PowerDirectorで動画にモザイクやぼかしを入れる方法
Apr 02, 2024 • カテゴリ: 人気な動画編集ソフト
モザイクを入れたい時はどんなシーンか
近年は誰でも手軽に自作の動画を全世界に公開できますが、写した方のプライバシーは守らなければなりません。例え1~2秒しか写らない通行人であっても、勝手に撮影して公開すればトラブルになる可能性があります。
自動車も同様に、ナンバープレートなどは隠さなければなりません。
その時にモザイクを入れて対応すると、動画や写真の質を損なうことなく表現できると思います。このほか、動画の視聴数をアップするためにも、モザイクは役立ちます。今回はPowerDirectorで動画にモザイクやぼかしを入れる方法について、紹介します。PowerDirector以外におすすめの動画編集ソフト「Filmora」についても紹介するので参考にしてください。
好きな形のモザイク作成&背景をぼかす活用テクニック|Wondershare Filmora
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Part1.PowerDirectorで動画にモザイクやぼかしを入れる方法
ここでは、サイバーリンク社が販売する動画編集ソフトウェアです。 動画にモザイクを入れる手順です。ちなみに、PowerDirectorのぼかしも同じ方法になります。
◆素材となる動画の選択
モザイクを入れたい動画をトラックに入れます。 動画を再生させて、モザイクを挿入したい場所の位置で止めます。 あとで、微調整はできます。
◆モザイクの挿入
あらかじめモザイクをかけたい動画や写真をタイムラインにアップしておきましょう。向かって左にある「エフェクト」のアイコンをクリックすると「モザイク」が出てくるので、タイムラインの画像にドラッグすれば完了です。
挿入したモザイクのトラックを選択して、「修正」のボタンを押します。モザイクの詳細を「幅」「高さ」のスライダーで好みに調整します。 モザイクのサイズを決めた後は、モザイクのトラックでモザイクの表示の開始位置、終了位置を微調整します。 これでモザイクを動画に追加することができました。
なお、PowerDirectorでは、モザイクの荒さや出現時間も調整できます。例えば、動画の途中でモザイクが現れてすぐに消えるといった演出が可能です。
◆マスクやステッカーを使うモザイクをかける
人物の顔だけ、もしくは建物の一部だけにモザイクをかけたい場合は、「マスク機能」が便利です。
マスク機能は、モザイクの大きさや位置を変えられるので、画面の一部だけモザイクをかけるのも簡単におこなえます。
マスクの大きさはマウスでタイムラインの「モザイク」表示をクリックし、マスク部分の「修正」を選ぶと可能です。
範囲の選択画面が出るので、選択範囲カーソルを動かしてモザイクをかけたい場所に合わせましょう。
モザイク編集ではなくイラストなどで顔を隠したい場合はステッカー機能の「顔隠し」などを活用してください。
関連記事:PowerDirector スライドショーの作り方>>
関連記事:PowerDirectorで使えるエフェクト素材おすすめ5選>>
Part2.PowerDirectorでモザイクをかけよう|特徴と注意点
ここでは、PowerDirectorの特徴や注意点をもう少し詳しく紹介します。
動画編集ソフト選びに迷っている方は、判断の参考にしてください。
◆モザイク以外でもいろいろな編集ができる
PowerDirectorは、モザイク処理のほかにボディエフェクトやトラッキングモーションなどいろいろな編集ができます。
また、モザイク以外にもさまざまなエフェクトがあり、映える動画が簡単に作れます。
AIのサポート機能もついているため、編集の知識が乏しくても見栄えする動画が作れるのも特徴です。
また、AI画像生成ツールもついているので、ナビゲーターやマスコットキャラクターなどをイラストで作りたい場合にも適しています。
テンプレートも豊富なので、選ぶだけでプロが編集したような動画を作れます。
◆ライブ配信などにも対応している
PowerDirectorは、動画編集だけでなく画面録画やライブストリーミング機能もついています。
近年はYoutubeなどを利用した生配信も増えていますが、PowerDirectorのライブストリーミング機能を使えば、簡単にゲームの画面と配信者の映像をドッキングさせて見栄えのある映像が作れます。
また、ライブ配信はオンライン会議などでも活用できるでしょう。そのまま録音すれば、議事録代わりにできます。
なお、ライブ配信機能は有料のプレミアムプランに加入しないと使えない点には気をつけてください。
◆正規製品版は有料
PowerDirectoの体験版は無料ですが、正規版は有料です。毎年料金がかかり、使える機能が増えるほど料金も高額です。
使いたい時期だけ使える反面、すべての機能を使いたい場合期間限定にしては高めの料金がかかります。
使いたい機能がどの料金プランに含まれているのか、しっかりと確認のうえ利用しましょう。そうしないと、「正規品を買ったのに使いたい機能がついていない」といった事態になりかねません。
Part3.モザイク加工もできる動画編集ソフトFilmoraのご紹介
スマホの普及によって、自分で撮影した動画が以前よりも身近になりました。しかし撮影した動画を、もっと観て楽しめるように編集したいと考える人も多いのではないでしょうか。 しかし、動画編集の有料版をいきなり購入するのは、躊躇してしまいます。無料版があればどのようなものかを、試してみることも可能です。
モザイクをかける機能を持つ代表例としての動画編集ソフトFilmoraを紹介します。「Filmora」は無料体験版を利用出来ますので、これは願ってもないチャンスと思います。 そして、パソコン初心者と言われる方でも編集操作が簡単にでき長年の夢だった動画編集が可能です。使える機能も音楽挿入やトランジション、フィルター分割など盛り沢山備わっています。
◆Filmoraでモザイクを動画にかける方法
Filmoraは、シンプルで直感的な操作ができるので動画編集が初めての方にもおすすめのソフトです。
mp3をはじめ、多数の拡張子にも対応しているので少々古い動画を編集したい場合にも便利です。
Filmoraでモザイクを動画にかける方法は、以下の手順で行います。
①モザイクをかけたい動画をタイムラインにドラッグ&ドロップし、エフェクト内のモザイクを選択
②プレビュー画面を見て範囲や濃度を調整する
なお、モザイクの種類やぼかし具合も全7種類から選べます。
◆背景のみをぼかしてモザイクにする
Filmoraならば、以下の方法で背景のみをぼかし効果をつけられます。
①「モザイク」のエフェクトを追加
②もう一度同じ動画素材をタイムラインに追加し「ビデオエフェクト」→「AIポートレート」から「セグメンテーション」を追加
なお、この時には同じ動画の上部分にセグメンテーションをかけ、モザイクを挟み込む形で挿入してください。
並び順が違うとモザイクが正しく人物を透過しない可能性があります。
この方法で、背景のみにぼかしがかけられます。モザイクの種類や薄さは自由に調整が可能です。
撮影場所などを特定されたくない動画をアップしたい場合などに活用しましょう。
◆モザイクを動画トラッキングする
モーショントラッキングとは、人物の動きに合わせてモザイクなどを追いかけて追加できる機能です。
例えば、走る車のナンバーにだけモザイクをかけたい場合などに適しています。
トラッキング方法は、以下のとおりです。
①動画編集を始める前にモーショントラックの横にあるチェックボックスをオンにし、トラッキングしたいオブジェクト上にボックスを移動する
②追跡開始をクリックしてエフェクトやモザイクをレンダリングする
③リンクから事前に追加しておいたモザイクタブを選択する
また、モザイクだけでなくスタンプなどもトラッキングできるので、アニメーションと実写を合わせたような動画を作りたい場合にも活用してみましょう。
◆Filmoraの特徴について
直感操作で編集自体はなんとかなってしまうところがいいと思います。 チョットこだわったオリジナルの作成を希望しているならFilmoraをお勧めします。 なお、ホームページでは日本語で動画を使用して操作ガイドを観る事が出来ます。 さらに、工程毎に詳細な操作ガイドをあり、初心者でも安心して編集できます。 メールでの問い合わせも、日本語に対応していますので困ることはないと思います。 編集後もプレビューで確認できますし、DVDなどに保存できます。 なお、YouTubeなどにそのままアップできますので、皆さんに見てもらうには好都合かと思います。
最近リリースされた新バージョンには、テキストから画像が生成されるAI画像生成、複雑な切り抜きを一瞬でAIスマートマスク機能、パネルからジャンルをカスタムし音声を自動生成するAI音楽ジェネレーター、動画内の音声を自動認識し編集可能なテキストを生成するAIテキストベース編集などの新機能はたくさん追加されました。
【AI動画編集】AI Copilot編集/AI動画生成/AIテキストベース編集📝新機能を徹底解説
まとめ.動画にモザイクをかけるならFilmora
モザイクをかけたい場合、画面全体のみならず、人物だけや物体の一部分だけにモザイクをかけたい場面も多いでしょう。
Filmoraならば、画面全体、動画の一部だけ、背景だけと自由自在にモザイクがかけられます。
しかも、すべての操作はクリックかドラッグで可能です。また、加工した動画はそのままYoutubeなどに投稿ができます。
面倒な操作をせずに、複雑な加工をしたい場合は、ぜひFilmoraを活用してください。
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