Filmora9で簡単にストップモーションアニメを作成方法

ストップモーションアニメって何だろう

ストップモーションアニメとは何か簡単に説明しようと思います。
これは、アニメーションの技法の一つで、絵や人形などのストップした対象物を一コマごとに少しずつモーションさせるアニメの技法です。
これは、動画編集が必須であり、ソフトも初心者には高いハードルを伴ったりします。

ここで私がおすすめする動画編集ソフトがあります。それがWondershare Filmora9（フィモーラ9）です。直観的に操作出来るシンプルな操作画面になっている為、初心者でも簡単に動画編集出来ます。

   

また、ワイプ入れや、テロップや字幕の挿入は勿論の事、ストップした対象物をコマ事にモーションさせるアニメーションも簡単に作成が出来る機能や多彩なエフェクト素材が用意されています。価格も安価なので、初めて動画編集をする方にも安心してお使いいただけるソフトです。それでは、このソフトを使用してストップモーションアニメの作成の仕方を説明します。

   

Wondershare Filmora9で簡単に作成出来るストップモーションアニメ作成方法

ステップ1.Wondershare Filmora9を起動して、新しいプロジェクトを選択し、動画編集画面を開いておきます。

ステップ2.三脚とカメラを用意します。

タイムラプスと同じように、安定したアニメーションを作成するのに、三脚は必須になってきます。
カメラが少しでも動いてしまうと、アニメがぶれてしまいます。

ステップ3.カメラの設定

カメラの設定はすべて手動設定にします。
露光やホワイトバランスなどの設定は、すべての写真で同じにしておきます。
また、カメラのレンズはすべてマニュアルフォーカスにしておきます。
自動フォーカスにしてしまうと、写真ごとにフォーカスが変わってしまいますので注意が必要です。
撮影の途中に手動でフォーカスを変える事も可能ですが、知らない間にフォーカス具合が変わる事があるので注意が必要です。

ステップ4.ライトを使用する

自然光を使用して制作してもよいのですが、天候によって変化するのが難点です。
その点、ライトを使用する事で一貫して同じ環境を作る事が可能です。

ステップ5.動画編集画面でフレームレートを設定します。

フレームレートを設定する事で、アニメーションをかけるために全体で何枚の写真が必要か分かります。
また、タイミングをはかる事も出来ます。
撮影対象を常に動かさないといけない為、フレームレートを設定する事で、どれくらいの移動が必要か又はどんな動きが必要かを把握する事が可能です。

ステップ6. 1秒間で24フレームのアニメーションを作成

プロジェクト設定で、撮影時と同じフレームレートになっているか確認します。フレームレートの数値を24フレームに選択します。

写真をインポートしたら、設定を選択します。編集タブから写真の再生時間を0.01に設定します。これで、写真が24枚の場合、タイムラインにドロップされる写真は1フレームとして表示される事になります。

ステップ7. タイムラインに移動させる

すべての設定が完了した後、すべての写真をタイムラインにドラッグ＆ドロップします。

ステップ8. 編集した動画を動画フォーマットに保存

メニューバーにある作成をクリックし、保存するフォーマットを選びます。作成をクリックしたら保存作業が開始されます。

   

これで、完了です。
ストップモーションアニメを作成する事は根気がいる作業ですが、Wondershare Filmora9動画編集ソフトをつかう事により、編集が非常に簡単に出来ます。ストップした対象物一コマずつモーションさせたアニメの映画なども最近よく目にします。無限に広がるアニメーションの世界、是非皆さんも作成してみてください。

根気と技術の結晶

カメラを使用し、ストップしているコマを少しずつモーションされるアニメーション作成と、すべてPCなどで作成したアニメーションは作業効率に雲泥の差がありますが、一コマ一コマ秒数を安定させながら動かしてアニメーションを作るのは根気がいる作業ではありますが、動画編集ソフトを使用する事で編集は簡単にできます。

昔は、アニメーションで人物を一歩歩かせるのに何枚ものセル画を必要とする時代もありました。どんどん進化していくアニメーションの技術ですが、やはりアニメ好きの私としては作り手の根気と技術で作られているアニメーションは素敵なアニメになっていると実感しています。