卒業式や卒園式に欠かせないのが、卒業生・卒園生の入場を彩るBGM。どんな音楽を選べばいいのか、音楽の尺が足りなくならないかなど、実は気を遣うことが多いものです。
そこでこの記事では、卒業式や卒園式の入場シーンにおすすめの曲を、定番のクラシックから明るいポップスまで幅広くご紹介。さらに、動画編集ソフト「Filmora」を使って、自然なフェードイン・フェードアウトを加えたり、アナウンスとバランスを合わせたりする方法もわかります。
Part1. 卒業式・卒園式におすすめの入場曲9選
さっそく、卒業式・卒園式の入場曲として人気の高い曲を紹介します。曲名になじみがなくても、聞けば「あっ!」と思い当たるはず。YouTube動画も載せているので、ぜひ「うちの学校/園ではこれがいいかな?」と考える参考にしてみてください。
1-1. 定番のクラシック入場曲3選
まず、伝統を感じさせるクラシックの入場曲をご紹介します。明るさと厳かさを兼ね備えるクラシックは、小学校から大学まで、幅広い学校での卒業式にぴったりです。
▶威風堂々(エルガー)|約6分半
イギリスの作曲家・エルガーが作曲した「威風堂々」は、卒業式の入場曲として不動の人気を誇ります。曲名も雰囲気も、胸を張って式典に臨む卒業生にぴったり。吹奏楽や管弦楽としても定番なので、在校生によって演奏されることも多いようです。
▶春(ヴィヴァルディ『四季』より)|約10~12分
3月の卒業式・卒園式の入場式としてぴったりなのが、ヴィヴァルディの『春』。明るく軽やかなメロディーは、卒業生・卒園生の歩みを華やかに彩ってくれます。全3楽章で、それぞれ約2分半〜4分程度なので、長さの調整をしやすいのもメリットです。
▶カノン(パッヘルベル)|約4分
卒業式・卒園式にしっとりと落ち着いた雰囲気を出したいなら、入場曲としてパッヘルベルの「カノン」がおすすめです。メロディーが繰り返されるので、ループ設定もしやすいのが特徴。また、この曲に歌詞をつけた『遠い日の歌』も、卒業式の定番ソングとして親しまれています。
1-2. 明るく感動的な入場曲3選
続けて、小学校〜中学校の卒業式にぴったりな、明るい入場曲をご紹介します。在校生からの歌のプレゼントとしてもおすすめです。
▶旅立ちの日に|約4分半
ピアノと合唱で奏でられる、卒業式の定番ソング。卒業生の入場曲としても使いやすいゆったりとしたテンポです。中学校の先生が作ったというエピソードも含めて、中学校の卒業式では欠かせない一曲といえるでしょう。
▶栄光の架橋|約5分半
2004年のアテネオリンピックを機に、ゆずが作った一曲です。これまでの苦難を受け止め、希望へと進む歌詞と曲調は、これまでの学校生活を振り返り、未来へ足を進める卒業生の入場曲としてもふさわしい明るさと力強さを持っています。
▶桜の季節|約4分半
卒業に臨む気持ちを等身大で描いたこの曲は、新たな卒業ソングとして人気が高まっています。入場曲として使えば、どこか寂しくも爽やかな卒業式の幕開けを演出できるでしょう。軽やかなリズムは、中学〜高校の卒業式におすすめです。

Filmora卒業応援キャンペーン開催中!最大17,500円OFFを今すぐチェック!
1-3. 卒園式に人気の入場曲3選
幼稚園・保育園の卒園式では、園児たちが楽しく入場できるように、明るく親しみやすい曲が選ばれます。歌ったり、踊ったりといった演出を入れるのもよいですね。
▶さんぽ(となりのトトロ)|約3分半
「となりのトトロ」でおなじみのこの曲は、元気いっぱいの卒園生たちの入場にぴったり。リズムに乗って楽しく行進できるでしょう。少し大人っぽい雰囲気を出したいときはオーケストラやオルゴールアレンジを選んだりと、バリエーションも豊富です。
▶ビリーブ|約4分
感動的な歌詞と穏やかなメロディーは、保育園や幼稚園でたくさんのことを学んだ卒園生の入場曲として最適です。卒園式で保護者の方や先生方に贈る、歌や合奏のプレゼントとしてもよく使われます。
▶ドキドキドン!一年生|約2分半
卒園式のすぐ後に待っているのは、小学校の入学式。ワクワクドキドキの気持ちを表現した入場曲です。「ドキドキドン!」のところで振り付けを入れても、かわいらしいですね。約2分半と短めなので、卒園生が比較的少ないときに向いています。
Part2. 卒業式の入場曲を選ぶ際によくある問題
ここまで、卒業式・卒園式の入場曲としておすすめの曲を、定番のクラシックから明るいポップスまで紹介してきました。ただ、実際の場面では、なかなかイメージ通りにいかないことも。ここでは卒業式・卒園式の入場ソングを選ぶときに発生しがちな問題を見ていきます。
問題1:曲の長さが入場時間と合わない
卒業生・卒園生の人数によって、入場にかかる時間は大きく変わります。特に、例年よりも卒業生が多い場合は、用意していた曲の時間内に入場が終わらない、あるいは同じ曲をループしすぎて入場曲を聞き飽きてしまう……といったケースも起こりがちです。
問題2:音量バランスの調整が難しい
卒業式や卒園式が行われる体育館・講堂では、音楽の聞こえかたが変わることも多いもの。入場曲は必ず本番通りの環境で流して、聞こえ方を確かめておきましょう。特に気をつけたいのは、下記のようなトラブルです。
💡入場曲と司会者のアナウンスが被る
入場曲に対してアナウンスの音量が小さくて何を言っているかわからない、という事態が起きないよう、入場曲のボリュームに加えて、司会用マイクのボリュームも十分に調整しておきましょう。
💡音量が小さすぎる/大きすぎる
入場曲の音量が小さすぎて卒業生・卒園生の入場が盛り上がらない、逆に音量が大きすぎて耳が痛くなってくる、といったことがないようにしましょう。来賓席近く、会場の前の方、後ろの方、と複数の場所での聞こえ方を確認しておくのがおすすめです。
問題3:BGMの開始位置・終了位置が思い通りにならない
卒業生・卒園生の入場をスムーズにするには、入場開始〜終了まで、無音の時間を作らないのがポイントです。特に下記の2点については気をつけましょう。
💡サビから始めたいのにうまく調整できない
入場曲をサビから始めることで、入場開始時のインパクトを高められます。通常の再生機器では難しい演出なので、あらかじめ動画編集ソフト等を使って音源を編集しておくのがよいでしょう。
💡自然なフェードイン・フェードアウトができない
曲と曲のつなぎ目や、入場終わりのタイミングでBGMがブチっと途切れてしまっては、雰囲気が台無しです。用意されている機材で思い通りのフェードイン・フェードアウトができるかどうか、操作方法を確かめておきましょう。
問題4:BGMの著作権・使用許諾の問題
いい曲だからといって、YouTubeやCDの音楽をそのまま卒業式・卒園式の入場曲として使ってしまうと、著作権侵害となり思わぬトラブルを招くおそれがあります。使いたい音源を見つけたら、利用可能な範囲や、使用許諾の取り方を必ず確認しましょう。
関連記事:かっこいいBGM配布サイト5選と著作権法についてわかりやすく解説!
Part3. Filmoraで卒業式・卒園式の入場曲に関する問題を解決する方法
上記の通り、卒業式・卒園式の入場曲選びにはさまざまな課題があります。こうした問題の解決に役立つのが、動画編集ソフトFilmora。忙しい年度末の時間を節約し、卒業式・卒園式の入場シーンを感動的に演出できます。
3-1. 【問題1を解決!】オーディオストレッチで曲の長さを自由に調整
「問題1:曲の長さが入場時間と合わない」は、Filmoraの「オーディオストレッチ」機能で解決できます。
- あらかじめ、リハーサルなどで入場にかかる時間を計っておく
- Filmoraに入場曲を取り込み、タイムライン上に配置する
- 「オーディオストレッチ」を選び、オーディオクリップをドラッグして再生時間を延長/短縮する
この3ステップで、入場時間にBGMの長さをぴったり合わせられます。AIが自然なリミックスを行ってくれるため、音質や聴いた印象は元のままに保たれます。さらにフェードイン・フェードアウト処理も自然で、手動編集・調整の手間もありません。
関連記事:オーディオストレッチとは?動画の尺にあった音楽を作る方法まで解説!
3-2. 【問題2を解決!】オーディオダッキングで音声とBGMを自動調整
「問題2:音量バランスの調整が難しい」を解決するには、ナレーション中のBGM音量を下げる「オーディオダッキング」機能が最適です。
- Filmoraに、入場曲と司会アナウンスの音声データを取り込む
- 司会アナウンスのオーディオトラックを選択して、プロパティパネル「オーディオ」タブにある、「オーディオダッキング」を有効にする
- 音量のバランスを聞きながら、ダッキングの量やフェードの長さ・位置を調整する
アナウンスを聞きやすくしながらも入場曲の聞き応えを失わない、プロ品質のコントロールが可能です。
3-3. 【問題3を解決!】フェードイン・フェードアウト&トリミング機能
Filmoraには、「問題3:BGMの開始位置・終了位置が思い通りにならない」を解決してくれる機能も複数備わっています。
💡曲の好きな位置(サビなど)から再生を開始
曲の好きな位置から再生を始めるには、トリミング機能を使います。
- Filmora上に入場曲を配置します。
- オーディオクリップの開始地点を右側へドラッグするだけで、曲の冒頭部分をカットできます。
💡開始・終了時の音量をなめらかに調整
フェードイン・フェードアウトを使って、曲の入りや終わりをなめらかにできます。
- Filmoraのタイムライン上に入場曲を配置し、オーディオクリップをクリックします。
- 右側にあるプロパティパネルの「オーディオ」タブ→「調整」から、「フェードイン」または「フェードアウト」の値を調整します。
💡曲と曲との間をスムーズに切り替え
卒業式・卒園式の入場曲として複数の音源を使う場合は、「オーディオトランジション」機能を活用しましょう。音量のフェードイン・フェードアウトが自動的に設定されて、スムーズな聞き心地が実現します。
- Filmoraのタイムライン上に、入場曲を左右に並べて配置します。
- 画面上側のメディアパネルのタブを「トランジション」に切り替え、「オーディオトランジション」からお好みの切り替え効果を選びます。
- トランジションを、入場曲の境目のあたりにドラッグ&ドロップして配置します。
- 右側のプロパティパネルから、再生時間などを調整します。
3-4. 【問題4を解決!】「AI音楽」機能で著作権フリーの入場曲を作成
「問題4:BGMの著作権・使用許諾の問題」は、Filmoraが提供する「AI音楽」生成機能を使うことで解決します。
「AI音楽」機能で、思い通りのオリジナル入場曲を入手
Filmoraの「AI音楽」機能では、商用利用も可能なオリジナル音楽をわずか数分で生成できます。クレジットを表記したり、JASRACに利用申請を送ったりする手間もありません。
- Filmoraを起動し、メディアパネルの「オーディオ」タブから「AIオーディオ」→「AI音楽」の順に選択します。
- ほしい音楽のイメージをテキストプロンプトとして入力します。必要に応じて、「ジャンル」「ムード」「楽器」を選ぶこともできます。
- 「生成」をクリックすれば、自動的に指示通りの音楽ができあがります。
生成された音楽は、ほかの素材と同じように、タイムライン上にドラッグ&ドロップして配置し、きめ細かな編集を行えます。
下記に、プロンプト例をいくつか示します。
- 中学校の卒業式の入場曲。厳か、落ち着きのある、クラシック、式典用。
- 小学校の卒業式の入場曲。明るい、ポップ、希望、ピアノ
著作権を侵害するおそれなく、安心して使えるのが大きなメリットです。
関連記事:AIに音楽を歌わせよう!おすすめ便利サービス・ツール
Part4. 卒業式・卒園式の入場曲に関するよくある質問
Q1. 卒業式の入場曲として使う場合、使用許可申請は必要ですか?
基本的に、卒業式・卒園式の入場曲として既存の曲を使う場合は、JASRACまたは作者に利用申請を行い、使用料を払う必要があります。ただしCDなどによっては、学校・保育園などに限り、申請なしでの利用を認めているものもあるので、一度確認してみるとよいでしょう。
なお、Filmoraの「AI音楽」機能なら、著作権フリーで自由に使える音楽をあっという間に生成できます。
Q2. Filmoraの「AI音楽」で生成した楽曲は商用利用できますか?
はい! Filmoraの「AI音楽」で生成した楽曲は、商用・非商用を問わず、クレジット表記なしで自由にお使いいただけます。最近では卒業式・卒園式の様子をネットを通じて配信するケースもあるため、入場曲にも「AI音楽」で生成した著作権フリーの音楽を使っておくと安心です。
Q3. 曲の長さは何分くらいが適切ですか?
学校の規模や卒業生・卒園生の人数にもよりますが、おおむね5~10分程度になることが多いでしょう。入場曲を複数用意しておいて、フェードイン・フェードアウトでなめらかにつなげるようにしておくと、不慮の事態にも対応できるのでおすすめです。
まとめ. Filmoraで思い出に残る卒業式入場曲を完璧に演出しよう
学校生活の最後の思い出となる、卒業式。卒業生たちは、後輩や保護者、先生方に晴れがましい姿を見せようと張り切っていることでしょう。彼らの気持ちに応えるためにも、卒業式・卒園式の入場曲に手を抜くことはできません。ぜひFilmoraの「AI音楽」機能や音声編集機能を使って、卒業生・卒園生の新たな門出を、高クオリティな演出とともにお祝いしましょう!
役に立ちましたか?コメントしましょう!