MacとWindowsPC、動画編集に向いているのは?
Aug 26, 2024 • カテゴリ: 動画編集の基本とコツ
1.あなたはMac派、それともWindowsPC派?
動画編集をするときにMacにするか、WindowsPCするかという疑問は皆さんお持ちのことと思います。パソコンの基本的な構成は、CPUがあり、メモリーがあり、ストレージがありと同じように見えるので、何を基準に選べば良いのでしょうか?そんな疑問に答えを見つけるため両者を比べてみました。
2.MacとWindowsPCを色々な面で比較してみます
2-1.用途別で必要なスペック
用途によってどの程度のスペックが必要なのかを、
A)「通常の動画をSNS等にアップするくらいの動画編集」
B)「高画質な4Kメディア用や3D動画の編集をする場合」
2つの用途に分けて調べてみました。
A)「通常の動画をSNS等にアップするくらいの動画編集」
CPU : Intel Core i5(第8世代以降)と同程度以上。
メモリー:8GB以上、できれば16GB以上。
GPU :マシーンに搭載されているGPUで問題ありません。
ストレージ:SSD 256GB以上。
B)「高画質な4Kメディア用や3D動画の編集をする場合」
CPU :Intel Core i7(最新世代)か、i9と同等のCPU。
メモリー:32GB以上、必要によって追加。
GPU :8GB以上のメモリ搭載モデル。
ストレージ:SSD 512GB以上
このくらいのスペックがあると、ストレスなく編集が可能です。この数値は、あくまでも基準ですのでスペックの高いパーツを選ぼうと思えばいくらでもあるのですが、それだけ金額が高くなるので、作業する内容によってどの部分を強化するかを決めていく必要があります。
Macにおいても上記のスペックと比べて同程度のモデルがあります。また、ストレージやメモリーは購入時にオプションで追加選択できます。
2-2.WindowsPCとMacの本体価格
Windows PCで上記にあげたモデルの金額を見てみましょう。
A)70,000円~(モニター別)
B)180,000円~(モニター別)
WindowsノートPCでは
A)90,000円~
B)210,000円~
iMacでは、
A)iMac21.5インチ 132,800円~
B)iMac27インチ 274,800円+メモリー増設
Mac Bookでは、
A)Mac Book Air 152,800円~
B)Mac Book Pro 16インチモデル、273,680円~
同じ程度のモデルで価格比較をすると、WindowsPCの方がモニターを含めても安価で購入することが可能で、自分で拡張する場合の選択肢が広いです。
2-3.デザイン
MacとWindowsPCのデザインを比較してみると、年々洗練されていくMacが優位になると思います。iPhoneやiPadなど他のデバイスとの統一されたデザインと質感、OSの統一された構成は魅力的です。
WindowsPCは、製造しているメーカーが多いので、それぞれで魅力的な躯体を製作しているメーカーもありますが、多様化しすぎてシンボリックなデザインの統一感が無いため、個人的に満足するものがあったとしてもその中で突出するデザイン性を見出すのは難しいでしょう。
2-4.機種数
Macはオフィシャルhpを見ればわかりますが、カテゴライズされた数種類のシリーズしかないので、シンプルに用途によって選ぶことができます。拡張性については、サポートを含めてオフィシャル提供を利用するのが得策なシステムになっています。
WindowsPCは製造メーカーが国内だけでも相当数あるので、使用目的によってメーカーから選択する必要があります。ユーザーもMacと比較して多いため、拡張性は非常に高く、自作で一つ一つのパーツや躯体を選ぶことも可能です。
3.MacとWindowsに適する動画編集ソフトを紹介します。
3-1.MacとWindows どちらでも利用できる動画編集ソフト:Filmora
FilmoraはWindows版とMac版があり、両方で選択することのできるソフトです。初心者に優しいインターフェイスが特徴で、インストールしてすぐに編集できる直感的なツールの配置が支持されています。
機能的には、基本的な動画編集機能のほかに、上級者でも満足のできる高機能を搭載していて、新機能のキーフレーム、モーショントラッキング等を駆使してプロ級の動画編集が可能です。
3-2.Macで利用できるソフト:iMovie
Macのデバイスに標準搭載されている動画編集ソフトおよびアプリです。簡単な動画編集機能と数種類のエフェクトやフィルターを搭載しているので、iPhone等で撮影した動画をそのまま簡単に編集してSNS等にアップする場合は便利に使えます。
ただ、高度な編集機能は搭載していないため、ある程度以上の編集が必要な場合はFilmoraや、Final cut Pro(有料)に乗り換える必要があります。
3-3.Windowsで利用できるソフト:Aviutl
Windowsで利用できる無料動画編集ソフトです。Aviファイルに特化したソフトですが、プラグインを導入することで他の形式のファイルを入出力できます。基本的な動画編集が可能で、利用者が多いことから、チュートリアル的な動画を探すことが容易なのでWindowsで動画編集するときの入門的な立ち位置にあります。様々なプラグインを導入することで機能を拡張できるのですが、初心者には解りずらい部分なので、それなら最初から高機能なソフトを選択した方が良いかもしれません。
4.MacとWindowsのどちらを選ぶべきか
様々な側面からMacとWindowsPCを見てきましたがいかがでしたでしょうか。
Macを選ぶメリットとしてはiPhoneやiPad等のデバイス、OSを含めたApple製品全体での進化を享受できることがあげられます。これはApple製品を使うことでのみ、得られる最大のメリットです。
WinowsPCのメリットは、ユーザーが多く汎用性が高いので、メーカーやパーツの種類が多く、拡張の幅を大きくとることができる点です。また、動画編集ソフトの対応もMacよりWindowsの方が多いので、選択肢が広くなります。
結論として、どちらを選ぶべきかは一概にいうことはできませんが、どのような動画を編集するのか、また将来的にどのように利用していくのかによって、選ぶべきマシーンの検討をする必要があるということが言えます。FilmoraはMacにもWindowsにも対応し、初心者から上級者の幅広い要求にこたえられる動画編集ソフトです。Mac、Windowsどちらを選んでもFilmoraを選択するのは適切な選択と言えるでしょう。
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