Vlogの撮り方を徹底解説!撮影のコツや注意点をおさえてVlog YouTuberになろう!
最近目にすることが多くなったVlog。「好きなYouTuberのVlogを毎日のようにチェックしている。」という方も多いのではないでしょうか?
特別なことではなく、あくまで配信者の日常を映し出すVlogは、独自の魅力があり、目的がないことが、逆に視聴者維持率の向上にもつながるため、今や視聴者を惹きつける定番動画のひとつとなりました。
「Vlogを実際に撮影したい。」という方に向けてこの記事では、Vlogの撮り方やコツについて詳しく解説していきます。
この記事で人気のVlog YouTuberから学び、撮影・チャンネル運営のコツをおさえることで、0から結果を出せるVlog YouTuberにあなたもなれるはずです。
また、撮影と切り離せない「編集」に役立つソフトと機能も、記事の最後で紹介しているのでぜひ最後までご覧になり、参考にしてください。
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1.そもそもVlogとは
具体的な方法論に入る前に、まずVlogとはなにか、その定義についてチェックしましょう。
『Vlog』とは、「Video Blog」の略称であり、動画版のBlogです。
そもそも『Blog』とは、「Web log」の略称である、と言われており、著者の日常や思想などをWeb上で発表するサイトを指します。
Blogは一般的なサイトと比べて「主観的」であるのが大きな特徴であり、日記のような側面を持ちます。
Vlogも同様に「〇〇の方法」「〇〇になるには」など、観る人にとって動画そのものに目的がないことも多く、あくまで日常や思想を発表する動画となります。
つまりVlogは「想い出の共有・可視化・自己表現」としての方法論であるというわけですね。
Vlog発信者を「Vloger(ブイロガー)」と呼びます。
2.【Vlog】撮り方のコツ
Vlogは、配信者の日常や思想を発表する場と定義しましたが、
「観ていて面白い」
「珍しく興味深い」
「配信者が好き」
など何らかの感情を動かす要素があって、初めて視聴者がつきます。
この章では、視聴者を惹きつけるVlogを作成するために、おさえておきたいコツを4つ紹介します。
コツ①撮影機材について
まず誰もが気になるのが、撮影機材、特に使用するカメラについてではないでしょうか?
使用するカメラは、可能であれば一眼レフや「GoPro」などのウェアラブルカメラもあるのが理想的です。
ただし、絶対必要というわけではなく、今や多くの方が持っている「スマホ」だけでも工夫次第でVlog撮影は可能です。
むしろ、スマホだけで撮影を開始し、撮影や編集の引き出しを増やしつつ継続していって、収益がでた後にそのお金で機材をアップデートしていく。というのがおすすめの方法です。
スマホだけでVlogを撮影する具体的な方法については【低予算】スマホだけでPOV視点(一人称視点)VLOGを撮影・編集する方法こちらの記事で解説しています。
気になる方はぜひこの記事を読み終わった後にご覧ください。
コツ②手の振動を抑える
Vlog動画のクオリティを左右するものとして、最もと言っても過言ではないほど重要なのが「手ブレ」を抑えることです。
手でスマホを持ち、撮影した動画をそのまま撮影することは難しいと知っておいてください。
Vlog視聴者は、雰囲気や空気感・映像美も含めてVlogを楽しむ方がほとんどです。
手ブレした動画は視聴者が酔ってしまいますし、映像としても美しくなく、視聴維持率の低下に繋がります。
対策としては主に以下が挙げられます
- 三脚でカメラを固定する
- カメラストラップの使用
- 動画編集ソフトによる手ブレ補正
- ジンバルの使用
見ての通り、ほとんどのケースで別途機材が必要になるため、最初のうちは動画編集ソフトによる手ブレ補正をメインに考えると良いでしょう。
コツ③ブランディング戦略
映像や演出で、チャンネルの統一感・空気感を演出することを考えなくてはいけません。
また、ターゲット設定を明確にするため、ペルソナ設定し、視聴者の需要に合わせる努力も欠かせません。
もちろん自由に自己表現するのもVlogのコンセプトではあるのですが、現実問題として、それが多くの視聴者にウケるとは限りません。
視聴者の居ないチャンネルスタート時は、仮定のペルソナ設定とはなりますが、実際に動画を出しながら何度も細かな軌道修正をおこなっていく必要があります。
コツ④豊富な素材を用意する
編集時に素材が足りない。ということはよくあります。
映像のメインとなる撮影素材以外にも、何気なく入る映像変換のトランジション的なシーンなど、思っているより多くの素材が必要です。
撮影素材が足りないと、動画を短くするか、同じようなシーンを連続で使わざるを得ず、視聴者が退屈してしまうような動画になってしまいかねません。
必要な素材がしっかり計算できる様になるまでは、とにかく撮り惜しみせず「何でも撮影する」くらいの気概で撮影に挑みましょう。
3.【Vlog】撮影の注意点
続いて、撮影及び編集時に気をつけたい注意点について紹介します。
せっかく撮影・編集したVlog動画も、一箇所問題があれば動画そのものが削除されてしまう。というような事態もありえます。
- 動画の削除
- アカウントのBAN
- 炎上
このような事態を避けるために、ここであらかじめ注意点をおさえておきましょう。
注意点①撮影NG場所に気をつける
自宅以外の撮影において気をつけたいのが
「その場所は撮影しても良いのか」
という点です。
撮影NGの場所や、許可が必要な場所、危険な場所などの撮影は独断で撮影せず、必ず許可取りや確認をするようにしましょう。
YouTubeの収益が発生しうる動画の撮影は「商用利用動画撮影」に該当する可能性があり、通常の動画撮影よりも厳しいという認識が必要です。
注意点②著作権に気をつける
Vlogで使用する音楽について、著作権で保護されている音楽をBGMに使用してしまった場合、当然ですが著作権侵害に該当する恐れがあります。
この場合、動画の削除に加えて、損害賠償請求の可能性もあるため、BGM音楽の著作権には気を使う必要があります。
著作権フリーのBGMを使用することでこの問題は解決できます。
クレジットの表記を概要欄にする必要がある、など著作権フリーの場合でも、配布サイトによってルールがあることに注意してください。
また、動画編集ソフトの中には著作権フリーで使用できるBGMがあらかじめ用意されているものもあります。
注意点③プライバシー侵害に気をつける
動画内容に関係のない第三者は、なるべく画角内に入れないのが基本です。
とはいえ、公共の場でどうしても入ってしまうようなケースも少なくないため、モザイクなどでプライバシー侵害にならないよう対応しましょう。
モザイクを入れる作業は動画編集時に処理します。
動画編集ソフトによっては、被写体を自動認識し、移動する対象に対しても追従してモザイクを入れてくれる「モーショントラッキング」が搭載されたソフトもあります。
外で撮影することが多いVlogerの方は、モザイク処理だけでも作業時間と労力が膨大になってしまいかねないため、そういったソフトを導入するようにしましょう。
4.人気のVlog YouTuberから学ぼう
実際にVlogerとしてYouTubeで活躍している方も多く、中には100万人以上の登録者を集めている人気の方もいます。
この章ではそんな人気のVlogerの具体例に見ていきましょう。
①Choki
Chokiさん基本情報
チャンネル開始日 |
2019/6/13 |
---|---|
総視聴数 |
67,902,831 |
チャンネル登録者数 |
132万人 |
※2022年11月4日現在
Chokiさんは、登録者が132万人と非常に人気のVlogerです。
また、チャンネル登録日が2019年6月と、まだ約3年しか経過していないにもかかわらずこれだけチャンネルが伸びている点にも注目です。
10分前後の動画が多く、おしゃれな雰囲気とBGMのVlogでチャンネルが統一されています。
チャンネル内で声や顔が実際に出ることは基本的になく、字幕で視聴者に語りかけるようなスタイルです。
重要なポイントとして、チャンネルコメント欄を見ると外国語のコメントも多いことに気が付きます。
Vlogの「字幕さえ対応すれば国外にも発信できる」という要素を最大限に活かしてチャンネルを伸ばしているという点に注目してください。
日本における日常生活が当たり前の日本人をターゲットとするより、動画によっては興味を惹き易いため、海外に目を向けるというのは有効な戦略の一つと言えるでしょう。
②nekoniwa
nekoniwaさん基本情報
チャンネル開始日 |
2011/4/26 |
---|---|
総視聴数 |
27,518,487 |
チャンネル登録者数 |
50万人 |
※2022年11月4日現在
nekoniwaさんは、アメリカの田舎でペット(猫・鶏・犬)と暮らしている様子を発信しているVlogerです。
自宅や庭などアンティークでおしゃれな雰囲気満載の動画が人気を集めています。
多くの動画に少し黄色がかったエフェクトがかかっており、雰囲気を演出している点に注目してください。
ターゲットや、視聴者の求めるものと、自分が発信できるものをかけ合わせて雰囲気を統一する工夫が見られます。
③kimimaro
kimimaroさん基本情報
チャンネル開始日 |
2019/4/11 |
---|---|
総視聴数 |
22,892,391 |
チャンネル登録者数 |
15.4万人 |
※2022年11月4日現在
kimimaroさんはガジェット系やライフスタイル系を中心に、おしゃれな一人暮らしライフが視聴できるVlogです。
若い男性をターゲットとしており、男心をくすぐるアイテムや、ガジェット紹介が主となっています。
休日の過ごし方を撮影した台湾・東京のVlogも人気動画の一つであり、都会でスタイリッシュに働きながら日常を楽しむ。というようなコンセプトが良く伝わる動画となっています。
少し全体に動画が、青みがかっているのも都会的でスタイリッシュというターゲット層にマッチする配色でしょう。
多くのVlogと同様に、声や顔は映さず、テロップを画面中心に表示して語りかけるようなスタイルの動画がほとんどです。
何気なく登場するペットの「こたつ」ですが、動画の良いアクセントになっており、人気の秘訣の一つと言えるでしょう。
5.【Vlog】チャンネルを伸ばす4つの方法
Vlogのチャンネルを伸ばすための方法やコツは以下の4つです。
- 明確なターゲット設定と方針決定
- 動画のクオリティにこだわる
- 投稿頻度を高める
- サムネイルをクリックしてもらう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
5-1.明確なターゲット設定と方針決定
記事内でも再三触れていますが、明確なターゲット設定とそれに基づいた動画構成などの方針決定はチャンネルを伸ばす上で欠かせません。
「とにかく自分が良いものを出す」というスタイルでも、チャンネルが伸ばせる可能性はありますが、あくまで運任せとなってしまいます。
ニッチを狙うのが悪い訳ではなく、あくまでターゲットを明確にし、彼・彼女に刺さるような動画を作成していく方針が重要です。
既存のチャンネルと同じターゲット設定をしてももちろん良いですが、既に有名チャンネルによって需要が満たされている場合は伸ばしづらい傾向があります。
そういった場合は「Choki」さんの様に海外を狙うなど、方針は同じでも対象となる場所を替えるという戦略も有効でしょう。
5-2.動画のクオリティにこだわる
どんな動画もそうですが、Vlogというジャンルでは特に、動画そのもののクオリティにこだわることが重要です。
スマホのカメラが進化し、スマホでも簡単な動画編集ができるようになった現代では、動画による発信のハードルが下がり、多くの方がYouTubeチャンネルを持って発信しています。
その中で「その他大勢」を抜けるための要素として、画質や手ブレなどに注意するのはもちろん、編集にもこだわることが必要です。
5-3.投稿頻度を高める
投稿頻度の高さはYouTubeアルゴリズムにおいて重要だと言われています。
YouTubeでは、最初からネームバリューがある場合を除いて、非常に少ないインプレッションしか与えられず、チャンネルを伸ばすのは容易ではありません。
少しでも”バズる”チャンスを増やすために、クオリティを保ったまま投稿頻度を高めることが、特にチャンネル初期においては重要です。
5-4.サムネイルをクリックしてもらう
いくらサムネイルがインプレッションされても、クリックしてもらえなければ、意味がないどころか、YouTube側に「興味を示されない動画」と判断され、インプレッション数が減らされてしまいます。
サムネイルのクリック率を高めるために、自分の設定したターゲット層が思わずクリックしたくなるような、魅力的なサムネイル作成を心がけましょう。
また、チャンネルを運営していく上で「YouTubeアナリティクス」をチェックすれば、各動画のサムネイルクリック率をチェックできます。
どんなサムネイルのクリック率が高かったかをデータ取りしながら試行錯誤していくと良いでしょう。
6.Vlog撮影と編集は切り離せない!おすすめの動画編集ソフト
ここまで解説してきたとおり、Vlogチャンネルを伸ばしていくためには、撮影はもちろん、動画編集も重要です。
動画のクオリティを上げつつ、投稿頻度も同時に高めるためには、高度かつ操作が簡単なソフトが必要でしょう。
そこで最もおすすめなのが「Filmora」という動画編集ソフトです。
6-1.Filmoraとは
Filmoraは世界的クリエイティブソフト制作会社「Wondershare社」のフラッグシップ動画編集ソフトです。
動画編集のハードルを下げるために作成されたFilmoraはシンプルなインターフェイスに多くの高度機能が搭載されている画期的なソフトです。
更に詳しく特徴をチェックしましょう。
-2.Filmoraの特徴
Filmoraの主な特徴は以下の4つです。
- シンプルで直感的な操作が可能なインターフェイス
- 高度な機能が多数搭載
- コストパフォーマンスが高い
- 素材・テンプレート・エフェクトが豊富
Filmoraは操作がとにかく簡単で「動画編集は難しい。」というイメージを払拭した革新的なソフトです。
非常にシンプルなインターフェイスで、迷わず使いたい機能を見つけられます。
撮影テクニックなど他に覚えることの多い、初心者Vlogerにとって、動画編集が難しいと心理的にも負担になりかねないため、簡単な操作というのはマスト条件でしょう。
また、操作が簡単なだけでなく、高度な機能で本来時間がかかる演出や編集を大幅に時短が可能です。
つまり、動画のクオリティを上げ、短時間で動画を作成できるため量産もできる訳ですね。
豊富に搭載された素材や、テンプレート、エフェクトをドラッグ&ドロップで素材と組み合わせるだけで、イメージ通りの動画が完成してしまう点も評価できるポイントです。
素材が足りない場合は、連携しているストックメディアを使用できます。
なんと1,000万点以上の著作権フリー素材にソフトから直接検索・使用が可能です。
6-3.Vlog編集に大活躍の機能4選
Filmoraに搭載されている動画編集機能の中でも、特にVlog動画編集におすすめの高度機能を4つ紹介します。
・サムネも作れる「スナップショット」
Vlogチャンネルを伸ばす上で、魅力的なサムネイルは重要な要素ですが、サムネイル作成のために、画像編集ソフトをインストールし、学ぶのは大変です。
Filmoraの「スナップショット機能」は、動画のプレビュー画面をワンクリックで切り取り、画像化できるため、動画編集に使用した機能と全く同じ機能が全て使える上、動画編集のついでにサムネイル用の画像をワンストップで編集できます。
・どんな動画の背景も変更できる「AIポートレート」
動画の背景を透過し、別の背景に変更できるクロマキー合成ですが、背景がグリーンバックなど同一職に統一されている必要があります。
Filmoraの「AIポートレート機能」は動画内の被写体をソフト内AIが自動で識別し、それ以外の背景を削除してくれる機能です。
どんな動画も背景を透過して、別の背景動画と簡単に合成できるため、自宅を映したくない場合や、グリーンバックがない場合に重宝します。
・時間がかかるテロップ作成も自動化できる「自動字幕起こし」
多くのVlog動画でテロップが活用されていますが、実際にテロップを作成するのは非常に手間と時間のかかる作業です。
「自動字幕起こし機能」は動画内の音声を自動で文字起こし、テロップ化してくれるため、面倒なテロップ作成の時間が大幅に削減できるでしょう。
動画内に音声がない場合でも、カット編集した動画を見ながら録音した音声をFilmoraに取り込み、自動文字起こしすることでテロップが完成できる。というような使い方ができ、Vlog作成の良き相棒となる機能でしょう。
・モザイクを自動追従させられる「モーショントラッキング」
公の場で撮影する場合、無関係の人が映り込むのを避けるのは難しいケースも多いでしょう。
無許可で動画に出すのはプライバシーの侵害にあたる可能性があり、かといって全員に許可取りするのは時間と労力が膨大にかかります。
モザイクを入れられる動画編集ソフトは多いものの、動く人に合わせてモザイクも移動させる作業は大変です。
Filmoraの「モーショントラッキング機能」は指定した被写体の動きを自動追従してくれる機能です。
モザイクを指定した人に追従させれば、動きを追ってモザイク処理してくれるため、都度モザイクを移動させる手間が省けます。
これらの機能の他にも、動画編集を効率化する多くの高度機能が搭載されており、ストレスフリーで動画を大量編集できるでしょう。
まとめ:まずは最小限の機材でVlogをアップしてみよう!
この記事ではVlog撮影のコツや注意点、チャンネルを伸ばすコツなどについて解説してきました。
とは言え、特に「3.【Vlog】撮影の注意点」で解説した注意点にさえ気をつけ、誰にも迷惑をかけなければ、細かいことは気にせず、最小限の機材で実際に撮影・編集しチャンネルに動画を公開してみることをおすすめします。
実際に行動に起こすことで自分だけの発見が生まれ「次はここを良くしてみよう」と一つずつ前に進んでいけるはずです。逆に行動を起こす前から多くの知識に触れても、ほとんどは知識止まりで身につかないことがほとんどです。
この記事を読んで「スマホ」「動画編集ソフト」「PC」という最小限の機材が揃った方は迷わず行動してみてください。
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