YouTubeで流行っている切り抜き動画とは？作り方・編集方法もご解説！
Aug 26, 2024 • カテゴリ: YouTube動画編集
最近YouTube内でよく目にする切り抜き動画。長時間の動画視聴ができない方でも、重要なシーンや特に面白いシーンだけがピックアップされていることで、ついつい見てしまいますよね。
この記事では、視聴者を引き込むタイトルやサムネイルの作成、編集テクニック、適切なタイミングの選定など、重要なポイントを詳しく解説します。読了後すぐに切り抜き動画作成に取りかかれるはずですよ。
目次：
切り抜き動画を作成できるオールインワン編集ソフトFilmora
- AI機能充実：AI画像・音楽・動画・ステッカー・サムネイル生成、AIコピーライティング、AIノイズ除去、AI翻訳など
- 便利な機能満載：文字起こし、テキスト読み上げ、ビット検出、キーフレーム、モーショントラッキング、オーディオダッキング、カラーマッチなど
- トリミング、結合、クロップ、BGM追加など多様な動画編集機能
- 豊富なフィルター、タイトル、トランジションで動画をかっこよく編集
- PIPや色調補正、手振れ補正、クロマキーなどの高度編集機能
- 分割スクリーンプリセット機能も搭載
- PCへの保存、YouTubeへの共有やDVDへの出力
Part1.YouTube切り抜き動画とは
YouTube切り抜き動画とは、YouTube内にある視聴に時間がかかる長時間の動画や配信を、配信者とは別の第三者が再編集した動画のことです。特にライブ配信では2時間を超えるような長尺のものも少なくありません。自分が興味のないシーンも含めてそれら全てを視聴するのは大変ですよね。
こういった長尺の動画を切り抜き動画として第三者が抜粋することで、忙しい人も興味がある箇所だけを見ることができます。
Part2.YouTubeの切り抜き動画作成に必要なもの
切り抜き動画の作成に必要なのは
- PC、スマートフォン、タブレット
- 切り抜き動画作成ソフト・アプリ
の2つです。
①YouTube切り抜き動画作成に必要なもの：PC・スマートフォン・タブレット
切り抜き動画の作成、YouTubeへのアップロードにはPC・スマートフォン・タブレットのいずれかが必要です。以前まではPCが必須でしたが、スマートフォンやタブレットの性能が上がった現代では、PCがなくても切り抜き動画の作成とアップロードができるようになりました。
ただし、クオリティ面や効率面を考えると、pcでの編集がおすすめといえます。
②YouTube切り抜き動画作成に必要なもの：動画編集ソフト・アプリ
切り抜き動画を作成するには切り抜き動画作成ソフト・アプリが必要です。
収録した動画をカット・トリミングして投稿するだけであれば高度な編集機能は必要ありませんが、競合が多い状況を鑑みると「テロップ」「効果音」「アニメーションなどのエフェクト」も駆使する必要があります。
より高度な切り抜き動画作成ソフトが望ましいといえるでしょう。
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Part3.YouTube切り抜き動画の作り方と編集方法
この章では切り抜き動画作成ソフトで最もオススメなFilmoraを使って、実際に切り抜き動画を作成する手順を見ていきましょう。
3-1.素材導入
Filmoraを起動し、『新しいプロフェクトを作成』をクリック。使用したい配信動画など素材を導入していきます。素材が多い場合、プロジェクトメディアの下にフォルダ分けするとより効率的に編集作業が可能です。
3-2.素材を編集
インポートした動画素材をドラッグ&ドロップでトラックに追加していきましょう。そしてトラックに並べた素材を編集していきます。
基本的な流れは以下の通りです。
- ①ドラッグで順序調整
- ②クロップでトリミング
- ③ショートカット「C」・オレンジ色の✂アイコンで必要な部分をカット編集
これらを繰り返して動画の基本的な流れを完成させてください。
おすすめ記事：編集した動画の一部分だけを出力する方法>>
3-3.説明文のテキストを追加
視聴者に動画の内容をもっと理解しやすくさせるために、字幕やタイトルも入れておきましょう。
メディアパネルの「タイトル」タブの下でたくさんのYouTubeとにあうタイトルテンプレートが用意されています。話が長い場合、自動字幕起こし機能を利用して、字幕をもっと効率的に編集することもできますよ。
3-4.音声やBGM追加
音声やBGMが必要な場合は別途追加していきます。音声素材も動画素材と同様にドラッグ&ドロップでトラックに追加していきます。
右クリック→『オーディオを切り離す』で元動画の音声を分離し編集することも可能です。
また、YouTubeで商用利用可能な音楽を生成できるAI音楽ジェネレーター機能も搭載されています。ユニークな音楽を使いたい方にお勧めです。
3-5.ステッカーやエフェクト追加
最後に動画と動画の繋がりに動きを出す「トランジション」や動画に効果を加える「ステッカー」や「エフェクト」を好みで追加していきます。
画面上部の『トランジション』『エフェクト』から好みのものをそれぞれ選択しトラック上の動画にドラッグ&ドロップします。
トランジションやステッカーやエフェクトを使いこなすことで競合の切り抜き動画とは一味違った見ごたえのある動画が作成できますよ。
3-6.エクスポート
満足な編集ができたら書き出していきます。『エクスポート』をクリック。
『YouTube』を選択してタイトルや説明、タグなどを設定し『エクスポート』をクリックすればYouTubeに直接アップロードが可能です。
また、『フォーマット』からドライブに書き出せます。
Part4.YouTube切り抜き動画作成におすすめソフト
Filmora
「Filmora」は大手クリエイティブソフトメーカーであるWondershareが開発し、第13回Shorty Award-Best in Photo & Videoにも選ばれた世界中で評価されている人気の切り抜き動画作成ソフトです。
切り抜き動画の作成にとどまらず高度な動画編集がFilmora1本で何でも可能です。また、それだけ高度な機能を搭載しながら初心者でも導入初日から使いこなせるほどの操作性の高さ、コストパフォーマンスの高さでも定評を得ています。
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推薦度 |
★ ★ ★ ★ ★ |
|---|---|
価格 |
・無料版あり ・6,980円(税込)/1年間プラン ・7,980円(税込)/マルチプラット1年間プラン ・8,980円(税込)/永続ライセンス |
対応OS |
・Windows 7/Windows 8（Windows 8.1を含む）/Windows 10/Windows 11 ・macOS V12 (Monterey), macOS v11 (Big Sur), macOS v10.15 (Catalina), macOS v10.14 (Mojave). |
切り抜き動画作成ソフトFilmoraがオススメな理由①優れた編集機能
Filmoraが切り抜き動画作成におすすめな理由は、高度な編集機能です。切り抜き動画作成に必要なカット・トリミング・BGMの追加・テロップ作成など基本的な機能が充実しています。
また、マーカーを追加してタイムラインを整理する。ドラッグ&ドロップで簡単に画面を分割表示する。フリーハンド、長方形、楕円形など自由度の高いマスクをかける。といったように効率的に切り抜き動画編集を進める機能が盛りだくさんです。
切り抜き動画作成ソフトFilmoraがオススメな理由②AI編集機能
Filmoraには高度なAIが搭載されており、様々な場面で自動的に切り抜き動画編集を手助けしてくれます。
ここではその一部をいくつかご紹介します
・動画の焦点をAIが自動的に検出しクロップしてくれる「オートリフレーム機能」
・グリーンバック動画ではなくても背景をワンクリックで削除できる「AIポートレート機能」
・AI を使用して YouTube のタイトルと説明を生成できる「AIコピーライティング機能」
など豊富なAI編集機能で効率的に切り抜き動画作成ができます。
切り抜き動画作成ソフトFilmoraがオススメな理由③動画素材やエフェクト素材が豊富
Filmoraは動画素材やエフェクト素材が豊富です。本来、別途集めてくる必要があり、お金と労力がかかってしまいがちな動画素材やエフェクト素材。Filmoraは
- ストックメディア:GIPHY・Pixabay・Unplash
- エフェクト素材：Filmstock・Boris FXプラグイン・Newbluesプラグインなど
と連携することで、編集ソフト内かつ無料で非常に多彩な動画素材やエフェクトを作業しながらダウンロード、使用できます。作業効率の大幅アップが見込めますよ。
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Part5.流行っているYouTube切り抜き動画の特徴
切り抜き動画の概要と作り方を確認した後、流行っている切り抜き動画の特徴や、切り抜き動画のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
5-1.流行っているYouTube切り抜き動画の特徴
切り抜き動画は第三者がつくるため、再生回数が稼げるような人気の配信者は多くのチャンネルで切り抜きされます。しかし、切り抜き専門のチャンネルでも非常に多くの視聴回数を集めるチャンネルもあれば全く伸びないチャンネルも存在します。同じ配信者の同じ放送内容を重複して取り扱っているにもかかわらずなぜこれだけ差がついてしまうのでしょうか。
再生回数が伸びているYouTube切り抜き動画の特徴は以下の3点です。
流行っている切り抜き動画の特徴①タイトル・サムネイルが魅力的
独占してその配信者の切り抜き動画をアップしているのでない限り、必ず競合が存在するため、同じ内容の切り抜き動画でもクリック率が上がるような魅力的な工夫が必要です。ただ切り抜いた内容を解説しているだけのタイトルやサムネイルでは視聴回数を集めることはできません。
ペルソナをその配信者のことを知らない人に設定し、多少”釣り”でも目を引くようなタイトル・サムネイルを設計することで視聴者の間口を広げつつ、クリック率を上昇させられます。
効果的なYouTubeサムネイルの作り方【基本とコツ】｜動画編集ソフトFilmora
流行っている切り抜き動画の特徴②テンポが良い
テンポよく視聴者が見たいシーンを見られることも重要です。
元になる動画もYouTube上にはアップロードされており、そういった状況であえて切り抜き動画を視聴する人は、基本的に時間があまりない人と考えるのが自然でしょう。テンポよく欲しい情報が得られるチャンネルと認知してもらうことでチャンネル登録に繋がります。
【YouTube/SNS動画編集者におすすめ】ジェットカット(ジャンプカット)編集のやり方｜Wondershare Filmora
流行っている切り抜き動画の特徴③テロップがついている
テロップがついていることも流行っている切り抜き動画に見られる特徴です。配信動画や長時間の動画にはテロップがついていないこともあります。切り抜いた動画にテロップを付けてあげることで、より内容が入ってきやすく、見やすい動画になります。
Filmora ｜YouTubeの字幕＆テロップ編集！効率的な裏技と効果的に使うコツ
流行っている切り抜き動画の特徴④ジャンルが固定されている
ある程度切り抜き動画のジャンルを絞り、固定すると登録者が増加しやすくなります。仮に視聴者が1つの切り抜き動画を魅力的に感じたとしても他の投稿動画が全く興味のないジャンルだった場合、チャンネル登録まで結びつきづらいのです。
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5-2.YouTube切り抜き動画のメリット
切り抜き動画のメリットは大きく４つです。
- 時短
- 収益化
- コンテンツを考える必要がない
- 再生回数が伸びやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット①時短
視聴者にとって本来長尺の動画や配信を短時間で、重要な部分だけ見られる時短効果が1つ目のメリットです。
コンテンツが飽和し、誰もが忙しいこの時代だからこそ、長時間の動画は視聴維持率を保つのが難しいという背景があります。良いとこ取りができ、時短できることが切り抜き動画最大のメリットといえます。
メリット②収益化が可能
「切り抜き動画は著作権法違反じゃないの？」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか？条件はありますが、切り抜き動画でも収益化が可能です。元の動画を出した配信者と合意し、収益割合を決めることで、元配信者にも切り抜き配信者にも収益が入る仕組みになっています。
YouTubeにおいて収益化条件である
- チャンネル登録者1,000人
- 総再生時間4,000時間/年間
という条件はほとんどの初心者YouTuberには厳しい壁です。
有名な配信者さんの力を借りて、収益化条件を達成できるのは心強いですね。
収益化するポイント
YouTubeで切り抜き動画を収益化するためには、以下のポイントにも注意しよう！
- 権利侵害を避ける：その次も言及する予定だが、著作権やライセンスの問題に注意しないと、違法のことになっしまう恐れがあるため、法的に使用できるコンテンツを選びましょう。
- SEO最適化: タイトル、説明、タグなどのメタデータを適切に最適化して、動画が検索結果で表示されやすくしましょう。これにより、新しい視聴者を引きつけるのに役立ちます。
- アクティブなコミュニケーション: コメントへの返信や視聴者との対話を積極的に行い、コミュニティを築きましょう。忠実なファンが育成され、収益化のサポートとなります。
メリット③コンテンツを考える必要がない
独自のコンテンツで勝負するYouTuberは常に配信ネタを生み出す必要があります。
一方切り抜き動画は配信されたものを再編集するので、サムネイルやタイトルは工夫が必要ですが、コンテンツ内容について頭を捻る必要はありません。
メリット④再生回数が伸びやすい
切り抜き動画は別の切り抜き動画の関連動画として露出しやすく、再生回数が伸びやすいというメリットがあります。
また、視聴者目線で、「誰だこの人」となる動画はなかなかクリックしてもらえませんが、配信者の知名度が利用できるためサムネクリック率、登録数も増えやすい傾向があります。
5-3.YouTubeの切り抜き動画のデメリットと対策
ここまで見ると切り抜き動画は気軽に制作できて伸びやすいと良い事づくしに見えますが、一方でデメリットも存在します。
- 意図と違う切り抜き
- 著作権リスク
- 競合が多い
それぞれ対策も解説しますね。
デメリット①配信者の意図と異なる切り抜き
配信者の意図と異なる内容や、前後の文脈を無視した悪意のあるような切り抜きをしてしまう可能性があります。
理由
目立つシーンや視聴回数が稼げそうなシーンを抜粋しつつテンポよく、を意識しすぎた結果、配信者の伝えたかった内容や、前後の文脈を無視する結果になってしまいかねません。
こういった切り抜き動画は視聴者や配信者の反感を買ってしまいかねません。
対策：
配信者の真意を汲み取り、しっかり伝わるように切り取ることを意識しましょう。
デメリット②著作権リスク
切り抜き動画を容認していない配信者の動画を無許可で切り抜いた場合、たとえ収益化できても動画が削除されてしまう恐れがあります。
理由
切り抜き動画においても著作権は本家配信者にあります。著作権侵害は10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金となる犯罪です。
対策
本家配信者に必ず許可をとりましょう。この際、収益を分配するなど本家配信者にもメリットがあることを提示することで交渉しやすくなります。切り抜き動画を公認していない配信者の中でも実際に連絡をとってみたら許可されたというケースもあります。
YouTubeやTwitterのDM、メールなどを使って積極的にアプローチしてみることをおすすめします。
デメリット③競合が多い
切り抜き動画は競合が多いこともデメリットです。
理由
切り抜き動画の流行に伴いやその手軽さから、切り抜き動画配信者の数は日々増加しています。有名配信者ほどその数は多いでしょう。また、切り抜き動画は、元になる動画が長尺になりがちな配信系に対しておこなうのが一般的です。そのため、単に有名配信者の切り抜き動画を作成し、配信すればチャンネルが伸びるかというと、それほど甘くないというのが実情です。
対策
競合より魅力的なサムネイル・タイトルと切り抜き場所のセンス、どういった検索ワードが、検索ボリュームがあるのか、などの分析が重要です。また、実際にクリックされても見づらい切り抜き動画は視聴者維持率が下がってしまいます。テロップなどで視聴者を引きつけ、ジャンルを統一して地道にチャンネル登録者を増やすことが競合に勝つ一番の近道です。
Part6.動画編集ソフトFilmora楽しく切り抜き動画をYouTubeにアップロードしよう！
YouTube切り抜き動画の記事はいかがでしたか？
ここまでYouTube切り抜き動画の概要や注意点、おすすめのソフトと実際の作り方などについて解説してきました。
本記事で紹介したYouTube切り抜き動画のメリットやデメリット、流行している切り抜き動画の特徴などをおさえた上で、「Filmora」を使って効率的に切り抜き動画を作成していくことで気軽に切り抜き動画を量産できるようになるはずです。
Filmoraには無料版もあります。まずは無料ダウンロードし、実際に切り抜き動画を作ってみてはいかがでしょうか？
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fukuda
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