YouTubeに動画を投稿している方の場合、できる限り多くの人に見てもらいたいと思うでしょう。もしそうであるならば、YouTubeの再生回数を増やす方法を取り入れるのがおすすめです。
この記事では、YouTubeの再生回数を増やす方法やその際に注意すべきことなどを紹介しています。投稿した動画の再生回数が思うように伸びず、悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。
目次
1.YouTubeの再生回数を増やす方法10選
YouTubeの再生回数を増やす方法はさまざまあり、VSEOを意識したり、YouTubeカードを活用したりなどの方法が挙げられます。そのため、各方法をチェックしてできそうなものから始めてみましょう。
1-1.インパクトのあるサムネイルにする
YouTubeでユーザーにクリックしてもらうためには、注目を集められるサムネイルを用意することが大切です。
サムネイルの作り方に決まりはありませんが、動画の内容や世界観などが一目で理解できるように作ることが一般的です。またサムネイルに使用するテキストやステッカーなども世界観の演出に重要であり、サムネイル画像の品質で再生回数が左右されることは少なくありません。
例えばFilmoraに搭載されている【デザイン文字】や【YouTubeタイトル】などを利用すると、難しいテキスト編集などを利用せずに魅力的なサムネイルを作成できます。
画像の保存であれば、Filmoraの有料素材を活用してサムネイルを完全無料で作成することが可能です。高品質なサムネイルを作りたい方は、ぜひお試しください。
1-2.VSEOを意識する
VSEO(Video Search Engine Optimizationの略称)はYouTube向けのSEOであり、YouTubeやGoogleなどの検索結果の上位に表示させることを目指して、さまざまな施策を講じることを指します。YouTubeSEOとは簡単にお伝えすると、特定のキーワードでコンテンツで上位表示される施策全般のことです。例えば「動画編集 初心者」などのキーワードでは、下記の動画が上位に表示されていることがわかります。
YouTubeSEOはユーザーが普段から検索する内容によって変動しますが、一定の上位表示を獲得できると新規流入が期待できます。上位表示されているコンテンツはニーズがある動画の可能性が高く、分析することで検索順位を挙げられる可能性があります。またサジェストキーワードを意識したコンテンツを作成することも、YouTubeSEOに有効と考えられるでしょう。
YouTubeの再生回数を増やしたい方はコンテンツの品質だけではなく、検索結果で上位を獲得できる施策にも目を向けてみてください。
1-3.興味を惹くタイトルを考える
サムネイルだけではなく動画のタイトルも、再生回数に直結する要素の一つです。例えば「簡単に〇〇する方法!」や「NG行動〇〇選!」など、読者の今日を刺激するタイトルは再生される可能性が高いと考えられます。
しかし魅力的なタイトルを作成するには、一定のコピーライティングスキルが求められます。そのため、キャッチーなタイトルを作りたい方は、Filmoraの【AIコピーライティング】を活用するとよいでしょう。動画の内容を入力するだけで、高性能AIが魅力的なタイトルを出力してくれます。
【AIコピーライティング】は動画のタイトルだけではなく、コンテンツの構成を作成することも可能です。動画の作成時間を効率化できる機能なので、ぜひ活用してください。
1-4.視聴されやすい時間帯にアップロードする
YouTubeにはいつでも動画をアップロードできますが、多くの人に見てもらいたいのであれば、視聴されやすい時間帯を狙ってアップロードするのがおすすめです。株式会社オノフが調査したレポートによると、19時から21時と22時から24時が視聴されやすい時間という結果が出ています。
ただ、ターゲット層によっては見てもらいたい時間に違いがあるため、ターゲット層に合わせて投稿する時間を決めることも大切です。例えば主婦(主夫)の場合は、10〜12時と13〜15時が見てもらいやすいという結果が上記で紹介したレポートで出ています。
1-5.YouTubeカードを活用する
YouTubeカードとは、誘導したいサイトや関連動画などのフォーマットをあらかじめ決めて、動画内でポップアップ表示する機能のことです。この機能を使うことで、立て続けに他の動画を見てもらえたり、自社のWebサイトにアクセスしてもらえたりなどのメリットを享受できます。
1-6.人気コンテンツを参考にする
人気コンテンツを分析することも、YouTubeの再生回数を伸ばすポイントの一つです。例えば同じジャンルで再生回数が伸びている動画をリサーチすることで、自身のコンテンツに活かせるポイントが見つかるかもしれません。また他のクリエイターの動画を分析する際は、下記の項目を参考にするとよいでしょう。
- 動画の全体尺
- 動画の内容
- 動画の構成
- 演者の話し方
- 動画の編集方法
- 視聴者のコメント内容
人気のYouTube動画には再生回数が伸びる工夫が隠れています。まずは成功事例を参考にしながら、自分なりの伸ばし方を考えてみてください。
1-7.視聴者の属性を分析する
視聴者の属性とは、年齢や性別、居住地や職業などユーザーの情報のことです。というのも属性によって趣味や嗜好が偏る傾向があります。そのため自分の動画を見ているユーザーをより深く分析することで、視聴者に喜んでもらえるコンテンツを作れる可能性が高くなります。
またYouTubeのアナリティクスを分析するだけでも一定の属性を理解することが可能です。アンケートなどを実施しての調査なども有効なので、再生回数を増やしたい方は視聴者を徹底的に理解してみましょう。
1-8.動画の冒頭で心を掴む
動画の冒頭で視聴者の心を掴むことは、再生回数や視聴維持率を伸ばすための要素といえます。例えば動画の開始30秒以内に動画の内容を伝えられると、視聴者は「〇〇の動画なんだな!」と興味をもってもらえるでしょう。一方でコンテンツを視聴するメリットや動画の内容を冒頭で伝えられないと、「これって何の動画?」と飽きられる可能性があります。
またオープニング動画などを作成する際は、動画の世界観が伝わる演出などを行うことが大切です。Filmoraであればアニメーションが施されたタイトル素材を利用できるので、映画風のオープニング映像などを簡単に作成できます。
YouTubeを伸ばすには再生回数だけではなく視聴維持率も大切なので、視聴者が最後まで見たくなる工夫には取り組んでみてください。
1-9.他のSNSで拡散する
X(旧:Twitter)やTikTokなど、他のSNSでYouTube動画を拡散することも、再生回数を増やすことに繋がります。例えば近年では、YouTube ShortsをTikTokやInstagramに投稿して、YouTubeチャンネルを宣伝するクリエイターが見られます。また視聴者に拡散を促すことで、より多くの認知拡大・再生回数の増加が期待できるでしょう。他のSNSで拡散することはチャンネルの知名度向上にもつながるので、積極的に取り組んでみてください。
1-10.コラボ動画を作る
人気のYouTuberや有名人とコラボすることで多くの人に見てもらいやすくなります。ただ、自分のチャンネル登録者数や人気度合いによってはコラボを断られてしまう恐れがあります。
そのため、もしコラボ動画を作りたいのであれば、コラボしたい相手が狙っているターゲット層や自分と相手のチャンネル登録者数の差などを比較した上で依頼しましょう。ターゲット層が合っていて、そこまで差が開いていなければ、コラボしてもらいやすくなるかもしれません。
2.YouTubeの再生回数を増やす際の指標
前述では、YouTubeの再生回数を増やす方法を紹介しました。しかし、視聴回数や収入を増やすには適切な指標を管理することが大切です。ここでは、YouTubeにおける大切な指標を見ていきましょう。
総再生時間
総再生時間とはその名の通り、一つのコンテンツが再生された全ての時間のことです。例えば再生回数が同じコンテンツが複数存在する場合は、総再生時間が長いコンテンツが優遇される傾向にあり、再生回数の後伸びが期待できます。
視聴維持率
前述の総再生時間と近い指標として、視聴維持率が挙げられます。視聴維持率は一つのコンテンツの平均視聴時間を指す指標であり、YouTubeの収益拡大においても重要な要素です。また再生回数が少なくても高い視聴維持率を得ているコンテンツは視聴者の満足度が高いと判断され、アルゴリズムに優遇される可能性があります。
インプレッション数・クリック数
インプレッション数とはYouTube動画のサムネイルが表示された回数のことであり、クリック数はその名の通りコンテンツがクリックされた回数を指します。そして下記の計算式を活用することで、サムネイルのクリック率(CTR)を算出することが可能です。
クリック率(%)=クリック数÷インプレッション数×100
例えばサムネイルが100回表示されて10回クリックされた場合、下記の計算になります。
10(クリック数)÷100(インプレッション数)×100=10%
サムネイルを変更することで、クリック率が変動する可能性が期待できます。インプレッション数やクリック数はアナリティクスで確認できます0%以上のクリック率が平均的に高いと言われているので、ぜひ改善に取り組んでみてください。
コメント数
チャンネルによっても異なりますが、コメント数が多いコンテンツはアルゴリズムに優遇される可能性があります。したがって、視聴者にコメントを促す仕組みは考えておきましょう。例えば「感想をコメントしてください!」とアクションを促すだけでも、コメントしてくれる可能性は高くなります。動画だけではなく他人のコメントを見てコンテンツを楽しむユーザーも多いので、コメントを増やす取り組みを行って損はありません。
3.YouTubeの再生回数を増やす上での注意点
YouTubeの再生回数を増やす際は、下記の2つに注意しましょう。
- 公序良俗に反するコンテンツは作らない
- 他人の動画を盗作しない
順番に見ていきましょう。
公序良俗に反するコンテンツは作らない
過激な動画や他人を誹謗中傷するコンテンツなどは、一定の再生数が期待できます。しかし他人を傷つける発言やモラルに反する行為は、視聴者が不快感を抱く可能性があります。そのため、動画の再生回数を継続的に増やしたい方は、ユーザーが心から楽しめる動画を作成することが大切です。
他人の動画を盗作しない
他のクリエイターが作成したコンテンツを参考にすることは大切で、完全な盗作はトラブルになる可能性があります。「オマージュ」として利用するなら問題はありませんが、他の動画を録画して自分のコンテンツにすることは法的トラブルや炎上などを招くリスクがあるのです。つまり「盗作」と「オマージュ」の垣根を超えないことが大切といえます。
4.YouTubeの再生回数の増加に関するよくある質問
最後に、YouTube動画の再生回数の増加に関するよくある質問を紹介します。
YouTubeの再生回数を増やしてあげたい時は何をするべき?
他のチャンネルの再生回数を増やしてあげたいと考える方は、下記の取り組みを実施してみましょう。
- 1日1回動画を視聴する
- 動画を最後まで再生する
- 高評価やコメントをする
- 他のSNSにシェアする
- 複数の回線で動画を視聴する
YouTubeの再生回数に関する仕組みは公表されていませんが、同じIPアドレスで視聴できる回数は1日1回とされています。また急激な再生回数の増加は違反と判断される可能性があるので注意しましょう。
再生回数がカウントされない原因は?
再生回数がカウントされない原因は、下記の2つが考えられます。
- 同じAPIで1日に何度も視聴している
- 再生時間が短い
前述したようにIPアドレスIで視聴できる回数は1日1回までです。そのため、IPアドレスが同じ端末を複数使用しても、再生回数は1回となります。またコンテンツによっても異なりますが、再生時間が30秒以下だと再生回数がカウントされない可能性があります。
5.魅力的な動画でYouTubeの再生回数を増やしてみよう!
今回は、YouTubeの再生回数を増やす具体的な方法について解説しました。チャンネルの方向性によっても異なりますが、まずは視聴者に満足してもらえるコンテンツを作ることが大切です。
より品質の高い動画を作りたい方には、Filmoraをおすすめします。全ての機能を直感的に利用できるうえ、動画素材も充実しています。話題のAI機能を活用すれば、クオリティの高いコンテンツを短時間で作成できるでしょう。Filmoraは無料でダウンロードできるので、ぜひ優れた機能を体験してください。
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