iPhoneで動画を結合する場合
スマホで写真や動画を撮ることが一般的になり、それをSNSやYouTubeなどにそのままアップする人もいますが、中にはタイムラプス動画などの流行を受け、タイムラプスを作る前提での撮影、編集される方も増えています。普通に撮っただけではつまらない映像も時間を凝縮したコマ送りの映像がもたらす、神秘的で印象深いものに大変身!
しかし、突き詰めればすべては編集のなせる業なのです。編集というとPCでの複雑な作業を連想されるかもしれませんが朗報です。PCを使わなくても、簡単にiPhoneだけで編集できてしまうアプリがあるのです!それでは撮った動画をiPhone(iPhone X/8/8 Plusを含む)で結合・つなげるアプリを5つ紹介します。
Part 1: 動画をiPhone(iPhone X/8/8 Plusを含む)で結合・つなげるアプリを5つ紹介
おススメ動画つなげるアプリ1:iMovie(600円)
Macでの写真や映像の編集に定評があるAppleが作った純正の動画編集アプリです。本家が作ったというだけあってiPhoneのポテンシャルを出し切った編集機能が特徴。オーソドックスに作る「ムービー」と高機能でテンプレートを使用し、あたかもハリウッド映画のように仕上げる「予告編」の二つから選択して作成します。基本は「ムービー」を使うことになるのでしょうが、14種類のテンプレートから作れる「予告編」は秀逸。簡単に好きなジャンルの映画CMレベルの作品を作れるので、使う際はぜひ試してもらいたい機能です。
映像、音楽、写真などをタップで追加、タイムラインをスライドでピンチインでの縮小、ドラッグ操作での映像のカットなどスマホならではの直感的操作で慣れれば自然に使いこなせることができます。スマホの性質上長時間の編集には向きませんが、さくっとブログ用の映像を作ったり、映画予告風にしてYouTubeやSNSにアップしたりするには最適です。
おススメ動画つなげるアプリ2:俺の編集 - 動画を編集しよう! 無料
俺の編集は一風変わった名前ではありますが、きちんとしたiOSアプリです。さまざまな動画編集が行える「俺の~シリーズ」系の動画編集アプリの一つで、動画同士をつなげる、つないだところにエフフェクトを入れる(トランジション)、再生速度が調整できるアプリで無料です。
機能は限られますが、これだけでも瞬間的なインパクトをつけるには十分。これで足りなければこのシリーズで字幕、デコレーション、音楽挿入、ワイプなどもできます。ある意味全シリーズを使うことで多機能な編集アプリに変わるのが特徴です。インストールしてすぐにチュートリアル画面で分かりやすく基本操作を覚えられますし、こういう風な動画になるというイメージも付きやすいので何も知らない状態でもすぐに編集を楽しめるようになっています。
おススメ動画つなげるアプリ3:Perfect Video – インスタントビデオ編集 & スライドショーメーカー(360円、無料版もあり)
単にムービーをつなげるアプリというだけではなく、撮影した動画を編集し、YouTubeやInstagram、Facebookに上げるまでこれ一本でこなせてしまう動画編集アプリです。最近タイトルやアイコン、操作系インターフェイスも刷新し、いわゆるApple調になりました。動画の編集もiPhoneだけで動画切り取り、結合、トランジション、字幕、タイトルと基本的な機能は揃っています。
特徴としては動作の軽さ。ファイルをコピーしないためメモリーを消費せず、動画編集でありがちな動作のもっさり感がありません。さらに複数の動画をまとめて一つの動画にすることもできます。最近主流のFHDにも対応。インスタントモードで動画とスライドショーを簡単に作れます。まるでPCの編集機能をそのままスマホでやるような完成度の高い編集アプリとなっています。よほど凝ったものでもない限りは撮ったその場で簡単なエフェクトを入れて、そのままアップすることもできそうです。
おススメ動画つなげるアプリ4:Cute CUT Pro - 全機能動画編集(720円)
iMovieと双璧を成す最近じわじわ流行っている名前の通り、iPhone(iPhone X/8/8 Plusを含む)での動画分割、結合はお手のもの。全機能を兼備えた動画編集アプリです。テロップやフェードイン・アウトなどiMovieと同じ機能もありますが、最大の特徴であり、違う点はPCと同じレイヤー構造により動画や写真、テキストの重ね合わせが可能であるということです。
編集の際データ同士を同一画面で見ながら操作するというのはPCでは常識ですが、それをiPhoneでできるところが素晴らしい。横画面での操作に対応しており、iPhone6Plusをもっている方であれば最大限画面を生かすことができます。(iPadを所有しているのであれば尚良い)大型画面は賛否が分かれるところですが、編集では間違いなく強い見方になります。まさかスマホでピクチャー・イン・ピクチャーが可能とは驚きます。
操作性も直感的で再生時間や表示の拡大縮小など指で調整可能。一ランク上の編集をしたい人におすすめのアプリです。
おススメ動画つなげるアプリ5:Film Story Pro(360円)
まさにシンプルイズベストといえる動画や写真を選んで、音楽を選択して、完成という手間要らずな動画編集アプリです。編集が終わったらそのまま保存するもよし、YouTubeやFaceBookにアップするもよしです。こういうと機能がただ少ないだけかと思われてしまいますが、字幕やエフェクト、トランジションなどの機能が秀逸。
動画の編集に目がいってしまいますが写真の編集機能も優れており、他の画像加工アプリは全く必要ありません。全体の流れをあらかじめ決めておいて、画像や動画を用意し、いいと思ったフォントを字幕にいれ、画面の切り替わりに効果的なトランジションを選んだら順番を並び替えて、音楽を加える。これだけ。効果的な演出があればいい作品を作れることを再確認させてくれるアプリです。
Part 2: 最適なPC用の動画を結合・つなげるソフトー「Filmora(旧名:動画編集プロ)」
さてここまでスマホのアプリを紹介してきましたが、動画編集といったらやはりPCでの編集が一番効率的。全体を把握するのに最も適していますし、スマホのネックとなる電池残量時間を気にせず長時間没頭できます。中でもWondershare 「Filmora(旧名:動画編集プロ)」は多彩な機能を持ちながらユーザーを選ばないおすすめの1本です。
AVI、MP4、WMV、MKV、3GP、FLV、MOVなどさまざまなフォーマットに対応。動画編集から希望のファイル形式に変換、そのまま保存するのはもちろん、DVD作成やYouTubeなどの動画共有サイトやSNSへアップロードしてシェアできる万能動画編集ソフトです。
特徴はなんといっても対応ファイルの多さと高度な編集機能。スマホのアプリでは端末で対応できるフォーマットだけなので、取り扱えるファイルの種類に限りがあります。
Wondershare 「Filmora(旧名:動画編集プロ)」ではスマホ(Androidも含む)だけでなく、ゲーム機や他のデバイスまでも幅広くカバーしています。編集機能においては動画分割、結合、回転、テキスト・エフェクトの追加、BGM追加などの基本的な編集からPIP、トランジション、イントロ・クレジットの追加など編集機能が充実しています。
また編集するとき「簡単編集モード」「高度編集モード」の2つから選択可能で、「簡単編集モード」では初心者の方や本格的な編集に不慣れな人でも手順に従ってすすめていけば、簡単に編集から保存やアップロードまで簡単に仕上げることができます。「高度編集モード」ではさまざまな機能が使えるようになっており、ライブラリー、プレビューウインド、ツールバー、タイムラインと4つから構成された視覚的で操作性に優れたものになっています。
慣れは必要ですが、把握しやすい操作画面になっているので、エフェクトがどこにあるのか迷うといったことはありませんし、ストレスなく編集作業に没頭できます。体験版で試していただければ多機能でありながらその操作のしやすさに驚かれると思います。ぜひトライしてPCならではの本格的な動画編集を体験してみてください。
ハリウッド映画の特殊効果をあなたの動画に!「Filmora (旧名:動画編集プロ)」なら、こういう感じの動画が簡単に作成できる!
動画結合・繋げる方法
いかがだったでしょうか? 最近はスマホで片手でどこでも編集できる時代になりました。特にiMovieは本家のAppleのアプリということでiPhoneのポテンシャルを引き出しつつ、優秀なテンプレでハリウッド映画の予告編レベルのものをさくっと作れてしまうので驚きです。対照的にCute CUT Proはレイヤー構造でPC顔負けの編集が可能。iMovieのテンプレを使えばかなりのものを作れそうです。
Wondershare 「Filmora(旧名:動画編集プロ)」はやはりPCの動画編集ソフトといったところで大画面で、PCの能力を使った多彩な編集機能を有しており、電池を気にしないで作業に集中できます。動画編集時スマホを使って、簡単なものならそのままアップして、凝ったものなら仕上げをPCに任せるといった使い方が今後の主流になってくるのかもしれません。いずれにしろ双方はぶつからず共存できるので、動画編集のさらなる進化が楽しみです。
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