YouTubeに動画を投稿している方の場合、できる限り多くの人に見てもらいたいと思うでしょう。もしそうであるならば、YouTubeの再生回数を増やす方法を取り入れるのがおすすめです。
この記事では、YouTubeの再生回数を増やす方法やその際に注意すべきことなどを紹介しています。投稿した動画の再生回数が思うように伸びず、悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。
目次
1.YouTubeの再生回数を増やす方法
YouTubeの再生回数を増やす方法はさまざまあり、VSEOを意識したり、YouTubeカードを活用したりなどの方法が挙げられます。そのため、各方法をチェックしてできそうなものから始めてみましょう。
1-1.VSEOを意識する
VSEO(Video Search Engine Optimizationの略称)はYouTube向けのSEOであり、YouTubeやGoogleなどの検索結果の上位に表示させることを目指して、さまざまな施策を講じることを指します。
VSEOに取り組むことで、狙ったキーワードで上位に表示されやすくなり、多くの人に見てもらいやすくなるでしょう。その上、SNSで拡散されやすくなる可能性も高まります。
1-2.インパクトのあるサムネイルにする
YouTubeでユーザーにクリックしてもらうためには、注目を集められるサムネイルを用意することが大切です。興味をそそられるようなサムネイルにすることで、ユーザーは気になって見てもらいやすくなるでしょう。
サムネイルはさまざまなツールで作ることができ、コストをかけずに作ることも可能です。例としてCanvaはブラウザ上でサムネイルを作れるサービスであり、無料で簡単に作れます。
1-3.クリックされやすいタイトルにする
再生回数を増やすためには、クリックされやすいタイトルかどうかも重要になります。具体的にはタイトルの前半部分に検索してもらいたいキーワードを入れたり、動画の内容を小見出しにしたりなどが挙げられます。
また、タイトルを設定する際は文字数もチェックしておきましょう。YouTubeでの最適な文字数は全角で28文字以内です。その文字数にまとめることで、視聴者に対してだけではなく、YouTubeに対しても効果的なタイトルを作れます。
1-4.視聴されやすい時間帯にアップロードする
YouTubeにはいつでも動画をアップロードできますが、多くの人に見てもらいたいのであれば、視聴されやすい時間帯を狙ってアップロードするのがおすすめです。株式会社オノフが調査したレポートによると、19時から21時と22時から24時が視聴されやすい時間という結果が出ています。
ただ、ターゲット層によっては見てもらいたい時間に違いがあるため、ターゲット層に合わせて投稿する時間を決めることも大切です。例えば主婦(主夫)の場合は、10〜12時と13〜15時が見てもらいやすいという結果が上記で紹介したレポートで出ています。
1-5.YouTubeカードを活用する
YouTubeカードとは、誘導したいサイトや関連動画などのフォーマットをあらかじめ決めて、動画内でポップアップ表示する機能のことです。この機能を使うことで、立て続けに他の動画を見てもらえたり、自社のWebサイトにアクセスしてもらえたりなどのメリットを享受できます。
1-6.再生リストを作る
自分の動画を再生リストにまとめることは、再生回数を増やす上で役立ちます。ユーザーが再生リストを視聴すると、自動で再生リスト内の動画が再生されます。これにより、さまざまな動画の再生回数を増やすことが可能です。
1-7.視聴者のアクションを促す
視聴者のアクションを促す方法は、YouTubeカードを設置したり、再生リストを設けたり以外にも挙げられます。
例えば動画の最後にチャンネル登録を促すボタンや関連動画のリンクを加えることにより、チャンネル登録者や再生回数の増加につなげられます。基本的に最後まで動画を見てくれたユーザーは他の動画やチャンネルへの関心が高いため、終了画面に力を入れることでさまざまな効果をもたらしてくれるでしょう。
1-8.YouTubeアナリティクスを活用する
再生回数が増えない原因や解決策を知る上では、YouTubeアナリティクスが役立ちます。YouTubeアナリティクスでは、再生回数や総再生時間、インプレッション率などを調べられます。
YouTubeアナリティクスは無料で誰でも利用できることから、動画を投稿するのであれば、必ずチェックしておくのがおすすめです。そうすることで、どのような動画ならば多くの人に見てもらえるのか考えやすくなるでしょう。
1-9.YouTubeショートも投稿する
YouTubeショートは短い尺の動画しか投稿できませんが、本編の予告編としてコンパクトにまとめて投稿することにより、多くの人から見てもらいやすくなります。YouTubeショートに関しては、チャンネルの知名度を高めたり登録者を増やしたりする上でも役立つため、この機会に短い尺の動画を作ってみるのもおすすめです。
1-10.コラボ動画を作る
人気のYouTuberや有名人とコラボすることで多くの人に見てもらいやすくなります。ただ、自分のチャンネル登録者数や人気度合いによってはコラボを断られてしまう恐れがあります。
そのため、もしコラボ動画を作りたいのであれば、コラボしたい相手が狙っているターゲット層や自分と相手のチャンネル登録者数の差などを比較した上で依頼しましょう。ターゲット層が合っていて、そこまで差が開いていなければ、コラボしてもらいやすくなるかもしれません。
2.YouTubeの再生回数を増やす上での注意点
YouTubeの再生回数はさまざまな方法で増やせますが、その中にはやめておくべき方法もあります。簡単にまとめると次の3つです。
- 自分で何回も動画を再生する
- 再生回数を購入する
- 何度もリロードする
それぞれどのようなものなのか、1つずつ紹介します。
>2-1.自分で何回も動画を再生する
再生回数を増やす手っ取り早い方法として、自分で何回も動画を再生する方法が浮かぶ方もいるでしょう。ただ、その方法で再生回数を増やすことはできません。
現在のYouTubeのシステム上、1つのIPアドレスで何回も動画を再生しても、一定期間の再生は1回しかカウントされない仕様です。一定期間がどのくらいなのかYouTube側は公表していませんが、自分で何回も動画を再生しても効果を得ることはできません。
2-2.再生回数を購入する
動画の再生回数を購入することはYouTube規約に違反する行為です。もしYouTubeに発覚してしまうとYouTubeからペナルティを受けてしまいます。最悪の場合、アカウントを削除されてしまう恐れがあるため、YouTubeの規約を踏まえた上で再生回数を増やすようにしましょう。
2-3.何度もリロードする
上記で紹介したように、何度もリロードして再生回数を稼ぐのもおすすめできません。そのようなことをしてしまうと、YouTube側から何らかのペナルティが課されてしまう恐れがあります。
実際にあった事例として、PSYの江南スタイルが挙げられます。江南スタイルは公開されて2ヶ月以内に4億回も再生されましたが、不審に思ったYouTube側が調査したところ、数百万人体制でリロードを行って再生回数を増やしていたことが判明しました。その結果、ペナルティとしてランキング圏外となってしまいました。
3.YouTubeの再生回数1回あたりの収入はどのくらい?
YouTubeの収益化を目指している方の中には、再生回数1回あたりの収入がどのくらいなのか知りたい方もいるでしょう。具体的な収入は明確にされていませんが、おおよそ平均して0.1円程度とされています。
金額に関しては動画の内容といったことで変動します。そのことから、あくまで目安として0.1円ほどと考えて再生回数のことを意識すると良いでしょう。
4.YouTubeの再生回数を増やすためには動画の質も大切!
YouTubeの再生回数を増やす方法は数多くあるとはいえ、その中の1つとして動画の質を高めることも挙げられます。ただ、どのようにして高めれば良いのかわからない方もいるかもしれません。もしそうであるならば、Filmoraという動画編集ソフトを使ってみるのがおすすめです。
4-1.Filmoraの特徴
FilmoraはWindowsとMac双方で利用でき、有料版と無料版の2つが用意されています。無料版に関しては利用期間の制限が設けられていないことから、自分が納得できるまで試すことが可能です。
その上、Filmoraの場合は動画編集以外にスクリーンレコーダーやアートスタイルなどの機能も備わっています。サクッと編集できる機能も用意されていることから、目的に応じて活用できます。
4-2.Filmoraを使う利点
Filmoraは初心者でも扱いやすいほど直感的に操作でき、豊富な機能もすぐ使いこなせるようになるでしょう。そのままYouTubeやTikTokへ動画を投稿することもできるため、YouTube向けに動画を作りたい方にもおすすめです。
4-3.YouTube向け動画を作る上で活用できる機能
YouTube向けの動画を作る上で活用できる機能としては、自動で字幕を作ってくれる機能やクロマキー合成機能、高度な文字編集機能などが挙げられます。各機能の操作方法に関しては以下のページで紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。
5.さまざまな方法でYouTubeの再生回数を増やそう!
今回は、YouTubeの再生回数を増やす方法や注意すべきことなどを紹介しました。YouTubeで再生回数を増やす方法としては、VSEOを意識したりコラボ動画を作ったりなどが挙げられます。
その一方、自分で動画を何度も再生したり何度もリロードしたりするまとめること再生回数行為はNGで、最悪の場合はアカウントを消されてしまう恐れがあります。もし再生回数に悩んでいるのであれば、注意点を踏まえた上で多くの人に見てもらえるような工夫をしましょう。
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