フリー素材を使って季節ものの作品を作ろう
プレゼン資料やカレンダー、年賀状などをパソコンで自作する人がいます。PCと作成するためのソフトさえ揃っていれば誰でも作成できますから、驚く事ではありません。これらの作品に挿し絵やイラストが欲しい場合、クリップアートなどを利用するわけですが、種類が限られているので好みのイラストはなかなか見つかりません。ネットから探してくれば良いと考えるかもしれませんが、ほとんどのイラストには著作権があるので、むやみに利用すると罪に問われる可能性があります。
そうならないためにも、著作権フリーのイラストの探し方を紹介します。正月のイラストを例にしたいと思います。
正月のイラストのおすすめ
①無料な素材サイト
正月画像の素材を集めたサイトというのが存在するので、そのページにアクセスします。URLを知っていれば、アドレスバーに入力し、そうでなければ検索します。検索ワードは「正月 イラスト 無料」や「フリー素材 正月」などが良いでしょう。基本的に、サイト名に無料(フリー)がついていればお金はかかりません。
使い方としては、サイト内の正月に関するフリー素材の中から気に入ったものを探し、ダウンロードしていきます。ダウンロードした正月の素材はタイトルをつけて、分かりやすいフォルダに収納しておくと便利です。ただし、一部の正月のイラストを集めたサイトには会員登録が必要です。面倒かもしれませんが、利用規約をよく読んで本当に無料か確認しましょう。
②年賀状のイラスト
年々年賀状を出す人の数は減っているようですが、まだまだ新年のけじめとして出す人はいます。最近メールだけで済ませている人も、お世話になった人に年賀状を出してみませんか?年賀状は本来なら直接会って挨拶するところを手紙として送るものです。手書きのコメントや写真付きの年賀状が届くだけで、気持ちは伝わりますよ。とはいえ、忙しくて用意するのが億劫かもしれません。確かに印刷屋さんに頼んだり、年賀状作成ソフトを操作したりするのは時間がかかります。
そんな人にオススメなのが、Microsoft Wordを活用した年賀状作成です。ほとんどの家庭用パソコンには搭載されています。ワードのはがき作成モードを使うと、結構簡単にできてしまいます。最初に、作成する年賀状のテーマを決めましょう。
例えば、会社の同僚や取引先でお世話になった人に送る場合は、シンプルなデザインにし、イラストも正月らしいものを選びます。沢山の正月の素材(無料)で空白を埋めたり、ふざけた図柄などを入れたりするのは避けなければなりません。大体のレイアウトを頭の中で考えるか、広告の裏などに書き起こしてみます。初めに印刷する文字(「謹賀新年」や「本年も宜しくお願い致します。」など)を決めてしまうと後が楽です。
次に、年賀状に使う正月の素材をフリーサイトから探します。いかにも正月らしい仕上がりにしたければ、梅や門松、餅つきのイラストなどが合っています。富士山や海、日の出などのフリーイラストを正月のものとして使うことも可能です。いずれにせよ、空白を埋めようとしすぎて、すっきりした印象を失わないように注意してください。正月の無料で提供される素材を使うと、主に縁起物か干支の2パターンの年賀状ができます。どの無料素材が正月らしいかは、作成する人によります。
完成まではもう一息です。正月のイラストをはがきの枠の中に配置したら、それぞれの素材のバランスがおかしくないか確認しましょう。そして、プリンターにはがきを一枚だけセットして試し印刷します。問題なければ、宛名を印刷するか、記入します。一言コメントを添える場合は最後が良いでしょう。同じデザインでも、宛名を見てからその人に対するメッセージを考えた方がミスが少ないからです。
Web上にある素材(正月関係も含む)のほとんどは著作権を有しています。作成者に直接使用許可をもらえれば問題ありませんが、なかなか難しい状況にあります。そこで利用できるのが、著作権フリーの画像やイラストを集めたサイトです。正月のイラストもあり、フリーで入手できます。
上記の例では、差し出す相手との関係からフォーマルなデザインですが、正月のイラストの中にはかわいいものもあります。アニメチックなイラストが好きな友人や知人には、喜ばれると思います。今すぐ「無料イラスト 正月」などと検索しましょう。このようなイラストを無料で入手できるサイトを正月以外でも是非活用してみてください。
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