Facebook Messengerのビデオや写真を送信ができない原因と解決方法

インターネットが当たり前になった昨今。多くの人がSNSを利用しており、複数のアカウントを持っている方も多いのではないでしょうか。その上で、グローバルに利用されているSNSとして、Facebookが挙げられます。

Facebookは最も人気のあるソーシャルメディアのウェブサイト及びアプリケーションの1つであり、現在はFacebook Messengerが世界中のトップメッセージングアプリの1つとなっています。Facebook Messengerではテキストメッセージや写真、ビデオや音声メモを簡単に送信でき、日頃から利用している方もいるのではないでしょうか。

ただ、利用している方の中には「Facebook Messengerはビデオや写真を送信できない！」という問題に悩まされている方もいるかもしれません。その上で今回は、その問題の解決方法についてご紹介します。

Facebook Messengerがビデオや写真を送信できない理由

原因1：ネットワークに問題がある

Facebook Messengerでビデオや写真が送信されない最も一般的な問題は、ネットワークの問題です。Wi-Fiが正常に機能していないか、携帯キャリアに問題が発生している可能性があります。また、データ量が使い果たされていたり、データを送るのに十分な速度が無く、送信まで遅くなっていったりする可能性も考えられるでしょう。

原因2：ストレージに問題がある

Facebook Messengerで送信できない原因として、デバイスのストレージに問題がある場合もあります。ストレージの容量が足りなかったり、キャッシュメモリーが最大値に達して、新しい情報をアプリケーションに登録できなかったりなどの問題が生じている場合、ビデオや写真などを送れないことがあります。

原因3：ファイルサイズが大きすぎる

もし写真やビデオを送ろうとしているのであれば、ファイルサイズを見直してみましょう。アップロードが失敗するのは、アップロードしようとしているファイルが、Facebookメッセンジャーで設定された制限を超えているかもしれません。メッセンジャーでは、メディアファイルのサイズが25 MBを超えないように設定されています。サイズが制限を超えると、Facebookメッセンジャーでエラーメッセージが表示されます。

原因4：セッションの有効期限切れ

Facebookメッセンジャーには、ログインセッションの有効期限があります。セッションの有効期限が切れると、ログインセッションの有効期限切れのメッセージが表示されます。これも、メッセンジャーがビデオや写真を送信しない原因となるため、注意しましょう。

原因5：受信者から制限もしくはブロックされている

もしビデオ・写真の横に空の円が表示されている場合、送信中に受信者から制限されたかブロックされた可能性があります。

また、ビデオや写真を送信した後、受信者がアカウントを無効にした場合も送信されません。

iPhoneおよびAndroidで問題を解決する方法

もしきちんと送信されないのであれば、下記の方法で問題に対処してみましょう。なお、全ての方法がiPhoneとAndroid双方で利用できるとは限らないため、使っているデバイスに合わせてチェックしてみてください。

方法1：ネットワーク設定を見直す

Wi-Fi接続が正常かどうかを確認し、問題がある場合はルーターを再起動して、Wi-Fiネットワークに再接続してみましょう。モバイルデータを使用している場合、信号が弱いかデータプランの期限が切れている可能性があります。電波の強いところに環境を変えてみたり、データプランを見直してみたりしましょう。

もし通信が弱い場合は、通知パネルをドロップダウンし、Androidの場合はトグルを設定しましょう。iPhone/iOSの場合は、上部からスワイプダウンしてコントロールセンターを開きます。飛行機モード/フライトモードをタップし、圏外にさせましょう。その後、再度タップすると、すべての接続がオンになります。

これにより、再度繋がって通信環境が良くなる可能性があります。

方法2：電話のストレージの問題

もしAndroidならば、電話の設定を見直してみましょう。設定に移動してアプリをクリックし、Messengerまでスクロールします。Messengerをタップすると、MessengerのApp情報メニューが開きます。

メニューにはさまざまなオプションといくつかの統計情報が表示され、ストレージをタップすると、デバイスのストレージの使用状況の詳細が表示されます。

下部には、このメニューでのキャッシュのクリアとデータのクリアの2つの主なオプションが表示されます。まず、「キャッシュをクリアする」をタップして、不要な一時設定や余分なデータを削除しましょう。

もしキャッシュのクリアで問題が解決しない場合は、「データのクリア」をタップしてみるのがおすすめです。「データのクリア」ではアカウントがデバイスから削除され、すべての権限と設定がリセットされます。

なお、Facebook Messengerに再ログインする必要がありますが、写真やビデオ、個人データは削除されません。

iOSではキャッシュを削除する場合、デバイスを再起動する必要があります。ただ、状況によってはFacebook Messengerを削除して再インストールする必要があるかもしれません。

設定からiPhoneのストレージに移動し、Facebook Messengerまでスクロールします。 Messengerをタップすると、アプリを削除するオプションが表示されます。 削除してからApp Storeを開き、簡単にFacebookメッセンジャーを再インストールし、ログインして送信できるか確かめてみましょう。

方法3：ファイルサイズの問題

Facebook自体は最大4GBのファイルをアップロードできます。 ただし、Facebook Messengerの制限は25MBであるため、それ以上のサイズのメディアファイルは送信できません。

手軽な解決策としておすすめなのが、WonderShare Filmoraといったビデオ編集ソフトウェアを使用することです。 例としてWonderShare Filmoraは多機能な強力なソフトウェアで、メディアをコンパクトにしてサイズを小さくすることも可能です。

例えばビデオの場合、無駄なシーンを少しカットしたり、品質を下げたりすることで解決できます。 また、1280 x 720の解像度でエクスポートすれば、品質はわずかに低下しますが、ビデオのサイズが大幅に減少し、Facebook Messengerのサイズ制限に引っかかりにくくなるでしょう。

別の方法として、写真やビデオをzipファイルに圧縮して、それをドキュメントとして他の人に送信したり、Googleドライブのようなオンラインストレージドライブにアップロードして、Facebook Messengerでリンクを共有したりすることも挙げられます。元の品質で送れるため、どうしても品質を下げたくない場合におすすめです。

方法4：再度ログインする

セッション切れで送信できない場合の解決方法は非常に簡単です。以下の画像のようなものが表示されたら「OK」をタップし、再度ログインしましよう。

ログインできれば、ビデオ、写真を簡単に送信できます。

受信者が原因の問題は解決できない

もし受信者から制限されていたり、ブロックされていたりする場合は、解決できません。そのため、どうしても連絡したい場合は、別のデバイスやアプリケーションを使用しましょう。

iPhoneとAndroidでメッセージが送信されない場合

テキストメッセージが送信されない場合、最も一般的な問題はネットワークの問題です。電波が弱かったり、圏外だったりする場合は送信できません。

携帯電話の電波問題を解決するには、フライトモードをオンにして全ての接続を切断し、その後フライトモードを切って接続を再確立する必要があります。これにより、再度つながって送信できるようになるでしょう。また、電波の強い環境に移動して繋げ直すのも有効的な手段です。

Wi-Fiの場合、電話を別のWi-Fiネットワークに再接続するか、ルーターを手動で再起動して繋げ直しましょう。

まとめ

Facebook Messengerでビデオや写真、またはメッセージを送信できない原因は複数あります。ただ、その原因ごとに解決方法があるため、まずはなぜ送信できないのが調べることから始めましょう。その上で、この記事を読みながら問題の解決を目指してみてください。