SNSに動画を投稿する際、プライバシー保護の目的から顔を隠したいと思うでしょう。もしそうであるならば、アプリを使って加工するのがおすすめです。この記事では顔隠し加工アプリを10個紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
- 顔隠し加工とは?
- 顔隠し加工の方法とは?
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おすすめの顔隠し加工アプリ10選を紹介します
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PCで動画の顔隠し加工を行う方法
- 顔隠し加工はスマホでもPCでもできる
1.顔隠し加工とは?
顔隠し加工というのは、冒頭で述べたようにプライバシー保護の目的といった理由で,
写真や動画内の人の顔を加工して隠す方法です。ポピュラーなものはモザイクですが、その他にもスタンプで隠したり、波紋状の加工で隠したりなどさまざまあります。
2.顔隠し加工の方法とは?
顔隠し加工の方法は、各アプリで異なります。主な方法としては以下の通りです。
- モザイクの種類を選んだ後に自動で顔を認識して適用される
- モザイクの種類を選んだ後に隠したい部分を塗りつぶす
- スタンプを選んで直接顔の上に貼り付ける
- 素材の上にテキストを入力し、隠したい部分にかぶせる
細かい方法はアプリ次第であるため、ダウンロードした後でどのように加工できるのかチェックしましょう。
3.おすすめの顔隠し加工アプリ10選を紹介します
3-1.おすすめの顔隠し加工アプリ①Filmora for Mobile(旧名:FilmoraGo)
「Filmora for Mobile」(旧名:FilmoraGo)はスマホで動画編集ができるアプリであり、顔にモザイクやぼかし加工ができます。その上、スピード調整や簡単に質の高い動画が作れるテンプレートなども用意。動画で顔隠し加工をしたいのであれば、「Filmora for Mobile」でやってみるのがおすすめです。
対応OS | Android・iOS |
主な機能 | ・スピード調整 ・ARカメラ ・美肌補正 |
特徴 | ・8000万以上もダウンロードされている ・著作権フリーの音楽が使える ・音声の録音も可能 |
3-2.おすすめの顔隠し加工アプリ②Camera360
「Camera360」は無料のカメラアプリであり、撮影と編集ができます。1つのアプリで済むため、わざわざカメラアプリと編集アプリの双方を開く必要はありません。モザイクに関しては種類が豊富であり、例えば絵の具で顔を塗ったかのような顔隠し加工ができます。
対応OS | Android・iOS |
主な機能 | ・フィルター ・ファニーステッカー ・無音カメラ |
特徴 | ・撮影と編集の双方ができる ・フィルターが200種類以上もある ・水彩画風や桜風などのモザイクがある |
3-3.おすすめの顔隠し加工アプリ③Picsart
「Picsart」は、写真も動画も編集可能なアプリです。おしゃれなフィルターや豊富なデザイナーフォントなどが魅力的であり、簡単に背景を削除できるツールもあります。モザイクに種類も複数あり、渦巻状の加工で顔を隠すことも可能です。
対応OS | Android・iOS |
主な機能 | ・背景削除ツール ・レタッチツール ・コラージュメーカー |
特徴 | ・渦巻状や波紋などのモザイクができる ・簡単かつすばやく背景を削除及び変換できる ・オリジナルのクリップアートやステッカーが作れる |
3-4.おすすめの顔隠し加工アプリ④SNOW
「SNOW」は画像編集アプリの定番であり、すでにダウンロードしている方もいるかもしれません。「SNOW」の場合は好きな画像で顔を隠すことができるため、オリジナリティのある顔隠し加工が可能。また、ディズニーのキャラクター風に顔を加工できるところも、魅力的なポイントです。
対応OS | Android・iOS |
主な機能 | ・顔認証スタンプ ・フィルター ・メイク機能 |
特徴 | ・定番の自撮りアプリ ・好きな画像で顔を隠せる ・ディズニーのキャラクター風に顔を加工できる |
3-5.おすすめの顔隠し加工アプリ⑤Instagram
もし写真を「Instagram」に投稿するのであれば、その前に公式アプリで顔を加工しましょう。「Instagram」では、記号やテキストなどで顔を隠すことが可能。また、「Instagram」らしくアカウントのタグで顔を隠すこともできます。
対応OS | Android・iOS |
主な機能 | ・Lux調整 ・コントラスト調整 ・テキスト入力 |
特徴 | ・Instagram公式アプリ ・アカウントのタグで顔を隠せる ・フィルターが40種類そろっている |
3-6.おすすめの顔隠し加工アプリ⑥PhotoDirector
「PhotoDirector」では、画像編集や調整、AI技術を用いたアニメーション化などが可能なアプリです。モザイクやぼかしが可能で、ピンポイントで隠したい部分を隠せます。その上、加工後にすぐSNSへ投稿できる機能も備わっています。
対応OS | Android・iOS |
主な機能 | ・フォトアニメーション機能 ・小顔機能 ・ぼかしフォトエディタ |
特徴 | ・モザイクの強さを調整できる ・背景を自由に変更できる ・タップするだけで不要なオブジェクトを除去できる |
3-7.おすすめの顔隠し加工アプリ⑦ぼかし丸
「ぼかし丸」は写真専用のモザイク&ぼかしアプリであり、それだけをしたい場合にぴったりです。モザイクとぼかしは50種類以上もあり、加工を重ねることも可能。なぞりながらぼかしの調整ができるため、簡単に理想的な状態で顔を隠せます。
対応OS | Android・iOS |
主な機能 | ・ひと塗りエディタ ・重ね塗りエディタ |
特徴 | ・モザイク&ぼかしに特化したシンプルなアプリ ・1枚の写真に複数の異なる種類のモザイク加工ができる ・モザイクとぼかしが50種類以上ある |
3-8.おすすめの顔隠し加工アプリ⑧ToonMe
デフォルメの状態ならOKという場合には、「ToonMe」がおすすめです。「ToonMe」は、写真を漫画風やアニメ風にしてくれるため、面白くて可愛く顔を加工できます。モザイクやぼかしのように顔を思いっきり隠すというものではありませんが、それでもありのままの顔を公開したくない場合には活用できるでしょう。
対応OS | Android・iOS |
機能 | ・ディズニー風加工 ・ジブリ風加工 ・SNS投稿機能 |
特徴 | ・カートゥーン風に顔を加工できる ・InstagramやFacebookなどへの共有ができる ・無料版と有料版の2種類がある |
3-9.おすすめの顔隠し加工アプリ⑨LINE
実は「LINE」でも顔隠し加工が可能であり、手軽に隠せます。モザイクの種類は画像編集アプリと比べるとほとんどありませんが、それでも写真を送る前に顔を隠したい場合に活用できます。
対応OS | Android・iOS |
機能 | ・メッセージ機能 ・通話機能 ・アバター機能 |
特徴 | ・モザイクやスタンプなどで顔を隠せる ・落書きができる ・画像の中から文字を認識して、トーク相手にテキストで送信できる |
3-10.おすすめの顔隠し加工アプリ⑩Fotor
「Fotor」は写真編集やコラージュができるアプリで、ワンタップで写真を補正することが可能。モザイクも充実しており、フィルターも豊富にそろっています。機能が充実しているからこそ、「Fotor」されあれば十分と考える方もいます。
対応OS | Android・iOS |
機能 | ・ワンタップでの自動補正 ・デザインテンプレート ・プロ仕様のフィルター |
特徴 | ・トーンカーブやHSLなどの高度な編集が可能 ・簡単にSNS共有ができる ・商用利用可能なライセンス写真もある |
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4.PCで動画の顔隠し加工を行う方法
ここまではスマホで顔隠し加工ができるアプリを紹介しましたが、PCで加工したい場合には「Filmora」がおすすめです。そこで最後の項目では、「Filmora」の特徴や顔隠し加工の方法などを解説します。まず、Filmoraを無料ダウンロードしてください。
4-1.Filmoraの特徴
「Filmora」は有料の動画編集ソフトであり、初めて動画編集をする方でも簡単に編集できるほど手軽に利用可能です。日本でも多くのユーザーが利用しており、目的も数多くわかれています。そのような「Filmora」の主な特徴としては、以下のようなことが挙げられます。
4-1-1.特徴①豊富なエフェクト
「Filmora」にはさまざまなエフェクトがあり、目的に応じたものを利用できます。今回のメインであるモザイクはもちろんのこと、ビンテージ風のフィルターや動画の周囲を囲うボーダーなどがあります。
また、仮に欲しいものが見当たらなくても「Filmstock」でエフェクトを追加することが可能。誕生日パックやテレビゲームパックなど1つのジャンルにまとまったパックもあり、欲しいものをまとめて追加できます。
4-1-2.特徴②無料体験版がある
「Filmora」は有料の動画編集ソフトですが、買おうか悩んでいる方向けに無料の体験版が用意されています。機能面での制限がほとんど設けられていないため、納得できるまで利用した上で購入するかどうか検討可能です。
なお、「Filmora」の場合は自動更新タイプと永久ライセンスタイプの2種類を用意しています。もし買うのであれば、どちらのタイプが自分に合うのか考えてみましょう。
4-2.Filmoraで顔隠し加工をする方法
「Filmora」の場合は、簡単に顔隠し加工ができます。以下の手順に従って加工してみましょう。
step1.エフェクト内からフェイスオフを選んで追加する。
顔隠し加工したい素材をあらかじめタイムラインに追加した状態で、「エフェクト」タブから「フェイスオフ」を選びましょう。「フェイスオフ」は「Filmora」独自の機能であり、自動で顔に追跡するモザイクやスタンプを追加できます。
ただし、「フェイスオフ」は追加方法がポイントです。必ず素材に重ねる形で追加しないと、後々の設定がうまくいきません。また、複数の人が写る素材や元からぼやけている素材にはきちんと適用されないため、注意しましょう。
step2.顔隠し加工を調整する
きちんと追加したら、追加した素材をダブルクリックします。そうすると「フェイスオフ」の設定画面が表示されるため、そこで好きなスタンプを選んでみましょう。どのように追跡するか知りたい場合には、プレビューを再生することで確認できます。問題なければ、「OK」をクリックして終了です。
4-3.モーショントラッキングを用いた方法もおすすめ
「フェイスオフ」とは別に、モーショントラッキングを用いた方法もあります。こちらの場合はモザイクの強さや種類を調整できるため、スタンプよりもモザイクで顔を隠したい方に向いています。なお、方法は以下の通りです。
step1.モーショントラッキングをオンにする
タイムラインに素材を追加し、その上でダブルクリックします。そうするとプレビューの隣にメニューが表示されるため、「ビデオ」タブ内の「モーショントラッキング」をオンにします。
step2.ターゲットボックスを調整して追跡開始
「モーショントラッキング」をオンにすると、プレビュー画面にターゲットボックスが表示されます。以下の画像のように顔の大きさに調整したら、「追跡開始」をクリックします。
step3.モザイクを追加して調整
追跡が終わると以下のような画像になります。同じ画面になったら、タブの中から「モザイクを追加」を選びます。
そうするとモザイクが適用されるため、最後にモザイクの大きさや種類などを調整すればOKです。
5.顔隠し加工はスマホでもPCでもできる
顔隠し加工はスマホでもPCでも可能なことであり、スマホの場合は「Filmora for Mobile」(旧名:FilmoraGo)や「Fotor」などさまざまなものがあります。PCの場合はFilmoraをおすすめです。そのため、スマホまたはPCで顔を隠したい場合には、今回紹介したアプリ/ソフトを利用してみてはいかがでしょうか。
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