就活している方の中には、自己PR動画の提出を求められてどうすれば良いか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。自己PR動画を作る際にはいくつかのコツがあり、コツを覚えておくことで質の高いものを作りやすくなります。
そこで今回は、自己PR動画を撮影するコツや編集するコツなどを解説します。気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.自己PR動画を撮影するコツ
自己PR動画を撮影するコツとしては、簡単にまとめると次の9つが挙げられます。
- 清潔感のある服装にする
- 正しい姿勢にする
- ハキハキと話す
- 簡潔にまとめる
- 目線はカメラ
- 台本は覚えておく
- 背景は白い壁
- バストショットかミディアムショットにする
- 照明も意識する
それぞれ1つずつ解説します。
1-1.清潔感のある服装にする
服装に関しては、相手に不快感を与えないために清潔感のある服装にしましょう。ただ、読者の中には「清潔感のある服とは?」と思うかもしれませんが、基本的にはスーツで問題ないでしょう。
1-2.正しい姿勢にする
自己PR動画では、姿勢も大切です。仮に良い内容の自己PRであったとしても、姿勢が悪いと相手に良い印象を与えられません。そのため、正しい姿勢を意識して撮影するようにしましょう。
もし姿勢が不安ならば、撮影前に姿勢をチェックしてみましょう。例えば猫背気味になる場合、両肩甲骨を真ん中に寄せるイメージで胸を張ることで正しい姿勢で椅子に座れるでしょう。
1-3.ハキハキと話す
カメラの前で話すのは緊張するかもしれませんが、だからといってボソボソ話すのはNGです。ボソボソ話すと聞き取りにくくなります。きちんと相手に伝わる動画を作るためにもハキハキと話すことを心がけましょう。
1-4.簡潔にまとめる
自己PRということもあって、さまざまなことを伝えたくなるかもしれません。もちろん、自分の強みを相手に伝えることは大切ですが、だからといってダラダラ伝えても印象に残りにくくなります。
そのため、話したい内容は簡潔にまとめましょう。基本的にはまず結論を伝えて、そこからその結論の背景について説明するのがおすすめです。例えばリーダーシップを強みとしているのであれば、最初にそのことを話してからリーダーシップを活かせた体験談を話すと良いでしょう。
1-5.目線はカメラ
目線はカメラに向けましょう。目線が泳いでいると相手に良い印象を与えません。緊張するかもしれませんが、相手に良い印象を与えるためにも目線にも注意して撮影しましょう。
1-6.台本は覚えておく
カンペを用意していたほうが伝えたいことを話しやすくなるかもしれませんが、それはおすすめできません。上記で紹介したように、目線はカメラに向けたほうがおすすめであり、カンペがあると目線が泳いでいると思われる恐れがあります。そのため、できる限り台本を覚えて撮影しましょう。
1-7.背景は白い壁
自己PR動画は白い壁の前で撮影するのがおすすめです。背景がごちゃごちゃしていると、相手は集中して視聴できません。また、相手としては「部屋が汚い=自己管理が苦手」というネガティブなイメージを持たれてしまう恐れがあります。そのため、できる限り壁の前で撮影するようにしましょう。
1-8.バストショットかミディアムショットにする
映像の構図に関しては、胸元までのバストショットもしくは腰あたりまでのミディアムショットにしましょう。双方メリットが違うため、どちらが良いのか考えて決めるのがおすすめです。
例えばバストショットの場合、表情をしっかり見せることができ、手を使ったジェスチャーをすれば熱意を伝えられるでしょう。また、フリップや小道具などを使って自己PR動画を撮影するのであれば、それらを見せやすくなるミディアムショットがおすすめです。
1-9.照明も意識する
自己PR動画では、照明を意識することも大切です。日中撮影する場合は自然光だけで問題ありませんが、夕方以降や天気の悪い日だと日が入りにくくなるため、どうしても画面が暗くなってしまうでしょう。
そのため、自然光が入りにくいのであれば、照明を用意しましょう。現在ではLEDリングライトがリーズナブルな価格で購入できるため、撮影前に買っておくと良いかもしれません。
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2.自己PR動画を編集するコツ
自己PR動画は撮影だけではなく、編集することも大切です。魅力的な自己PR動画にするためにも、編集するためのコツも覚えておきましょう。なお、コツとしては以下の通りです。
- 企業が求めている雰囲気に合わせて編集する
- 無駄なシーンをカットする
2-1.企業が求めている雰囲気に合わせて編集する
自己PR動画の編集は、自分好みにしてもOKというわけではありません。きちんと企業が求めている雰囲気に合わせて編集することが求められます。
編集の内容によって相手の印象も異なる上に、求められている雰囲気に合わせられていないと「この人は社風をわかっていない」と思われてしまう恐れがあるため、編集する前にどのような動画を求めているのか把握するようにしましょう。
2-2.無駄なシーンをカットする
自己PR動画の撮影後、緊張から言葉がつまったシーンや噛んでしまったシーンが見つかるかもしれません。編集作業は時間がかかるものであるため、面倒という理由でそのまま提出したくなるかもしれませんが、そのようなシーンがあると相手に良い印象を与えられません。
だからこそ、提出する前に無駄なシーンをカットするようにしましょう。ただ、あまりカットしすぎると不自然なものになってしまうため、そのことに注意して無駄なシーンを省きましょう。
3.自己PR動画作成におすすめのソフト
自己PR動画は撮影するだけではなく編集もしたほうが良いですが、この際にどのソフトを使えばよいか悩むかもしれません。そこでおすすめしたいものが、 Filmoraです。
Filmoraは株式会社ワンダーシェアーソフトウェアによる動画編集ソフトであり、WindowsでもMacでも利用できます。初心者向けにFilmoraの操作方法やテクニックに関する紹介動画も数多くあるため、初めて動画編集をする方でも学びやすい環境がそろっています。
3-1.自己PR動画の編集で活用できるFilmoraの機能
自己PR動画は過度に編集する必要はありませんが、その中で活用できる機能として自動で無音シーンを削除してくれる機能や美顔エフェクト機能が挙げられます。
自動で無音検出昨日を使ったら一括で削除してくれるため、編集時間の短縮にもつなげられます。
美顔エフェクトを活用してPR動画全体を明るくしたり、美肌にしたりすることができます。
3-2.Filmoraを使う際の注意点
Filmoraには無料版も用意されていますが、エクスポートする際にウォーターマークが表示されます。そのため、自己PR動画を作る場合には有料版を利用するのがおすすめです。
Filmoraの場合は他の有料ソフトと比べるとリーズナブルである上に、サブスクリプション型と買い切り型の2種類が用意されています。もし自己PR動画のためだけにFilmoraを使うのであれば、サブスクリプション型で十分でしょう。自己PR動画だけではなく、他の動画編集に取り組んでみても良いかもしれません。
4.コツを覚えて質の高い自己PR動画を作ろう!
自己PR動画はシンプルながらも、姿勢や目線、背景など幅広いことにこだわる必要があります。その上、編集する際にもコツがあります。
人によっては面倒に思えるかもしれませんが、さまざまなコツを覚えて取り組むことで相手に好印象を与えられる自己PR動画を作ることが可能です。だからこそ、これから自己PR動画を作ろうと考えている方は、この記事を踏まえた上で取り組んでみてください。
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