タイムラプスと早送りの違いは何が有るを紹介

タイムラプスとは一体どういう意味なのですか

タイムラプスとは「微速度撮影」「低速度撮影」と呼ばれる、数秒から数分のインターバルを設けて1枚の写真を撮り、それらの写真を繋ぎ合わせ再生することで、早送り動画のように見える写真撮影方法です。タイムラプス動画は、「変化」が次々と訪れるので一目で見えるようになると、途端に面白さが倍増します。時間が凝縮されて表現できるので、日常を超えた雰囲気が出てくるのも魅力の一つです。

以前は専用の機器で撮影を行う特殊撮影でしたが、今現在ではデジタル一眼レフカメラの動画機能として、スマートフォンのカメラアプリ機能として撮影ができるようになりました。デジタルカメラの場合には三脚、スマホの場合にはスマホ用の三脚マウントなどを使って位置を固定し、同じ場所で長時間撮影を行ないます。緩やかに流れている雲や沈んで行く夕陽、朝日が昇っていくシーンなどはタイムラプスが最も得意としている撮影シーンです。ここではタイムラプスや早送りの違いを紹介します。

• Part1.タイムラプスと早送りの違いは何が有る
• Part2.代表的なタイムラプスのカテゴリー
• Part3.Wondershare Filmora9でタイムラプス動画を作成してみよう

タイムラプス動画作成ソフトFilmora

• 新機能搭載：モザイクのトラッキング、ハイライト自動検出、キーフレーム、モーショントラッキング、オーディオダッキング、カラーマッチなど
• MP4など多種形式の動画・写真の入力・編集に対応
• トリミング、結合、クロップ、BGM追加など多様な動画編集機能
• 豊富なフィルター、タイトル、トランジションで動画をかっこよく編集
• PIPや色調補正、手振れ補正、クロマキーなどの高度編集機能
• 自動レンダー＆レンダープレビュー機能が充実
• 分割スクリーンプリセット機能も搭載
• PCへの保存、YouTubeへの共有やDVDへの出力

Part1.タイムラプスと早送りの違いは何が有る

タイムラプスでは数秒から数分のインターバルを設けて１枚の写真(フレーム)を撮影し、その写真を動画のフレームレート(秒間コマ数・FPS)に合わせて繋げ、連続で再生することで早送りのような動画にします。一方、通常の早送り(コマ落とし)の動画の場合は、1秒間に24～60フレームで撮影し連続する高速度撮影の連続した映像になります。

大きな違いは通常の早送りの動画の場合は、1秒間の動画の中に含まれるコマ数よりも長い露出時間(シャッター速度)の撮影はできないことです。テレビやインターネットで使用される動画は1秒間に30コマか60コマになりますので、露出時間は1/30～1/60となり、通常は動きをナチュラルに見せるため倍増の1/60～1/120で撮影されます。スムーズでナチュラルな映像を撮影できるのですが、暗がりなどで周囲の明るさを確保すると、使用しているレンズの開放F値をより低くするか、カメラ側でISO感度を上げる必要があります。妥当なシャッタースピードで無ければ動画の動きがカクカクする等の現象が発生する事があり、視聴者の方々は違和感を覚えます。

反対にタイムラプス動画は、数秒から数分のインターバルを設けて1コマずつ写真撮影していくため、動きはつたなくなってしまうものの、設定されているインターバルと同等の時間まで露出時間の設定が可能になっています。視聴者の方々は、早送りの再生として認識されているので、日常の動き方ではなく違和感を覚えても、あまり問題にはなりません。映像の表現が通常の早送り動画撮影よりも自由度が高いというメリットがあります。

Part2.代表的なタイムラプスのカテゴリー

★最も一般的なタイムラプス

カメラを三脚などで固定しながら、インターバルを設けて定点撮影を行うことで、早送りのような映像を作る標準的な微速度撮影動画となります。また、タイムラプス機能やインターバル撮影機能のないDSLR(デジタル一眼レフ)などを使用するなら、バルブ撮影用などにも使用できるタイマーリモートコントローラーを外付けすると、インターバル撮影が出来ます。

★モーションタイムラプス

モーションタイムラプスとは、カメラを移動しながらタイムラプス撮影を行うテクニックです。電子制御のジンバルや電動のスライダー・ドーリーなどを使用することで、短い距離で一定の微低速でカメラをパン・チルトさせて変化があるタイムラプスを撮影します。

★ハイパーラプス・ウォークラプス

ハイパーラプス・ウォークラプスとは、３D演算により推測される仮想カメラパスを用い、静止画間の大幅なブレやズレを保管し、シームレスに繋ぎ合わせた動画をレンダリングするテクニックです。それにより、タイムラプスではカクカクと変な感じがする映像となっていた移動中のタイムラプス映像が、まるでドローン撮影を行った動画を早送りしているかのような映像になります。タイムラプスをご紹介しましたが、分かって貰えたら幸いです。

Part3.Wondershare Filmoraでタイムラプス動画を作成してみよう

タイムラプスのシーンを思いのままにアレンジが出来るソフトを探しているなら、価格も手頃なWondershare社のソフトWondershare Filmoraをお薦めします。モーションタイムラプスやハイパーラプス・ウォークラプスでも簡単に編集が出来ます。出来上がった動画は、写真を繋いだだけなので当然無音状態です。BGMが無いと味気ないのでシーンに合った音楽をつけましょう。