Filmora(最新のFilmoraバージョン10.0)には、オーディオファイルの編集に役立つビジュアルオーディオ編集機能があります。 このガイドでは、以下の方法を説明します:
バックグラウンド ミュージックを追加すると、動画のトーンを劇的に変えることができます。Filmoraには著作権フリーの音楽ライブラリが用意されていて、プログラム内から利用することができます。お好きな音楽をインポートすることもできます。
動画にバックグラウンドミュージックを追加するには、いくつかの方法があります。
注: Filmora 内の音楽やサウンド エフェクトは、個人使用のみで、商業目的では使用できません。 詳しくは、ここをクリックしてください。>>
コンピューターから音楽をインポートする: PCに保存されているオーディオファイルを選択して、Filmoraに取り込んでください。
メディア ライブラリ パネルの上にある「インポート」ボタンをクリックすると、コンピューター内のオーディオ ファイルをインポートできます。目的の音楽やオーディオ ファイルが見つかったら、選択してメディア ライブラリにインポートします。オーディオ ファイルをメディアライブラリにドラッグ&ドロップすることもできます。メディアライブラリのオーディオは、タイムラインのオーディオ トラックにドラッグ&ドロップすることができます。
Filmoraの音楽を使用する: Filmora の著作権フリーのオーディオライブラリから音楽を選択して、自由に使えるオーディオ ライブラリには、50 の音楽がカテゴリ に分類されています。[サウンド] には、利用できるサウンドエフェクトがあります。
音楽をオーディオ ライブラリから動画に追加するには。2 つの方法があります。
タイムライン追加した音楽をダブルクリックすると、[オーディオ] ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、音楽のボリュームやピッチを調整することができます。フェードイン/フェードアウト エフェクトを適用し、スライダーを使って継続時間を設定することもできます。
注: オーディオ トラックは、100 まで追加することができます。
音楽のビートに合わせて編集することで、動画をよりダイナミックに演出することができます。 Filmoraは内蔵のビート検出オーディオツールにより音楽のビートを自動的にマークし、編集を音楽に簡単に一致させることができます。ビート検出の使用方法は下記のとおりです。
ビート検出機能を使ってマーカーを作成
メディアライブラリ(インポート済または無料搭載の音楽)でビートを検出する音楽ファイルを右クリックし、コンテキストメニューで[ビート検出]オプションを選択します。 Filmoraは音楽を分析し、ビートマーカーを作成します。ビートマーカーは、タイムラインに移動後、私の音楽に表示されます。
注: ビート検出を初めて使用する場合、ビート検出プラグインのインストールに時間がかかる場合があります。プラグインがインストールされ検出が完了すると、オーディオクリップのサムネイルの左下にビートアイコンが表示されます。
オーディオトラックに音楽ファイルをドラッグ&ドロップするとビートマーカーがこのように表示されます。
デフォルトでは、Filmoraが作成したハイライトビートマーカーを4ビートごとに赤で表示します。ヒットごとにビートマーカー(青)を表示するには、ライブラリ内の音楽ファイルを右クリックしてビートオプションを選択し、ビート検出設定を変更します。ポップアップウィンドウで、ハイライトビート周波数、ハイライトオフセットの変更、またはすべてのビートマーカーを表示するために[ハイライトビートのみマーク]のチェックを外すこともできます。
ビートマーカーを追加するには、音楽トラック上でマーカーを挿入したい位置に再生ヘッドを動かしトールバーのマーカーアイコンをクリックするか、キーボードでMキーを押してください。
ビートマーカーを削除するには、マーカーポイントをクリックして、キーボードのDeleteキーを押します。オーディオトラックのマーカーを右クリックして[削除]を選択し、削除するか、[すべてのマーカーを削除]オプションを選択してすべてのマーカーを削除することもできます。
これで写真やビデオをビデオトラックにドラッグアンドドロップし、ビートに合わせて調整できます。ビートにトランジションを追加して、より鮮明にすることもできます。
タイムライン内で、プレイヘッドをオーディオ クリップの分割したい位置に移動します。次に、クリップを右クリックして [分割] を選択するか、タイムラインの上にあるツールバーの [分割] ボタンをクリックします。
オーディオを調整するには、タイムライン内オーディオ クリップをダブルクリックし、表示されるパネルでボリュームやピッチをスライダーで調整します。フェードイン/フェードアウト エフェクトの適用や再生時間の長さの調整を行うこともできます。
このパネルにはノイズ除去ツールの機能もあり、オーディオ クリップからバックグラウンド ノイズを取り除くことができます。
このパネルから [オーディオ イコライザー] を呼び出して、より高度なオーディオ編集作業を行うこともできます。[カスタマイズ] をクリックして、プリセットから選択したり手動で調整することができます。
確認後、さらに調整が必要な場合は、[リセット] をクリックして元に戻すことができます。
動画クリップ内のオーディオをミュートするには、タイムライン内のクリップを右クリックして [ミュート] を選択します。
動画クリップから元になるクリップを変更せずにオーディオを分離することができます。動画クリップからオーディオを分離するには、クリップを右クリックして [オーディオを分離する] を選択します。
動画クリップからオーディオが分離され、分離されたオーディオは自動的にオーディオトラックに置かれます。
元のオーディオを取り除いて新しいオーディオ クリップを追加するには、以下の操作を行います。
オーディオ クリップをメディアライブラリに追加した後、そのクリップを右クリックして [分離] を選択します。オーディオが動画クリップから切り離され、オーディオ トラックに置かれます。
使用したいコンピューター内のオーディオ ファイルをインポート、またはオーディオ ライブラリからオーディオ トラックに音楽を追加します。分離したオーディオでより高い品質のものを使用している場合は、それを分離されたオーディオの下のオーディオ トラックにドラッグし、ウエーブ フォームの形が同期していることを確認した上で削除します。
ナレーションを追加するには、メディア パネルを表示して [録画/録音] の [ボイスオーバーを録音する] を選択すると、[オーディオの録音] が表示されます。
録音ボタンをクリックしてから 3 秒後に録音が開始されます。録音が終了したら、再度ボタンをクリックします。ボイスオーバー クリップがタイムラインに自動的に現れます。
さらにボイスオーバーのトラックを録音したいときには、[オーディオの録音] ウィンドウを表示したままにします。タイムライン内でプレイヘッドを別の位置に移動し、 をクリックして録音を開始します。
ヒント: 録音したナレーションを削除するには、タイムライン内ナレーション クリップを右クリックして [削除] を選択します。
オーディオ クリップのトリミングは、動画クリップのトリミングとまったく同じです。方法については、 ここをクリックしてください。
新しいトラックを追加する
新しい動画またはオーディオ トラックを追加するには、タイムラインの左上にある+アイコンをクリックして [ビデオトラックを追加] または [オーディオ トラックを追加] を選択します。トラックが追加されます。
複数のトラックを一度に追加するには、[トラック マネージャーを開く] を選択して追加したいトラックの番号を入力します。[トラック マネージャー] パネルでは、新しいトラックの位置 (既存のトラックの前または後ろのどちらか) をカスタマイズすることもできます。
空のトラックを削除する
空の動画およびオーディオ トラックを削除するには、タイムラインの左上にある+アイコンをクリックして [空のトラックを削除] を選択します。すべての空の動画およびオーディオ トラックが削除されます。
トラックの幅を調整する
タイムラインの左上にある+アイコンをクリックして、[トラックの幅を調整する] で [小]、[標準]、または [大] を選択します。
Filmoraでは、オーディオのボリュームを調整する方法がいくつかあります:
[オーディオ] パネルでボリュームを調整する:オーディオ ファイルをタイムラインにドラッグ&ドロップし、それをダブルクリックして [オーディオ] パネルを表示します。
[ボリューム] セクションで、スライダーを上下にドラッグしてボリュームを調整します。
タイムラインでボリュームを調整する: オーディオ クリップのボリューム バンドの上にマウスを移動すると、ポインターがバンド アイコン に変わります。
ハンドルを上にドラッグするとボリュームが大きくなり、上にドラッグするとボリュームが小さくなります。
左右のバランスを調整したい場合は、数値を入力するか、円形の [バランス] つまみをドラッグします。数値の 0 は左右のボリュームが同じであることを、-100 はすべて左、100 はすべて右を表しています。
クリップの再生に合わせてボリュームを大きくしたり小さくする必要がある場合は、オーディオ キー フレームを使います。
オーディオ キー フレームを追加するには、タイムラインでプレイヘッドをボリュームを変えたい位置に移動します。
オーディオ クリップをダブルクリックして [オーディオ] コントロール パネルを表示し、[キーフレーム] ボタンをクリックします。
次に、プレイヘッドをボリューム調整を終わらせる位置に移動し、再度 [キー フレーム] ボタンをクリックします。これで、ボリューム エンベロープ (2 つのキーフレームのドット間の線) をラグタイム演奏し、オーディオ クリップのセクションのボリュームを調整することができます。
タイムラインにオーディオを追加し、ダブルクリックして [オーディオ] 調整パネルを表示します。
スライダーをドラッグ、またはフェード エフェクトを続ける秒数を入力してフェードイン/フェードアウトを設定します。
オーディオ波形領域の左端と右端で [フェード] アイコンを使って、フェードイン/フェードアウトを素早く行うこともできます。
オーディオクリップの先頭フェードイン ハンドルを右方向にドラッグして、フェードイン エフェクトを適用します。
フェードアウト エフェクトを適用するには、オーディオ クリップの末尾でフェードアウト ハンドルを左方向にドラッグします。
ドラッグを長くするほど、フェード エフェクトが長く続きます。
オーディオの速度の調整は、動画の速度の調整と同じです。
オーディオ ファイルを右クリックし、[速度と継続時間] を選択します。
タイムライン内のオーディオ クリップを選択して、ツールバーの [速度] アイコンをクリックすることもできます。
録音したオーディオから不要なノイズを取り除くには、以下のステップに従います:
タイムラインパネルのオーディオ クリップをダブルクリックして [オーディオ調整] を表示します。
[バックグラウンド ノイズを除去する] にチェックを入れます。
レベル(弱い、標準または強い)をスライダーでドラッグして、ノイズを必要なだけ減らします。
動画クリップからバックグラウンド ノイズを除去するには、タイムライン内の動画クリップをダブルクリックして動画調整パネルを表示します。[オーディオ] タブで上記と同じ操作を行います。
注: ノイズ除去ツールを使用して除去できるノイズは、風切音、コンピューター ハム、定常騒音です。
オーディオ イコライザー (EQ) を使うと、オーディオ周波数のラウドネス (例えば、バス、トレブル) を上げたり下げたりすることができます。EQ の操作は、以下のとおりです。
タイムライン内の動画またはオーディオ ファイルをダブルクリックすると、[オーディオ] タブが表示されます。
[イコライザー] ドロップダウンリストからプリセットを選択できます。プリセットには、デフォルト、クラシック、低音、スパークリー、ポップ、ロックンロール、ソフト、テクノ、ハードロック、スカ、カントリー、アコースティック、フォーク、ブルース、カスタムがあります。[カスタマイズ] ボタンをクリックして [カスタム イコライザー] ウィンドウを表示し、スライダーを上下にドラッグしてゲインを調整することもできます。
調整内容を保存するには、[OK] を選択します。
オーディオ ミキサーを使用すると、プロジェクトのオーディオを微調整することができます。オーディオ ミキサーを使用するには、次の操作を行います。
ツールバーの [オーディオ ミキサー] アイコン をクリックして、[オーディオ ミキサー] パネルを表示します。
[パン/バランス] コントロールのつまみを左右にドラッグしてサウンドを切り換えます。変更内容は、右側のチャンネル コントロール パネルで見ることができます。
モードには、ステレオとサラウンドの 2 つがあります。サラウンド モードでは、前方から後方、および左方から右方へパンできます。サラウンド モードを使えば、オーディオの位置をフル コントロールできます。
ステレオ モードでは、左右にパンできます。
マスター セクションで [マスター] ボリューム スライダーを上下にドラッグして、マスター ボリュームを上げたり下げたりすることができます。調整が終わったら、[再生] ボタンをクリックし、変更を確認してください。
設定を保存するには、[OK] を選択します。
オーディオダッキングとは、人物の会話がよりはっきりと聞こえるようにBGMなどの音量を下げることです。適用方法は次のとおりです。
1. オーディオダッキングを適用する1つまたは複数のクリップを選択します(音量を下げたいクリップではなく、よりはっきりと聞かせたいクリップを選択します)。
2. 右クリックして、オーディオを調整するを選択します。
3. 他のクリップの音量を下げるの横にあるチェックボックスをオンにします。スライダーが表示され、音量を下げる量を調整できます。