【注意点あり】AviUtlで動画を逆再生する2つの方法
Nov 19, 2025 • カテゴリ: 人気な動画編集ソフト
無料で高度な編集ができるAviUtlは、今も根強い人気を持つ動画編集ソフトです。本記事では、AviUtlで動画を逆再生する方法を分かりやすく解説しつつ、作業時の注意点、さらに「音声も逆再生したい」という方に向けて最適な代替ソフトもご紹介します。
| 目次: |
Part1.AviUtlで動画を逆再生する手順
早速ご紹介していきますが、AviUtlでの動画逆再生のやり方は2つあります。
1つずつ見ていきましょう。
注意点として、AviUtlで設定→拡張編集の設定を選んで、タイムラインを表示させておくようにしましょう。これで、編集時に使うタイムラインが別ウィンドウとして表示されます。
その1.再生速度を変更するやり方
まずは「再生速度」を変更する方法です。
これは動画自体に直接逆再生の編集をする方法です。
手順は以下の通りです。
- 1.タイムラインの動画素材をダブルクリック
- 2.設定ダイアログのウィンドウが表示される
- 3.「再生速度」が100になっているのでマイナスの値に設定する
-100に設定すると元の動画と同じ速度になり、それより小さくすると低速、大きくすると倍速の逆再生動画になります。
その2.時間制御を編集するやり方
次の「時間制御」は、動画に直接編集を行うのではなく、フィルターとして逆再生をする方法です。
こちらは複数の動画にまとめて逆再生を施すことができます。
手順は以下の通りです。
- 1.タイムライン上の何もないところを右クリック
- 2.メディアオブジェクトを選んで「時間制御」をクリック
- 3.逆再生にしたい範囲を選んで、逆再生にしたい動画より上のレイヤーに配置する
- 4.「時間制御」の設定ダイアログのウィンドウを開く
- 5.「位置」が左から「0, 100」になっているので、「100, 0」に設定する
こちらは速度を変更できませんが、1つのフィルタで、その下にある全てのレイヤーを逆再生にすることが可能です。
Part2.AviUtlで上で逆再生するときの注意点
「再生速度」と「時間制御」のやり方で逆再生する方法をご紹介しましたが、ここで注意点をお伝えしておきます。
それは、AviUtlで動画を逆再生しても、音声は逆再生にならないということです。
再生速度の変更をすると、そもそも音声が再生されません。また、時間制御はあくまで動画のみに編集を加える方法なので、音声が逆再生にならずそのまま再生されてしまいます。
そのため、音声も含めて逆再生にしたい時は、他の編集ソフトを使用する必要があります。
ということで、ここからは「音声も逆再生にしたい…!」という人におすすめの編集ソフトを紹介していきます。
関連記事:AviUtlのエンコード設定で動画を高画質化しましょう!>>
関連記事:AviUtlでテキストエフェクトやアニメーションを作成する方法を徹底解明!>>
Part3.Wondershare Filmora‐音声も一緒に逆再生できる編集ソフト
音声も逆再生できるソフトとしておすすめなのがWondershare Filmoraです。
映像も音声もワンクリックで逆再生できるので、AviUtlで困っていた方にとっては特に使いやすい選択肢です。また、普段AviUtlを操作している人でも分かりやすい操作性も魅力です。

ここでは、Filmoraでの逆再生方法をご紹介します。
その1.Wondershare Filmoraでの逆再生方法
Filmoraでの逆再生のやり方は以下の通りです。
Step1.動画をソフトにインポートし、タイムラインに載せる
Filmoraは画面左上に動画素材を置くスペースがあります。「ファイルをインポート」という所をクリックすることで動画素材を読み込めます。

また、編集画面の下側にあるスペースが「タイムライン」です。動画を編集するには、動画素材をタイムラインにドラックしてください。

Step2.逆再生作業を行う
タイムライン上の動画クリップを右クリックすると、詳細が出てきます。「逆再生」をクリックしたら、Filmoraは数秒で作業を完成。

Step3.逆再生速度を調整
逆再生作業が完成したら、右側の編集オアネルが出てきます。速度オプションの横にあるスライダーをドラッグすることで、逆再生の速度を自由に調整できます。

その2.なぜWondershare Filmoraがおすすめなのか?
いきなりFilmoraを紹介してしまいましたが、なぜFilmoraがおすすめのソフトなのか気になりますよね。ということで、ここからはFilmoraをおすすめする理由を挙げさせていただきます。
理由1.テンプレートが豊富で編集を「時短」できる
AviUtlは多機能ですが、動画を作る時に使えるテンプレートが用意されておらず、毎回自分で調整しながら編集しなければなりません。編集にかかる時間が長引いてしまいますよね。
しかし、Filmoraなら普段の編集で困ることはないほどテンプレートが豊富に用意されており、編集時間を大幅に削減できます。
動画編集は書き出しにも時間がかかるので、編集時間を短くできると動画作成の効率が上がります。他の作業にあてることもできるため、編集時間に悩んでいる人には特にオススメできます!

理由2. AI機能で編集効率が大幅アップ、表現の幅も広がる
Filmoraでは、AI技術を活用した最新機能が継続的にアップデートされており、面倒な作業を自動化しながら、創造性の高い映像表現も手軽に実現できます。初心者でも短時間でクオリティの高い動画を仕上げられる点が大きな魅力です。
代表的なAI機能は、以下の通りです。
- AI動画生成: テキストから動画を自動生成し、企画段階から制作を加速
- AIスマートカット: 不要シーンを自動抽出し、編集時間を大幅に短縮
- AIノイズ除去: 雑音を高精度で除去し、音声品質を自動で向上
- AIボイスチェンジャー: 声質を簡単に変換し、演出の幅を広げる
- AI画像生成: 必要な素材を即座に生成し、制作の自由度をアップ
- AI自動字幕起こし: 音声から自動で字幕化し、編集効率を飛躍的に向上
詳細はこちら:Filmoraの素晴らしい機能を紹介
これらのAIツールにより、編集の手間を大幅に削減できると同時に、創造的な表現も簡単に取り入れられるため、よりスピーディーかつ高品質な動画制作が可能になります。

理由3.多機能なのに「軽い」
AviUtlを利用する大きな理由として、「動作が軽いから」と言う人も多いと思います。
確かに、プロ向けのソフトになればなるほど、動画編集が重たくなっていき、よりスペックの高いパソコンが求められます。
しかし、Filmoraは動作が軽いのが大きな魅力。
ソフト自体が軽く動くように作られている、というのもありますが、Filmoraでは「編集中のみ再生画質を変更できる」機能がついているのです。
ソフトが重いと待ち時間が増えてイライラする要因になりますが、Filmoraは編集中の快適さも重要視して作られているのです。

このように、FilmoraにはAviUtl利用者でも抵抗なく使えるポイントがたくさんあります。
AviUtlでの編集に不安がある人は、ぜひ無料版のFilmoraを試してみてください!
関連記事:Final Cut Pro Xで動画クリップを逆再生する方法>>
Part4.AviUtl動画逆再生に関するよくある質問
Q1. AviUtlで音声だけを逆再生することはできますか?
標準機能ではできません。AviUtlは動画部分のみ逆再生されるため、音声を逆再生したい場合は別の音声編集ソフトや、音声も同時に逆再生できるFilmoraなどの編集ソフトを利用する必要があります。
Q2. AviUtlで逆再生がうまくいかない原因は?
「再生速度」が正しくマイナス値になっていない、時間制御を配置したレイヤーが動画より上にない、素材がVFRであるなどが原因として考えられます。正しい設定にしても改善しない場合は、Filmoraなどより安定した編集ソフトを利用することをおすすめします。
Part5.自分に最適なやり方で動画を逆再生しよう
AviUtlには無料ながら強力な逆再生機能が備わっており、動画だけなら十分活用できます。しかし、音声も含めて逆再生したい場合や、もっと簡単に編集したい場合はFilmoraが最適です。
Filmoraなら、動画を逆再生する方法がより直感的で、編集スピードも大幅に向上します。AviUtlでの操作が難しいと感じた方、映像と音声を同時に綺麗に逆再生したい方は、ぜひ一度Filmoraを試してみてください。編集の効率と仕上がりが、きっと驚くほど変わります。
逆再生機能を使った4つのクリエイティブテク|Wondershare Filmora
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