動く画像「GIF」。
SNSや、ブログでも見かけることが多くなってきました。
GIFファイルは画像フォーマットでありながら、動画のように動き、容量が軽く、印象にも残りやすいため注目を集めています。
そこでこの記事では、MP4などの動画ファイルからGIFファイルに変換できるおすすめのアプリ・ソフトや、実際にGIFに変換する方法について解説していきます。
この記事で紹介するアプリを使用すれば、スマホでも簡単にGIFファイルが作成できますよ!
是非実際にダウンロードし、手順を見ながらチャレンジしてください!
目次
GIFを作れる動画編集ソフトFilmoraを無料ダウンロード
1.そもそもGIFとは?
GIF作成に入る前にそもそもGIFとは何かについて、概要をおさえておきましょう!
1-1.GIFとは
GIFは「Graphics Interchange Format」の略称で、画像ファイル形式の一種。
パラパラマンガのように、画像を連続表示することで、アニメーションを表現できるのが特徴です。
実は1987年と古くから使用されているファイル形式ですが、SNSの流行と供に再び注目を集めています。
また、256色までしか表現できないため、動画と比べて見栄えは良くありませんが、動画より容量が小さく、あくまで画像ファイルの一種であるため、プラットフォームを選ばず扱いやすい点、GIFそのものにリンクが設定できる点などがメリットです。
1-2.GIFの活用シーン
GIFは主に以下のようなシーンで活用されます。
・SNS
・ECサイトなどのサイト
・動作説明や結果を動きで見せたいブログ
いずれも動く画像という特徴を最大限活かし、印象づけによるブランディング効果や、わかりやすさなどを表現しています。
関連記事:
簡単GIFアニメーションの作り方!
2.動画をGIFに!おすすめアプリ・ソフト5選
MP4形式などの動画をGIFに変換できるアプリ・ソフトを紹介します。
ちなみに、ソフトの方が使い勝手が良く、編集なども含めて様々な処理ができますが、手軽さという点ではスマホアプリの方が優れています。
アプリ・ソフトをそれぞれPC・スマホにひとつずつインストールしておけば、ハイブリッドで状況に合わせていいとこ取りができますよ!
ぜひご自分の環境に合ったアプリ・ソフトを選んでください。
おすすめ1.Filmora【ソフト】
最初に紹介するのは「Filmora」というPCソフトです。
※「Filmora For Mobile」という「Filmora」と使用感が似ており、シームレスな連携ができるアプリも存在
Filmoraは、GIFアニメーションが簡単に作成できる構成の動画編集ソフトです。
GIF制作に役立つことはもちろんですが、内容を彩るための動画編集機能も非常に充実している点に注目です。
シンプルで直感的なインターフェイスは、豊富に搭載された機能でも充分に使いこなせる設計となっており
「色んなことができるらしいけど、どう使えばよいかわからない」
というような、宝の持ち腐れを回避できます。
また、動画内の人物・オブジェクトを素早く選択し、加工できる「AIスマートカットアウト」や、AIを活用してオーディオノイズが一瞬で削除できる「AIオーディオノイズ除去」本来時間がかかる作業もワンクリックで済ませてしまう高度ない機能が盛りだくさんのソフトです。
自動字幕起こしとGIFテロップ
Filmoraに搭載されている「自動字幕起こし機能」は、動画内の音声を自動で字幕テロップに起こしてくれる機能です。
GIFには音声を追加できないため、動画内で会話がある場合、字幕テロップで解説してあげる必要があるでしょう。
つまり、Filmoraであれば、GIFアニメに必要不可欠とも言えるテロップが自動で制作でき、効率的にハイクオリティなGIFアニメが量産できるでしょう。
おすすめ2.Premiere Pro【ソフト】
「Premiere Pro」はAdobe社が開発・販売している動画編集ソフトです。
こちらのソフトでもGIF作成が可能となっています。
GIF化したい箇所に始点と終点をマークして囲い、書き出しからGIFアニメーションを選択するという比較的簡単な操作でGIFアニメが作成できるでしょう。
また、ハリウッド映画などの編集にも使用されるほど高度な動画編集機能が搭載されており、スペックの高いPCと、動画編集技術が高い方にとっては最強のソフトと言えるでしょう。
ただし、動画編集初心者から中級者の方にとっては、操作や名称、インターフェイスが独特で複雑に感じてしまう方も多いようです。
おすすめ3.Free Video to GIF Converter【ソフト】
「Free Video to GIF Converter」は無料で使用できる動画をGIF化する専用ソフトです。
非常に動きが軽く、特化ソフトのため、使用方法もシンプルです。
また、動画の一部を切り出してGIF化したり、不要なフレームを削除したりと、GIFかに伴う便利な機能も搭載されています。
ただし、Windowsにしか対応しておらず、英語のインターフェイスである点はデメリットでしょう。
おすすめ4.imgPlay【アプリ】
Android OS& iOS対応
「ImgPlay」もGIF作成に特化したアプリです。
簡単にGIFが作成できる手軽さはもちろんですが、SNSへの連携や、カメラ撮影し、そのままGIF化する機能など、より多機能になっている点が好評です。
動画のクロップ(画角変更)などの機能もあるため、手軽かつこだわってGIFを制作してみたい方には最もおすすめのアプリでしょう。
おすすめ5.GIFトースター (GIF生成)【アプリ】
Android OS& iOS対応
「GIFトースター (GIF生成)」は動画のGIF変換に特化したアプリです。
やはりスマホアプリでは、動画編集など多くのことは望めませんが、シンプルで手軽にGIFが作成できるというメリットがあります。
チュートリアルもあるため初心者の方でも使用方法が即理解でき、トリミング等の機能も搭載されているためおすすめのアプリです。
画質は有料版を購入すれば、高画質の書き出しが可能ですが、無料版では低画質になるため注意してください。
3.動画をGIF化する方法【Filmora編】
動画(MP4ファイル)を、実際にGIFに変換する方法について、ここでは見ていきましょう。
まずは先ほど紹介したFilmoraを使っていきます。
Filmoraは無料ダウンロード版でも全ての機能が使用できるので、興味のある方はぜひ無料ダウンロードし、一緒に手を動かしながら手順を追ってくださいね!
Step1.動画をタイムラインに移動する
Filmoraを起動し、GIF化したい動画(MP4ファイル)を、タイムラインにドラッグ&ドロップで並べましょう。
搭載されている機能を使って、動画ファイルを編集すればGIFにも反映されますよ。
工夫して更に面白いGIFを制作するのも良いでしょう。
Step2.エクスポート
画面右上の「エクスポート」を選択、出力先フォーマットを「GIF」に設定します。
「保存先」や「解像度」「フレームレート」を設定して画面右下の「エクスポート」をクリックすれば書き出し開始です。
非常にシンプルで簡単ですね!
関連記事:
GIFアニメーションの作り方!カンタンGIF変換テクニック
選択箇所・クリップ単位のGIFエクスポート
上記では動画全てをGIFでエクスポートしましたが、一部分だけをGIFエクスポートしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Filmoraを使用すれば、一部分エクスポート機能を使って簡単に実現可能です。
Step1.タイムラインに動画をインポート
先ほどと同様に動画をタイムラインにインポートし、動画編集を進めます。
Step2.選択範囲をエクススポート
出力したいクリップを右クリック「選択範囲をエクスポート」を選択しましょう。
Step3.出力箇所を指定
緑の枠が表示されたら、それが選択範囲を示しています。
出力したい範囲を指定しましょう。
尚、選択範囲はクリップをまたいで指定が可能です。
Step4.エクスポート
画面右上の「エクスポート」をクリック。
「GIF」を選択して、書き出しましょう。
4.動画をGIF化する方法【アプリ編】
続いて、先ほど紹介したアプリ「imgPlay」を使ってMP4をGIF化する手順を見ていきましょう。
Step1.ビデオを選択
ImgPlayを起動し、GIF化したい動画を選択します。
Step2.編集
秒数の調整や動画の速度調整、文字入れ、色合いなどを編集しましょう。
画面上部に秒数とGIFで使用する画像枚数も表示されています。
Step3.保存
画面右上の「保存」をタップします。
「写真アプリへの保存」をタップすれば保存完了です。
なお、無料版は「imgPlay」の透かしが入ってしまい、削除する為には、有料版の購入が必要ですので注意してください。
まとめ:GIF画像は簡単に作れる!
この記事では、動画をGIF化する方法、GIFの仕組みや活用シーン、オススメアプリと供に紹介しました。
詳しく知るまではなんとなく、扱いが複雑そうに感じてしまうGIFファイルですが、最新のアプリを使えば簡単に作れてしまうことがおわかりいただけたのではないでしょうか?
今回紹介したFilmoraなどのPCソフトを使用すればローディング時間も短く、ハイクオリティなGIFファイルが作成できます。
一方スマホアプリでは、外出先など場所を問わず気軽に作成できるのがメリットでしたね。
是非自分の環境や使用シーンに合ったソフト・アプリを選んで、SNSでも目立つGIFファイル作成を楽しみましょう!
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