映像をレンダリングする必要がある訳を綿密に考える!
Aug 26, 2024 • カテゴリ: 動画編集の基本とコツ
良く聞きますが「レンダリング」ってどういう事なのですか?
レンダリングとはどういう事なのですか?
レンダリング(書き出し)とは、映像編集において作成されたタイムライン上のエフェクトやオーディオ、タイトル、トランジション、エレメント等を纏めて1つの映像ファイルにする操作作業のことです。この作業をしないと、動画編集ソフト上で色んなファイルが順序よく並んでいるだけですので何の意味もありません。
例を挙げますと、映像ファイルに70年代の古い映画のようなフィルターをかけたり、タイトルを載せたりした時に合成して新たな映像ファイルを書き出すことです。 映像ファイルのスタートからエンドまで書き出しをしていては、余計なレンダリング時間が掛かるために、大抵の動画編集ソフトでは必要なところだけにレンダリングを行えます。
映像をレンダリングする必要がある訳を綿密に考える!
① プレビューでレンダリングが必要になる?
編集ソフトでは、映像の編集効果を確認する為にプレビューができます。通常の状態で映像を再生してプレビューを視聴できますが、編集の内容によってはレンダリングが必要になるケースがあります。
② レンダリング無しの状態でプレビューができるか?
レンダリング無しの状態でプレビューする為には、映像に対して行った編集内容を映像に映し出す処理と、プレビューの再生速度に併せて行う必要があります。面倒で複雑な処理が発生する編集内容ですと処理が追いつかなくなりますが、プレビューを視聴することは可能です。
③ レンダリングを行わないと?
この様な状態になりますと、編集内容を映像に映し出す処理を待たなければなりませんし、プレビューの再生速度が落ちてきて、まるでスローモーションのようになります。 動画編集ソフトによっては、レンダリングを行わないと完全にプレビューができなくなるケースもあります。
④ レンダリングが発生する条件は?
レンダリングが発生する条件は、編集内容とPCのパフォーマンスにもよりますので、一概には言えません。 今よりもPCのパフォーマンスが低かった頃は、映像にタイトルを重ねて動かすだけでもレンダリングが必須になりました。最近においてはPCのパフォーマンスは大分良くなっています。シンプルな編集内容ですとプレビューにおいてはレンダリングが必須になる事はありません。
⑤ プレビューには自動モードか手動モードか?
レンダリング機能には、プレビュー用に自動モードと手動モードがありますが、自動的に見識して行うか、手動で行うかは動画編集ソフトにもよります。双方どちらかに自由に切り替える事ができる動画編集ソフトもあります。
レンダリング機能が付いた簡単で自由にできる動画編集ソフトは?
私のお薦めはWondershare社のソフトFilmora9(フィモーラ9) のバージョン9.2です。
バージョン9.1ではレンダリング機能が付いていませんでした。 緊急の対策として「ファイル」をクリックして「設定」を選択します。開いたウィンドウから「パフォーマンス」タブに移動します。オプションでGPUとプロキシにチェックを入れてください。タイムラインの右上にあるプレビューの調節ボタンのプルダウンメニューから適切な再生画質を選ぶことでプレビューができました。
バージョン9.2からはレンダリング機能が追加されました。 手動レンダリングは、タイムライン上部にあるツールバーに新しく追加され、「プレビューレンダリング」ボタンをクリックしますと処理が開始されます。
自動レンダリングは、タイムライン上に新しいアイテムが追加された時に自動的に開始されます。初期設定はタイムライン上で5秒間操作が実行されない場合です。
タイムライン上にオーディオのサウンドで電話を入れたり、タイトルを入れたり、トランジションのH型ランダムラインを入れたり、エフェクトをアッシュにしたり、削除した時など、レンダリングが開始されると赤色ラインが緑色のラインに徐々に変わります。
レンダリング機能が付いて良かったです。
Filmora9は動画編集に優れているソフトで、初級者の方と中級者の方を対象にして作られています。 バージョン9.2からはレンダリング機能が揃っているので、是非利用してみてはいかがでしょうか。 また、ソフトFilmora9のバージョン9.2は新しいバージョンですので、本ソフトをお持ちなら起動するだけでアップデートが開始されます。 アップデートは無料なので使って試してみてください。
動画編集ソフトFilmora(フィモーラ9)の操作ガイド|初心者でもプロ並びの動画を簡単に作成できる!
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