Premiere Proでモーショントラッキングを適用

動画を撮影するにあたって、始めに場面やセリフなどの構成を考える事と思います。その時に大切な事は、視聴者に楽しんでもらうことと撮影者の動画に込めた意図を分かりやすく伝える事でしょう。

そこで活用したいのは、動画編集機能の一つモーショントラッキングです。具体的には、映像内の動きのある対象へ吹き出し等を重ねて配置して追いかけさせる機能です。この機能を導入すると、観ていて楽しいユニークな動画が作成出来ます。

　　

Adobe Premiere Proによるモーショントラッキングを施す方法

動画の特定の人物や動物などに、モザイクや吹き出しを付けてそれを追いかけさせたい時はモーショントラッキングを施します。今回は、動画編集ソフトの一つAdobe Premiere Proを用いてモーショントラッキングを施す手順を紹介します。

Step1. エフェクトを施す

まずは動画内の対象へ施すエフェクトを選びます。今回は例としてモザイクを検索して、ヒットした種類から選び対象へドラッグアンドドロップします。

Step2. 形を調整する

続いて、エフェクトコントロール→モザイク→ツールの順に選択して、適用の範囲を対象の大きさに合わせます。この時に、モザイクの見栄えを変更したい場合は「水平ブロック」や「垂直ブロック」の数値を増やす事で可能となります。

Step3. トラッキングの設定

メニュー画面から、モザイクの「マスクパス」横のツールを選択して「位置、スケール、回転」がチェックされている事を確かめます。確認出来たらツールマークの隣にある再生マークをクリックで処理が始まります。映像を再生して、ちゃんとトラッキング出来ているか確認します。

Step4. 手動で調整

自動では外れてしまう場合は、マスクパス横の時計マークをクリックします。映像を観ながら、適用が外れた箇所にモザイクをドラッグアンドドロップします。

最後に、対象がモザイクから外れない様に微調整します。ここまで、Premiere Proによるモーショントラッキングの適用方法を紹介しました。

誰に対しても簡単なモーショントラッキングの適用はFilmora Xで

PC操作に不慣れな方にも優しい使いやすさと、他にはない高度な編集メニューを兼ね備えたのはWondershare社のFilmora Xです。

　　

● 使いやすさを継承

動画編集に不慣れな方も安心の明確な画面構成と、殆どの工程がマウス操作のみの使いやすさはFilmora Xでもそのままです。どんな方にも安心してお使い頂けます。

● 使用する機会の多い機能を自動化

音楽のダッキング機能や、ワンクリックで色を補正するカラーマッチ、キーボードを自由に組み合わせる機能が追加されました。これによって、これまでより短時間で編集する事が可能になりました。

● 速度調整は思いのまま

特定の箇所における早送りや早戻しするには、Filmora Xなら思い通りのテンポを保って簡単に行えます。

● 複雑な機能も簡単操作で

動画内で対象者の上に動画や画像を追跡させるモーショントラッキング機能を少ない工程で施す事が出来ます。

Filmora Xでモーショントラッキングの適用手順

先ほど紹介したPremiere Proによるモーショントラッキングの適用方法は、初心者にとっては難しく感じます。それがFilmora Xなら、誰にとっても簡単に実行出来るのでその手順を紹介します。

Step1. モーショントラッキングの編集開始

タイムラインにある対象の素材をダブルクリックして、編集画面のモーショントラッキングにチェックマークを付けます。

Step2. 追跡開始

動画内で移動中の対象素材へトラッカーボックスを移してから追跡開始を選択します。

続いて、モーショントラック動画のダブルクリック→ドロップダウンメニューから動きを同期させる素材を選びます。

Step3. 最終確認

試聴画面で仕上がりを確認して、トラッキングを再開せずに気になる箇所を調整できます。またオフにするには、ビデオタブに移動してからモーショントラックのチェックを外します。

この様に、Filmora Xならモーショントラッキングの適用と解除が簡単な操作で実行可能です。

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より見応えある仕上がりの為に

撮影した動画にモーショントラッキングを施すと、より楽しくまた対象シーンにおける作成者のアイディアを視聴者へ明確に伝える事が出来ます。モーショントラッキングを実行する時は、Filmora Xの使用をお薦めします。