの方法
写真編集を始めたばかりの方が「どうやって人物を消すの?」と迷ってしまうのは、自然なことです。
2025年現在Picsartには、大きく3つの方法が用意されています。
それぞれに特徴やコツがあるので、しっかり理解すれば違和感のない自然な仕上がりが実現できます。まずは各手法の基本と使い分けのポイントを覚えて、あなたに合ったやり方を見つけましょう!
方法①:「削除」ツールでAIにおまかせ(有料)

「削除」ツール(リムーバー)はPicsart Pro会員向けのAI機能です。
消したい人物や物をなぞるだけで、AIが自動で自然な背景に置き換えてくれるのが特徴です。直感的な操作で手早く消せますが、無料プランでは使えない点には注意が必要です。
※7日間の無料トライアルあり(年間プラン限定)

Step1. 写真をインポートして「削除」ツールを選びます
Step2. 消したい人物や物を指やペンで丁寧になぞります
Step3. 「削除」をクリックすれば、AIが自動で選択範囲を解析し背景で補完してくれます
Step4. 結果を確認し、必要に応じて何度かやり直しや追加修正しましょう。ペンのサイズや消しゴムツールを使って、細かく調整することで精度を上げられます
Step5. 満足したら「適用」して画面上部の「保存アイコン」から写真を保存します
方法②:「クローン」ツールで背景をコピー(無料)

「クローン」ツールは、背景の一部をコピーして人物や不要物の上に貼り付けることで“消す”方法です。
無料ユーザーでも使えるため、多くの人がまず挑戦するテクニックですが、仕上がりの自然さは正直なところ写真とコツ次第。複雑な背景は難易度が上がりますが、細かい場所でも丁寧に作業すればかなり自然にできます。
ただし、ベクター画像等では比較的使いやすい方法ですが、人物消去という観点では使い勝手が良いとは言えません。
Step1. 「ツール」から「クローン」ツールを選択します
Step2. 消したい部分の近くにある自然な背景をコピー元として指定します
Step3. 指定した部分を消したい場所にスタンプのように重ねていきます
Step4. コピー元を変えたり「サイズ」「透明度」「硬さ」を調整しつつ何度かに分けて塗り重ねると、より自然になります
Step5. 不自然な部分はやり直しや微修正を繰り返し、全体になじませて仕上げ「適用」
方法③:「図形」や「スタンプ」で隠す(無料)

どうしてもうまく消せない時や、あえて隠す演出をしたい場合は「図形」や「スタンプ」機能もおすすめです。単に“消す”のではなく、別の要素で自然にカバーする発想で、SNS映えするクリエイティブな仕上がりにできます。
Step1. 「図形」や「ステッカー」機能を開きます
Step2. 消したい人物や物の上に配置する図形・スタンプ・テキストなどを選択します
Step3. 背景となじむ色や形を意識してサイズや位置をスワイプで微調整します
Step4. SNS映えを狙う場合は、ポップなスタンプやおしゃれなエフェクトを重ねて加工します
Part2. 【応用】もっと自然に!Picsartアプリで人を"綺麗に"消す4つの上級テクニック
「基本のやり方は分かったけど、どうしても"消し跡"が目立っちゃう…」
「もっとプロみたいに自然な仕上がりにしたい!」
そんなあなたのために、ワンランク上の仕上がりを目指す上級テクニックを5つご紹介します。公式ヘルプには載っていない実践的なコツや、プロも使っている裏ワザをまとめました。
これをマスターすれば、一目では「どこを編集したの?」と驚かれるような自然な写真に仕上げることができますよ!
テクニック①:背景に馴染ませる「クローン」の重ね塗り

クローンツールは一度コピーするだけではなく、重ね塗りすることで自然なグラデーションや質感を再現できます。
特に空や芝生などグラデーションがある背景では、一度で済ませず何度かに分けて薄く重ねることで違和感のない仕上がりになります。

Step1. クローンツールを選び、消したい人物や物に近いパターン・色合いの部分をコピー元に指定します
Step2. 透明度(不透明度)を調整し、低めに設定した状態で消したい部分をなぞります
Step3. 1回の塗りで終わらせず、必要に応じてコピー元を変えながら複数回に分けて塗り重ねていきます
Step4. 境界線や細部は小さめのブラシに切り替え、拡大表示して丁寧になじませます
Step5. 不自然になった部分は「やり直し」で微調整します
テクニック②:消した後の違和感を消す「修正」ツールの活用法

消した部分の明るさや色味が周囲と異なる場合は、「調整」ツールを使って微調整しましょう。
露出や彩度、シャドウなどを調整することで消し跡をなじませ、編集箇所が分からないほど自然な画像に仕上げることができます。
ただしやり過ぎてむしろ不自然に見えるケースも多いため注意です!
Step1. 編集後の画像を確認し、消し跡や色ムラが目立つ箇所を特定します
Step2. 「ツール」「修正」ツールからハイライト・明るさ・コントラスト・彩度・色温度・シャドウなどを開きます
Step3. 「明るさ」や「コントラスト」で全体の雰囲気を統一し「彩度」「色温度」で微妙な色差を消します
Step4. 「シャドウ」「ハイライト」で立体感や奥行きを調整し、少しずつ調整するのがコツです
Step5. 必要に応じて元画像や他の部分と比較しながら、違和感がなくなるまで微調整します
テクニック③:複雑な背景で役立つ「部分選択」のコツ

複雑な背景や人物が重なっている場合は「部分選択」ツールで対象を正確に囲むことが重要です。範囲指定を丁寧に行うことで不要な部分を誤って消してしまうミスも防げます。

「ツール」>「選択」>「人物」と進み、「人物」」「顔」など選択範囲を指定するだけで、特定の範囲を部分選択ができます!
ここからテクニック②を応用したり、人物消去の逆、人物コピーも簡単に実現できます。
また「切り抜き」から人物部分だけを削除した上で、クローンツールを使って人物消去することで、より自然に仕上げられます。
テクニック④:画質を落とさずに保存する設定

せっかく自然に消せた写真も、保存時に画質が落ちてしまっては本末転倒です。
Picsartで画質をキープしたまま保存するには、いくつかのポイントがあります。
Step1. 編集が完了したら「保存アイコン」または「エクスポート」を選びます
Step2. 保存形式は「JPEG」がデフォルトですが「PNG(有料機能)」を選択します
Step3. 「解像度」は「100%」を選択しましょう
またこの際、SNS投稿や共有用はリサイズや圧縮を別途実施し、オリジナルは高画質のまま保存しておきましょう。
必要があれば保存後に画像を確認し、荒れや劣化が無いかチェックします。
Part3. 【失敗例】Picsartアプリで人物消去がうまくいかない原因と解決策
Picsartで人物を消そうとした時、誰しも一度は“思い通りに仕上がらない”壁にぶつかります。この章では、ユーザーが直面しやすい具体的な失敗例をピックアップし、共感とともに、その主な原因と現実的な解決策を紹介します。
原因①:消した跡がぼやける・モザイク状になる

AI除去ツールでよく起こる失敗です。
輪郭が曖昧になったり、モザイク状のパターンが残ってしまうと、自然な仕上がりにはなりません。
・消し跡がぼやける場合、クローンツールで上から自然になじませると違和感が減ります
・透明度を調整しながら複数回に分けて重ね塗りし、境界線は小さいブラシで微調整するのが効果的です
・仕上げに「調整」ツールで明るさや彩度を整えるとより自然です
原因②:背景が歪む・引き伸ばされる

クローンツールで背景の模様やラインが引き伸ばされると、元画像と違和感が生じやすくなります。
・コピー元と貼り付け先をこまめに変え、模様や質感の繰り返しを避けるのがポイントです
・スタンプ方向や角度、ブラシサイズを変えながら細かく調整することで、背景の歪みを最小限にできます
・どうしても目立つ場合は、部分的にスタンプや図形を加えて“見せる加工”に切り替えるのも有効です
原因③:そもそも、どうしても綺麗に消せない複雑な写真

建物や人物が密集した写真、背景が極端に複雑な画像は、Picsart単体では限界があります。
・無理に消そうとせず、一部を隠す、またはトリミングして構図自体を変えるのも一つの方法です
・他の専用アプリやPCソフト、Webサービスを検討してみましょう(次パート参照)
・「完璧な人物消去」よりも「自然さ」「違和感の少なさ」を優先する視点も大切です
また、アプリの人物消去が難しい場合は、PCサイトや他の高精度Webサービスも選択肢になります。
関係記事: 写真内の人を消すときに役立つおすすめサイトBEST5
Part4. 【限界突破】Picsartアプリでは無理?そんな時の最終手段「Filmora」
Picsartでどうしても自然に消せない写真や、動画から人を消したい場合、プロレベルの編集力を求める方には「Filmora」がおすすめです。
Filmoraは、Picsartの単なる代替ツールではなく、AIアルゴリズムやPCならではの高精度な処理能力、さらに動画編集まで可能な“上位ソリューション”として注目されています。
まずは、下記の比較表でPicsartとFilmoraの違いを整理し、それぞれの強みと適した活用シーンを把握しましょう。
項目 | Picsart | Filmora |
AI人物消去精度 | 標準(簡単・手軽) | 高精度(複雑な画像・動画対応) |
編集対応 | 写真(静止画)中心 | 写真&動画両対応 |
無料/有料 | 基本無料・一部機能有料 | 基本無料・一部機能有料 |
操作性 | スマホで直感的 | PC/スマホ/タブレットで直感的かつ緻密に編集可能 |
保存画質 | JPEG・無料は制限あり | 高画質・形式豊富(AIによる高画質化機能あり) |
その他 | スタンプや効果が豊富 | AI自動除去・多機能編集・AIサポート |
4-1. なぜFilmoraならPicsartの限界を超えられるのか?

Filmoraは単なる画像加工アプリを超えた“AIクリエイティブプラットフォーム”です。
特に以下のような点でPicsartより優位性があります。
・AIアルゴリズムが高度で、複雑な背景や動画内の人物も違和感なく高精度で消去可能
・写真だけでなく動画にも対応し、SNS・YouTube等の投稿素材にも最適
・PC版の場合マウス操作で、範囲指定や微調整が驚くほど細かくできる
・クラウド連携できるスマホアプリ版も用意され、手軽さとクオリティの両立が可能
・高画質保存や出力形式の多様さ、AIアシスタント機能でプロ級の仕上がりに
4-2. 【スマホ編】Filmoraモバイルアプリ版で人を消す方法
ここで具体的にFilmoraのスマホ版を使った人物消去の方法と仕上がりを見ていきましょう!
具体的な方法を解説するので、ぜひアプリをインストールした上で、読み進めてください。
Step1: 「AI削除」機能を選択

Filmoraアプリを開き「新しいプロジェクト」または、編集メニューから「AI削除」機能を選択します。
Step2: 写真や動画を読み込む

「不要部分を削除」を選択して、消去したい写真や動画を端末から読み込みます。
対応形式も非常に豊富です。
Step3: 指で消したい部分をなぞるだけ

タイムライン上の画像を選択して「AI削除」をタップ。

画面上で消したい人物や物体をざっくりと指でなぞると、自動で選択範囲が反映されます。
「今すぐ処理」をタップして人物消去を開始しましょう!
Step4: AIの自動除去を確認して保存

AIが自動で除去処理を行い、違和感がないかプレビュー。

納得できたらそのまま保存できます。
画像の場合は、フルスクリーン表示してスクリーンショット保存する方法、あるいは「エクスポート」からLive Photosとして保存する方法があります!
関係記事: 【2025年版】写真の影を消すおすすめ無料アプリ5選|SNSで映える除去のコツも解説!
4-3. 【PC編】Filmoraデスクトップ版で人を消す方法

更に、高画質・高精度に編集したい場合はPC版Filmoraがおすすめです。
マウス操作で細かく範囲指定でき、大画面とズームを使って複雑な背景でも違和感の少ない仕上がりが可能になります。
Step1: 「AIオブジェクトリムーバー」を起動

Filmoraを立ち上げ「ツールボックス」から「AIオブジェクトリムーバー」を選択します。
Step2: ファイルをインポートする

編集したい画像や動画を選択して読み込みます。
自動的にAIオブジェクトリムーバーが立ち上がりました!
Step3: マウスで正確に範囲を指定する

消去したい人物や物体をマウスでなぞりましょう。
ブラシサイズを調整しつつ進める事で、より正確な人物消去が可能です。
「削除」をクリックして人物消去を開始します!
Step4: 高画質で書き出す

編集結果をプレビューし、満足できたら高画質で書き出して保存しましょう。

プレビュー画面下の「スナップショット」をクリックすれば、プレビューに現在表示されているフレームが画像で保存できます!
関係記事: 【厳選】写真や動画から人物だけを消す方法とおすすめアプリ・ソフト・オンラインツールを解説!
Part5. Picsartアプリで人を消す方法に関するQ&A
最後に本章では、Picsartで人物を消したい時に多くの方が気になる点や、よく寄せられる質問を、実体験と利用規約の両面から整理しました。
安心して使うための基本や注意点をここで押さえておきましょう!
Q1. Picsartの除去ツールは無料で使えませんか?
残念ながら、Picsartの「除去」ツールは有料プラン(Picsart Pro/Gold)専用の機能です。
そのため、無料プランでは使用できません。
ただし、「クローン」ツールを使えば無料でも人物や不要なものをある程度消すことができます。クローンの使い方やコツはぜひ記事本編を参考にしてください。
Q2. Picsartで加工した写真は商用利用できますか?
Picsartで編集した写真の商用利用は、基本的には可能ですが、いくつかの注意点があります。
要点をまとめたので、商用利用の方は下記をチェックした上で進めてください。
・アプリ内の有料素材や一部スタンプには著作権や利用制限が付いている場合があるため、素材ごとのライセンス確認が必要
・オリジナル画像に第三者の権利(人物・ロゴ・建物など)が含まれる場合、別途許可が必要
・Picsartの利用規約やライセンス内容は変更されることがあるため、必ず公式情報を確認する
・不安な場合は、自作画像やフリー素材で編集するのがおすすめ
気になる点がある場合は、公式の利用規約をご確認ください。
Q3. Picsartは安全なアプリですか?
Picsartは世界中で10億回以上ダウンロードされており、月間アクティブユーザーだけで1.5億人以上と公式が発表しています。
そのため、Google PlayやApp Storeで提供されている正規アプリは一般的に安全であるといえるでしょう。
ただし、次のポイントには注意してください。
・非公式サイトや外部からのアプリダウンロードは避ける
・個人情報や写真データの取り扱いは慎重に(必要な権限だけ許可)
・常に公式アプリのアップデートを適用してセキュリティを保つ
・気になる点はアプリレビューや公式サイトのヘルプをチェック
まとめ|PicsartとFilmoraは状況で使い分けよう!
いかがでしたか?この記事では、Picsartを使った人物消去の基本テクニックから、プロ並みの仕上がりを目指す応用技術まで、余すことなくお伝えしました。
実績も証明している通り、Picsartは間違いなく優秀なアプリです。
手軽さと機能のバランスが取れていて、多くの場面で活躍してくれるでしょう。
でも「もっと複雑な写真を自然に編集したい」「動画からも人を消したい」「プロ級の仕上がりを求めたい」…そんな時は、どうしても限界を感じてしまいます。
だからこそ、本記事で紹介したFilmoraという選択肢を覚えておいてください。
より高度なAI技術、動画編集への対応、そしてPCでの精密な操作性。あなたのクリエイティブな表現を、まさに次のレベルへと引き上げてくれる存在です。
まずは無料で体験してみて、その違いを実感してみませんか?きっと「こんなにキレイに消せるなんて!」と驚かれるはずです。
役に立ちましたか?コメントしましょう!