GoPRo studioでWMV動画ファイルを編集する方法を大公開
May 05, 2023 • カテゴリ: 人気な動画編集ソフト
ターゲットファイルの存在価値
MacユーザーにとってQuick timeのMOVファイルが動画のデフォルトであるように、Windowsユーザーにとってはメディアプレーヤーの時代からWMVファイルが動画のデフォルトとして存在しています。この形式はDVDやBlue-rayのビデオコーデックとして採用されており、低いビットレートでエンコードしても画像の破綻が少なく、デジタル著作権管理機能にも対応しているため今後しばらくは主要な動画コーデックのひとつとして利用され続けることが確実視されています。
GoPRo StudioでWMV動画ファイルを編集するには?
読んだ後もすぐには編集できない
こうしてMP4に変換した二次的なソースファイルをGoPRo Studioに読み込ませる操作が冒頭に書いたIMPORT NEW FILESボタンです。ただし読んだだけではまだ編集できません。個々の二次ソースファイルについて画像サイズやフレームレート、画質などの設定をしてからADD CLIP TO CONVERSION LISTボタンを押して、ひとつずつCONVERSION LISTに加えてゆきます。全ての二次ソースがLISTに揃ったらCONVERT ALLボタンを押すことで読み込んだ二次ソースファイルが内部処理可能な状態に変わります。GoPRo Studioの場合はここまでがいわゆる下準備。この状態でTO STEP:2ボタンを押すことでようやく本当の編集モードに入ります。
エクスポートと再度のフォーマット変換作業
編集後にやらねばならないことは視聴可能なフォーマットへのエクスポートです。選べるのはMP4かAVIかあるいはMOV形式の3つ。WMV形式はサポートされていないため作業はそれで終わりではなく、GoPRo Studioが生成したファイルを再び他のソフトを使ってWMV動画ファイルに戻す作業が待っています。この工程はいわば最後の〆でありソフトがすることなので、若干のパラメータ指定はあるものの、どのようなソフトを使っても基本的には実行ボタンを押してただ待つだけ。問題は往復で2度も映像の変換を行うことにあります。
残念な点と解決策
WMVもMP4もエンコードの形は非可逆圧縮ですから、一度エンコードした映像が100%元の映像に戻ることはなく、エンコードの度に若干の画像劣化を伴うのが宿命です。この現象は、太郎さんによる日本語の演説をアメリカ人のケントさんが英語の記事に翻訳して、それを日本人の花子さんが日本語に再翻訳する状況に例えることができます。太郎さん本人が花子さんの訳を読んだ時、「言ったこととは微妙に違う」と感じる部分が存在するのは避けられない現実です。この問題に対する解決策は明白です。Wondershareの「Filmora(旧名:動画編集プロ)」など、WMV動画ファイルを直接読み書きできる映像編集ソフトを使うことです。
本文中では再エンコードと簡単に書きましたが、それに伴うパラメータの設定は経験を積まなければ分からない項目が少なくないため、ややもすると画質の劣化やファイルサイズの増大を招く原因となっています。そのような意味においてもWMV動画ファイルを編集するならそれを直接読み込み、編集結果をそのフォーマットのまま保存することができる「Filmora(旧名:動画編集プロ)」を使うのが確実です。
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