AVCHDをMP4に変換したい場合、編集もあわせて行うならFilmora、複数ファイルをまとめて変換するならUniConverter、インストールせず1本だけ変換したいならConvertioを選ぶと分かりやすいです。
AVCHD(Advanced Video Coding High Definition)は、ビデオカメラやBlu-ray、DVDなどの記録・保存に向いた高画質な動画形式です。一方で、PCやスマホでそのまま再生できない、SNSや動画共有サービスにアップロードしづらい、編集ソフトによっては読み込めないなど、現在の動画運用では不便に感じる場面もあります。
そこで本記事では、AVCHDを汎用性の高いMP4に変換する3つの方法を、実際の手順付きで解説します。変換前に確認したいポイント、ツールの選び方、変換できないときの対処法もまとめているので、はじめてAVCHDを扱う方でも自分に合う方法を選べます。
|
こんな人におすすめ |
おすすめ方法 |
主な特徴 |
向いている作業 |
|
変換後にカットやテロップ追加もしたい |
動画編集とMP4書き出しをまとめて行える |
編集してからMP4で保存 |
|
|
大量のAVCHDをまとめて変換したい |
ファイル変換に特化し、一括処理しやすい |
複数ファイルの効率変換 |
|
|
ソフトをインストールせずに変換したい |
ブラウザ上で変換できる |
短い動画の簡易変換 |
目次
Part1.AVCHDをMP4に変換する方法1|Filmora
AVCHDをMP4に変換する場合、変換だけでなく、不要部分のカット、BGM追加、テロップ挿入、明るさ調整なども一緒に済ませたい方には、動画編集・変換ソフト「Filmora」を使う方法がおすすめです。
Filmoraでは、AVCHDファイルを読み込んで編集し、最後に出力形式をMP4に設定して書き出せます。変換後にそのままSNS投稿用、共有用、保存用の動画として使いやすい点がメリットです。
1-1.Filmoraとは?

「Filmora」とは、Wondershare社が開発・公開している動画編集・変換ソフトです。
AVCHDを読み込んでMP4として書き出せるだけでなく、動画編集に必要な基本機能やAI機能も搭載されています。単なる形式変換で終わらせず、見やすく整えた動画として保存したい場合に使いやすいツールです。
![]()
![]()
![]()
![]()
- AVCHDを読み込んでMP4形式で書き出せる
- Windows、macOS、スマホ、タブレット、ブラウザから使用可能
- 直感的で、はじめてでも操作しやすいUI(ユーザーインターフェース)
- AI画像生成、AI音楽ジェネレーター、AI CopilotなどのAI機能を搭載
- カット、BGM追加、字幕、エフェクトなどの動画編集も同時に可能
特に、AVCHDをMP4に変換した後で「不要な部分を切りたい」「見やすく編集したい」「YouTubeやSNSに投稿しやすい形にしたい」という方は、変換専用ツールよりもFilmoraのような編集ソフトを使う方が効率的です。

1-2.AVCHDをMP4に変換する前に確認すること【Filmora】
FilmoraでAVCHDをMP4に変換する前に、以下の点を確認しておくとスムーズです。
- AVCHDファイルがPC内、外付けHDD、SDカードなど読み込める場所に保存されているか
- 変換後のMP4を保存する空き容量が十分にあるか
- 複数ファイルをまとめる場合、先に不要なクリップを整理しているか
- 変換だけでなく編集も行う場合、必要なBGMや画像素材を用意しているか
なお、Filmoraの無料版では機能を試すことができますが、書き出し時の条件はバージョンやプランによって異なる場合があります。正式に利用する前に、最新の利用条件を確認しておきましょう。
1-3.AVCHDをMP4に変換する方法【Filmora】
FilmoraでAVCHDをMP4に変換する具体的な手順は以下の通りです。AVCHDを読み込み、必要に応じて編集し、最後にMP4形式でエクスポートします。
ステップ1. AVCHDファイルをインポート
![[新しいプロジェクト]を選択](https://filmora.wondershare.jp/images/video-editing/ways-to-convert-avchd-to-mp4-2.jpg)
まずはFilmoraを起動し、[新しいプロジェクト]を選択します。
MP4に変換したいAVCHDファイルを、ドラッグ&ドロップまたはファイル選択からインポートしましょう。読み込みに時間がかかる場合は、ファイルサイズや保存先の接続状態を確認してください。
![[新しいプロジェクト]を選択](https://filmora.wondershare.jp/images/video-editing/ways-to-convert-avchd-to-mp4-3.jpg)
読み込んだ動画をタイムラインに移動すると、プレビュー画面で内容を確認できます。この時点で映像や音声が正常に再生されるか確認しておくと、書き出し後のトラブルを防ぎやすくなります。
ステップ2. 必要に応じて編集を追加

変換だけでよい場合は、このステップを飛ばしても問題ありません。
不要な前後のシーンをカットしたい、BGMや字幕を追加したい、映像の見た目を整えたい場合は、タイムライン上で編集を行います。編集後の内容がそのままMP4として書き出されるため、完成形をプレビューで確認してから次のステップに進みましょう。
ステップ3. MP4形式でエクスポート
![[エクスポート]を選択](https://filmora.wondershare.jp/images/video-editing/ways-to-convert-avchd-to-mp4-5.jpg)
動画の確認が済んだら、画面右上の[エクスポート]を選択します。
![[エクスポート]を選択](https://filmora.wondershare.jp/images/video-editing/ways-to-convert-avchd-to-mp4-6.jpg)
エクスポート画面が表示されたら、「フォーマット」を[MP4]に設定します。ファイル名、保存先、解像度などを確認し、問題なければ[エクスポート]をクリックしましょう。
書き出しが完了すると、指定した保存先にMP4動画が作成されます。変換後は、再生できるか、音声がずれていないか、画質が極端に落ちていないかを一度確認しておくと安心です。
Part2.AVCHDをMP4に変換する方法2|UniConverter
AVCHDファイルが複数あり、まとめて効率よくMP4に変換したい場合は、変換機能に特化した「UniConverter」を使う方法もあります。
編集よりもファイル形式の変換や圧縮、複数ファイルの一括処理を重視する方に向いています。
2-1.UniConverterとは?

「UniConverter」は、ファイル変換、圧縮、動画ダウンロード、画面録画、プレーヤーなど、メディアファイル処理に関する機能を搭載したソフトです。
AVCHDの変換にも対応しており、複数ファイルの一括変換や高速変換モードを使えるため、ビデオカメラで撮影した動画をまとめてMP4化したい場合に便利です。
一方で、動画を細かく編集してから仕上げたい場合は、Filmoraのような編集ソフトを使う方が作業しやすいでしょう。
2-2.AVCHDをMP4に変換する方法【UniConverter】
UniConverterを使ったAVCHDの変換方法は以下の通りです。基本的には、変換モードを開き、AVCHDを追加し、出力形式をMP4に設定して変換します。
ステップ1. 変換機能を開く

まずはUniConverterを起動し、ホーム画面から[変換]を選択します。
変換モードが開いたら、MP4に変換したいAVCHDファイルを追加する準備をします。
ステップ2. AVCHDファイルをインポート

MP4に変換したいAVCHDファイルをUniConverterにインポートします。
ドラッグ&ドロップ、またはファイル選択から追加しましょう。複数ファイルをまとめて変換する場合は、変換対象が正しく一覧に入っているか確認してください。
ステップ3. 出力形式をMP4にして変換

画面下部の「出力形式」を[MP4]に指定し、保存先を確認して[一括変換]をクリックします。
高速変換にチェックできる場合は、必要に応じて有効にしておくと変換時間を短縮しやすくなります。変換が終了すると、指定したフォルダーにMP4動画が出力されます。
変換後に画質や音声を確認し、問題がある場合は出力設定や元ファイルの状態を見直しましょう。
Part3.AVCHDをMP4に変換する方法3|Convertio
3つ目は、オンラインツールを使ってAVCHDをMP4に変換する方法です。ソフトをインストールできない環境や、短い動画を一時的に変換したい場合に向いています。
ただし、オンライン変換ではファイルをアップロードする必要があるため、長時間動画や個人情報を含む動画、業務上の機密映像などには慎重に使いましょう。
3-1.Convertioとは?

「Convertio」は、ブラウザ上でファイル変換ができるオンラインツールです。AVCHDを含む複数の形式に対応しており、インストール不要で使える点が特徴です。
変換はクラウド上で処理されるため、PCに専用ソフトを入れずに作業できます。一方で、アップロードとダウンロードが必要になるため、安定したインターネット回線が必要です。
また、細かいカスタマイズ機能は限定的なため、編集や画質調整まで行いたい場合は、FilmoraやUniConverterなどのソフトを使う方が向いています。
3-2.AVCHDをMP4に変換する方法【Convertio】
Convertioを使った変換の流れは以下の通りです。ブラウザでアクセスし、AVCHDファイルを追加して、出力形式をMP4に指定します。
ステップ1. Convertioにアクセス

まずは、ブラウザからConvertioにアクセスします。
オンラインツールのため、通信が不安定な状態ではアップロードやダウンロードに失敗する場合があります。できるだけ安定した回線で作業しましょう。
ステップ2. AVCHDファイルをインポート

変換したいAVCHDファイルをドラッグ&ドロップで追加します。
無料利用ではファイルサイズなどに制限がある場合があります。長時間のAVCHD動画を変換したい場合は、事前に利用条件を確認しておきましょう。
ステップ3. MP4を指定して変換

選択タブの部分をMP4に指定し、[変換]をクリックしましょう。

アップロード後、自動で変換が開始されます。変換が完了したら、MP4ファイルをダウンロードして保存します。
変換後の動画は、再生確認をしてから元ファイルを整理しましょう。オンライン変換では通信状況の影響を受けるため、途中で失敗した場合は時間を置いて再試行するか、ソフト型の変換方法に切り替えるのがおすすめです。
関連記事:MP4をMP3に変換できるおすすめフリーソフト&サイト>>
Part4.AVCHDをMP4に変換できるツールの選び方ガイド
AVCHDをMP4に変換する方法は複数ありますが、重要なのは「どのツールが一番有名か」ではなく、自分の作業内容に合っているかです。
ここでは、Filmora、UniConverter、Convertioの特徴を比較しながら、どのような人に向いているかを整理します。
|
ツール名 |
特徴 |
メリット |
デメリット |
対応環境 |
|
Filmora |
・動画編集とMP4書き出しをまとめて行える |
・直感的な操作感 |
・無料版では書き出し時にウォーターマークが追加される場合がある |
Windows、macOS、iOS、Android |
|
UniConverter |
・メディアファイル処理に特化した多機能ツール |
・高速変換 |
・一部の高度機能は有料版のみ利用可能 |
Windows、macOS |
|
Convertio |
・オンラインで動作する変換ツール |
・インストール不要 |
・無料版ではファイルサイズの制限がある場合がある |
Webブラウザ(Windows、macOS、Linuxなど) |
選び方の目安は以下の通りです。
- Filmora:AI機能も使ってみたい方、変換だけでなく編集もしたい方、エクスポートの設定にもこだわりたい方
- UniConverter:変換するAVCHDの数が多い方、高速変換を求める方、プレーヤーなど他のメディア処理機能も使いたい方
- Convertio:事情によりPCにソフトをインストールできない方、インターネット回線が安定しており、短い動画を簡単に変換したい方
また、迷った場合は「変換後に編集するかどうか」で判断すると簡単です。編集する予定があるならFilmora、編集せず大量に変換するならUniConverter、インストールできない環境ならConvertioを選びましょう。
Part5.AVCHDの変換時によくある質問【FAQ】
最後に、AVCHDの変換について、よくある質問を回答とともにまとめます。
再生できない、変換できない、画質が落ちるといった疑問は、変換前後によく発生します。作業前に確認しておきましょう。
まとめ:AVCHDをMP4に変換して再生・編集しやすくしよう
本記事では、AVCHDをMP4に変換する3つの方法と、ツールの選び方、よくある質問について解説しました。
AVCHDは高画質で長時間録画しやすい便利な形式ですが、再生環境や編集環境によっては扱いづらいことがあります。PCやスマホで再生したい、SNSや動画共有サービスにアップロードしたい、動画編集に使いたい場合は、MP4に変換しておくと扱いやすくなります。
変換後に編集も行うならFilmora、複数ファイルをまとめて変換するならUniConverter、インストールせず短い動画を変換するならConvertioを選びましょう。目的に合う方法を選べば、AVCHDをより使いやすい動画ファイルとして活用できます。
役に立ちましたか?コメントしましょう!