YouTube動画におすすめのフォントは?字幕の編集方法やおすすめポイントを紹介!
YouTube動画の編集をしていると、「字幕のテロップはどうしよう...」と悩むことがあるのではないでしょうか。フォントにはさまざまな種類が存在するので、選び方に迷ってしまうかもしれません。しかし字幕やテロップのフォントは動画の品質に影響する要素なので、適切な字体を選ぶことが大切です。
今回は、YouTubeの字幕やタイトルなどにおすすめのフォントの紹介や、使用するポイントなどについて解説します。YouTubeで活用できる魅力的なフォントを知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
字幕のフォントの重要性
そもそも、「どうしてフォントが重要なの?」と気になる方がいるかもしれません。したがって、まずはフォントの重要性を理解しておきましょう。結論からお伝えすると、字幕のフォントは動画の世界観に影響します。例えば楽しい動画を作る際はポップなゴシック体などを利用することで、より楽しい世界観を演出できます。
一方で高級感や静けさを演出する際は、線の細い明朝体などが適切かもしれません。フォントの丸みや線の細さによって、視聴者に与える印象に変化が生じます。そのため作りたい動画にあったフォントを選ぶことが大切なのです。
またフォントの選び方をより理解したい方は、下記の記事も参考にしてください。
YouTubeの字幕やタイトルにおすすめのフォント5選!
それでは、YouTubeの字幕やタイトルにおすすめのフォントを紹介します。今回は、下記の5つを紹介します。
- Sans-Serif(サンセリフ)体
- ラノベPOP
- たぬき油性マジック
- はんなり明朝
- 無心(むしん)
- チカラヅヨク
各フォントの特徴や使用シーンなどについて解説するので、自分にあったフォントをお試しください。順番に解説します。
1.Sans-Serif(サンセリフ)体
Sans-Serif(サンセリフ)体は、YouTubeだけではなくさまざまな媒体で使用されているフォントの一つです。非常にシンプルなフォントであり、文章の読みやすさに定評があります。したがってYouTubeの字幕でシーンの説明などに活躍するでしょう。映画やドラマでも使用されるフォントでもあり、どのような世界観にも馴染むことが特徴といえます。したがってSans-Serif(サンセリフ)体は、無難なフォントを利用したい方にぴったりといえるでしょう。
2.ラノベPOP
ラノベPOPは、手書き感のある可愛らしいゴシック体を貴重にしたフォントです。楽しい世界観のYouTube動画に活用されている傾向があり、親しみやすいフォントであることが特徴です。漢字やひらがなにも対応しているので、字幕として問題なく使用できます。やや暗い世界観のYouTube動画には明るすぎる印象はありますが、読みやすくてユニークなフォントを希望する方は、ラノベPOPを使ってみるとよいでしょう。
3.たぬき油性マジック
たぬき油性マジックは、広告などでも使用されるフォントの一つです。日本語以外の言語にも対応した字体であり、力強さと可愛さを兼ね備えていることが特徴といえるでしょう。動画内で商品紹介などをする際に利用されるフォントでもあり、商業的な側面があることもメリットと考えられます。油性マジックの色合いなので、視聴者にも楽しんでもらえるでしょう。汎用性の高いフォントでYouTubeの字幕を作ってみたい方は、ぜひたぬき油性マジックをお試しください。
4.はんなり明朝
はんなり明朝は、築地体をモチーフにした明朝体のフォントです。一般的な明朝体よりも角が丸くなっており、全体的な線も細くなっています。そのため、柔らかい明朝体を使用したい方におすすめのフォントといえるでしょう。楽しい世界観の演出には不向きな印象はありますが、静けさや高級感、優しさなどを伝える際に活躍するフォントと考えられます。ただし、はんなり明朝は線が細いフォントのため、サイズが小さいと読みづらくなる可能性があります。したがって、はんなり明朝を利用する際は、プレビュー画面で確認しながら文字の大きさに注意してください。
5.無心(むしん)
無心(むしん)は、「無心で殴り書き」をイメージしたフォントです。全体的に柔らかい印象があり、「何も考えていないシーンの演出」などに利用されています。例えばYouTube動画のトークで上の空の返事をする際に、無心(むしん)を利用することでよりユニークな印象を与えられるでしょう。フルテロップや長文などに使用すると幼稚になるかもしれませんが、使用する場面によっては無心(むしん)は活躍するフォントと考えられます。
6.チカラヅヨク
チカラヅヨクはその名のように、マジックで殴り書きをしたような力強いフォントです。演者が叫ぶシーンなどで利用されるフォントの一つであり、視聴者に強烈な印象を与えられることが特徴といえるでしょう。ユーザーのインパクトに残る字体なので、強く伝えたいメッセージなどにも活用できるかもしれません。ただし【チカラヅヨク】を多様すると、視聴者はやや疲れてくる可能性があります。したがって【チカラヅヨク】はフルテロップなどではなく、動画のタイトルや特定のシーンのみでの利用をおすすめします。
関連記事:動画制作に最適なフォントの選び方とフリー「英語&日本語フォント」まとめ
YouTube動画の字幕でおすすめのフォントを使用するポイント
ここからは、YouTube動画の字幕でおすすめのフォントを使用するポイントを見ていきましょう。今回は、手軽に高品質な動画を作成できるソフト【Filmora】を使ったやり方を紹介します。Filmoraは全世界のクリエイターに愛用されている動画編集ソフトの一つであり、操作性と多数の動画素材を利用できることが魅力です。話題のAI機能を利用できるので、ぜひ活用してみてください。
場面によってフォントの大きさを調整する
フォントの大きさは、演者の話し声や動画のシーンによって変更するとよいでしょう。例えば出演者が大きな声で話すシーンや、より楽しみを感じられる場面などでは、テキストを大きくするとより動画の世界観を演出できます。なおFilmoraでのフォントサイズ変更の方法は、下記の通りです。
- テキストクリップをダブルクリックする
- フォントサイズを変更する
動画の内容やシーンによってテキストを編集することで、クオリティがグッと高くなるので、ぜひ活用してください。
複数のフォントスタイルを使用する
演者が複数人いる場合は、さまざまなフォントを活用するとよいでしょう。理由は、誰が話しをしているかわかりやすいからです。例えばFilmoraには多数のフォントが搭載されているので、さまざまなテキストスタイルを活用できます。
またフォントではなく色を変更するだけでも、動画内にメリハリを付けることが可能です。
視聴者が見やすい動画を意識して、適切なフォント編集を行いましょう。また下記の記事では、YouTubeでおすすめのフォントの選び方を紹介しています。YouTube動画の制作をしている方は、ぜひ参考にしてください。
関連記事:YouTube動画におすすめ!おしゃれなテロップ(字幕)用フォント種類別まとめ
読みやすい位置にフォントを配置する
フォントの種類だけではなく、テキストの配置にも注意しましょう。理由は、字幕やテロップの場合、画面の下側に表示させる方が読みやすいとされているからです。またFilmoraであれば、プレビュー画面のマウス操作でテキストを移動させることが可能です。
動画編集ソフトによっては、テキストの配置は数値で設定する必要があります。したがって直感的に利用できるソフトを使いたい方は、Filmoraをお試しください。
世界観にあったフォントに調整する
Filmoraには、さまざまなフォントが搭載されています。そのため、動画の世界観にあったフォントを利用することが可能です。テキストクリップをダブルクリックして【フォント】のプルダウンを開くことで、Filmoraに搭載されているフォントを確認できます。
動画の雰囲気に合わせたフォントを使用することで、作品の世界観を統一できるでしょう。ぜひさまざまなフォントを活用してください。
デザインされたテキストを活用する
より質の高いテキストを作成したい方は、Filmoraの【デザイン文字】を使用してみましょう。デザイン文字とはその名の通り、装飾されたテキストのことです。【タイトル】の【デザイン文字】にある素材を選択するだけで簡単に利用できます。
さらにテキスト編集メニューにある【高度編集】をクリックすれば、テキストの不透明度やアウトラインの色など、より細かい編集をすることが可能です。デザイン文字を編集すれば、手軽に高品質なテキストを作成できるでしょう。
編集したフォントはテンプレートとしても保存できるので、ぜひ活用してください。
字幕のフォントを設定する際の注意点
ここからは、字幕のフォントを設定する際の注意点を紹介します。具体的には下記の通りです。
- 文字数を最小限に抑える
- 「見やすさ」を最優先に考える
- フォントによっては商用利用できない
順番に見ていきましょう。
文字数を最小限に抑える
フォントを魅力的にデザインしたり、適切な位置に配置したりしても、文字数が多い字幕は視聴者にストレスを与えます。例えばYouTube動画でフルテロップを行う際に、画面に50文字の字幕が表示されると動画を見る気が失せてしまいます。そのため字幕で使用する文字数は、10〜14文字前後に収めるとよいでしょう。ただしフォントの大きさによっても字数は変更する必要があるので、随時適切な文字数を考えることが大切です。
「見やすさ」を最優先に考える
動画の世界観にあったフォントを使用することは大切ですが、字幕の目的は「動画の内容を理解してもらう」ことです。そのため演出だけではなく、視聴者に寄り添ったフォント選びをすることが大切といえます。例えば高級感を演出したいあまり明朝体を多様すると、文字の線が細すぎてユーザーは理解に苦しむかもしれません。もし世界観を崩したくない場合は、無難に利用できるSans-Serif(サンセリフ)体などを試してみるとよいでしょう。
YouTubeの字幕フォントに関するよくある質問
最後に、YouTubeの字幕フォントに関するよくある質問を紹介します。
動画編集で人気のあるフォントは?
結論からお伝えすると、制作する作品によって異なります。例えばバラエティ番組などであれば、ポップなフォントを使用することが一般的です。しかしファンタジー作品やホラー作品などでは、動きのある明朝体の方が適切かもしれません。とはいえ全体的には、Sans-Serif(サンセリフ)体などが多く使用されている傾向があります。
YouTubeでおすすめのフォントは?
クリエイターによっても異なりますが、YouTubeではポップなフォントが利用されている傾向があります。というものYouTuberの多くは「楽しい動画」を作っていることが一般的であり、フォントや文字の色なども楽しさが伝わるものを選んでいると考えられます。しかしシーンによっては、明朝体や手書きフォントなども活用できるでしょう。
まとめ:魅力的なフォントで字幕を作るならFilmora!
本記事で紹介したフォントはYouTubeや、さまざまな映像作品で活躍する字体といえるでしょう。しかしフォントの種類は多数存在します。そのため、今回紹介した以外のフォントも参考にして、自分にあった字体を活用しましょう。
またテキストの編集が苦手な方や、おしゃれなフォントを活用したい方にはFilmoraをおすすめします。Filmoraには装飾された【デザイン文字】が用意されているので、自らテキストを編集する手間は必要ありません。文字起こし機能も搭載されているため、効率的に字幕を作成できるでしょう。高品質なツールに興味のある方は、ぜひFilmoraを無料ダウンロードしてみてください。
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