ビットレートとは?ビットレートを変更する方法をご紹介
Feb 23, 2023 • カテゴリ: Filmora動画編集
動画を撮影するにしても、パソコンで加工するにしても他の人が視聴して「綺麗だ」と思うのはなぜでしょう。
機材や編集ソフトの良=動画の良し悪しと考えがちになりそうですが、実際は画質の高さに寄る所が多いといわれています。
そこで画質の高さを測るものとして「ビット レート」という言葉が使われます。
- 1.動画の品質=ビットレートの高さ
- 2.ビデオビットレート計算機とは
- 3.Youtubeに投稿したいと思ったら品質と容量のバランス
- 4.Wondershare Filmoraでビデオビットレートの調整
- 5.市販ソフトを使ってみよう
動画の品質=ビットレートの高さ
動画は1秒間にそれだけの情報を詰め込んで再生をしているのでしょうか。
例えば、色・明るさ・鮮明さ・ブレの無さ等挙げれば切りがありません。ビットレートとはその1秒間に表示する情報量を数値化したものです。
試しにパソコンの中に入っている動画を右クリックして「プロパティ」~「詳細」の画面を見ると、「総ビットレート」にkbpsの単位が付いた数値が表示されます。この数値が高ければ高いほど、質の高い綺麗な動画という事になります。しかし、ビットレートの数値は撮影機材や加工技術によって変わってきます。
ビデオビットレート計算機とは
画像関係のサイトを閲覧していると、ブラウザ上でビットレートを計算するページが出てきます。CD-ROMやちょっと古いUSBメモリ等は品質が高く、容量の大きな動画を保存するのに向いていませんが、最初から保存する容量の上限が分かれば、それに合わせた動画を作ればよいという事になります。この容量計算を行ってくれるのが「ビットレート計算機」になります。
私が参照したページで動画の時間(Min=分、Sec=秒)とビデオビットレート数(kbps)オーディオビットレート(kbps)をそれぞれ入力します。[計算]ボタンをクリックすると必要な容量を計算して、必要な容量を答えてくれます。
例えば約3分の動画をパソコンのカメラで撮影したとします。Min=3、Sec=0、ビデオビットレート=8058 kbps、オーディオビットレート162 kbpsとなりますので、この数値をサイトに入力、計算結果を出すと189,388,800バイト(約180メガバイト)になります。
当然ながら再生時間が長くなれば、この数値は倍々に増えていくことになります。
Youtubeに投稿したいと思ったら品質と容量のバランス
ビデオビットレートとデータ容量のバランスは映像の長さや、解像度の高さなどで大きく変化するものです。
YouTube等で人に見せたいとなれば、約10分の動画をパソコンで鑑賞するのが条件になります。因みにYouTubeに動画を投稿する時の上限は128ギガバイト・15時間以内とされていますが、初めての投稿には15分以内に制限が掛かっています。
仮に10分の動画を作成した時、125ギガバイト以内で動画を作ろうとするならばビデオビットレート上限は1627.6kbpsとなります。
Wondershare Filmora Xでビデオビットレートの調整
投稿先に合わせて動画の長さと容量、ビデオビットレートを上手く調整するのは中々難しいものです。
そこで市販された動画再生ソフト-「Wondershare Filmora」を使って投稿先に合わせた動画形式=MP4形式に圧縮し出力する方法を知りましょう。
1.Wondershare Filmoraの特徴
Wondershare社が販売する「Filmora」は数ある動画編集ソフトの中で、画面操作の分り易さや様々な効果挿入の素材が揃えられています。
またYouTube等の投稿先別に動画出力の設定が初めから用意され、自分で圧縮率の算出する面倒がありません。
2.Wondershare Filmoraでビデオビットレートを変更
Step① 動画の編集が終わったら
画面上部の[エクスポート]をクリックすると画面が変わりローカル~DVDまでのタグから「YouTube」をクリックします。
Step② 会員情報の入力
次に画面左側はYouTubeのタイトル下にサインインのボタンをクリックし、自分が事前に登録しているYouTubeの会員情報を入力しましょう。
Step③ 投稿動画の調整
元の出力画面に戻ったら、タイトルや動画の説明等を入力した後、左上の「設定」ボタンをクリックします。ここでは動画の品質を調整します。
調整個所で大事なのはビデオのビットレート数値になりますので、表示された数値の右側をクリックし小さい数値にすると軽くて画質を落とした品質になります。
ただし、ここで数値を上げたからと言って高画質になるわけではありません。
設定に迷ったら「デフォルト」をクリックして元の数値に戻しましょう
Step④ 調整が終わったら
「OK」ボタンで設定を終了して元の出力画面に戻ったら右下の「出力」ボタンをクリックし、エンコード作業から投稿まで自動で作業が開始されます。
使いやすい!動画編集ソフト-Wondershare Filmoraのエクスポートコツ
市販ソフトを使ってみよう
撮影に使ったカメラなどの機材には編集ソフトが付いており、簡単な加工は出来ます。しかし、様々な効果や素材の挿入となれば、最初からそれらを使える環境も必要になってきます。
凝った映像作りを目指すのであれば、ある程度予算をかけ、整った市販ソフトを使っていくのがベストではないでしょうか。
そこで、ぜひ本文が言及された「Wondershare Filmora」を使ってみてください。
関連記事
サポート
製品に関するご意見・ご質問・ご要望はお気軽に こちらまでお問い合わせください。 >>
役に立ちましたか?コメントしましょう!