CapCutでグリーンスクリーン合成をする方法ご解説

グリーンスクリーン合成とは、特定の色を透明にし、合成する技術のことです。動画編集アプリCapCutでは、簡単にグリーン合成を行うことができます。当記事では、CapCutでグリーンスクリーン合成を行う方法を解説します。動画編集ソフトでグリーンスクリーン合成を行う方法も合わせて解説するので、最後までお目通しいただければ幸いです。

1.CapCutでグリーンスクリーン合成をする方法

CapCutでグリーンスクリーン合成はいたって簡単で、以下の3ステップです。

Step1. はめ込みたい素材を適用する
Step2. 素材を選択し、くり抜きたい部分へカーソルを合わせる
Step3. 「濃度・シャドウ」を調整する

Step1. はめ込みたい素材を適用する

編集メニューから「オーバーレイ」＞「はめ込み合成を追加」を選択し、グリーンスクリーン合成をしたい素材を追加します。

Step2. 素材を選択し、くり抜きたい部分へカーソルを合わせる

つぎに、追加した素材を選択した状態で、編集メニューから「クロマキー」を選択します。「クロマキー」を選択後、カラーピッカーをくり抜きたい部分に合わせます。

Step3. 「濃度・シャドウ」を調整する

最後に、カラーピッカーの横に表示されている「濃度・シャドウ」を調整して、はめ込みたい素材が綺麗に表示されるように設定したら、編集は完了です。

2.PC動画編集ソフトでグリーンスクリーン合成を行うなら「Filmora」がおすすめ

PCで動画編集ソフトをしようすればもっと簡単にグリーンスクリーン合成を行うことができます。今回は動画編集ソフトWondershare Filmoraを用いた編集方法を紹介します。

Filmoraは、国内・海外問わず数多くのユーザーが利用している動画編集ソフトです。初心者でも直感的に迷わず操作できるインターフェイスや、AIを用いた高度な編集エフェクトを搭載しており、幅広いユーザーに対応しています。

Filmoraを利用すれば、「AIポートレート」と「クロマキー合成」の2種類の方法で動画の背景を削除し、グリーンスクリーン合成を行うことができます。以下で手順を解説します。

3.FilmoraでAIポートレートでグリーンスクリーン合成をする方法

Filmoraを使って、AIポートレートでグリーンスクリーン合成をする手順は、以下の2ステップです。

Step1. AIポートレートをクリップに追加
Step2. エフェクトを調整する

Step1. AIポートレートをクリップに追加

動画の編集画面を開き、エフェクト＞AIポートレートから好きなエフェクトを選択します。選択後、タイムラインにドラッグアンドドロップしてクリップに追加します。

Step2. エフェクトを調整する

エフェクトをダブルクリックすると、範囲や強度を調整することが可能です。動画と照らし合わせながら最適な効果になるよう設定したら、AIポートレートの完了です。

4.Filmoraでクロマキー合成でグリーンスクリーン合成をする方法

つぎに紹介するのは、クロマキー合成でグリーンスクリーン合成をする方法です。この方法では、グリーンバックなど単色の背景の前で撮影された動画を使用します。以下の、3ステップで編集を行うことができます。

Step1. 背景となる映像を追加
Step2. クロマキー合成する映像を追加
Step3. クロマキー合成を適用

Step1. 背景となる映像を追加

背景となる映像を1番目のトラックにドラッグアンドドロップします。

Step2. クロマキー合成する映像を追加

背景の映像の上のトラックに、クロマキー合成をする映像をドラッグアンドドロップして追加します。

Step3. クロマキー合成を適用

Step2.で追加した、クロマキー合成をする映像を右クリックし、「グリーンスクリーン」を選択します。画面左上のクロマキーにチェックを入れて、スライダーを調整します。合成した映像に不要な箇所が映り込んでいる場合は、右クリック＞「クロップとズーム」からフレームの位置を調整し、切り取る範囲を選択します。タイムライン上で再生し、適切にエフェクトがかかっていれば完了です。

5.まとめ

当記事では、CapCutでグリーンスクリーン合成を行う方法を紹介しました。CapCutでも手軽にグリーンスクリーンを行うことができますが、動画編集ソフトFilmoraを使用すれば、2つの方法を使って、高度なグリーンスクリーン合成を行うことができます。CapCutやFilmoraを使って動画編集を楽しんでくださいね。

【Filmoraで簡単クロマキー合成】基本のグリーンバック撮影方法、編集テクニック