知っておくべきMac用のストリーミングソフトウェアTop5

最近は様々なジャンルのライブ配信を目にする機会が増えてきました。YouTubeの個人配信、イベントの実況中継、スポーツ、ニュース、音楽、等のすべての人に向けられたものから、web会議や新商品の説明会、学術会議等もライブストリーミングによって行われている場面が多々見受けられます。

何気なく見たり利用してはいますが、どのような技術や機材で配信されているのでしょうか？プロ用の機材やソフトウェアを使用して高画質で配信している場合もあれば、スマホのアプリを利用して簡単に配信できるサービスもあります。今回はMacを使ってストリーミングのできるソフトウェアに絞って見ていきたいと思います。

　　

Part1.Macで利用できる最適なストリーミングソフトウェアTop5

ストリーミングソフト1）.OBS Studio

特徴：Open Broudcasting software の略でオープン・フリーなストリーミングソフトウェアです。Macでゲーム実況やストリーミング配信をする際の定番ソフトです。画面キャプチャーとWebカメラを同時に実況配信をできるのはもちろん配信中に録画もできるので、配信画面をYouTube用に録画してコメントを入れるなど、編集をしてから動画としてアップすることも可能です。
配信サイト：YouTube,Twitch,ニコ生,ツイキャス,Vimeo,FacebookLive,twiter他。

ストリーミングソフト2）.Streamlabs OBS

特徴：OBSをベースにStreamlabsの機能を組み込んだフリーのストリーミングソフトウェアです。チャットボックスとアラートボックスが使えて、配信時に視聴者のコメントを配信画面に表示することができます。また、YouTubeのメンバー登録やTwitchのフォロー等をリアルタイムで通知してくれます。
配信サイト：YouTube,Twitch,FacebookLive

ストリーミングソフト3）.Wirecast

特徴：高機能、高画質な有料のストリーミングソフトウェアです。エンコード機能に優れていて、細かく設定することで視聴者の端末の環境に関わらずクオリティーの高い映像を配信できます。複数カメラをサポートし、ビデオスイッチャーとして複数の映像を切り替えながら配信することができます。また、一度に複数のサービスに同時配信できます。
配信サイト：YouTube,Twitch,Vimeo,FacebookLive,Twitter,他多数

ストリーミングソフト4）.mimoLive

特徴：MacOS,iOS向けアプリケーション専門に開発しているドイツのソフトウェア会社が販売するMac専用の有料ストリーミングソフトウェアです。プロ仕様の高機能、高画質なライブストリーミングを可能とし、最大８K　UHD 7680×7680サポートします。複数台のカメラサポートと複数サービスへの同時配信も可能です。海外使用なので日本語はサポートしておらず、紹介サイトも海外の物が多いので英語が苦手な方は使いにくいです。
配信サイト：YouTube,Twitch,FacebookLive,Twitter,boxcast,他多数

ストリーミングソフト5）.StreamYard

特徴：Web上で利用できる有料版と無料版のある配信サービスです。複数サービスへの同時配信ができ、テロップ等を挿入可能、同時録画ができて後で録画した動画をダウンロードもできます。また、無料の場合６人まで参加者を増やすことが可能です。
配信サイト：YouTube,Twitch,Twitter,FacebookLive,他

Part2.Macで動画を編集するなら無料動画編集ソフトのWondershare Filmora

Mac利用者がストリーミングをするときの素材動画を編集する場合に必ず必要になるのが動画編集ソフトです。Macで動画編集をする際に最適な動画編集ソフトはWondershare Filmoraです。

基本的なカットやエフェクト、トランジッションに加え新機能のキーフレームやモーショングラフィックを利用することによりプロ級の動画を制作することが可能です。

インストール時に搭載されていて、すぐに使えるエフェクト、フィルター、トランジッションのパターン、BGM用の音楽ソースも豊富にあります。
例えば、ゲーム実況などのライブ配信を録画しておいて、後でFilmora Xで盛り上がった部分や面白い部分を繋ぎ合わせ、トランジッションやテロップを追加して動画として完成させ、YouTubeにアップするとそれで一つの作品ができてしまいます。
またクロマキー合成の機能もありますので、ゲーム画面とプレーヤーを合成してゲーム実況動画を作成することも可能です。Macのデフォルトではできない動画編集をFilmoraで実現してください。

Part3.ストリーミング配信を有効に活用する

ストリーミング配信は意外とハードルが高くないことが解りましたが、いかがでしたでしょうか。SNSが広く使われるようになり、ストリーミング配信も以前と比べて身近なものになってきました。

以前は特定の配信者がある程度の機材をそろえて配信していたり、仕事で利用する場合はプロのお世話にならないと難しいイメージがありましたが、今日ではほぼ持っている機材で無料のストリーミングソフトウェアを使い簡単にできてしまいます。有益な情報や、魅力的なインフルエンサーのストリーミング配信を見たいという方も多いですが、身近な情報や仕事で必要な情報をストリーミング配信から得たいと考えている視聴者もたくさんいます。YouTube等はストリーミング配信からチャンネル登録につながる期待値もありますので是非活用してみてください。

そして、ストリーミング配信後は録画した映像をFilmoraで編集して、動画にしてアップするのも良いですし、保存用に要約編集をして後の参考資料とするのにも役立ててください。