「卒業ムービーはプロに頼まないと……」と思っていませんか?
スマホで撮った写真・動画を集めて動画編集ソフトで編集すれば、学校生活のリアルな思い出が詰まった卒業ムービーができあがります。ここでは卒業ムービーをしめくくるエンドロールについて、おすすめ制作ソフトや作り方のコツをお伝えします。
クラスで、部活で、仲良しグループでのムービー作りに、ぜひ参考にしてください。
Part1. 卒業ムービーのエンドロールとは?
まず、卒業ムービーのエンドロールについて説明します。一般的なエンドロールとは、映画の最後に流れるような、制作に関わった人たちをずらりと紹介するもの。
一方、卒業ムービーのエンドロールでは、担任の先生やクラスメイト全員の名前を流すのがセオリーです。
1-1. 卒業ムービーエンドロールの基本概念
卒業ムービーのエンドロールには、基本的に次の事項を盛り込みます。
- 担任・副担任の先生の名前
- クラスメイト全員の名前
- 卒業ムービーの制作に関わった人たちの名前(写真・動画を提供した人、動画を編集した人など)
また、背景は単色にするよりも集合写真や行事などの思い出深い写真を使うのがおすすめ。卒業ムービーの最後の一瞬まで飽きずに楽しめます。
そのほかにも、一人一人について次の項目を追加することで、クラスメイトの個性が引き立つ、より印象的なエンドロールとなるでしょう。
- 所属していた部活
- 好きなもの
- クラスのみんなへの一言メッセージ
1-2. 卒業ムービーでエンドロールが重要なのはなぜ?
卒業ムービーのエンドロールには、次のような意味があります。
- 卒業ムービー全体のしめくくりとして、余韻を演出する
- 大人になってから見返したときに、クラスメイトの名前を思い出すきっかけになる
- クラスメイトの新たな一面を知るきっかけになる
ついつい忘れてしまいがちなエンドロールですが、一工夫すれば卒業ムービー全体の印象をぐんと高められる、大切な要素なのです。
1-3. 卒業ムービーエンドロールの見せ方|バリエーション3種を紹介
ここでは、卒業ムービーのエンドロール作りに役立つ、実践的な演出バリエーションをご紹介します。
1. ビフォー&アフターの顔写真付き
入学時に撮った証明写真と、卒業間際に撮った写真とを並べてみましょう。成長や変化がまざまざとわかって盛り上がること間違いなしです。
2. 一人一人からのメッセージ付き
フリーメッセージはもちろん、好きなもの、卒業後の進路、このクラスの印象、学校生活での一番の思い出など、テーマを決めて書いてもらうのもおすすめです。
3. 思い出の曲をBGMに
たとえば文化祭や合唱コンクールの記録などがあれば、ぜひBGMに採用しましょう。表示に時間がかかるエンドロールは、じっくり音楽を聴かせるタイミングとしても最適です。卒業後はめったに聴けないという意味では、校歌もいいですね。
Filmora|数多くの文字デザインが搭載、エンドロールを多彩に

Part2. 卒業ムービーエンドロール編集におすすめのソフト
ここからは、卒業ムービーのエンドロールを編集するのにおすすめのソフトを5本紹介します。手軽に使える無料ソフトから、プロ仕様の本格的な編集ソフトまで幅広くお知らせするので、ぜひ自分にピッタリなソフト選びの参考にしてください。
2-1. Adobe Premiere
出典:https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html
Adobe Premiereは、映像業界でも使われている本格的な動画編集ソフトです。卒業ムービーのエンドロールづくりにおいても、音声・動画の両方について、きめ細かく高度な編集が可能。
ただし、要求スペックが高く、操作に慣れを要する点はデメリットです。費用も比較的高額ですが、学校によっては備品のPCにAdobe Premiereがインストールされていることもあるので、確認してみるとよいでしょう。
2-2. Final Cut Pro
出典:https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/
Final Cut Proは、MacやiPadに最適化された動画編集ソフトです。卒業ムービーのエンドロール制作には欠かせない文字入れやサウンド編集も、高速に処理できるのが特徴。Macの標準動画編集ソフトであるiMovieから一歩進んだ動画編集にチャレンジしたい方、卒業ムービーのエンドロールをiPadで作りたい方におすすめです。
2-3. Filmora
Filmoraは、Windows/Macの両方で使える動画編集ソフトです。卒業ムービーエンドロールにぴったりなテンプレートを数多くそろえているのに加えて、高度なAIによる自動編集機能も、自由自在な手動編集機能も備えています。無料版でも基本的な編集機能を網羅しているのに加え、AI機能をお試しできるのも特徴です。
さらに、iOS/Androidの両方に対応するモバイル版もあるので、自宅はもちろん教室や外出先でも、動画のチェックや編集を行えます。
2-4. DaVinci Resolve
出典:https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve
DaVinci Resolveは、プロも愛用する動画編集ソフトです。卒業ムービーエンドロールを作成する際には、特にコラボレーション機能が活躍するでしょう。複数人が同時に同じファイルにアクセスできるため、卒業ムービー作りの担当者が多くなっても、バージョン管理の手間を省けます。使いこなすには慣れが必要ですが、無料で入手できるため、制作期間に余裕があれば操作感を試してみるのもおすすめです。
2-5. CapCut
出典:https://www.capcut.com/ja-jp/
CapCutは、AI編集ツールを強みとする動画編集ソフトです。卒業ムービーのエンドロール作りでも、AI「テキスト読み上げ」機能で生徒たちの名前を読み上げたり、背景の写真・動画をAI補正したりといった活用が考えられます。デスクトップ版、モバイル版の両方があるため、いつでもどこでも編集作業ができる点も嬉しいですね。
2-6. おすすめソフト比較一覧表
ここで紹介した5つのソフトについて、卒業ムービーのエンドロール作成という観点から、機能や特徴をまとめてみました。動画編集の経験があるか、作業スタイルはどうかによっても、最適なソフトは変わってきます。ぜひじっくりと見比べてみてください。
| Adobe Premiere | Final Cut Pro | Filmora | DaVinci Resolve | CapCut | |
| 価格(学生向け) | 月額3,280円〜 | 月額480円〜 | 年間5,980円(月額約500円)〜 | 無料 | 月額1,350円〜 |
| 無料版の制限 | 初回30日間限定 | 初回1か月間限定 | エクスポート時に透かしが入る | 特になし | エクスポート時に透かしが入る一部機能が使用不可 |
| 操作の自由度 | 高い | 高い | 高い | 高い | やや低い |
| 操作の難易度 | 難しい | やや難しい | 簡単 | 難しい | 簡単 |
| おすすめユーザー | デザインや動画編集の道に進みたいと考えている方 | MacのiMovieより進んだ機能を試してみたい方 | 動画編集が初めての方から、思い通りの編集を行いたい中級者 | 時間をかけて動画の編集手法を学びたい方 | 手軽に動画編集を行いたい方 |
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Part3. Filmoraで卒業ムービーエンドロールを作成する方法
上の比較表で見た通り、Filmoraは使いやすさ、高度な機能、編集の自由度を兼ね備える動画編集ソフトです。そこでここからは、Filmoraを使って卒業ムービーのエンドロールを作る方法を紹介していきます。
3-1. 【手軽に】エンドロールテンプレートで簡単に作る方法
まず、Filmoraのテンプレート機能を活用して、卒業ムービーのエンドロールを作る方法を見ていきましょう。
ステップ1. Filmoraを起動し、新しいプロジェクトから「テンプレート」を選択
Filmoraを起動し、「新しいプロジェクト」をクリックします。
メディアパネルのタブを「テンプレート」に切り替え、「エンドロール」で検索してみましょう。お好みのテンプレートが見つかったら、タイムライン上にドラッグ&ドロップで配置します。
関連記事:卒業の思い出にピッタリ・作ってみたいおもしろい卒業ムービー5選
ステップ2. 写真を置き換え&テキスト内容を編集
タイムラインパネルのテンプレートクリップ上にある、「◯アイテムを置き換える」をクリックして、写真を差し替えます。
画面右側にあるプロパティパネルの「テキスト」タブで、テキスト内容を書き換えます。
テキストの入力欄を増やしたり、フォント・スタイル等を変更したりすることも可能です。写真・動画を置き換えた後、テンプレートクリップの「テンプレートを展開」をクリックして、タイトルクリップを個別に編集しましょう。
ステップ3. 動画をエクスポート
編集が完了したら、画面右上の「エクスポート」をクリックします。
画面に従って保存先やフォーマットを選択し、「エクスポート」をクリックすれば完了です!
次のように、アニメーション効果付きのエンドロールが簡単に作れました。
3-2. 【思い通りに】オリジナルの卒業ムービーエンドロールを作る方法
次に、Filmoraの豊富な素材を活用して、完全オリジナルの卒業ムービーエンドロールを作る方法をご紹介します。
ステップ1. 新しいプロジェクトを開始し、素材をインポート
Filmoraを起動し、「新しいプロジェクト」をクリックします。
「インポート」をクリックして、エンドロールに使いたい写真・動画などを読み込みます。その後、読み込んだ素材をタイムライン上にドラッグ&ドロップで配置しましょう。
関連記事:【卒業ムービー作成】写真に吹き出しを入れてコメントをつけるには?
ステップ2. タイトル・エフェクト・BGMなどを追加
ここから、Filmoraの素材を使って自由に編集を行っていきます。
この記事では「タイトル機能で卒業生の名前を追加」「エフェクト機能で桜が舞うアニメーションを追加」「オーディオ機能でBGMを追加」の3つの手順を説明します。
▶タイトル機能で卒業生の名前を追加
- メディアパネルのタブを「タイトル」に切り替えます。
- エンドロール向けの素材は「エンディング」カテゴリーに集まっています。お好みのものが見つかったら、タイムライン上にドラッグ&ドロップで適用しましょう。
- タイムライン上のタイトルクリップをクリックします。右側のプロパティパネルを「テキスト」に切り替え、テキスト内容を編集します。
文字が背景に埋もれてしまう場合は、「アウトライン」で縁取りをつけるのがおすすめです。
▶エフェクト機能で桜が舞うアニメーションを追加
- メディアパネルのタブを「エフェクト」に切り替えます。
- お好みのエフェクトを探して、タイムライン上にドラッグ&ドロップで適用します。
今回は、「パーティクル」カテゴリー内の「桜の季節オーバーレイ 01」を使いました。
関連記事:【卒業ムービー作成】映画のフィルム風にスライドショーを作る方法
▶オーディオ機能でBGMを追加
- メディアパネルのタブを「オーディオ」に切り替えます。
- 「音楽」カテゴリーからお好みの楽曲を選んで、タイムライン上にドラッグ&ドロップで適用します。
- タイムライン上の「AIオーディオストレッチ」アイコンをクリックしてから、音楽クリップを希望の長さにドラッグして短縮/延長します。
- 自然なフェードイン・フェードアウト・ループ再生などが自動的に実現します。
その他にも、ステッカーや、画面の切り替え効果をつけるトランジションなど、Filmoraにはさまざまな素材が用意されています。ぜひお好みのものを探してみてください。
関連記事:卒業式ムービーに使いたいおすすめソング・曲・BGMおすすめTOP10
ステップ3. 動画をエクスポート
編集が完了したら、画面右上の「エクスポート」をクリックします。
画面に従って保存先やフォーマットを選択し、「エクスポート」をクリックすれば完了です!
今回は、次の卒業ムービーエンドロールを作成しました。
Part4. 卒業ムービーエンドロール作成時の注意点3つ
卒業ムービーのエンドロールを作るときには、見やすくわかりやすくするためにも、幾つかの留意点があります。ここでは必須のチェックポイントを3つに絞ってお伝えします。
4-1. 背景と文字色のコントラストを高める
特に写真を使う場合、文字が背景にまぎれて読みにくくなってしまうことはよくあります。そんな時は、文字にアウトライン(縁取り)を設定するのがおすすめ。例えば黒文字に白いアウトラインを設定しておけば、背景が濃い色でも薄い色でも、文字が見えなくなってしまうことはありません。
4-2. テキストの大きさ・速さに配慮する
最近では、スマートフォンで卒業ムービーを見ることも多いもの。一人一人の名前がしっかり読み取れるよう、フォントは28p以上にしておくことをおすすめします。また、文字が流れていくアニメーションをつける場合は、必ず再生して、スピードが早すぎないか確かめましょう。
4-3. 名前の抜け漏れ・間違いがないようにする
卒業ムービーのエンドロール作りの最重要ポイントといっても過言ではありません。みんなが笑顔で学生生活を思い出せるようにするためにも、名前の抜け漏れ・間違いは絶対に防ぎましょう。
担任を含む複数人でチェックしたり、学級名簿と照合したりするのが確実です。
Part5. 卒業ムービーエンドロール作成に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 文字数が多い時の見せ方や、読みやすくするコツはありますか?
学年全体での卒業ムービーなどで文字数が多い時には、次のような工夫が有効です。
- 2〜3列で名前を表示して、エンドロール時間が長過ぎないようにする
- 名前に加えて思い出の写真などを表示して、楽しく見続けられるようにする
- クラスとクラスの間のスペースを大きめに取り、区切りがわかりやすいようにする
Q2. Filmoraで名前リストを効率よく入力するにはどうすればいいですか?
Excel形式の名簿があれば、コピー&ペーストで一気に名前を入力できます。
さらにFilmoraは、テキストの設定を他のタイトルクリップに一括で適用できる「すべてに適用」機能や、多数のテキストを扱いやすい「高度編集」機能も備えています。これらの機能を活用することで、名前をスムーズに入力・編集できるでしょう。
Q3. BGMが著作権侵害にならないか心配です。どうすればいいですか?
Filmoraのオーディオストックは、ロイヤリティフリーで安心してお使いいただけます。さらに完全オリジナルの音楽を作れる「AIオーディオ」機能もおすすめ。
Q4. エンドロールの書き出し設定(画質・容量)はどうするのがおすすめですか?
卒業ムービーの他のパートを別ファイルで作っているなら、それに合わせるのがよいでしょう。一般的には、次の設定にしておくのがバランスもよくおすすめです。
- ファイルフォーマット:MP4またはWAV
- 解像度:1080×1920(縦長)または1920×1080(横長)
- フレームレート:24〜30 fps
まとめ. Filmora で感動的な卒業ムービーエンドロールを簡単に作ろう
卒業ムービーのエンドロールは、動画全体を締めくくり、印象を左右するといっても過言ではありません。
この記事では、卒業ムービーのエンドロール作りに活躍する、人気の高い動画編集ソフトを紹介してきました。特にイチオシのFilmoraを使えば、一工夫ある高クオリティなエンドロールも簡単に作れます。ぜひ本記事で紹介した方法を参考に、イメージ通りのエンドロールを作ってみてくださいね。
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