M1チップ MacBookAirで動画編集するにはおすすめソフト

M1チップはApple社が初めて自社開発したAppleシリコンの名称で、8コアCPU、8コアGPU、16コアNueralEngineを搭載しており、以前のシリーズで搭載していたIntel制のCPUと比べて処理速度が、かなり速くなっているのに、価格的にはリーズナブルに提供されていることが巷で話題になっています。

M1チップが動画編集に与える影響はどれほどのものなのでしょうか？今回は、M1チップと動画編集について見ていきたいと思います。

　　

Part1.M1搭載のMac Bookで動画編集をするときの注意点

M１チップを搭載したMac Bookで動画編集をするときに、何か気を付けることはあるのでしょうか？新たに導入を考えている方は不安に思うこともあると思いますので、幾つか注意点をあげていきます。

● そもそも動作可能な編集ソフトを選ぶ必要があります。というのも、リリースされてそれほど時間が経っていないM1チップ上で動作確認をされているソフトウェア自体がまだそれほど多くなく、導入したは良いですが動かなかった、なんてことになったら困ってしまいますので動画編集ソフトが対応しているかを調べることをお勧めいたします。

● eGPUに対応していないため、後付けのGPUを利用することができないです。もちろんM1の性能は優れているので、それだけでも十分と思う方は良いのですが、後々GPUの増設を検討している場合は注意が必要です。

● M1 Mac Bookは接続できる外部モニターが１台だけなので、マルチモニターを検討している方はご注意ください。

Part2.M1チップ搭載のMacBookAirで動画編集するのに、おすすめの動画編集ソフト

動画編集ソフト1）.Filmora

特徴：FilmoraはM1チップでの動作確認も取れている無料動画編集ソフトです。ユーザーに優しいインターフェイスと高機能な編集能力で、プロ級の動画作成を可能にする、Macでの動画編集に最適なソフトです。

メリット：Apple写真ライブラリーから効率的に動画素材をインストールすることが可能で入出力のファイル形式に幅広く対応していますので、ほぼ全ての動画ファイルをインポートして編集、出力することができます。キーフレームやモーショントラッキング、クロマキー合成の機能を使いこなし、インストール時から搭載されているエフェクト、フィルター、トランジッションを使うことにより、魅力的なSNS用の動画を簡単に制作することが可能です。

　　

動画編集ソフト2）.Premiere Pro

特徴：Adobe社の開発・販売する高機能な月額プランの有料動画編集ソフトです。プロの現場でも使用されていて、4Kや8Kの高画質な動画編集に対応しており、様々な高品質動画を作成することが可能です。

メリット：他のAdobe製品との互換性が高いため、IllstoratorやPhotoshopのデータを取り込んで使用したり、After Effectと連携して高度な編集をすることが可能です。またAIによる自動検出も様々な場面で利用できるため、非常に効率的に動画編集をすることが可能です。

動画編集ソフト3）.Final cut Pro

特徴：Apple社の販売する有料の動画編集ソフトです。Macユーザーにはおなじみの動画編集ソフトで、利用者も多いです。基本的な動画編集機能は搭載されていて、高機能な処理をしたい場合は拡張性に優れたソフトなので、例えば、同じApple社のMotionと連携することでモーショングラフィックの幅が広がります。料金的には、買取で３万円台なので少し高めの印象があります。

メリット：Macと同じApple社の製品なので、Macとの相性は抜群です。同じくiPhoneやiPadとの連携も簡単に行えるので、データを移したり共有するのがスムーズに行えます。

Part3.M1チップ搭載のMacBookAirで動画編集をするのに最適なソフトとは？

M1チップで最もおすすめな動画編集ソフトは、Filmora Mac版です。Filmora Mac版は、Macでの動画編集において様々なメリットがあります。

● SNS用の動画を制作時に、横型の動画を縦型にトリミングする際には、オートリフレームの機能を使うと、ピントのブレを自動検出して、被写体を中央に配置したままトリミングすることが可能です。

● タッチバーとの連携により、作業の効率化に大きく貢献します。

以上の他にも多様な機能を備えて、Mac上で操作することが可能なFilmora Mac版は、M1チップ搭載のMac Book においても最適な動画編集ソフトと言えます。

Part4.M1チップは更に進化する

2020年にリリースされて以来人気のM1チップは現時点での評価は、予想以上に高いものであります。実際にCPUの速度は以前の2.8倍とも言われ、その能力に比べて価格設定がリーズナブルなことも人気の一因でしょう。

今年以降、色々と問題点を改良した新バージョンがリリースされることも予想されますので、今後の動画編集においても目の離せないところです。FilmoraはMacの進化に対応して、更に使いやすく高機能な動画編集ソフトとしてMacユーザーをサポートしていきます。