YouTubeのショート動画で収益化は可能?ポイントと方法も解説
Aug 26, 2024 • カテゴリ: YouTube動画編集
YouTubeの動画は収益化が可能であり、YouTuberとして生活している方もいます。しかし、ショート動画でも収益化できるのかどうか知りたい方もいるかも知れません。この項目ではショート動画における収益化のことについて紹介しているので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。
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Part1.YouTubeのショート動画で収益化は可能!その方法は?
結論として、YouTubeのショート動画で収益化は可能です。主な方法として以下の3つが挙げられます。
1-1.方法①YouTube Shorts Fund
1つ目の方法は「YouTube Shorts Fund」です。「YouTube Shorts Fund」とはクリエイターが収益を獲得できることを目指す最初のステップとして設けられた基金であり、「YouTube Shorts Fund」からクリエイター1人あたり100〜10,000ドル受け取れます。
ただし、「YouTube Shorts Fund」を受け取るためには審査をクリアしなければなりません。審査は複雑なものであり、ショート動画の再生回数やエンゲージメントなどが調べられます。通常の動画のように明確な数字の基準が設けられているわけではありません。
ただし、以下の主な条件をクリアしていることが「YouTube Shorts Fund」を受け取れる対象になるかどうかの基準となります。
1-2.方法②ショート動画のPR案件
PR案件もショート動画の収益化となる方法の1つです。基本的には企業側からのオファーとなるため、ある程度人気のあるクリエイターでなければPR案件を獲得できないでしょう。また、どのようにして商品やサービスを紹介するかも重要です。
例として電車の駅員ネタで人気のたくあんTVでは、コントを交えながらホワイトニングを解説しています。ストーリーの中に組み込まれているため、視聴者は楽しみながら商品のことを把握できるようになっています。
引用:たくあんTV
1-3.ショート動画はチャンネルの知名度向上にもつながる
上記とは少し異なりますが、ショート動画はチャンネルの知名度の向上につなげられます。その結果、通常の動画の再生回数やチャンネル登録者が増えて、間接的に収益化へつながるでしょう。
この際のポイントとして、あえて盛り上がる前に映像を止めるという方法があります。その状態で「続きは本編から!」という案内と共にメインの動画へ促すことで、動画の再生回数を増やしやすくなります。
この事例として挙げられるのが、クラシルです。クラシルのショート動画は本編を簡単にまとめた内容となっており、その上でコメント欄に本編のURLを掲載しています。
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Part2.YouTubeのショート動画で収益化を目指すメリットとデメリット
YouTubeのショート動画で収益化を目指す行為には、メリットとデメリットがあります。それぞれどのようなものなのか、1つずつ見ていきましょう。
2-1.YouTubeのショート動画で収益化を目指すメリット
収益化を目指すメリットとしては、手軽に制作できることと再生してもらいやすいことです。それぞれ詳しくチェックしてみましょう。
2-1-1.メリット1.手軽に制作できる
ショート動画はスマホのアプリから簡単に撮影と編集ができ、さまざまな楽曲をBGMとして利用できます。手軽に質の高い動画を作れるため、通常の動画よりも投稿するまでのハードルが低いです。
その結果、継続的に動画を投稿しやすくなり、収益化も目指しやすくなります。収益化は継続することが重要できるため、通常の動画だと諦めてしまった人でもショート動画なら続けられるかもしれません。
2-1-2.メリット2.再生してもらいやすい
ショート動画は60秒以内という時間制限が設けられているため、通常の動画よりも気軽に最後まで視聴してもらえます。その上、YouTubeのショート動画はさまざまな人にリーチされるため、通常の動画より幅広い層に見てもらいやすくなります。
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2-2.YouTubeのショート動画で収益化を目指すデメリット
上記のようなメリットがある一方で、デメリットもあります。安易に投稿して後悔しないためにも、デメリットまで知った上で目指すかどうか考えましょう。
2-2-1.デメリット1.資産にならない
ショート動画は通常の動画のように、SEOのような対策ができません。そのため、どうしても通常の動画と比べてコンテンツの資産としてなりにくい傾向があります。そのことから、あくまで通常の動画を多くの人に見てもらうためにショート動画を使うケースもあります。
2-2-2.デメリット2.YouTubeのデータが乱れる
YouTubeではアナリティクス機能が設けられており、平均の再生回数やインプレッション数などをチェックできます。さまざまなことがわかるため、アナリティクスのデータを参考に動画を作っている方もいるでしょう。
しかし、ショート動画は多くの人に見てもらいやすい上に再生時間も短いため、これまで積み重ねてきたデータが乱れてしまう恐れがあります。そうなると、通常の動画でユーザーがどのようなものを求めているのか把握しにくくなるかもしれません。
Part3.YouTubeのショート動画で収益化を目指す上でのポイント
せっかくショート動画を始めるのであれば、収益化も目指したいと考えている方は多いはずです。そのことを踏まえて、主なポイントを2つ紹介します。
3-1.ポイント1.編集にこだわりすぎない
多くの人に見てもらいたいがゆえに、さまざまな編集をする方もいるでしょう。しかし、ショート動画の場合は逆効果となってしまう恐れがあります。
ショート動画は、自然体のものであるほど支持されやすい傾向です。そのことからむやみやたらに編集するのではなく、必要最低限の編集に済ませておくことをおすすめします。
3-2.ポイント2.定番なストーリーを用いる
ショート動画は時間制限があるため、無理して複雑なストーリーを作る必要はありません。それよりも起承転結を用いた定番のストーリーの流れで作るようにしましょう。定番だからこそ初心者でもストーリーを組み立てやすい上に、最後まで見たくなるような動画となります。
Part4.YouTubeのショート動画制作に「Filmora」はおすすめ!
もしYouTubeのスマホアプリの編集機能が物足りないと考えているのであれば、「Filmora」を利用してみるのがおすすめです。最後の項目では「Filmora」の基本情報やショート動画に使える機能を解説しているので、参考にしてみてください。
4-1.「Filmora」とは?
「Filmora」はシンプルな操作性と豊富な機能性が魅力のツールです。国内外で多くの人に利用されており、150の国と地域で8,500万人以上のユーザーが利用しています。有名なソフトであるため、知っている方もいるかも知れません。
「Filmora」は、WindowsとMac双方で利用できます。無料のお試し版も用意されていることから、購入前に試した上で買うかどうか決断することが可能。もし「Filmora」が気になるなら、まずは無料版から操作してみると良いでしょう。
4-2.ショート動画で活用できるおすすめの機能
「Filmora」は豊富な機能を備えていますが、その中にはショート動画で活用できるものもあります。一体どのようなものなのでしょうか。
4-2-1.オートリフレーム
オートリフレームとは、変更したアスペクト比に動画が自動で調整されるというものです。縦長画面にも対応しているため、横向きで撮影した動画をショート動画向けの縦長画面にすることも可能です。
4-2-2.モーショントラッキング
「Filmora」には、自動でオブジェクトにマークやテキストなどを追跡できるモーショントラッキングが備わっています。オブジェクトに対象を合わせることによって、自動でトラッキングしてくれるため、難しい操作が苦手な方にもおすすめ。ショート動画の場合は時間が短いからこそ、モーショントラッキングを活用することで短時間ながら何が起きたのか把握しやすくなります。
4-2-3.デザイン文字・テロップテンプレート
「Filmora」には、無料のデザイン文字やテロップのテンプレートが用意されています。縦書きも可能であるため、ショート動画の形に合わせたテロップを挿入することが可能。横書きにして変なところで段落をつける必要がなくなります。
4-2-4.速度調整・スピードランプ
YouTubeのショート動画は60秒以内のため、その時間内に編集する必要があります。「Filmora」には動画の速度を調整できる機能が備わっており、簡単に動画のスピードを速めたり遅めたりできます。また、逆再生することも可能です。
関連記事:スピードランプ!動画の再生速度に緩急をつける方法を解説≫
Part5.YouTubeのショート動画は収益化できる!
YouTubeのショート動画は条件さえ満たせば、収益化が可能です。その上、目指す上でのメリットもあるため、すぐにでも始めたいと思うことでしょう。もしこれから始めるのであれば、記事内で触れたポイントを踏まえて取り組んでみてください。
YouTubeショート動画の作り方|構成・テクニック【応用編】|Wondershare Filmora
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