適切なフレームレートを設定できるようになりましょう
Dec 29, 2023 • カテゴリ: 動画編集の基本とコツ
動画を編集するときはフレームレートのことをきちんと理解しておきましょう。フレームレートの数値をいじることで、動画の印象はガラッと変わるため、完璧な編集をしたいなら知っておいたほうがよいです。こちらでは、フレームレートについての説明と便利なソフトを使った設定方法を紹介するので参考にしてください。
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使いやすい動画編集ソフト―Wondershare Filmora
- *キーフレーム、カラーマッチ、
モーショントラッキングなどの新機能を追加 - *多種形式の動画・写真の入力・編集に対応
- *初心者にも扱いやすい操作性
- *動画結合・分割・リサイズなどの基本編集機能から
逆再生、モザイク効果などの高度編集機能を搭載 - *豊富なフィルター、タイトル、
トランジションを提供 - *自動レンダー&レンダープレビュー
や分割スクリーンプリセットなどの機能も充実 - *YouTubeやVimeoに簡単にアップできる
- *対応OS:Windows 7/8/8.1/10、
macOS v11 (Big Sur)/10.15/10.14/10.13/10.12
Part1.フレームレートとは何?
動画はコマ(静止画)を連続させて表示させることで動いているように見せる技術です。フレームレートは、そのコマ数がいくつなのかを表す数値で、一般的にはfpsという単位が使われています。fpsというのは『frames per second』の略で、1秒間に何コマ表示できるのか表す単位です。例えば、30fpsなら1秒間に30コマあり、60fpsなら1秒間に60コマあることになります。
なお、昔はfpsが30未満の動画が多かったですが、技術力が上がった現在では60fpsの動画も少なくはありません。ゲームの世界ではすでに100fpsを超えるのも珍しくはないです。ちなみに、高いフレームレートの動画は、高いフレームレートに対応した機器でなければ表示できません。従って、いくら動画のfpsが高かったとしても、テレビやモニターが30fpsにしか対応していないのでは意味がないです。
Part2.最も使用されるフレームレートの種類を紹介
フレームレートの種類はたくさんありますが、現代の日本でもっとも使用されているのは30fps(正確にいうと29.97fps)でしょう。普段視聴しているテレビのフレームレートが30fpsなので、日本人にとって最もなじみ深いものだといえます。
これまでテレビ番組を見たことがあるのなら、必ず目にしたことがあるはずです。そして、インターネットでの動画視聴が増えてきた昨今では、60fpsも見かけるケースが多くなってきました。大手の動画共有サイトでは、30と60のどちらのフレームレートも選べるようになっていので簡単に見比べることが可能です。もしも、高フレームレートに対応するテレビやモニターを持っていて、違いを知りたいときは試してみましょう。
Part3.フレームレートの重要性
fpsが高ければ高いほど、1秒間に表示させられるコマ数が増えます。つまり、なめらかに動く動画になるので、フレームレートをきちんと設定することが大切になるのです。逆に低いと、カクカクした動画になってしまい、視聴者に不自然な印象を与えてしまうかもしれません。
ただし、フレームレートを高くしすぎるとコマ数が増えて、動画の容量も増えてしまうので気をつけましょう。動画を作るときはフレームレートと容量のバランスをきちんと考えたうえで、設定することが重要になります。
シネマティックな動画を作る方法【アスペクト比】【フレームレート】|Wondershare Filmora
Part4.Wondershare Filmoraでフレームレートを設定する方法
現在ではデジタルビデオカメラはもちろん、スマホでも60fpsで動画を撮影することが可能になりました。それをそのまま作品とするのもよいですが、容量などの関係から下げたいと思う場合、Wondershare Filmoraを活用しましょう。
Filmoraは、ユーザーフレンドリーなビデオ編集ソフトウェアで、ビデオ制作のプロセスをシンプルかつクリエイティブにするツールです。エフェクトやトランジション、フィルターを簡単に追加し、ビデオに魅力的な視覚効果を加えることができます。Filmoraはプロフェッショナルなビデオ制作を追求するクリエイターや、ソーシャルメディアでコンテンツをシェアするビジネスにとって理想的なツールです。
こちらはカットやエフェクトの付与など、いろいろな機能を持った動画編集ソフトですが、フレームレートの設定もできるようになっています。ウィンドウズ版もマック版も用意されているため、たくさんの方が便利に活用できるでしょう。使い方も簡単で、これまで動画編集ソフトを使ったことがない方でも簡単に設定できるはずです。
Step1.動画を読み込ませよう
まずはフレームレートを設定したい動画を、Filmoraに読み込ませましょう。事前にデジタルビデオカメラなどからパソコンにデータを保存しておき、ソフトにその場所を指定してあげれば簡単に動画を読み込むことができます。
Step2.さっそく出力をしよう
動画を読み込ませたのなら、メニューから出力を選びます。そうすれば、フレームレートを設定できるウィンドウが表示されるので、好きな数値にして出力ボタンをクリックしましょう。ちなみに、出力をするまえに動画編集を行えるので、カットやエフェクトの付与などをしたいときはやっておくことをおすすめします。フレームレートを変えたあとにも行えますが二度手間となってしまうのでおすすめしません。
Step3.出力が終わったらチェック
しばらく待てば、フレームレートが変換された動画がパソコンに保存されます。あとはその動画を実際に視聴して、不具合がないかチェックするようにしましょう。もちろん、変換しても動画が上書きされるわけではないので、ほかのフレームレートを試してみることもできます。
関連記事:Wondershare Filmoraを使って動画を編集する方法>>
まとめ
専用のソフトを使えば、動画のフレームレートを好きに設定するのは難しくはありません。自身が作りたい動画がどのようなものか考えて設定すれば、満足できる作品になるでしょう。ただし、低いフレームレートで撮影した動画を高いフレームレートに変換しても、なめらかな画像になることはありません。そのため、あとから変換することを考えるのなら、利便性を考えて高フレームレートで撮影するようにしましょう。
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