Aug 19, 2022 • カテゴリ: Filmora動画編集
Part1.モザイクを消す方法は?
写真や動画などに写っている個人情報、肖像権、知的財産権などに、モザイクをかけることは良くあります。
モザイクをかけるアプリやソフトは数多く存在しますが、モザイク消しをするものは多く存在しません。
よく、モザイク除去するにはどうしたらよいかと言うことを耳にします。 更に、モザイク除去機などの販売も目にすることがありますが、モザイクは消せるのでしょうか。
結論から言うと、モザイクを消すことは不可能で、モザイク除去機なども、本当に消せるものは存在しません。
モザイクには非可逆変換と可逆変換という処理方法があります。
まずは非可逆変換ですが、この処理方法は、一定の範囲の色情報を読み込み、その平均値を算出し、導き出た結果を基に画像処理をする方法や、一定の範囲での代表値を基に、全体を画像処理するといった方法などがあります。非可逆変換は、特定の領域の解像度を下げる方法で、甘い処理のものなら、ある程度の復元は可能ということですが、完全には復元できなく、実質は復元不可能と言うことになります。
次に可逆変換ですが、この処理方法は、処理する範囲を縦横に分割し、その分割したものをランダムに並べ替えるという方法です。この処理方法でモザイクを消す場合には、並べ替えたものを元に戻せば処理する前のものに戻りますが、この処理方法は大昔には使われていたようですが、現在ではほとんど使われていません。何故かというと、可逆変換ソフトのモザイクを消す方法で事件が発生し、「復元可能な処理方法によりモザイクをかけたものは、復元が可能となってしまうので、合法化したものとはいえない」という方的判断が出されたからです。このソフトは、JPEGやBMPといった画像のモザイクを除去できるソフトでしたが、法的判断により現在は販売していないと言うことです。
この法的判断により、現在では非可逆変換のモザイク処理が主流となっており、モザイクを消す方法は無いと言うことになるのです。なので、現在販売されているもざいく消し機などでモザイクが消えることはありません。
Part2.モザイクを入れる方法は?
その結果、モザイクソフトと言えば「モザイク加工をするもの」との認識が広まり、現在では数多くのものが出ています。
しかし、あまりにも多く出ているので、ソフトを探す際に迷ってしまうことも多く、自分に合ったものをなかなか探し出すことができません。
では、総合的に観てどのソフトが良いのかということですが、Wondershareの「Filmora(旧名:動画編集プロ)」なら簡単かつ安全にモザイクをかけることができます。
Part3.「Filmora(旧名:動画編集プロ)」を使って動画にモザイクをかける方法
ステップ1:「新しいプロジェクト」を選択してください。
まず、「Filmora(旧名:動画編集プロ)」を立ち上げて縦横比を決め、「新しいプロジェクト」を選択します。
ステップ2:ファイルを開き、タイムラインビューにドラッグしてください。
「インポート」や「ここにメディアファイルをインポートする」からファイルを開き、タイムラインビューにドラッグします。
ステップ3:モザイクをかけることが完了。
[エフェクト] > [フィルター] > [ユーティリティ] からモザイク エフェクトをタイムラインにドラッグします。タイムライン内の [モザイク] エフェクトをダブルクリックするとコントロール パネルが表示されるので、スライダーをドラッグして調整してみてください。
たったこれだけのステップで、簡単にモザイクをかけることができるので、初心者にも安心して使うことができます。
更に、「Filmora(旧名:動画編集プロ)」はモザイクをかけるだけではなく、様々な字体でのテキストの挿入、お気に入りの音楽の追加、バリエーション豊富なトランジッションやフィルターを使っての編集など、様々な機能が備わっています。編集した動画は、PCに保存することやDVDに入れることもでき、更にはYouTubeやVimeoにアップロードして共有することも可能です。
モザイクをかけたい時、思い出の作品を作成したい時、DVDを作成したい時などは、Wondershareの「Filmora(旧名:動画編集プロ)」を使ってみてください。あなたの思い通りのものに仕上げられるでしょう。
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