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【2025年最新】RAW現像のやり方・おすすめソフト比較ガイド

fukuda
fukuda リリース日: Jul 22, 25, 更新日: Jul 22, 25

「JPEG撮影のクオリティに限界を感じる」

「もっと劇的な色表現に挑戦したい!」

「初心者にもわかるおすすめのRAW現像ソフトを知りたい」

写真撮影に本格的に取り組み始めた方の中には、このような疑問や悩みを持つ方も多いでしょう。

デジタルカメラやスマホの高画質化にともない、写真表現の幅を広げるためにRAW現像は必須のテクニックとなっています。

本記事では、RAW現像の基本やメリット・デメリットから、実際の現像手順、初心者から上級者まで使える最新のRAW現像ソフト比較まで徹底解説。

さらに、RAW現像データを活用した“写真から動画制作”の新しいワークフローまで解説していきます。

これからRAW現像を始めたい方も、より深く追求したい方も、ぜひ参考にしてください。

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目次
  1. RAW現像の基本|なぜ今さら聞けない「RAW」が重要なのか?
  2. RAW現像のやり方|初心者でも分かる基本の5ステップ
  3. RAW現像ソフトおすすめ6選|プロ愛用から無料まで徹底比較
  4. 【特別推薦】RAW現像の先へ|写真を最高品質のまま”動画”にする新世代ソフト
  5. RAW現像についてよくある質問

Part1. RAW現像の基本|なぜ今さら聞けない「RAW」が重要なのか?

RAW現像は、写真表現の質を大きく変える重要なステップです。

本章ではRAW現像の定義やJPEGとの本質的な違い、RAWで撮影するメリット・デメリットを明確にし、なぜRAW現像を学ぶべきなのか、基礎からわかりやすく解説します。

1-1. RAW現像とは?JPEGとの決定的違いを理解しよう

RAW JPEG
圧縮 無圧縮 圧縮(ロッシー)
画像品質と詳細 高い品質と詳細、損失なし、センサー全データを保持 一般的な用途には十分だが、圧縮による品質低下あり
ダイナミックレンジ 広い、ハイライトとシャドウの詳細を多く保持 限定的、ハイコントラストシーンで詳細が失われやすい
色精度 高い、ポストプロセシングでより制御可能 カメラ内処理により若干の精度低下
ファイルサイズ 大きく、メモリーカードやストレージを多く必要 小さく、ストレージと共有に効率的
編集の柔軟性 高い、非破壊編集が可能、広範囲な調整が可能 限定的、圧縮により編集後の品質低下あり

RAW現像とは、デジタルカメラやスマホで撮影した「生データ=RAWファイル」を、後から自分好みに調整し、最終的な画像として書き出す一連のプロセスです。

JPEGはカメラ内で自動的に処理された“完成画像”ですが、RAWは「何も味付けしていない素材」。

この素材を自分の手で“調理”することで、作品の表現幅が大きく広がるという訳ですね。

RAWは「生の食材」JPEGは「調理済みの料理」

RAWファイルはまさに「生の食材」。

カメラが捉えた光の情報をほぼ無加工で記録し、後から自由に調理できます。

一方JPEGは「調理済みの料理」。

カメラが自動で色や明るさ、シャープネス、圧縮などの処理を施し、その場で食べられる=すぐ使える状態です。

つまり、RAWは編集の自由度や情報量が圧倒的に豊かですが、そのままでは食べられない=現像(=調理)が必須となります。

画質を劣化させない「非破壊編集」という考え方

RAW現像の最大の特徴は「非破壊編集」という考え方です。

RAWファイル自体には手を加えず、編集内容は別データとして保存されるため、何度編集しても元データは一切劣化しません。

これはJPEGでの繰り返し編集で起きる画質劣化や“上書きミス”といったリスクを完全に回避できる点で、大きな安心感があります。

試行錯誤や大胆な表現を重ねても「いつでも元に戻せる」柔軟性がRAW現像の魅力な訳です。

関係記事: プロが教えるGIFとJPEGの相互変換術|高画質・一括処理も可能な方法を徹底解説【2025年最新】

1-2. なぜRAWで撮るべき?画質が劇的に向上する5つのメリット

RAW撮影を選ぶ理由

RAW撮影を選ぶ最大の理由は「後から思い通りの画作りができる」こと。

特に以下の5つのメリットは写真の仕上がりに直結します。

メリット1:豊富な色情報で、白飛び・黒つぶれに圧倒的に強い

RAWは8bitのJPEGと比べて12bit・14bitといった豊富な色情報と広いダイナミックレンジを持っています。

そのため明暗差が大きなシーンでも、明るすぎる部分(白飛び)や暗すぎる部分(黒つぶれ)のディテールを後からしっかり復元できます。

夕焼けや逆光、夜景シチュエーションなどでの失敗写真もRAWなら作品に変わります。

メリット2:ホワイトバランスを撮影後から自由自在に調整できる

JPEGは撮影時に設定されたホワイトバランス(色温度)が固定されますが、RAWなら撮影後に自由に色味を調整可能。

たとえば室内のオレンジかぶりや、青空の色味も現像時に理想の色合いへ一発で補正できます。

メリット3:シャープネスやノイズを最適にコントロールできる

RAW現像ではシャープネスやノイズ低減も思い通り。

AIによる高精度なノイズ除去や、ディテールを保ったままのシャープネス調整ができるため、高感度撮影や細部表現にも強くなります。

メリット4:豊かな階調で、繊細なグラデーションを表現できる

RAWは階調の段数もJPEGの16倍以上。

空のグラデーションや人物の肌、花の微妙な色合いなどもなめらかに再現でき、仕上がりの美しさに直結します。

メリット5:撮影時の設定ミスをリカバリーしやすい

たとえば露出オーバーやアンダー、WBのズレなど、JPEGなら致命的な失敗も、RAW現像なら高画質のまま修正が可能です。

「シャッターチャンスを逃したくない」「とにかく一発で失敗したくない」という場面で安心して撮影に挑めます。

1-3. 知っておきたいRAW現像のデメリットと注意点

RAW現像は万能ではありません。

メリットと同時にここでデメリットも把握しておきましょう。

デメリット1:ファイルサイズが大きく、ストレージを圧迫する

RAWはJPEGの数倍〜数十倍の容量となるため、SDカードやPCストレージを圧迫しやすくなります。

そのため、大容量の外部ストレージやクラウドを活用する、必要なデータだけを残すなどの工夫が求められます。

PCでデータを管理・保存する際はもちろんですが、撮影に出かける際にはSDカードを用意して持っていく事が必要になる点もデメリットでしょう。

Filmora 高度圧縮機能

デメリット2:現像に手間と時間がかかる

RAW撮影は「撮ったら終わり」ではありません。

先ほども説明したとおりあくまで「素材」でしかないため、現像ソフトで1枚ずつ調整する工程が必須で、慣れないうちは数十分かかることも。

慣れれば一括処理やプリセットで効率化できますが、撮影枚数が多いと大きな負担になる場合もあります。

デメリット3:閲覧・編集に専用のソフトが必要になる

RAWファイルはカメラメーカーごとに独自仕様の場合が多く、OS標準のビューワーでは開けないケースがほとんどです。

LightroomやCapture Oneなど、RAW現像専用ソフトの導入が必須です。

※このあたりも本記事で後ほど解説・紹介します!

Part2. RAW現像のやり方|初心者でも分かる基本の5ステップ

RAW現像の手順は一見難しそうに見えますが、基本を押さえれば初心者の方でも迷わず進められるはずです。

本章では、Adobe LightroomやCamera Rawを例に、定番のワークフローを5つのステップでシンプルに解説します。

プロも実践する基本の流れを身につけて、どんな写真も自分らしく仕上げてみましょう。

関係記事: Lightroom におすすめの LUT

2-1. これが基本!RAW現像の一般的なワークフロー

RAW現像の一般的なワークフロー

RAW現像は「撮影」から「エクスポート」まで、次の5ステップで完結します。

まずはここで、全体像を理解することで、迷いなく作業を進められます。

Step1. 撮影とPCへの取り込み

「RAW」または「RAW+JPEG」を選択

RAW現像の第一歩は、カメラの設定で「RAW」または「RAW+JPEG」を選択して撮影することです。※カメラメーカーによって設定方法は異なるため使用しているカメラの説明書をご覧ください

raw画像を追加

撮影後はSDカードやUSBケーブルを使って、PCにRAWファイルを転送します。

PCにRAWファイルを転送

例えばLightroomでは「写真を追加」ボタンから簡単に取り込めます。

Step2. 明るさ・コントラストの調整(露出補正)

raw画像の明るさ・コントラストを調整

最初に調整すべきは、写真全体の明るさ(露出)とコントラストです。

明るすぎる(白飛び)、暗すぎる(黒つぶれ)を防ぐため、スライダーで見た目の印象を調整します。ヒストグラムも確認しながら、全体のバランスを意識しましょう。

raw画像の色調整

また、多くのソフトには、便利なプリセットも用意されているので、こちらを使うと手っ取り早く色調整が可能です。

Step3. 色合いの調整(ホワイトバランス・彩度)

raw画像の色合いを調整

次に、ホワイトバランス(色温度)や彩度(サチュレーション)で、写真の雰囲気や色味を整えます。

LightroomなどのAdobe系ではスポイトツールやスライダー操作で直感的に調整可能。

色味が大きくズレている場合は「自動補正」や撮影状況に応じたプリセットも便利です。

Step4. 細部の調整(シャープネス・ノイズ除去)

raw画像の細部を調整

画像の解像感やクリアさを高めるため、テクスチャや明瞭度なども調整して、より細かい調整を加えます。

また、ノイズ除去で高感度ノイズやざらつきを抑えたり、ぼかし(レンズ)でボケ感を調整したりすることも可能です!

必要に応じて部分補正ブラシで気になる箇所だけ調整してもOKです。

Step5. JPEGなどへの書き出し(エクスポート)

JPEGなどへの書き出し

最後は現像したRAWデータをSNSやプリントで使える形式(JPEG、TIFFなど)で保存します。Lightroomでは「ファイル」>「書き出し」から画質やサイズ、カラープロファイルなども細かく指定可能。目的に合わせて最適な形式でエクスポートしましょう。

【カラーコレクション】暗い動画を明るく!鮮やかで綺麗な色へ簡単に色調補正!|Wondershare Filmora
Tips:各メーカー独自形式RAWを汎用的RAW(DNG)に変換する方法

結論として、Canon CR2、Nikon NEF、Sony ARWなどのメーカー独自RAW形式は、長期保存やソフトウェア互換性の観点から、Adobe DNGへの変換をおすすめします。

Adobe DNG Converterを使えば、無料で簡単に変換できます。

Step1. Adobe DNG Converterのダウンロード
Adobe DNG Converter-RAWをRAW(DNG)に変換

Adobe公式サイトから、お使いのOS(Windows/Mac)に対応した最新版をダウンロードします。無料で利用でき、アカウント登録も不要です。

Step2. インストールと起動
Adobe DNG Converter-インストールと起動

ダウンロードしたファイルを実行してインストール後、「Adobe DNG Converter」を起動します。シンプルなインターフェースが表示されます。

Step3. 変換したいRAWファイルを選択
変換したいRAWファイルを選択

「フォルダーを選択」ボタンをクリックし、変換したいRAWファイル(CR2、NEF等)が格納されたフォルダを選択します。複数ファイルの一括変換も可能です。

Step4. 保存先の指定と変換実行
保存先の指定と変換実行

「変換先を選択」で保存場所を指定し、必要に応じて圧縮設定を確認したら「変換」ボタンをクリック。変換が完了すると、元のRAWファイルと同じ画質でDNGファイルが生成されます。

変換するメリットとしては以下の通りです。

・ファイルサイズが20-30%削減

・長期保存時の互換性向上

・オープンスタンダードで将来性が高い

2-2. やりすぎ注意!自然な仕上がりを目指す調整のコツ

RAW現像では、つい色やシャープさを強調しすぎて「やりすぎ」になりがちです。

徐々に自分で変化を加えていくため、客観視が難しく、全体像の変化に気づきづらくなってしまうのです。

自然な仕上がりを目指すには次のポイントを意識しましょう。

・彩度やコントラストを上げすぎない(鮮やかすぎは不自然な印象に)

・シャープネスはディテール確認しながら少しずつ調整

・ノイズリダクションもやりすぎるとディテールが消えるので注意

・色味調整はモニターごとの表示差も考慮し、標準的な色温度を参考に

・一度現像後、しばらく時間をおいて再確認(客観視する習慣が大切)

2-3. RAW現像を快適に行うためのPCスペックの目安

RAW現像は大容量データを扱うため、PC性能が低いと動作が重くなりがちです。

作業効率を落とさないために、以下のスペックを目安にしてください。

項目 最低ライン 推奨スペック
OS Windows 10以降 / macOS Windows 11 / macOS Ventura以降
CPU Intel Core i5以上 Intel Core i7/Ryzen 7以上
メモリ 8GB 16GB以上
ストレージ 256GB SSD 512GB〜1TB SSD + HDD併用
GPU 内蔵グラフィックス 専用GPU(NVIDIA RTX, AMD等)
モニター sRGBカバー率90%以上FHD AdobeRGB対応QHD/4K(色再現重視)

RAW現像は特にメモリ容量とストレージ速度がパフォーマンスに直結します。

写真が多い方や高画素カメラを使う方は、ストレージの増設や外部ディスクの併用もおすすめです。

Part3. RAW現像ソフトおすすめ6選|プロ愛用から無料まで徹底比較

RAW現像ソフト選びは、写真表現の自由度や作業効率に直結します。

続いて本章では信頼性・機能性・コスト・使いやすさを公平に比較し、2025年最新版のおすすめRAW現像ソフトを6つ厳選して紹介します。

あなたのスタイルや目的に最適な一本を見つけてください。

3-1. 自分に合ったソフトを選ぶための3つのポイント

多くの方にあてはまるRAW現像ソフト選びのポイントとしては「料金体系(サブスク or 買い切り)」「操作性と機能のバランス」「写真管理機能」の3点が重要になります。

コストやアップデート頻度、編集の自由度、管理性能などを考慮することで、自分に最適なソフトが見えてくるはずです。

ポイント1:料金体系(サブスク or 買い切り)

RAW現像ソフトは大きく「サブスクリプション型(継続課金)」と「買い切り型(1回の支払いで永続)」「無料」に分けられます。

サブスク型は常に最新機能が使え、買い切り型はコストを抑えやすいのが特徴です。

無料ソフトは、性能では有料ソフトに劣る場合がほとんどですが「時間がかかってもとにかく無料で完結したい」という方の場合は試してみる価値があるはずです。

あなたの使い方や頻度を考えて選択しましょう。

ポイント2:操作性と機能のバランス

初心者の方には直感的な操作性、上級者には多機能性・カスタマイズ性が重要です。

シンプルなUIやAI自動補正機能を重視するのか、あるいはレイヤー編集や高度なマスクなど細かな表現力を重視するのか、目的に応じて選ぶことが大切です。

ポイント3:写真の管理機能(カタログ機能)の有無

撮影枚数が増えると、現像だけでなく「管理・検索」のしやすさが作業効率を左右します。

カタログ管理、タグ付け、顔認識などの写真管理機能もソフト選びで注目したいポイントです。

動画編集ソフトFilmora
3D LUT:100 以上の最高品質の 3D LUT を提供する
色調整:HSL・カーブ・カラーホイールなどでカラー調整可能
Wondershare Filmora

3-2. 【2025年最新】定番RAW現像ソフト徹底比較6選

ソフト名 特徴・強み 料金体系 おすすめの人
Adobe Lightroom 写真管理から現像まで一括・業界標準、初心者〜プロまで幅広いユーザー支持 サブスク(月額・年額) 迷ったらまずこれ。作品管理も重視したい方
Capture One Pro 圧倒的な色再現性とテザー撮影、プロ向けの編集機能 買い切り/サブスク カラーマネジメント・細部表現にこだわる方
DxO PhotoLab AIノイズ除去DeepPRIME・レンズ補正が最強、画質追求派向け 買い切り 高感度・高画質重視、最新AI技術を試したい方
SILKYPIX Developer Studio 国産ソフト・自然な色表現、「記憶色」重視で風景・ポートレートに最適 買い切り/サブスク 日本語サポート・純国産重視の方
Luminar Neo AIによる自動補正や空置き換えなど、初心者もクリエイティブ編集が時短でできる 買い切り/サブスク 写真を個性的に仕上げたい、時短派の方
各カメラメーカー純正ソフト 無料。機種専用だが安定動作、RAW初心者が手軽に現像を始める入門ソフト(Canon DPP、Nikon NX Studio等) 無料 まずはコストをかけずにRAW現像を始めたい方

本章では、Raw現像用のオススメソフトを合計6つ紹介します。

① Adobe Lightroom|業界標準のオールラウンダー

Adobe Lightroom-RAW現像ソフト

世界中のプロ・アマ問わず愛用されるRAW現像の王道です。

カタログ管理から現像・共有までオールインワンで対応できます。

UIは直感的で、プリセットやAI補正も豊富で、定期的なアップデートも魅力です。

画像管理と編集の両方を重視したい方にとって、バランスの取れた選択肢となります。

ソフト名 Adobe Lightroom
主な特徴 ・写真管理から現像まで一括可能 ・直感的なUI ・クラウド連携/スマホアプリ対応 ・AI自動補正/マスク機能 ・豊富なプリセット
対応OS Windows、macOS、iOS、Android
料金 月額1,480円〜(年間プラン/月々払い)※Photoshopも使えるフォトプラン(月額2,380円〜)もオススメ
おすすめの人 RAW現像が初めての方〜ハイアマ・プロ
公式サイト Adobe公式

② Capture One Pro|プロの色再現性とテザー撮影

Capture One Pro-RAW現像ソフト

Capture One Proは、スタジオ撮影やファッション分野で圧倒的な支持を誇るソフトです。

色再現性・カラーマネジメントの高さが最大の強み。

テザー撮影(PC直結撮影)や細かなレイヤー編集も可能です。

複数台のカメラを使う撮影現場や、厳密な色調整が必要な制作にも適しています。

ソフト名 Capture One Pro
主な特徴 ・圧倒的な色再現性 ・レイヤー編集/高度なマスク機能 ・テザー撮影に最適 ・高機能カタログ管理
対応OS Windows、macOS
料金 月額2,662円〜(Proプラン/年間契約)
おすすめの人 色や質感表現を徹底的に追求したい写真家・スタジオ撮影
公式サイト Capture One公式

③ DxO PhotoLab8|最強のノイズ除去とレンズ補正

DxO PhotoLab8-RAW現像ソフト

AIノイズ除去「DeepPRIME」が高感度でも驚異の解像感を実現します。

1万種以上のレンズ補正プロファイル、直感的な自動補正も秀逸です。

RAW画質を極めたい方におすすめです。

夜景や暗所撮影の多いユーザーには特に強い味方となるソフトです。

ソフト名 DxO PhotoLab
主な特徴 ・AIノイズ除去DeepPRIME ・自動光学補正 ・カスタマイズ可能なワークスペース
対応OS Windows、macOS
料金 買い切り29,999円〜
おすすめの人 高感度撮影や風景写真、ディテール重視派
公式サイト DxO公式
Filmora-動画ノイズ除去

④ SILKYPIX Developer Studio PRO12|純国産の自然な色表現

SILKYPIX Developer Studio PRO12-RAW現像ソフト

日本生まれのRAW現像ソフトです。

独自アルゴリズムによるノイズリダクションが魅力で、高ISO感度撮影でも、非常に高精細な現像が実現できます。

テイストが67種類用意されていることで、細かく設定しなくてもイメージ通りのRAW現像ができるのも大きなメリットですね!

日本語サポートが安心な点も大きな魅力でしょう。

操作画面も日本語化されており、直感的に扱いやすいのも特長です。

ソフト名 SILKYPIX Developer Studio
主な特徴 ・純国産で日本語サポート充実 ・記憶色テクノロジーで自然な色再現
対応OS Windows、macOS
料金 買い切り26,840円
おすすめの人 日本語環境重視・風景や人物撮影・サポート重視の方
公式サイト SILKYPIX公式

⑤ Luminar Neo|AI機能でクリエイティブな編集を

Luminar Neo-RAW現像ソフト

AI自動補正や空の置き換え、肌補正、画質のアップスケール、ノイズレスAIなど最新AI機能が満載です。

RAW現像や編集にももちろん対応している上、AI機能をPhotoshopやLightroomなどのソフトプラグインとして活用することもできるため、併用もお勧めの選択肢です。

初心者の方でもワンクリックで印象的な写真に仕上げられ、時短・クリエイティブ派に向いています。

ソフト名 Luminar Neo
主な特徴 ・AI自動補正/空の置き換え/肌補正 ・ワンクリック時短編集・プラグイン活用も可能
対応OS Windows、macOS
料金 買い切り19,980円〜
おすすめの人 個性的な編集やSNS用途、短時間で映える写真を作りたい方
公式サイト Luminar公式
Filmora-AI動画補正

⑥ 各カメラメーカー純正ソフト|無料ではじめるなら

各カメラメーカー純正ソフト-RAW現像ソフト

Canon「Digital Photo Professional(DPP)」やNikon「NX Studio」など各社公式ソフトがあります。カメラ購入時にディスクで添付されていたり、無料で公式からインストールできたりする“アレ”です。

メーカー公式サポートの安定感と、無料でRAW現像を始められる手軽さが魅力です。

まずは費用をかけずに試したい初心者の方におすすめの入門ツールです。

また、本章では割愛しますが、PhotoScapeXや、Fotorのソフト版も無料で使用できるので、選択肢に入れてみても良いでしょう。

ソフト名 各カメラメーカー純正ソフト
主な特徴 ・各機種RAWに完全対応・純正ならではの安定感 ・無料で始められる
対応OS Windows、macOS
料金 無料
おすすめの人 まずRAW現像を体験したい・コスト重視・純正派
公式サイト Canon DPP公式 / Nikon NX Studio公式

Filmora画像から動画生成機能で生成したもの

  1. 手作りの愛 Filmora
convert human image to pet
  1. さくらプロミス Filmora
save and export pet video
  1. 漫画式カップル Filmora
save and export image

Part4. 【特別推薦】RAW現像の先へ|写真を最高品質のまま”動画”にする新世代ソフト

写真として仕上げたRAWデータを、もっと多彩に活用したいと感じたことはありませんか?この章では、従来のRAW現像の枠を超え、「静止画から動画へ」という新たな活用方法をご提案します。

静止画の美しさをそのまま映像に取り入れ、作品の幅を広げたい写真家の方に向けて、動画編集ソフトFilmoraの革新的な使い方を紹介します!

4-1. そのRAW写真、静止画だけで満足ですか?

RAW現像を突き詰めると、1枚の写真に込めた色や空気感をいかに正確に伝えるかが重要になります。

ですが、「もっと多くの写真でストーリーを語りたい」「作品として残したい」と思ったことはないでしょうか?

たとえば、旅の記録やポートフォリオ、SNSや展示会など、静止画だけでは伝えきれない世界があります。

写真1枚ずつをJPEGに書き出して、改めて動画編集ソフトに取り込む——。

そんな手間がネックで、諦めていませんか?

関連記事:BRAW(Blackmagic RAW)映像におすすめのLUT

4-2. 解決策は「Filmora」RAW現像と動画化を1本に統合する革新的ワークフロー

RAW現像ソフトと動画編集ソフトを別々に使っていると、作業が煩雑になりがちです。

「編集した写真を一度書き出し、さらに別の編集ソフトに取り込む」という流れは、管理する写真が増えるほど、多くの写真家にとって手間のかかる作業です。

Filmoraは、その常識を根本から変える革新的なワークフローが実現されています。

静止画と動画、二つの世界をシームレスに統合することで、創作の自由度と効率を劇的に高めてくれます。

「現像→書き出し」の手間を完全スキップ

「Filmora」RAW現像と動画化を1本に統合

FilmoraはRAWファイルを直接読み込めるため、JPEGなどに一度書き出す必要がありません。

そのままタイムラインに並べて、現像や、写真データを使った映像づくりがスタートできます。

冒頭の例えで言えば、

従来:「RAW=素材」→「調理=現像」→「新たにインポートして更に調理」→「動画出力」

という手間がかかっていたのに対して、

Filmora:「RAW=素材」→「直接インポートしてそのまま調理(現像も可能)」→「動画出力」

と工程が一つ省けているイメージですね!

RAWデータを直接扱い色編集して"現像"

「Filmora」-RAWデータを直接扱い色編集

Filmoraのカラーグレーディング機能では、RAWデータが持つ豊富な色情報を活かしたまま色補正が可能です。

これは、従来の"写真を現像する"という行為を、"映像の中で現像する"という新たな形に進化させたアプローチです。

写真も動画も、最高品質のまま1つの作品に

「Filmora」-RAWの高画質を動画素材と組み合わせ

当然単にRAW現像することも可能ですが、RAWの高画質を保ったまま、動画素材と組み合わせたり、BGMやテロップを重ねたりして1つの作品に仕上げられます!

プロクオリティのスライドショーやポートフォリオ動画を、誰でも手軽に作れるのが魅力です。

関連記事:「写真・動画加工 」写真レタッチができるおすすめアプリ・ソフト10選

4-3. 実践!FilmoraでRAW写真を動画にする3ステップ

「使い方が難しそう」「動画編集はハードルが高い」そんな印象を持っていませんか?

Filmoraなら、RAW写真から魅力的な動画を作る工程も、たった3ステップで完結します!

実際にどれほど簡単に操作できるのか、以下で順を追って見ていきましょう。

興味のある方は、是非無料版をインストールした上で、一緒に操作しながら読み進めてください!

Step1. RAWファイルをタイムラインにドラッグ&ドロップ

「新しいプロジェクト」を作成

Filmoraを立ち上げたら、「新しいプロジェクト」を作成。

そのままRAWファイルを選び、タイムラインへドラッグするだけで編集が始められます。

※メーカー独自RAWファイルがうまくインポートできない場合は「Tips:各メーカー独自形式RAWを汎用的RAW(DNG)に変換する方法」をご覧ください

Step2. カラーグレーディング機能で色を追い込む

「色」パネルを選び

右側の調整パネルから「色」パネルを選び、露出・コントラスト・ホワイトバランスなどを細かく調整できます。

AIカラーパットを使い

またAIカラーパットを使えば、参考にしたい画像や動画から色を抽出してカラーパレットを自動作成し、RAWに適用するような使い方も可能です。

AIカラーパットを使い

RAWの持つ階調を活かしたまま、写真の魅力を引き出しましょう!

Step3. 動きや音楽を付けて作品を完成させる

画像として保存

このまま「スナップショット」でRAW現像を実行すれば、画像として保存できます。

動きや音楽、他の動画と組み合わせ

更に、動きや音楽、他の動画と組み合わせて編集を進めれば「エクスポート」からそのまま動画として出力することも可能です。

「AI Mate」を使う

また、動画編集に不安があるという方は、ぜひあらゆる動画編集をサポートしてくれる専属AI「AI Mate」を使うことで、不安なく思い通りの動画編集が進められるはずです!

関連記事:動画のカラーグレーディングとは?おすすめソフト&アプリ6選

4-4. なぜ今、写真家にこそFilmoraが選ばれるのか

写真に取り組む多くのユーザーがFilmoraを使っている理由として以下の6点が挙げられます。

RAW現像+動画編集が1本で完結するため、ワークフローが大幅に短縮される

カラー補正・動き・音楽・テロップまで、すべて一括で編集可能

写真の魅力を動的に表現でき、ポートフォリオやSNS発信にも最適

専門知識不要、直感的なUIで初心者の方でも迷わず扱える

高画質のまま表現の幅が広がるため、作品の訴求力が飛躍的に向上

静止画だけでは伝えきれないストーリー性や世界観を、映像で補完

いま、写真表現は“静止”から“動き”へと広がりを見せています。

特に、撮りためた作品をまとめて魅せたい方、展示会・SNS・ポートフォリオでインパクトを出したい方にとって、Filmoraは新しい表現の扉を開く存在です。

写真家のこだわりと創造性を、もっと多くの人に届けるために。

ぜひ一度、無料版でその可能性を体験してみてください。

写真/画像からAI動画生成
FilmoraのAIで写真は“静止”から“動き”へ

Part5. RAW現像についてよくある質問

最後にRAW現像を始めるにあたって、多くの方が抱える基本的な疑問にお答えします。

機材や形式、アプリ選びなど、よくある悩みをQ&A形式で分かりやすく整理しました。

Q1. スマホでもRAW現像はできますか?おすすめのアプリは?

はい、スマホでもRAW現像は可能です。

代表的なアプリとしては、Adobe Lightroomのモバイル版(iOS/Android)や、Googleが提供するSnapseedがあります。

いずれもRAWに対応しており、基本的な現像処理からカラー調整まで、スマホで本格的な編集ができます。

Q2. RAWとJPEG、結局どちらで撮るのがいいの?

目的に応じた使い分けが重要です。

画質や編集の自由度を重視するならRAW、データ容量や即時シェアを優先するならJPEGがおすすめです。

本気で作品づくりをしたい場合はRAW、記録や速報性を求める場面ではJPEGというように使い分けましょう。

Q3. RAW現像に最適なPCモニターはありますか?

はい、RAW現像には色再現性の高い「カラーマネジメントモニター」が最適です。

代表的なブランドとしてはEIZOやBenQが挙げられ、AdobeRGBの広色域対応やハードウェアキャリブレーション機能が搭載されています。

精度の高い色補正や仕上がりを求める方には必須のアイテムです。

Q4. 撮影したRAWデータは、そのままでは見たり使ったりできないのですか?

基本的にRAWデータは本記事で紹介したような専用の現像ソフトが必要です。

WindowsやmacOSの最新バージョンではサムネイルやプレビュー表示は可能な場合もありますが、本格的な編集や出力にはLightroomなどのRAW対応ソフトが不可欠です。

まとめ|RAW現像をマスターして、写真表現を新たなステージへ

RAW現像は、写真の質を大きく左右する重要な工程です。

本記事では、代表的なRAW現像ソフトを比較し、それぞれの特徴と選び方をご紹介しました。

高画質・柔軟な編集・的確な補正。

RAWだからこそ可能になる表現力は、写真の魅力を格段に引き上げてくれます。

目的やスキルに応じて、LightroomやCapture One、DxOなど、自分に最適な一本を選んでみてくださいね!

また、写真という枠を超え、新たな映像表現に挑戦したい方には、Filmoraという革新的な選択肢があることもお忘れなく!

RAW現像+動画編集が1本で完結し、静止画の魅力をそのまま映像へと昇華できるワークフローは、まさに次世代の写真表現です。

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fukuda
fukuda Jul 22, 25
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