近年はYouTubeや動画配信サイトでも4K動画が増えてきており、手軽に高画質な動画を楽しめるようになってきました。中には世界の名所や風景を4Kの高画質で録画し、その映像をフリー動画として公開しているものもたくさんあり、これらの4K動画を保存して活用したいと思った方も多いのではないでしょうか。
YouTubeや動画配信サイトで公開されている4K動画を保存するときは注意すべき点がありますが、その注意点にさえ気をつければ合法的に保存することができます。
この記事では、YouTubeやフリーの4K動画を保存するときの注意点、そしてその保存方法を詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
Part1.youtube4K動画を保存する際の注意点
YouTubeで公開されている4K動画を保存(ダウンロード)する際はいくつかの注意点があります。しっかり確認しておきましょう。
1-1.著作権の確認
YouTubeに投稿された4K動画は、動画の投稿者が著作権を持っています。個人で楽しむ以外の目的で動画を保存することは著作権侵害にあたる場合がありますので、注意しなくてはいけません。
YouTube4K動画を保存する前には、投稿者が明示している使用条件や注意事項を必ず確認するようにしましょう。
1-2.違法保存の禁止
YouTubeには公式のミュージックビデオやテレビ番組、映画などが公開されていることがあります。YouTube上で視聴する分には何の問題もありませんが、これらの動画を無断で保存することは違法行為にあたります。
YouTube側から警告されてからも違法保存を続けていると、最悪の場合、法的措置を取られる可能性もゼロではありません。YouTubeでは、フリーの動画素材や著作権フリーの動画だけを保存するようにしましょう。
1-3.保存形式の選択
YouTubeの動画を保存する際は、保存した動画をどの環境で再生したいかをあらかじめ決めておき、その再生環境に合った形式で保存するようにしてください。
保存形式の中でもMP4は多くのデバイスでの再生に対応しており、非常に汎用性が高いです。どの保存形式にすればいいか悩むときはMP4を選ぶことをおすすめします。
Part2.フリー4K動画を保存する方法
著作権を侵害しない範囲であれば、フリー素材サイトや公式が配布している4K動画を保存することができます。
例えばPixabayや動画ACなどの無料ダウンロードができる動画素材サイトでは、個人で活用するだけでなく商用利用も可能な4K動画が提供されています。これらの動画であればどれだけ保存しても問題ありません。ただし、中には加工や再配布しないことが条件の動画素材もありますので、保存する際は必ず利用規約を確認するようにしてください。
無料で利用できる動画素材サイトを活用して、ハイクオリティな動画を作成してみましょう。
Part3.保存したyoutube4K動画を効率的に管理・編集|Filmora
YouTubeの4K動画は高画質な分、ファイルサイズも非常に大きくなりがちです。ここでは保存したYouTubeの4K動画を効率的に管理・編集できるおすすめソフト「Filmora」と、Filmoraを使った編集テクニックをご紹介します。
3-1.YouTubeの4K動画を効率的に編集できるソフト:Filmora
- 豊富な動画エフェクトとクリエイティブアセット
- コンテンツ作成のための高性能なAI
- 初心者でも使いやすい直感的なインターフェイス
- Mac、Windows、iOS、Androidで動作

Filmoraとは、Wondershare社が開発した動画編集ソフトです。シンプルな画面設計でありながら便利な機能が多数搭載されているので、初心者から上級者まで使いやすいソフトとなっています。
Filmoraは4Kの高画質な映像出力にも対応。4K出力に対応していない動画編集ソフトだと、せっかく高画質なYouTube4K動画を編集しても出力するときに画質が落ちてしまいます。Filmoraであれば、YouTube4K動画を使って編集した動画を圧縮せずそのままの形式で出力できるので、元々の映像の美しさを損なわず高画質で保存できます。
3-2.不要部分をカットして容量削減
保存したYouTube4K動画の一部分だけを活用したいのであれば、不要な部分をカットしてみましょう。カットした部分が多ければ多いほど容量が削減できて、さまざまな用途で扱いやすくなりますよ。
トリミング機能は多くの動画編集ソフトで搭載されており、もちろんFilmoraにも搭載されています。Filmoraでは不要部分の前後を選択して分割するだけなので、簡単に不要部分を取り除くことができて便利です。
▶Filmoraでの具体手順
Filmoraでのトリミング手順はとてもシンプル。まずは動画編集画面を開き、不要部分をカットしたい4K動画素材をタイムラインへ追加しておきましょう。
追加できたら、トリミングしたい部分の先頭にヘッドを移動させて「分割(ハサミ)」ボタンをクリックしてください。
タイムライン上で動画が分割されました。続いてトリミングしたい部分の最後尾までヘッドを移動させて、もう一度「分割(ハサミ)」ボタンをクリックします。
これでトリミングしたい不要な部分だけが分割された状態になりました。
あとはこの部分をクリックで選択状態にして、キーボードのDELキーを押すと削除できます。
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3-3.軽量コーデック・圧縮形式で保存
YouTube4K動画は、保存する際に使うコーデックや動画形式(圧縮形式)によってファイルサイズが大きく変わってきます。
特に次世代の動画圧縮方式である「HEVC(H.265)」を使えば、画質を保ったまま高い圧縮率を実現できるので、長時間の4K動画でも大幅にファイルサイズを抑えられるでしょう。
▶Filmoraでの具体手順
Filmoraではさまざまな圧縮形式で動画出力が可能です。編集が終わった動画をエクスポートしてみましょう。編集画面右上にある「エクスポート」をクリックします。
エクスポートの画面ではさまざまな出力項目を変更できますが、「エンコーダ」の部分にはプリセットされたコーデックの切り替えができるので、好きなコーデックへ変更してください。
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3-4.フレームレートや解像度の調整
4K動画は非常に高画質なので、環境によってはスムーズに再生されず動作が重たいと感じられることがあります。こんなときにはフレームレートや解像度を調整してみましょう。
フレームレートを30fpsに設定、解像度をフルHD(1080p)まで落とせば、ほとんどの環境でスムーズに再生できるようになります。フレームレートと解像度を調整した動画はファイルサイズも抑えられ、取り扱いやすくもなるので便利です。
▶Filmoraでの具体手順
Filmoraでは、エクスポート画面でフレームレートや解像度を自由に調整できます。
「エクスポート」ボタンをクリックして、設定画面を開きましょう。
エクスポート画面が開いたら「詳細設定」をクリックしてください。
詳細設定の画面では、ファイルサイズに影響する「解像度」や「フレームレート」「ビットレート」などが変更可能です。
設定変更後にどの程度ファイルサイズが変わるのかも表示されるため、各項目の数値を変更しながら最適なファイスサイズへ調整することができます。
3-5.クラウドや外部ストレージを活用
保存した4K動画はファイルサイズが大きく、PCだけに保存していると空き容量を圧迫してしまいます。GoogleDriveやDropboxといったクラウドストレージや物理的な外付けストレージを活用すれば、PCの空き容量に余裕を持てるようになるでしょう。
Filmoraからだと専用のクラウドストレージも利用できるので、4K動画のファイスサイズが心配な方はぜひ活用してみてください。
▶Filmoraでの具体手順
FilmoraではWondershareアカウントを登録すれば、誰でも1GBのクラウドストレージを利用できます。Filmora Cloudではダウンロードした4K動画ファイルはもちろん、作成途中のプロジェクトファイルを自動アップロードすることも可能です。いつも編集作業をしているパソコンとは違うパソコンとプロジェクトファイルを共有するといった使い方もできるので、いつでも編集作業が行えます。
Filmora CloudはFilmoraのトップ画面から開くことができます。画面を開くと現在のクラウドストレージの空き容量や、アップロードされているプロジェクトファイルの一覧なども確認できます。
空き容量が表示されているエリアをクリックすると、ブラウザ上でクラウドストレージを開くこともできます。
ブラウザでクラウドストレージを開くと、既にアップロードされているファイルやプロジェクトファイルを確認することができます。画面右上の「メディアを追加」ボタンをクリックすれば、パソコンのローカル上にあるファイルのアップロードが可能です。
新しくダウンロードしてきたYouTube4K動画や、ダウンロード済みのフリー動画素材などをクラウドストレージへアップロードしておけば、PCのストレージ不足に悩むことがなくなるでしょう。
Part4.FAQ|youtube4K動画保存に関するよくある質問
最後にYouTube4K動画保存に関するよくある質問と回答をご紹介します。疑問を感じたときの参考にしてみてください。
Q1.フリー素材の4K動画は安全に保存できますか?
はい。著作権フリー素材サイトから提供されている4K動画は、安全にダウンロードすることができます。
ただし、動画素材配布サイトには利用規約が設けられているのが一般的です。商用利用がOKか、ダウンロードした4K動画素材の二次加工が許可されているかなどはサイトや素材ごとに異なりますので、4K動画をダウンロードする前に利用規約を確認するようにしてください。
Q2.YouTube 4K動画を合法的に保存する方法は?
YouTubeが公式で提供しているオフライン保存機能を活用すれば、著作権フリーとなっている4K動画を合法的に保存することができます。
この機能はあくまでも著作権フリーとなっている動画のみダウンロードできる機能なので、すべての4K動画を保存できるわけではありません。著作権フリー以外の動画を無断保存することは違法になるので注意してください。
Q3.保存した動画をスマホだけで編集できますか?
はい。動画編集アプリを使えば、保存した4K動画をパソコンを使うことなくスマホだけで編集することができます。
Filmoraのスマホアプリでは、パソコン上で使うFilmoraと比べても遜色ないほどの動画編集が行えます。不要な部分のトリミング、テロップ追加、BGM挿入などもスマホ1つで完結できるでしょう。
Q4.Filmoraで容量の大きい4K動画を扱うコツは?
Filmoraは容量の大きい4K動画であっても問題なく処理できますが、長時間の4K動画だと編集したり出力したりするのも大変なので、できるだけ不要な部分をカットして編集しやすくするのがコツです。容量を削減すればよりスムーズに編集できるようになるため、作業の効率化にもつながります。
また、動画編集を行うPCのスペック不足が心配であれば、Filmoraのプロキシ編集を試してみてください。あらかじめプロキシファイルを作成しておくことで、PCに負担をかけずにスムーズな編集が可能となるでしょう。
まとめ:FilmoraでYouTube4K動画を効率的に編集!
YouTubeやフリー素材サイトから保存した4K動画は、各サイトの利用規約や著作権などを守れば問題なく保存・活用ができるでしょう。そして、保存した動画を効率的に整理したり編集したりするには、操作性がシンプルで多機能な動画編集ソフトがおすすめです。
Filmoraは高画質な4K動画をスムーズに編集&管理ができる機能を多数搭載しており、トリミングやエンコーダを使った圧縮はもちろん、クラウド保存やスマホアプリなども揃っているので、パソコンでもスマホでもどこでも自由に編集することができます。YouTubeや動画素材サイトで保存した4K動画をもっと便利に楽しみたい方は、ぜひFilmoraを活用してみてください。
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