「せっかく作ったパワポ資料なのに、肝心のGIFアニメが動かない…」
「編集画面では大丈夫なのに、本番環境で止まってしまって困った!」
プレゼンや会議資料で動くGIFを使いたいのに、なぜか動かない・画質が悪い・思い通りに再生できない…そんな悩みを感じたことはありませんか?
本記事では、パワポでGIFが動かない時の“最も多い5つの原因”と、すぐにできる解決法を徹底解説します!
さらに、パワポだけでGIFを作成・書き出すコツや、プロ並みの演出ができる「Filmora」を使った裏技まで紹介します。
「動かない…」を「魅せる!」に変える最新テクニックを知り、ワンランク上のプレゼンを手に入れてください!
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目次
Part1. 【最優先】パワポでGIFが動かない!5つの原因と今すぐできる対処法

パワポで「GIFが動かない」というトラブルは多くの方が経験する悩みです。
ですが、焦らなくても大丈夫。実は“ある5つの原因”にほぼ集約されており、多くは簡単な対策で解決できます。
本章では、読者が今すぐ実践できる再現性の高いトラブルシューティングを解説していきます!
原因①:パワポのバージョンが古い、または互換性の問題

最初に確認したいのが、使用しているパワポのバージョンです。
Microsoft 365やPowerPoint 2021/2019/2016/2013/2010であれば基本的にGIFは動作しますが、PowerPoint 2007以前やWeb版(ブラウザ版)は対応が限定的です。
特にWeb版ではスライドショーでGIFが再生できず、静止画として表示されるケースも。

バージョンの確認方法は[ファイル]>[アカウント]>[PowerPointのバージョン情報]から可能です。
もし古いバージョンやWeb版を使っている場合は、デスクトップ版の最新PowerPointに切り替えましょう。
原因②:編集画面でGIFが動かないケース

「編集画面でGIFが動かない」場合、実は不具合ではなく仕様です。
※バージョンによるため注意
パワポは編集画面とスライドショー画面ではレンダリング方式が異なり、編集時はGIFが静止画や最小限のアニメーションでしか表示されません。
本番同様にGIFが動くか確認したい場合は、必ずF5キーや「スライドショーの開始」でチェックしてください。
編集画面で動かなくても、スライドショーなら正常に動作するケースが大半です。
原因③:ファイルのリンクが切れている(オンライン画像など)

Webサイトから直接コピー&ペーストで挿入したGIFは、見た目は問題なくても「リンク切れ」によって突然表示されなくなることがあります。
これは画像そのものではなく、URLリンクだけが貼り付けられているためです。
対策として、必ず一度GIFを自分のPCに保存し、[挿入]>[画像]>[このデバイス]から改めて挿入しましょう。また、ファイル名は英数字にし、できるだけPowerPointファイルと同じフォルダに保存すると安定します。
原因④:アニメーション設定が「クリック時」になっている

意図せずアニメーションの再生タイミングが「クリック時」や他のトリガーに設定されていると、GIFが自動で再生されず、動かないように見えてしまいます。
修正方法としては、GIFを選択した状態で[アニメーション]タブの[アニメーションウィンドウ]を開き、該当するアニメーション効果の開始タイミングを「直前の動作と同時」に変更することです。不要なアニメーションは削除しましょう。
原因⑤:ファイル自体が破損している、または非対応形式
最後に、GIFファイルそのものが破損している、あるいは対応していない形式の場合です。
パワポだけでなく、PCの画像ビューアやブラウザで開いても動かない場合は、ファイルを再ダウンロードするか、別の形式(例:MP4など)に変換して挿入する方法も検討してください。
ファイルが正しくてもパワポで動かない場合は、他の原因を再度チェックしましょう!
【番外編】その他に注意したい2つのポイント
他にもよくある不具合の原因としては以下2点が挙げられます。
PCのスペック不足
低スペックPCの場合、大きなGIFファイルや複数のGIFを使用すると、スライドショーで正常に再生されない・動作が遅くなることがあります。
動作が不安定な場合は、余計なアプリを閉じる・再起動する・可能ならPCスペックの高い環境で試すのがおすすめです。
スライドショーの「ハードウェアアクセラレーション」設定
パワポの「ハードウェアグラフィックアクセラレーション」を無効にするとGIF再生が安定する場合があります。
設定方法としては、[ファイル] → [オプション] → [詳細設定] → 「ハードウェアグラフィックアクセラレーションを無効にする」にチェックを入れてください。
※ ご利用のPowerPointのバージョンや提供形態(Web版、クラウドPC版など)によっては、この設定項目が表示されないことがあります

Part2. パワポGIF活用の基本|正しい挿入方法と再生タイミングの制御
PowerPointのGIF活用には、“知っているだけで差がつくテクニック”がいくつも隠れています。
意外と見落としがちな「挿入方法」や、「再生タイミングのコントロール」をマスターするだけで、あなたのスライドは驚くほど分かりやすく、印象的なものに変わります。
本章では、明日からすぐに実践できるコツや、プレゼンをより魅力的にする裏ワザを、わかりやすく解説。
これまで感じていた「動かない…」「思った通りにならない…」といったストレスも、ここで一気に解消できるはずです。
2-1. パワポへの基本的なGIF挿入(貼り付け)手順

パワポにGIFを挿入する際は、必ず「挿入」>「画像」>「このデバイス」からPCに保存済みのGIFを選択してください。
前述の通り、Webから直接コピー&ペーストはトラブルのもとです。
挿入後はサイズや配置をドラッグで調整できます。
また、ファイル名は半角英数字推奨・同一フォルダ管理で安定しますよ!
関係記事: AIツールを使ったWordをパワポ(PPT) に変換するガイド
2-2. GIFを好きなタイミングで再生させる方法(クリック時・自動)

GIFは基本的にスライド表示と同時に自動再生されますが、アニメーションウィンドウを使えば、クリック時・他アニメーション連動など細かい制御が可能です。
設定項目 | 内容 |
クリック時 | マウスをクリックしたタイミングでGIF(やアニメーション)が開始 |
直前の動作と同時 | 直前のアニメーションと同時にGIFが再生開始 |
直前の動作の後 | 直前のアニメーションが終わった後、自動でGIFが再生開始 |
遅延時間の指定 | 上記いずれかの開始タイミング+「何秒後に開始」などの細かい調整が可能 |
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Part3. パワポだけで完結!GIFの作成・書き出しテクニック
意外に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、パワポは“表示するだけ”でなく、オリジナルのGIFアニメや動くスライドも簡単に作れるツールです!
この章では、誰でもすぐに挑戦できるGIF作成テクニックを紹介します。
3-1. テキストや図形で簡単!自作アニメーションGIFの作り方
パワポの「アニメーション」機能を使えば、誰でも簡単に自作GIFが作れます。
Step1. 図形やテキストをスライドに配置

まずはGIF化したい図形やテキスト、画像などをスライドに配置します。
Step2. アニメーション効果を選ぶ

[アニメーション]タブから「開始」「強調」「終了」など好みの効果を選択します。
[アニメーションの追加]をクリックすれば、効果を重複させることも可能です。
Step3. アニメーションウィンドウで順序やタイミングを調整

効果の順番やタイミング(持続時間・遅延)をドラッグで微調整します。
効果番号をクリックして「アニメーションの順序変更」や「開始のタイミング」を調整しましょう。
Step4. ループさせたい場合は「繰り返し」設定

「効果のその他のオプション」から「タイミング」→「繰り返し」設定を変更できます。
「スライドの最後まで」などを設定すればループ表現も可能です。
Step5. プレビューで完成イメージをチェック

「プレビュー」をクリックして、実際にスライドショーで動きを確認し、微調整したら完了です。
まずは「思ったより簡単!」と感じてもらうため、最初は1つの動きに絞って始めるのがおすすめです。
3-2. プレゼンのスライドそのものをGIFとして書き出す(エクスポート)方法
PowerPoint(Microsoft 365版、2021)なら、完成したスライドやアニメーションを、そのままGIFファイルとして書き出せます。
試しに前章「3-1.」で作成したスライドをGIFとして書き出してみましょう。
Step1. スライドを用意

アニメーションや画面切り替えを設定したスライドを用意します。
Step2. エクスポート

[ファイル]>[エクスポート]>[アニメーションGIFの作成]を選択しましょう。
Step3. 品質(サイズ)やループ設定、範囲を指定

「特大」「大」「中」「小」から画質を選択します。
必要に応じてループや範囲、背景の透明化なども指定できます。
Step4.GIFを作成

[GIFを作成]をクリックして、ファイル名を付け、わかりやすい場所に保存しましょう。
Step5. 完成したGIFファイルを確認
完成したGIFをチェックしてみましょう。
この機能を使えば、プレゼン内容をWebサイトやメールで共有したり、SNS投稿用に動きを付けるなど用途が広がります。
ただし、表現できる幅は限定的ですので、よりハイクオリティなGIFが制作したい場合は次章をチェックしてください。

Part4. パワポGIFの限界を超える「神の一手」|プレゼンの質を動画レベルに高めるFilmora活用術
前章を読んで「パワポでも頑張れば動きは付けられる。でも、やっぱり“あと一歩足りない”」と感じた方もいらっしゃるでしょう。
そこで本章では、その“物足りなさ”を一気に解消し、ワンランク上のインパクトを与える「Filmora活用術」を解説します。
4-1. パワポGIFの限界と“もっとこうしたい”本音
パワポのGIF機能はここまで見てきた通り手軽で便利ですが、実際に使うと「あと一歩」「ここが惜しい」と感じることも少なくありません。
よくある課題は以下の通り。
気になるポイント | PowerPointの現状 |
画質・色数 | GIF仕様で256色制限。写真やグラデは荒れやすい |
動きのなめらかさ・自由度 | シンプルな動きだけで表現は限定的 |
派手なエフェクト・合成アニメ | 標準では難しく演出は地味 |
SNS・Webでの再現性 | アプリ外で再現しにくい/崩れやすい |
重たいGIFや複数配置時の安定性 | 動作が遅い・固まることも |
たとえば「スライドで動きを付けたのに、思ったより印象に残らなかった」「大事な提案なのに、GIFの動きがぎこちなくて地味だった」といったことも起きてしまいます。
関係記事: 動く画像『GIF画像』が見つかる素材ライブラリ5選!
4-2. GIFの表現力を一気に上げる!Filmoraでできること

Filmoraは、パワポで物足りなかった「動き」「演出」「素材表現」「SNS/Web最適化」を一気に強化できるAI動画編集ツールです。
10年以上の実績と世界3億人以上のユーザー、230万点超の素材ライブラリ、そして直感的な操作性が特徴。もちろんクロスプラットフォーム対応で、どんな環境でもすぐに使えます。
GIF編集やプレゼンに関わる様々な項目について詳しく比較したのが以下の表です。
比較項目 | PowerPoint | Filmora |
動き・エフェクト | 基本アニメのみ | 多彩なテンプレ・複数エフェクト・特殊効果が豊富 |
AIオリジナル素材 | なし(標準図形や画像のみ) | AI画像/動画生成で即オリジナル素材が作れる |
素材・テンプレ数 | 限定的 | 230万点超のクリエイティブ素材を標準搭載 |
ループ/タイミング編集 | ごく簡易 | フレーム・秒数など細かく設定可能 |
GIF出力のカスタマイズ | 基本的に自動 | FPS/解像度/容量/SNS用等を非常に細かく設定可能 |
SNS・Web最適化 | 画質やレイアウト再現に課題 | GIF圧縮やWeb・各SNS用に自動で最適化書き出し |
多目的活用 | プレゼン資料中心 | GIF・動画編集・AI翻訳/字幕/動画化まで幅広く活用可能 |
信頼性・実績 | Microsoft標準 | 10年以上の信頼、3億人超ユーザー |
クロスプラットフォーム | PC版のみ | Windows/Mac/モバイル両対応 |
直感操作・時短 | 基本的に手作業・やや複雑 | ドラッグ&ドロップ・AI支援でスピード編集 |
Filmora最大の特長は「動きやエフェクトの幅」だけでなく、AI生成機能で“自分だけのオリジナル素材”もすぐに作れることです。


たとえばプレゼンタイトル用のアニメロゴや、社名入りキャラクター、図解やSNS向けのアイコンなど、欲しいイメージが既存素材で見つからないときもAI画像生成・動画生成機能でプロンプト(指示文)を入れるだけで作成できます。
つまり、AIで作った画像・イラスト・ロゴなどに豊富なアニメーションやエフェクトを加え、あなただけの“唯一無二のGIF”を作成可能です。
SNS映えやイベント・プロモーション資料の差別化にもピッタリでしょう。
もちろん従来通りの画像や動画の取り込み、複雑なエフェクトやループの調整も直感的な編集画面で自由自在です。

Filmoraを使ったGIF作成の主な流れは次の通りです。
AI生成や手持ち素材(ロゴ、画像、イラストなど)をFilmoraに取り込む
好きな動きやエフェクト・アニメをマウス操作で直感的に追加し、動きをプレビューで確認
完成したらGIFとして書き出し、「画像」→「このデバイス」でPowerPointに挿入
この3ステップで、今までのパワポGIFとはまったく違う「映える」「話題になる」仕掛けが手に入ります。
さらに、FilmoraはGIF制作以外にも動画編集やSNS・YouTube用の本格動画作成、プロモーション映像、オリジナル素材作りなど、さまざまなクリエイティブ用途にも幅広く活用できます。
導入しておけば、今後の“資料作り”や“発信の幅”も大きく広がるのが大きなメリットです。
関係記事: 【感動的な結婚式動画】をパワーポイントで作る方法とコツ
Filmora画像から動画生成機能で生成したもの
- 手作りの愛 Filmora
- さくらプロミス Filmora
- 漫画式カップル Filmora
4-3. Filmoraで作った“ハイクオリティGIF”をパワポに貼るだけで差がつく

↑このくらいのGIFなら誰でも短期間で実現できますよ!
Filmoraで作ったGIFをPowerPointに活用すれば、
印象的なアニメタイトルでオープニングから引き込む
強調したいグラフやキャッチコピーを目立たせる
SNS用の配布資料も動きの質感がそのまま伝わる
と言ったように、これまで地味だったスライドが一気に「プロの仕上がり」に変わります。
使い方のコツとして、
「目立たせたい1枚」だけに絞って使えば資料全体のメリハリがつき、イベント資料やウェビナー用PDFへの埋め込みでも注目を集めやすいでしょう。
たった1枚のGIFが、プレゼンの“空気”や聴衆の反応を大きく変える実例も多く報告されています。
4-4. どうしてもGIFで物足りなければ…「動画化」発展案

さらに「音やナレーション、テンポ感まで伝えたい」「プレゼン自体をWeb動画で残したい」と思った時は、スライドを書き出してFilmoraで動画編集に挑戦するのもおすすめです。
BGMやテロップ、複数のアニメーションを組み合わせれば、スライドが“伝わる動画”へ手軽に進化できます。Webセミナーや社内配信、SNSでも活躍の場が広がりますよ!
動画に合ったオリジナル、ロイヤリティフリーのBGMが一瞬で生成できる「スマートBGMジェネレーター」などもこの際ぜひ試してみてください!
関連記事:パワーポイントで作成したプレゼンを動画にする方法紹介
Part5. Q&A|パワポとGIFについてよくある質問
最後に本章では、パワポとGIFの運用についてよくある質問とその回答についてまとめました。
Q1. GIFを入れるとパワポのファイルが重くなりすぎます。軽くする方法は?
GIFの解像度やフレーム数が多いと、パワポファイルもそれに比例して重くなってしまいがちです。
具体的な対策としては「GIFの解像度を500〜800px程度に抑える」「フレーム数や長さを控えめにする」「色数を減らす」「Filmoraなどのツールで圧縮する」などがあります。
複数のGIFを入れる場合は1つずつ容量を抑えることを意識しましょう。
Q2. スマホ版のパワポでもGIFは使えますか?
スマホ版でもGIFは再生できますが、PC版と比べて動きが遅い・編集機能が少ないなどの違いがあります。
簡単な再生や閲覧ならスマホでも十分ですが、細かな編集やGIFの作成はPC版がおすすめです。
長い・大きいGIFはスマホだと動かない場合もあるため注意してください。
Q3. パワポでPhotoshopやIllustratorで作ったGIFも使えますか?
基本的には使えます。ただし「カラーモードはRGBにする」「色数を256色以内に抑える」「保存形式は『Web用に保存』を使う」などに気をつけてください。
また、念のためパワポに入れる前にパソコンの画像ビューアなどで動作確認しておくと安心です。Illustratorで作った場合は、Photoshop経由でGIFを書き出すのが良いでしょう。
まとめ|「動く」は当たり前。これからは「魅せる」プレゼンへ
本記事では、PowerPointでのGIF活用方法から、よくあるトラブルの原因と対処、さらにワンランク上の表現を実現するFilmoraの活用術まで、実用的なノウハウを幅広く解説してきました。
動きのあるスライドが“当たり前”になった今、ただ動くだけでなく「見せ方」や「伝わり方」にこだわることで、あなたのプレゼンや資料はさらに印象的に生まれ変わります。
もし今よりも「もっと伝えたい」「もっと印象に残したい」と感じたら、FilmoraのAI生成や高度なGIF編集機能をぜひ体験してみてください!
新しい表現の可能性が、きっとあなたのプレゼンを次のステージへと導いてくれるはずです!
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